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== 概要 ==
 
== 概要 ==
円谷プロが1993年に制作した特撮ドラマ『電光超人グリッドマン』を原作とした新作アニメ作品。「中古のパソコンに宿ったヒーロー」「ヒーローに協力する三人の少年少女」「ヒーローと合体するサポートメカ」「怪獣を生み出すのが主人公たちと身近な人物」といった『グリッドマン』の基本フォーマットを受け継ぎつつ、独自の世界観が描かれている。
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円谷プロが1993年に制作した特撮ドラマ『電光超人グリッドマン』を原作とした新作アニメ作品。「中古のパソコンに宿ったヒーロー」「ヒーローに協力する三人の少年少女」「ヒーローと合体するサポートメカ」「怪獣を生み出すのが主人公達と身近な人物」といった『グリッドマン』の基本フォーマットを受け継ぎつつ、独自の世界観が描かれている。
    
登場する怪獣のデザインには特撮作品に関わって来たデザイナーが多数参加し、戦闘シーンは3Dアニメをメインに一部手描きで制作されている。特撮ドラマが原作となっている通り、特撮演出をアニメで再現した映像が特徴であり、グリッドマンや怪獣の重量感のある動きや破壊される建物、揺れる電線など細かい部分まで作りこまれた緻密さがファンの話題となった。同時に90年代のロボットアニメを彷彿とさせる演出もふんだんに盛り込まれており、実写的演出とアニメ特有の演出の融合から、星雲賞メディア部門を獲得するなど高い評価を得ている。
 
登場する怪獣のデザインには特撮作品に関わって来たデザイナーが多数参加し、戦闘シーンは3Dアニメをメインに一部手描きで制作されている。特撮ドラマが原作となっている通り、特撮演出をアニメで再現した映像が特徴であり、グリッドマンや怪獣の重量感のある動きや破壊される建物、揺れる電線など細かい部分まで作りこまれた緻密さがファンの話題となった。同時に90年代のロボットアニメを彷彿とさせる演出もふんだんに盛り込まれており、実写的演出とアニメ特有の演出の融合から、星雲賞メディア部門を獲得するなど高い評価を得ている。
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== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
ある日、クラスメイトの'''宝多六花'''の家で目を覚ました'''響 裕太'''は、全ての記憶を失っていた。
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ある日、クラスメイトの[[宝多六花]]の家で目を覚ました[[響裕太]]は、全ての記憶を失っていた。
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六花や親友の'''内海 将'''に支えられながら生活を始める裕太だったが、六花の母が営むジャンクショップに置かれた旧式のパソコンに映る謎の存在'''グリッドマン'''から「使命を思い出せ」と呼び掛けられる。
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六花や親友の[[内海将]]に支えられながら生活を始める裕太だったが、六花の母が営むジャンクショップに置かれた旧式のパソコンに映る謎の存在、[[グリッドマン]]から「使命を思い出せ」と呼び掛けられる。
    
そんな中、突如街に怪獣が現れ、導かれるままグリッドマンと合体した裕太は実体化したグリッドマンとして怪獣を倒すが、全てが終わった後、街は何事もなかったかのように日常を取り戻す。さらに、襲撃の翌日に数人のクラスメイトがいなくなり、しかも過去に既に死亡していたことにされるという奇妙な事態を目の当たりにする。
 
そんな中、突如街に怪獣が現れ、導かれるままグリッドマンと合体した裕太は実体化したグリッドマンとして怪獣を倒すが、全てが終わった後、街は何事もなかったかのように日常を取り戻す。さらに、襲撃の翌日に数人のクラスメイトがいなくなり、しかも過去に既に死亡していたことにされるという奇妙な事態を目の当たりにする。
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怪獣の存在を知るのは自分たちだけだと考えた三人は、怪獣から街を守るため「グリッドマン同盟」を結成する。
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怪獣の存在を知るのは自分達だけだと考えた三人は、怪獣から街を守るため「グリッドマン同盟」を結成する。
    
== 登場人物 ==
 
== 登場人物 ==
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;[[宝多六花]]
 
;[[宝多六花]]
 
:本作のヒロイン。裕太のクラスメイト。
 
:本作のヒロイン。裕太のクラスメイト。
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=== ツツジ台高校 ===
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;なみこ、はっす
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:六花と仲が良い友人達。
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;問川さきる
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:裕太達のクラスメイト。バレー部員。
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;野崎
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:裕太達のクラスの担任教師。
    
=== 新世紀中学生 ===
 
=== 新世紀中学生 ===
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;宝多織江
 
;宝多織江
 
:六花の母。公式サイトでは「六花ママ」名義で紹介されている。
 
:六花の母。公式サイトでは「六花ママ」名義で紹介されている。
;なみこ、はっす
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:六花の友人達。
   
;怪獣少女アノシラス (2代目)
 
;怪獣少女アノシラス (2代目)
 
:怪獣を名乗る少女。
 
:怪獣を名乗る少女。
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:夢の中へ対象者を引きずりこみ精神的に追い込む能力を持った怪獣。
 
:夢の中へ対象者を引きずりこみ精神的に追い込む能力を持った怪獣。
 
;ナナシ(A,B)
 
