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=== 初登場時からの変遷 ===
 
=== 初登場時からの変遷 ===
後述の通り、初登場作品である『[[新スーパーロボット大戦]]』では新兵ということもあり、かなりふざけた性格でおちゃらけた三枚目キャラという立ち位置であった。『[[スーパーロボットスピリッツ]]』の前日談小説では、その後の闘いや投獄で人間的に成長を遂げたことが明かされ、αシリーズに登場する際には、『スーパーロボットスピリッツ』での言動が採用されて現在に至っている。
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後述の通り、初登場作品である『[[新スーパーロボット大戦]]』では新兵ということもあり、かなりふざけた性格でおちゃらけた三枚目キャラという立ち位置であった。『[[スーパーロボットスピリッツ]]』の前日談小説では、その後の闘いや投獄で人間的に成長を遂げたことが明かされ、αシリーズに登場する際には、『スーパーロボットスピリッツ』での言動が採用されて現在に至っている。2021年現在、『新』の性格が他作品で採用されたのは『DD』の一部イベント内、それも'''一時的に変調をきたした際のみ'''であり、あくまでセルフパロディという扱いに留まっている。
    
OGシリーズではリュウセイの成長が再び描かれることになるのだが、『新』で見られた言動の多くは採用されておらず、オールドファンからは『良くも悪くも優等生化した』とも言われているようである。変更された設定で特に目立つ点は「命を大事にする」という王道主人公的な側面である。OGシリーズではゲーム大会の賞金を母親の入院費に充てようとしたり、軍人になった理由も母に満足な治療を受けさせる為だったりと、一貫して母親想いの一面がクローズアップされている。また、ラトゥーニがスクールで受けた扱いや、宿敵のテンザンが辿った悲惨な末路などから、人間の記憶や感情を操作し、実験動物として扱う相手に対しては怒りを隠さない。
 
OGシリーズではリュウセイの成長が再び描かれることになるのだが、『新』で見られた言動の多くは採用されておらず、オールドファンからは『良くも悪くも優等生化した』とも言われているようである。変更された設定で特に目立つ点は「命を大事にする」という王道主人公的な側面である。OGシリーズではゲーム大会の賞金を母親の入院費に充てようとしたり、軍人になった理由も母に満足な治療を受けさせる為だったりと、一貫して母親想いの一面がクローズアップされている。また、ラトゥーニがスクールで受けた扱いや、宿敵のテンザンが辿った悲惨な末路などから、人間の記憶や感情を操作し、実験動物として扱う相手に対しては怒りを隠さない。
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦}}
:初参戦作品。台詞や言動など今とは別人であり、戦争をゲーム感覚で楽しんでいるとも誤解されがちな言動が多々見られる(名台詞の節も参照)。OGシリーズでは、リュウセイのダークサイドとして描かれた[[テンザン・ナカジマ]]がこの当時のリュウセイに近い言動をとっている……どころか、2020年12月4日の生スパロボチャンネルで行われた『新』の実況プレイでは当時のリュウセイの言動を見た寺田プロデューサーに「(この時のリュウセイに比べれば)'''テンザンなんてまだまだ'''」と爆笑されていた<ref>ちなみに同席していた森住惣一郎氏はこの時のリュウセイのキャラ付けを物凄く気に入っており、寺田プロデューサーからも「森住が描いたら面白くなるキャラ」と認められている。</ref>。
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:初参戦作品。台詞や言動など今とは別人であり、戦争をゲーム感覚で楽しんでいるとも誤解されがちな言動が多々見られる(迷台詞の節も参照)。OGシリーズでは、リュウセイのダークサイドとして描かれた[[テンザン・ナカジマ]]がこの当時のリュウセイに近い言動をとっている……どころか、2020年12月4日の生スパロボチャンネルで行われた『新』の実況プレイでは当時のリュウセイの言動を見た寺田プロデューサーに「(この時のリュウセイに比べれば)'''テンザンなんてまだまだ'''」と爆笑されていた<ref>ちなみに同席していた森住惣一郎氏はこの時のリュウセイのキャラ付けを物凄く気に入っており、寺田プロデューサーからも「森住が描いたら面白くなるキャラ」と認められている。</ref>。
 
:また、ちゃんと生身の女性にも興味を示している面が多々見られる。開発中には[[カットイン]]も入れる予定だったが、容量不足でカットされた。
 
:また、ちゃんと生身の女性にも興味を示している面が多々見られる。開発中には[[カットイン]]も入れる予定だったが、容量不足でカットされた。
 
:能力面では攻撃重視で[[幸運]]も持つため成長は早いが、回避・防御系精神を全く持たないため受けに回ると不利。[[SRX]]に合体すれば欠点を補えるだけでなく、[[魂]]付きの念動爆砕剣で強力なボスキラーに。ちなみに、本作ではアヤは特殊技能として念動力を持っていたが、リュウセイは持っていなかった。
 
:能力面では攻撃重視で[[幸運]]も持つため成長は早いが、回避・防御系精神を全く持たないため受けに回ると不利。[[SRX]]に合体すれば欠点を補えるだけでなく、[[魂]]付きの念動爆砕剣で強力なボスキラーに。ちなみに、本作ではアヤは特殊技能として念動力を持っていたが、リュウセイは持っていなかった。
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:『DW』では、初めて[[量産型ゲシュペンストMk-II・タイプTT]]に乗った民間人のリュウセイに銃を突き付けた事がある。この時はイングラムの仲裁で事無きを得ており、禍根も残らなかった。
 
:『DW』では、初めて[[量産型ゲシュペンストMk-II・タイプTT]]に乗った民間人のリュウセイに銃を突き付けた事がある。この時はイングラムの仲裁で事無きを得ており、禍根も残らなかった。
 
