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| 外国語表記 = Super Robot Wars A
 
| 外国語表記 = Super Robot Wars A
 
| シリーズ = [[携帯機シリーズ]]
 
| シリーズ = [[携帯機シリーズ]]
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| リメイク版 = [[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
 
| 発売日 = [[発売日::2001年9月21日]]
 
| 発売日 = [[発売日::2001年9月21日]]
 
| 開発元 = {{開発 (作品)|エーアイ}}
 
| 開発元 = {{開発 (作品)|エーアイ}}
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=== 既存システムと変更点 ===
 
=== 既存システムと変更点 ===
 
;シールドの設定
 
;シールドの設定
:シールドにHPに相当する「SH」が設定され、SH値が0になるまで本体へのダメージを肩代わりする仕様となった。壊れても[[補給]]で修復可能。このSH制は2019年時点で本作限りの採用となっている。
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:シールドに[[HP]]に相当する「SH」が設定され、SH値が0になるまで本体へのダメージを肩代わりする仕様となった。壊れても[[補給]]で修復可能。
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:2020年10月12日のスーパーロボット大戦生配信番組!「生スパロボチャンネル」の「第2次スパロボ夜話」にてシールドシステムについての裏話が語られた。
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:マスターアップ前に誰もシールドの仕様を把握しておらず、ディレクターに「取扱説明書も作らないといけないのですが、このHPの下にあるゲージはなんですか?」と尋ねられても誰も答えることができなかった。この段階でやっと全スタッフに把握され、その後一番バグや不具合が発生しにくい解決方法はどうすればいいか?となり、シールドにもHPをつけようという流れで落ち着いた。これについて[[スタッフ:森住惣一郎|森住惣一郎]]氏は「スパロボAの仕様を誰も知らなかった事件」「シールド仕様を誰も知らなかった事件」と語っていた。
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:このシステムは実質2回敵を倒さなくてはいけなくなるのでユーザーにはとても不評だったとのこと。
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:[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]Pは敵を倒すのにまずシールドを破壊しなければならないことから理不尽なシステムであるとして、PSP版では開発当初から削除することを考えていたという<ref name="熱血59">バンプレスト『スーパーロボット大戦A PORTABLE 公式熱血指南書』59頁。</ref>。森住氏も「[[ザク]]の肩にもう一個ザクが付いてるぐらいの固さ」と評している<ref name="熱血59" />。寺田Pの発言通り、このSH制はPSP版では削除され2021年時点で本作限りの採用となっているが、後の『[[DD]]』では類似システム「ブレイクゲージ」が登場している。
 
;[[特殊技能]]
 
;[[特殊技能]]
 
:[[カウンター]]が初登場。
 
:[[カウンター]]が初登場。
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ダメージ計算式も旧シリーズのまま。レベルアップによる装甲補正も火力インフレを抑制するまでには至っておらず、武器攻撃力やレベルが高くなる程ダメージは加速度的に上昇していき、敵味方共に「当たれば落ちる」可能性が増していく。一方で本作では[[かく乱]]の消費SPが非常に低く、被弾率を下げるのに多用しやすかった。
 
ダメージ計算式も旧シリーズのまま。レベルアップによる装甲補正も火力インフレを抑制するまでには至っておらず、武器攻撃力やレベルが高くなる程ダメージは加速度的に上昇していき、敵味方共に「当たれば落ちる」可能性が増していく。一方で本作では[[かく乱]]の消費SPが非常に低く、被弾率を下げるのに多用しやすかった。
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分岐ルート選択で難易度が大きく変動する場合もあり、特に1周目は攻略情報を知らないと、かなりの苦戦を強いられる可能性がある。 また最序盤から条件撤退(大抵はHP30%以下)する敵が多く出現するのも特徴(逆に終盤は極端に減るという理不尽さ)。 だが本作では「熱血」がダメージ1.5倍なので、ダメージ2.5倍の「魂」(もしくは「奇跡」)を習得できるパイロットが重宝されるようなシステムになっている。 
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分岐ルート選択で難易度が大きく変動する場合もあり、特に1周目は攻略情報を知らないと、かなりの苦戦を強いられる可能性がある。 また最序盤から条件撤退(大抵はHP30%以下)する敵が多く出現するのも特徴(逆に終盤は極端に減るという理不尽さ)。だが本作では「熱血」がダメージ1.5倍なので、ダメージ2.5倍の「魂」(もしくは「奇跡」)を習得できるパイロットが重宝されるようなシステムになっている。 
    
ただし、今作ではガンダム系だとNT技能の高い主役格ではなく、[[サウス・バニング|バニング]]や[[ノリス・パッカード|ノリス]]のようなオールドタイプの脇役級が習得できるようになっているので注意(例外は「奇跡」習得可能なアムロとフォウくらい)。
 
ただし、今作ではガンダム系だとNT技能の高い主役格ではなく、[[サウス・バニング|バニング]]や[[ノリス・パッカード|ノリス]]のようなオールドタイプの脇役級が習得できるようになっているので注意(例外は「奇跡」習得可能なアムロとフォウくらい)。
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*主人公の搭乗機でありながら冷遇されがちな[[ガンダム|RX-78ガンダム]]だが、本作では「[[Gファイター]]との連携or[[フルアーマーガンダム]]への強化」に加え、原作で出番が少なかった武装を大幅追加。さらには「改造段階の多さ」「[[V-UPユニット]]採用作品における強化パーツスロット:4(+α)」も相まって、作中屈指の恐るべきポテンシャルとなっている。
 
