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13年前、任務中の事故で死亡したと思われていたが、ビシディアンに拾われ密かに生き延びていた。その後は[[EXA-DB]]にまつわる戦争の真実を知った事からビシデイアンに所属し<ref name="family">公式[[外伝]][[漫画]]『機動戦士ガンダムAGE~追憶のシド~』では、自身の命の恩人である[[宇宙海賊ビシディアン]]への加入の誘いを受けてもなお、愛する[[ロマリー・アスノ|妻]][[キオ・アスノ|子]]の元へ帰ろうと苦悩するアセムの心情が詳細に描かれている。</ref>、目覚しい活躍を見せる。そして当時の首領だったキャプテン・アングラッソの死に立会い、彼からビシディアンの首領の座を引き継ぎ、現在に至る。
 
13年前、任務中の事故で死亡したと思われていたが、ビシディアンに拾われ密かに生き延びていた。その後は[[EXA-DB]]にまつわる戦争の真実を知った事からビシデイアンに所属し<ref name="family">公式[[外伝]][[漫画]]『機動戦士ガンダムAGE~追憶のシド~』では、自身の命の恩人である[[宇宙海賊ビシディアン]]への加入の誘いを受けてもなお、愛する[[ロマリー・アスノ|妻]][[キオ・アスノ|子]]の元へ帰ろうと苦悩するアセムの心情が詳細に描かれている。</ref>、目覚しい活躍を見せる。そして当時の首領だったキャプテン・アングラッソの死に立会い、彼からビシディアンの首領の座を引き継ぎ、現在に至る。
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長い髪と無精ひげを生やしたワイルドな風貌が特徴。地球連邦軍と[[ヴェイガン]]の双方から物資を奪う他、ヴェイガンと内通している連邦軍を叩く等の海賊行為を行っているが、これらは互いの戦力を拮抗させる事で大規模戦闘が起こる事を防ぐためでもある。
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長い髪と無精ひげを生やしたワイルドな風貌が特徴。地球連邦軍と[[ヴェイガン]]の双方から物資を奪う他、ヴェイガンと内通している連邦軍を叩く等の海賊行為を行っているが、これらは互いの戦力を拮抗させる事で大規模戦闘が起こる事を防ぐためでもある。これはあくまで戦争が終わらない前提の対症的な行為であるためか、戦争を終わらせ双方を救いたいという思想を息子キオ・アスノが抱いた際はそれを尊重している。
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戦闘スタイルは格闘戦重視であり、技量も非常に高くキオ・アスノの乗る[[ガンダムAGE-3]]と互角の勝負をし、ファントム3の乗る[[ダナジン]]を圧倒、ヴェイガンの名だたる[[Xラウンダー]]達にも互角以上に渡り合う程。一人突出する事が目立った新兵時代とは異なり部下とのチームワークを重視する場面も見られ、連携攻撃で敵機をしとめるさまはまさに「猟犬のリーダー」といったところか。Xラウンダーでないにもかかわらず、かつての師であるウルフ・エニアクルから受け継いだ「スーパーパイロット」の名に恥じない大活躍を見せた。
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戦闘スタイルは格闘戦重視であり、技量も非常に高くキオの乗る[[ガンダムAGE-3]]と互角の勝負をし、ファントム3の乗る[[ダナジン]]を圧倒、ヴェイガンの名だたる[[Xラウンダー]]達にも互角以上に渡り合う程。一人突出する事が目立った新兵時代とは異なり部下とのチームワークを重視する場面も見られ、連携攻撃で敵機をしとめるさまはまさに「猟犬のリーダー」といったところか。Xラウンダーでないにもかかわらず、かつての師であるウルフ・エニアクルから受け継いだ「スーパーパイロット」の名に恥じない大活躍を見せた。
    
=== アセム・アスノ ===
 
=== アセム・アスノ ===
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:基本的には彼に対しても尊大に振舞うよう心がけているようだが、切羽詰った際には素が出てしまう。終盤では戦争の在り方や対[[ヴェイガン]]感情で確執を持ってしまう。
 
:基本的には彼に対しても尊大に振舞うよう心がけているようだが、切羽詰った際には素が出てしまう。終盤では戦争の在り方や対[[ヴェイガン]]感情で確執を持ってしまう。
 
;[[キオ・アスノ]]
 
