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=== 変更点 ===
 
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;[[小隊|パートナーバトルシステム]]
 
;[[小隊|パートナーバトルシステム]]
:機体ボーナスやマップ上でのPU(パートナーユニット)再編成など基本仕様は[[L]]のものを踏襲しているが、SU(シングルユニット)時限定の新システムとして、敵PU内機体を纏めて攻撃できる「全体攻撃」と特定条件下で敵ユニット撃墜時にもう一度行動可能になる「連続行動」が追加。代わってアタックコンボが廃止された。
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:機体ボーナスやマップ上でのPU(パートナーユニット)再編成など基本仕様は『[[L]]』のものを踏襲しているが、SU(シングルユニット)時限定の新システムとして、敵PU内機体を纏めて攻撃できる「全体攻撃」と特定条件下で敵ユニット撃墜時にもう一度行動可能になる「連続行動」が追加。代わってアタックコンボが廃止された。
 
;パートナー能力システム
 
;パートナー能力システム
:『[[スーパーロボット大戦L|L]]』に引き続き採用されているが機体の改造だけでなくパイロットの撃墜数によってもボーナス効果が上昇するようになった。ボーナス効果は改造段階+撃墜数の組み合わせにより最高4段階まで上昇する。また、全ての機体が最終的には4つのボーナス効果を得るようになった。
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:『L』に引き続き採用されているが機体の改造だけでなくパイロットの撃墜数によってもボーナス効果が上昇するようになった。ボーナス効果は改造段階+撃墜数の組み合わせにより最高4段階まで上昇する。また、全ての機体が最終的には4つのボーナス効果を得るようになった。
 
;[[スキルパーツ]]
 
;[[スキルパーツ]]
 
:仕様は『[[スーパーロボット大戦W|W]]』から『L』までのものと同じだが、各登場作品由来ネーミングのパーツが追加され、種類も非常に豊富になった。また、パラメータ強化もスキルパーツで行う(ちなみに各パラメータ上限は'''999''')。新たにパーツで習得できるスキルには上述した「全体攻撃」「連続行動」のほか「連続ターゲット補正無効」「気力+攻撃」「補給スキル」などがある。また「修理装置搭載」など、機体に能力を追加するパーツも初めて登場した。なお『L』に続き[[強化パーツ]]は不採用。本作ではスキルごとに習得枠が用意されているため'''全スキルを一人に集約させることも可能'''となっている。基本的に有料DLCを使わなければ、上位スキルは1つのデータで1つしか手に入らないようになっている(DLCのほうは'''周回ごとに習得可能''')。なお、周回するごとに使用したスキルパーツは任意に全リセットすることができる。
 
:仕様は『[[スーパーロボット大戦W|W]]』から『L』までのものと同じだが、各登場作品由来ネーミングのパーツが追加され、種類も非常に豊富になった。また、パラメータ強化もスキルパーツで行う(ちなみに各パラメータ上限は'''999''')。新たにパーツで習得できるスキルには上述した「全体攻撃」「連続行動」のほか「連続ターゲット補正無効」「気力+攻撃」「補給スキル」などがある。また「修理装置搭載」など、機体に能力を追加するパーツも初めて登場した。なお『L』に続き[[強化パーツ]]は不採用。本作ではスキルごとに習得枠が用意されているため'''全スキルを一人に集約させることも可能'''となっている。基本的に有料DLCを使わなければ、上位スキルは1つのデータで1つしか手に入らないようになっている(DLCのほうは'''周回ごとに習得可能''')。なお、周回するごとに使用したスキルパーツは任意に全リセットすることができる。
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シナリオが好評であった一方、操作面や一部インターフェイス面の不備などシステム周りの不便さが指摘されており、特に[[精神コマンド]]の対象選択の仕様変更については多くのプレイヤーが煩わしさを訴えている(一応味方対象のものに関しては、使用者側でなく対象側の支援精神リストから使用するようにすればある程度手間を省ける)。
 