;[[テンザン・ナカジマ]]
 
;[[テンザン・ナカジマ]]
:「バーニングPT」の大会の決勝でリュウセイと戦った男。GBA版では出場辞退の為にリュウセイが優勝したが、『DW』や『OGS』以後は彼がちゃんと出場し優勝した設定に変更された。その後DCに参加するも、搭乗機の[[ヴァルシオン改]]の「ゲイム・システム」の副作用で暴走し、狂気と共に散る…が、[[エアロゲイター]]は機体と共に彼を回収し、「[[ゲーザ・ハガナー]]」という新たな人格を与えてリュウセイと戦わせる。死の間際に自我を取り戻し、錯乱したまま命を落とすことになるが、リュウセイはそれを見て沈痛の面持ちを浮かべていた。
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:「バーニングPT」の大会の決勝でリュウセイと戦った男。先述のように、『新』時代のリュウセイを想起させるようなキャラクターをしており、『OG1』では対比存在になっている。
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:GBA版では出場辞退の為にリュウセイが優勝したが、『DW』や『OGS』以後は彼がちゃんと出場し優勝した設定に変更された。その後DCに参加するも、搭乗機の[[ヴァルシオン改]]の「ゲイム・システム」の副作用で暴走し、狂気と共に散る…が、[[エアロゲイター]]は機体と共に彼を回収し、「[[ゲーザ・ハガナー]]」という新たな人格を与えてリュウセイと戦わせる。死の間際に自我を取り戻し、錯乱したまま命を落とすことになるが、リュウセイはそれを見て沈痛の面持ちを浮かべていた。
 
;[[アギラ・セトメ]]
 
;[[アギラ・セトメ]]
 
:特脳研の被験体だったユキコに苛烈な実験を施した張本人で、リュウセイを激怒させる。
 
:特脳研の被験体だったユキコに苛烈な実験を施した張本人で、リュウセイを激怒させる。
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=== 戦闘台詞 ===
 
=== 戦闘台詞 ===
 
;「落ちちゃいなちゃ~い!」
 
;「落ちちゃいなちゃ~い!」
:『新』における戦闘台詞。あまりのフザケっぷりから、『新』のリュウセイを悪い意味で象徴する台詞である。さすがに『α』以降は採用されなくなっていったが、『[[無限のフロンティア]]』で[[小牟]]がパロディとして発言し、[[有栖零児]]に「それ、大丈夫なのか…?」と呆れられていた。『[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]』では[[ゲシュペンスト・ハーケン|フェニックス・ショウダウン]]のトドメ演出時に[[アシェン・ブレイデル|アシェン]]が'''リュウセイ本人の目の前で発言している'''。
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:『新』における戦闘台詞。あまりのフザケっぷりから、『新』のリュウセイを悪い意味で象徴する台詞である。さすがに『α』以降は通常では採用されなくなっていったが、『[[無限のフロンティア]]』で[[小牟]]がパロディとして発言し、[[有栖零児]]に「それ、大丈夫なのか…?」と呆れられていた。『[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]』では[[ゲシュペンスト・ハーケン|フェニックス・ショウダウン]]のトドメ演出時に[[アシェン・ブレイデル|アシェン]]が'''リュウセイ本人の目の前で発言している'''。
 
:そして先述のように、『DD』のイベント「イングラムの回顧録」内という限定条件で、とうとうこれらの迷台詞を放つリュウセイ本人が復活してしまった。必殺技のブーステッド・ライフル(要3アクション・弾数2)限定かつランダムなので地味に聞きにくい。一周回ってセルフパロディの対象として認知されてしまったようである。
 
:そして先述のように、『DD』のイベント「イングラムの回顧録」内という限定条件で、とうとうこれらの迷台詞を放つリュウセイ本人が復活してしまった。必殺技のブーステッド・ライフル(要3アクション・弾数2)限定かつランダムなので地味に聞きにくい。一周回ってセルフパロディの対象として認知されてしまったようである。
;「甘いよ~ん!」<br />「無駄です! 無駄です!」<br />「もうダメ、ぜんっぜん効かねぇ!」<br />「もう、いやだいやだ! もっと強い敵はいないの~ 強い敵出してよ~!!」
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;「甘いよ~ん!」<br />「ムダです! ムダです!」<br />「もうダメ、ぜんっぜん効かねぇ!」<br />「もう、いやだいやだ! もっと強い敵はいないの~ 強い敵出してよ~!!」
:上段2つは回避時、下段2つは被弾時(小)に言う台詞。最下段の台詞は文字数の制限からか「もう」の部分は表示されない。『DD』では「嫌だ嫌だ!」と漢字表記になっているが発音をそのまま文字に起こすと「もやだやだ~」の方が近いか。この頃のリュウセイは、[[テンザン・ナカジマ]]と同レベルの存在といえる。
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:上段2つは回避時、下段2つは被弾時(小)に言う台詞。『DD』では2段目や最下段の一部が漢字表記に直されている。
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:最下段の台詞は文字数の制限からか「もう」の部分は表示されない。『DD』では「嫌だ嫌だ!」と漢字表記になっているが発音をそのまま文字に起こすと「もやだやだ~」の方が近いか。この頃のリュウセイは、[[テンザン・ナカジマ]]と同レベルの存在といえる。
 
;「了解! 仕掛けるぞ!」
 
;「了解! 仕掛けるぞ!」
 
:『第3次α』より、[[真・龍王機]]との戦闘台詞におけるライとの掛け合い。台詞は普通なのだが、顔グラフィックが……。
 
:『第3次α』より、[[真・龍王機]]との戦闘台詞におけるライとの掛け合い。台詞は普通なのだが、顔グラフィックが……。
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