;ナナシ(A,B)
:一見すると弱そうだが本体であるナナシBを見せた時、グリッドマン達をピンチに追い込んだ。
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:一見すると弱い怪獣のナナシA。だが、本体であるナナシBはグリッドマン達をピンチに追い込んだ。
 
;ゼッガー
 
;ゼッガー
 
:巨大な触手を操る最後の怪獣。
 
:巨大な触手を操る最後の怪獣。
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== 用語 ==
 
== 用語 ==
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;ツツジ台
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:本作の舞台となる街。
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;ツツジ台高校
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:裕太達が通う高校。
 
;グリッドマン同盟
 
;グリッドマン同盟
:裕太たちが結成した怪獣から街を守るための同盟。
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:裕太、将、六花の三人が結成した怪獣から街を守るための同盟。
 
;新世紀中学生
 
;新世紀中学生
 
:グリッドマンをサポートする黒服の四人組。アシストウェポンに変身し、グリッドマンと強化合体する。
 
:グリッドマンをサポートする黒服の四人組。アシストウェポンに変身し、グリッドマンと強化合体する。
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;ジャンクショップ「絢」
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:六花の母が営むリサイクルショップ。中には喫茶店が併設されているという風変わりな店。
 
;ジャンク
 
;ジャンク
:ジャンクショップ絢に置いてある旧式パソコン。
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:絢の店内に置いてある旧式パソコン。旧式といっても数万円の値段が付いている。
:普段はグリッドマンが映し出され、戦闘時には外で戦うグリッドマン達の様子が映し出される。
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:普段は画面にグリッドマンが映し出され、戦闘時には外で戦うグリッドマン達の様子が映し出される。
 
;プライマルアクセプター
 
;プライマルアクセプター
:裕太がグリッドマンから受け取った変身アイテム。
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:裕太がグリッドマンから受け取った変身アイテム。ジャンクに向けながら「アクセスフラッシュ」と唱えることでグリッドマンと合体できる。グリッドマンの左腕にも同じものが装着されており、必殺技を使用する際に用いられる。
:ジャンクに向けながら「アクセスフラッシュ」と唱えることでグリッドマンと合体できる。グリッドマンの左腕にも同じものが装着されており、必殺技を使用する際に用いられる。
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;ツツジ台
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:本作の舞台となる街。
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;ツツジ台高校
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:裕太たちが通う高校。
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;ジャンクショップ絢
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:六花の家が営むリサイクルショップ。中には喫茶店が併設されているという風変わりな店。
   
;怪獣
 
;怪獣
 
:新庄アカネが「バロック」と呼ばれる真珠状の物質を埋め込んで作り上げた人形を元に、アレクシスの「インスタンス・アブリアクション」によって実体化した存在。それ自体は生物としての活動はしておらず、主に製作者であるアカネの情動に基づいて行動する。
 
:新庄アカネが「バロック」と呼ばれる真珠状の物質を埋め込んで作り上げた人形を元に、アレクシスの「インスタンス・アブリアクション」によって実体化した存在。それ自体は生物としての活動はしておらず、主に製作者であるアカネの情動に基づいて行動する。
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*三森すずこや湯浅かえでなどウルトラシリーズに出演経験のある声優が参加しており、キャリバー役の高橋良輔など、ウルトラシリーズ以外での特撮出演者のキャスティングも多い(高橋は後にウルトラシリーズの声優として参加した)。
 
*三森すずこや湯浅かえでなどウルトラシリーズに出演経験のある声優が参加しており、キャリバー役の高橋良輔など、ウルトラシリーズ以外での特撮出演者のキャスティングも多い(高橋は後にウルトラシリーズの声優として参加した)。
 
*『電光超人グリッドマン』の主人公・翔直人を演じた小尾昌也氏がチョイ役として出演している(第6話でジャンクショップを訪れた客役)。
 
*『電光超人グリッドマン』の主人公・翔直人を演じた小尾昌也氏がチョイ役として出演している(第6話でジャンクショップを訪れた客役)。
*本作の登場人物の名前や役柄は、『電光超人グリッドマン』の続編として企画されていた『電撃超人グリッドマンF(ファイター)』から流用された物。
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*本作の登場人物の名前や役柄は、『電光超人グリッドマン』の続編として企画されていた『電撃超人グリッドマンF(ファイター)』から流用された物。
 
*第7回には円谷プロダクション繫がりで『ウルトラマン超闘士激伝新章』に登場する闘士ウルトラマンヒカリが描かれた。
 
*第7回には円谷プロダクション繫がりで『ウルトラマン超闘士激伝新章』に登場する闘士ウルトラマンヒカリが描かれた。
 
**『ウルトラマン超闘士激伝新章』の前身である『ウルトラマン超闘士激伝』は本作の原典である『電光超人グリッドマン』と同じ年、1993年に製作。1996年にはOVA化されたが『GRIDMAN』で流れたものは本作用に新たに描かれたアニメ映像である。
 
**『ウルトラマン超闘士激伝新章』の前身である『ウルトラマン超闘士激伝』は本作の原典である『電光超人グリッドマン』と同じ年、1993年に製作。1996年にはOVA化されたが『GRIDMAN』で流れたものは本作用に新たに描かれたアニメ映像である。
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