シナリオが好評であった一方、操作面や一部インターフェイス面の不備などシステム周りの不便さが指摘されており、特に[[精神コマンド]]の対象選択の仕様変更については多くのプレイヤーが煩わしさを訴えている(一応味方対象のものに関しては、使用者側でなく対象側の支援精神リストから使用するようにすればある程度手間を省ける)。
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本作の隠し条件解禁における撃墜数フラグは、「通常の撃墜数カウントとフラグ判定用のカウントが別に用意され、フラグ用カウントは周回の度にリセットされる」という従来作と異なる方式となっており、上限は相変わらず999なのに周回により初期撃墜数が大幅に増える仕様(パーティ内の最大撃墜数などに比例する模様)もあって周回を重ねるほど撃墜数フラグの管理が面倒となっている。なお、内部撃墜数とは「プレイヤーが操作して戦闘マップで実際に撃墜した数」であり、加入時の初期撃墜数はもちろんのこと'''分岐で自動的に増えた撃墜数もカウントされない'''。逆に、全滅すると表示上の撃墜数はリセットされるが内部撃墜数はリセットされない(助かるのだが、ステータス画面での把握がより困難になる)。結果、'''隠し要素の取得にはほぼ間違いなくメモが必須'''という状態に。ルート選択などの兼ね合いもありすべての隠し要素解禁には最低3周をこなす必要があるため、この撃墜数仕様は本作の不満点としてよく挙げられる部分となっている。ただしこの仕様のため、『L』のミシェルのように撃墜数のカンストにより入手できなくなるということはない。
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本作の隠し条件解禁における撃墜数フラグは、「通常の撃墜数カウントとフラグ判定用のカウントが別に用意され、フラグ用カウントは周回の度にリセットされる」という従来作と異なる方式となっており、上限は相変わらず999なのに周回により初期撃墜数が大幅に増える仕様(パーティ内の最大撃墜数などに比例する模様)もあって周回を重ねるほど撃墜数フラグの管理が面倒となっている。なお、内部撃墜数とは「プレイヤーが操作して戦闘マップで実際に撃墜した数」であり、加入時の初期撃墜数はもちろんのこと'''分岐で自動的に増えた撃墜数もカウントされない'''。逆に、全滅すると表示上の撃墜数はリセットされるが内部撃墜数はリセットされない(助かるのだが、ステータス画面での把握がより困難になる)。結果、'''隠し要素の取得にはほぼ間違いなくメモが必須'''という状態に。ルート選択などの兼ね合いもありすべての隠し要素解禁には最低3周をこなす必要があるため、この撃墜数仕様は本作の不満点としてよく挙げられる部分となっている。ただしこの仕様のため、『L』の[[ミハエル・ブラン]]のように撃墜数のカンストにより入手できなくなるということはない。
    
本作で初めて実現したダウンロードコンテンツであるが、ツメスパはともかくキャンペーンマップは「面倒くさい」との評価も多い。これはキャンペーンマップがツメスパと同じ'''途中セーブ不可'''な仕様であるため、本体スリープ機能以外の中断方法がなく、特殊な勝利条件を満たす際に保険としてのセーブも出来ない事に起因する(よって操作ミス等が原因でゲームオーバーになると最初からやり直し)。操作ミスだけならともかく、ツメスパロボと違い確率判定があるため'''運次第で詰む'''可能性がある。登場ユニットの種類や性能は固定であるため、改造をしてごり押しなどもできない。結果として10ターン以上かかるようなマップではかなりきつく、ストーリー性もほとんど無いため再プレイするモチベーションを保ちづらい。ただし「味方同士の戦い」など特殊なシチュエーションもあり、キャンペーンマップでしか聞けない特殊戦闘台詞もある。余談だが、公式サイトでは「ダウンロードコンテンツで手に入るスキルパーツによって得られる特殊スキルは、本編中でも条件を揃えれば習得することが可能です」と記載されている。間違った事は書いていないのだが、「経験値+Lv1」「撃墜数+5」のスキルパーツはキャンペーンマップをクリアしなければ入手できない。これらは「特殊スキル」として習得するのでは無く、使用するとシステム上の計算式が変化する。
 