*主人公の搭乗機でありながら冷遇されがちな[[ガンダム|RX-78ガンダム]]だが、本作では「[[Gファイター]]との連携or[[フルアーマーガンダム]]への強化」に加え、原作で出番が少なかった武装を大幅追加。さらには「改造段階の多さ」「[[V-UPユニット]]採用作品における強化パーツスロット:4(+α)」も相まって、作中屈指の恐るべきポテンシャルとなっている。
 
*本作の主人公機の設定は『[[スーパーロボット大戦64]]』のものに似せられている<ref>『[[電撃スパロボ!]] Vol.4』142頁。</ref>。
 
*本作の主人公機の設定は『[[スーパーロボット大戦64]]』のものに似せられている<ref>『[[電撃スパロボ!]] Vol.4』142頁。</ref>。
*'''[[ゲシュペンストMk-III]]'''や[[レモン・ブロウニング|レモン・'''ブロウニング''']]など過去に発売されたスパロボ作品と共通の単語が使われているが、本作のプロデューサーである森住惣一郎氏は何も考えずに使ったと証言しており、寺田Pはそのせいで[[OGシリーズ]]でこじつけるのに苦労したと語っている。
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*'''[[ゲシュペンストMk-III]]'''や[[レモン・ブロウニング|レモン・'''ブロウニング''']]といった過去に森住惣一郎氏がプロデュースしたスパロボ作品と共通の単語が使われているが、森住氏は特に関係はないことを証言している<ref name="熱血6263">バンプレスト『スーパーロボット大戦A PORTABLE 公式熱血指南書』62 - 63頁。</ref>。寺田Pはそのせいで[[OGシリーズ]]で設定を後付するのに苦労した旨を語りつつ、OGの展開を広げる原動力になったことも述べている<ref name="熱血6263" />。
 
*OGシリーズでは本作の設定が大胆に変更、あるいは更に掘り下げられたり新しい機体やキャラが登場している。そのため深く楽しみたいなら『A』のストーリーだけでなく、OGシリーズ等での追加設定も把握(だが、作品ごとに若干のブレがあるので注意)する必要性が生じてくる。もちろん本作は単独でも充分楽しめるようになっているので、必ずしも必要なわけではないが。
 
*OGシリーズでは本作の設定が大胆に変更、あるいは更に掘り下げられたり新しい機体やキャラが登場している。そのため深く楽しみたいなら『A』のストーリーだけでなく、OGシリーズ等での追加設定も把握(だが、作品ごとに若干のブレがあるので注意)する必要性が生じてくる。もちろん本作は単独でも充分楽しめるようになっているので、必ずしも必要なわけではないが。
 
**『A PORTABLE』では、OGシリーズで追加・変更された設定のいくらかがフィードバックされている。
 
**『A PORTABLE』では、OGシリーズで追加・変更された設定のいくらかがフィードバックされている。
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『機動戦士ガンダム』については劇場版の要素が一部取り入れられている。
 
『機動戦士ガンダム』については劇場版の要素が一部取り入れられている。
   −
任天堂ゲーム機用の完全新作スパロボシリーズでは唯一旧[[御三家]](フジテレビ版旧[[マジンガーシリーズ]]・[[宇宙世紀]][[ガンダムシリーズ]]・テレビアニメ版[[ゲッターロボシリーズ]])が出揃った作品であり、オリジナルキャラクターのイラストが河野さち子氏であることも含めてまだ携帯機シリーズ独自のカラーが薄かったことがうかがえる(『[[R]]』から変化が目立つようになる)。
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本作以前の『[[COMPACT2]]』『[[α外伝]]』の参戦作品が趣味的なものだったことから、本作ではスタンダードな作品が選ばれている<ref>バンプレスト『スーパーロボット大戦A PORTABLE 公式熱血指南書』60頁。</ref>。任天堂ゲーム機用の完全新作スパロボシリーズでは唯一旧[[御三家]](フジテレビ版旧[[マジンガーシリーズ]]・[[宇宙世紀]][[ガンダムシリーズ]]・テレビアニメ版[[ゲッターロボシリーズ]])が出揃った作品であり、オリジナルキャラクターのイラストが河野さち子氏であることも含めてまだ携帯機シリーズ独自のカラーが薄いものとなっている(『[[R]]』から変化が目立つようになる)。
    
== 世界観 ==
 
== 世界観 ==
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*[[技能ポイント]]
 
*[[技能ポイント]]
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== 余談 ==
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*2020年10月12日のスーパーロボット大戦生配信番組!「生スパロボチャンネル」の「第2次スパロボ夜話」にて本作のみに登場するシールドシステムについての裏話が語られた。
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**マスターアップ前に誰もシールドの仕様を把握しておらず、ディレクターに「取扱説明書も作らないといけないのですが、このHPの下にあるゲージはなんですか?」と尋ねられても誰も答えることができなかった。この段階でやっと全スタッフに把握され、その後一番バグや不具合が発生しにくい解決方法はどうすればいいか?となり、シールドにもHPをつけようという流れで落ち着いた。これについて森住氏は「スパロボAの仕様を誰も知らなかった事件」「シールド仕様を誰も知らなかった事件」と語っていた。
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**このシステムは実質2回敵を倒さなくてはいけなくなるのでユーザーにはとても不評だったとのこと。
   
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
  
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