;[[キオ・アスノ]]
:息子。初対面時は長らく家族を放り出した事を非難されたが、基本的に親子関係は終始良好だった。
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:息子。初対面時は長らく家族を放り出した事を非難されたが、基本的に親子関係は終始良好であり、三世代編ではその思想によって孤立しがちなキオにとっては本当に数少ない味方だった。
 
:一方、[[小説|小説版]]では再会時に「何故、僕たちを捨てたのか」という追及から始まり、これまでの経緯を話してもすぐに納得してもらう事はできなかった。また、キオ側の独白で'''「この男はクズだ」'''とまで言われている。
 
:一方、[[小説|小説版]]では再会時に「何故、僕たちを捨てたのか」という追及から始まり、これまでの経緯を話してもすぐに納得してもらう事はできなかった。また、キオ側の独白で'''「この男はクズだ」'''とまで言われている。
 
;ロマリー・ストーン([[ロマリー・アスノ]])
 
;ロマリー・ストーン([[ロマリー・アスノ]])
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:ちなみにキオは父フリットにヴェイガンに対する刷り込み当然の教育とMS戦闘技術を叩き込まれる事になってしまう<ref>尤も[[小説|小説版]]では、フリット側の独白で孫キオにMS戦闘技術等を叩き込む事への激しい葛藤と罪悪感が書かれており、死んだと思っていた息子アセムに許しを請う言葉まで零している。</ref>。
 
:ちなみにキオは父フリットにヴェイガンに対する刷り込み当然の教育とMS戦闘技術を叩き込まれる事になってしまう<ref>尤も[[小説|小説版]]では、フリット側の独白で孫キオにMS戦闘技術等を叩き込む事への激しい葛藤と罪悪感が書かれており、死んだと思っていた息子アセムに許しを請う言葉まで零している。</ref>。
 
;「やっと会えたなキオ。力を見せてみろ、この父に!」
 
;「やっと会えたなキオ。力を見せてみろ、この父に!」
:第34話。ディーヴァと遭遇、自ら出撃して。13年前には息子キオが戦争と縁の無い世界を望んだアセムだが、「戦場に立つ以上は甘やかさない」という事だろうか。
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:第34話。ディーヴァと遭遇、自ら出撃して。13年前には息子キオが戦争と縁の無い世界を望んだアセムだが、「戦場に立つ以上は甘やかさない」という事だろうか。なお、先述の通り作中描写ではキャプテン・アッシュとしての初登場回で正体をバラす台詞になっていたため、視聴者目線ではシュールにも見えてしまう。
 
;「スーパーパイロットをなめるなよ」
 
;「スーパーパイロットをなめるなよ」
 
:第34話。キオに倒されたデモンの敵討ちに燃えるファントム3の[[ゴドム・タイナム|ゴドム]]とグラット率いる[[ダナジン]]隊の連携に苦しめられるキオの危機に割って入り、その卓越した[[技量]]でグラットを仕留めた際の台詞。
 
:第34話。キオに倒されたデモンの敵討ちに燃えるファントム3の[[ゴドム・タイナム|ゴドム]]とグラット率いる[[ダナジン]]隊の連携に苦しめられるキオの危機に割って入り、その卓越した[[技量]]でグラットを仕留めた際の台詞。
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;「悪いな…ビシディアンの縄張りは…この[[宇宙]]…全てなんでな!!」
 
;「悪いな…ビシディアンの縄張りは…この[[宇宙]]…全てなんでな!!」
 
:連邦軍の輸送部隊のMSを全滅させて。『追憶のシド』の物語を締め括る台詞でもある。
 
:連邦軍の輸送部隊のMSを全滅させて。『追憶のシド』の物語を締め括る台詞でもある。
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=== クライマックスヒーロー ===
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;「キオ、おまえが生きて戦い続ける限り、ガンダムは決して死なない。人びとの希望を背負い…、何度だって。進化してよみがえる!!」
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:第2話。セカンドムーンから脱出する際の戦闘にて、[[ガンダムレギルス]]を巻き込む自爆同然の戦法で[[ガンダムAGE-3]]を自分から破壊してしまったことを悔やむキオに対して。実際にガンダムごと生存し、ガンダムごと姿を変えて再び戦場に舞い戻った男の言う言葉だけあり、説得力が違う。そして彼の言葉通り、新たなガンダムの姿、[[ガンダムAGE-FX]]がキオの前に現れる。
    
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
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