本作で初めて実現したダウンロードコンテンツであるが、ツメスパはともかくキャンペーンマップは「面倒くさい」との評価も多い。これはキャンペーンマップがツメスパと同じ'''途中セーブ不可'''な仕様であるため、本体スリープ機能以外の中断方法がなく、特殊な勝利条件を満たす際に保険としてのセーブも出来ない事に起因する(よって操作ミス等が原因でゲームオーバーになると最初からやり直し)。操作ミスだけならともかく、ツメスパロボと違い確率判定があるため'''運次第で詰む'''可能性がある。登場ユニットの種類や性能は固定であるため、改造をしてごり押しなどもできない。結果として10ターン以上かかるようなマップではかなりきつく、ストーリー性もほとんど無いため再プレイするモチベーションを保ちづらい。ただし「味方同士の戦い」など特殊なシチュエーションもあり、キャンペーンマップでしか聞けない特殊戦闘台詞もある。余談だが、公式サイトでは「ダウンロードコンテンツで手に入るスキルパーツによって得られる特殊スキルは、本編中でも条件を揃えれば習得することが可能です」と記載されている。間違った事は書いていないのだが、「経験値+Lv1」「撃墜数+5」のスキルパーツはキャンペーンマップをクリアしなければ入手できない。これらは「特殊スキル」として習得するのでは無く、使用するとシステム上の計算式が変化する。
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*[[蒼穹のファフナー]]
 
*[[蒼穹のファフナー]]
 
*★[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH]]
 
*★[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH]]
*★[[電脳戦機バーチャロンシリーズ]]([[フェイ・イェンHD]]
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*★[[フェイ・イェンHD|「電脳戦機バーチャロン」シリーズ フェイ・イェンHD]]
 
*[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
 
*[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
 
*★[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-]]
 
*★[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-]]
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*★[[マジンカイザーSKL (OVA)|マジンカイザーSKL]]
 
*★[[マジンカイザーSKL (OVA)|マジンカイザーSKL]]
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[[SDガンダムシリーズ]]やアダルトゲーム原作のアニメ作品といった、参戦が難しいと言われていた枠組からの参戦が果たされた。新規参戦数も全体の半数と、『NEO』ほどではないがかなり多い。
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[[SDガンダムシリーズ]]やアダルトゲーム原作のアニメ作品といった、参戦が難しいと言われていた枠組からの参戦が果たされた。新規参戦数も全体の半数と、『[[NEO]]』ほどではないがかなり多い。
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[[フェイ・イェンHD]]はスパロボ初となるキャラクター単位での参戦。同機体のキャラ設定やシナリオ監修はSEGAの亙重郎氏が担当。
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フェイ・イェンHDはスパロボ初となるキャラクター単位での参戦。同機体のキャラ設定やシナリオ監修はSEGAの亙重郎氏が担当。
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『劇場版マクロスF』は初参戦の『[[第2次Z]]』では機体のみの参戦だったため、本作が事実上の初参戦とも言える。一方で、『TV版[[マクロスF]]』は参戦していない。
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『劇場版マクロスF』は初参戦の『[[第2次Z]]』では機体のみの参戦だったため、本作が事実上の初参戦とも言える。
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『ラインバレル』は[[鉄のラインバレル|アニメ版]]が参戦した『[[L]]』とは異なり、原作漫画版名義の参戦となる。『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』のように漫画のみの作品が参戦したケースはあったが、「映像作品化されている作品が楽曲のBGMや声優のみを借りて原作メディア名義で参戦する」のはシリーズ初(スパロボシリーズでは『[[真ゲッターロボ (原作漫画版)]]』という名義の参戦は多いが、実際は『真ゲッターロボ』は漫画のみの作品。真ゲッターが出てくる各種OVAの原作というわけではない)。
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『ラインバレル』は[[鉄のラインバレル|アニメ版]]が参戦した『[[L]]』とは異なり、原作漫画版名義の参戦となる。『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』のように漫画のみの作品が参戦したケースはあったが、映像化されている作品が楽曲のBGMや声優のみを借りて原作メディア名義で参戦するのはシリーズ初<ref>スパロボシリーズでは『[[真ゲッターロボ (原作漫画版)]]』という名義の参戦は多いが、実際は『真ゲッターロボ』は漫画のみの作品。真ゲッターが出てくる各種OVAの原作というわけではない。</ref>。
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参戦作品は80年代の『ダンバイン』と『飛影』以外全て2000年以降の作品で、1970年代の作品が参戦していないのは版権スパロボシリーズ史上今作が初めてとなる。また、1990年代の作品が参戦していないのは『K』以来である(電脳戦機バーチャロンシリーズは1990年代に含まれる作品群だが、フェイ・イェンHDの初出は2010年)。
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参戦作品は1980年代の『ダンバイン』と『飛影』以外全て2000年以降の作品で、1970年代の作品が参戦していないのは版権スパロボシリーズ史上今作が初めてとなる。また、1990年代の作品が参戦していないのは『K』以来である([[電脳戦機バーチャロンシリーズ]]は1990年代に含まれる作品群だが、フェイ・イェンHDの初出は2010年)。
    
なお、『UX』参戦作品で(連載中の『原作版ラインバレル』を除き)最も遅く完結した作品は『マジンカイザーSKL』(開始時期については1巻発売後に『劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜』が公開されている)となっており、『[[第3次Z時獄篇]]』で『[[機動戦士ガンダムUC]]』が参戦するまでの間、[[マジンガーシリーズ]]が最新の参戦作品という異例の事態が発生した。また、マジンガーシリーズが『SKL』のみの参戦となった都合、本作は[[兜甲児]]と[[マジンガーZ]]が欠席した唯一の版権スパロボでもある。
 
なお、『UX』参戦作品で(連載中の『原作版ラインバレル』を除き)最も遅く完結した作品は『マジンカイザーSKL』(開始時期については1巻発売後に『劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜』が公開されている)となっており、『[[第3次Z時獄篇]]』で『[[機動戦士ガンダムUC]]』が参戦するまでの間、[[マジンガーシリーズ]]が最新の参戦作品という異例の事態が発生した。また、マジンガーシリーズが『SKL』のみの参戦となった都合、本作は[[兜甲児]]と[[マジンガーZ]]が欠席した唯一の版権スパロボでもある。
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;[[第2次連合・プラント大戦]]
 
;[[第2次連合・プラント大戦]]
:『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』本編の戦いのこと。名称が『UX』オリジナルのものなので、便宜上ここに記載。
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:『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』本編の戦いのこと。名称が『UX』オリジナルと思われるものなので、便宜上ここに記載。
    
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**「千の貌」とはクゥトルー神話に登場する邪神ナイアルラトホテップの異名。『渾沌大殲』では様々な版権作品に登場するナイアルラトホテップがイラスト付きで登場しており、本当にスパロボ並の熱意で許可を貰ってきたらしいことが窺える。
 
**「千の貌」とはクゥトルー神話に登場する邪神ナイアルラトホテップの異名。『渾沌大殲』では様々な版権作品に登場するナイアルラトホテップがイラスト付きで登場しており、本当にスパロボ並の熱意で許可を貰ってきたらしいことが窺える。
 
*『週刊ファミ通』とのDLCタイアップがされた関係か、本作の公式攻略本リリースはエンターブレイン社からのみとなった。任天堂携帯機シリーズにおいて攻略本のリリース出版社が一社のみとなったのはこれが初めてである。
 
*『週刊ファミ通』とのDLCタイアップがされた関係か、本作の公式攻略本リリースはエンターブレイン社からのみとなった。任天堂携帯機シリーズにおいて攻略本のリリース出版社が一社のみとなったのはこれが初めてである。
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== 脚注 ==
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<references />
    
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