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一方、生身の戦闘能力では相手を確実に仕留める能力があり、SEED時代では銃を持ったカガリにナイフで勝ち、DESTINY時代でもルナマリアの射撃訓練で百発百中の手本を見せる、ミーア暗殺部隊をキラと2人で全滅させるなど、常人離れした活躍を見せている。
 
一方、生身の戦闘能力では相手を確実に仕留める能力があり、SEED時代では銃を持ったカガリにナイフで勝ち、DESTINY時代でもルナマリアの射撃訓練で百発百中の手本を見せる、ミーア暗殺部隊をキラと2人で全滅させるなど、常人離れした活躍を見せている。
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生真面目な性格のため、様々な物事に対して巧く立ち回る事が出来ず、更に本人は良かれと思ってやった事が、実は誰かの思惑によるものだったり、既に状況が変わっていた為にやたらと間が悪くなる結果になってしまうなど、その事で苦悩する場面が多い。最終的には自らの進むべき道を見つけているが、キラやラクスの考えを認めた訳ではなく、また結果的には祖国[[プラント]]を二度裏切り、[[オーブ]]も不本意な形で一度裏切る事になってしまう形となり、本来ならば導くべき存在だったシンと対立せざるを得ず、カガリとも立場的に離れざるを得なかった。
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生真面目な性格のため、様々な物事に対して巧く立ち回る事が出来ず、更に本人は良かれと思ってやった事が、実は誰かの思惑によるものだったり、既に状況が変わっていた為にやたらと間が悪くなる結果になってしまったり、本来のやるべきはずだった事を放棄してしまう本末転倒な事態を招いてしまうなど、その事で苦悩する場面が多い。
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また誠実な人柄故か多くの女性に好意を寄せられるが、本人は誰か一人に選ぶことができなかったため、前述の立場がはっきりしない振る舞いと合わせ優柔不断と言われる原因になっている。
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最終的には自らの進むべき道を見つけているが、キラやラクスの考えを認めた訳ではなく、また結果的には祖国[[プラント]]を二度裏切り、[[オーブ]]も不本意な形で一度裏切る事になってしまう形となり、本来ならば導くべき存在だったシンと対立せざるを得ず、カガリとも立場的に離れざるを得なかった。
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誠実な人柄故か多くの女性に好意を寄せられるが、本人は誰か一人に選ぶことができなかったため、前述の立場がはっきりしない振る舞いと合わせ優柔不断と言われる原因になっている。女性関係がクローズアップされがちだが、どちらかというと彼が上手くいかないのは人間関係全般であり、その意味では歴代「ガンダム」随一の苦労人と言える。
    
もっともアスラン一人の力では打開するのが難しい状況は多く、作中での立場上多くの人間と出会っているものの、よき理解者であったニコルやハイネを失い、周囲の大人も父のパトリックを始め、クルーゼやデュランダル等、アスランとは相反する考え方の人物が多く、友人であるキラとも考えがずれていた面があり、彼を導く、あるいは支えるべき存在が少なかったのも事実である。ザフト所属時はSEED・DESTINY含め、「信じるべきもの」と「信じたいもの」が対立関係になっているために精神状態が不安定となり、その結果として立ち回り方も複雑なものとなってしまっている節がある。
 
もっともアスラン一人の力では打開するのが難しい状況は多く、作中での立場上多くの人間と出会っているものの、よき理解者であったニコルやハイネを失い、周囲の大人も父のパトリックを始め、クルーゼやデュランダル等、アスランとは相反する考え方の人物が多く、友人であるキラとも考えがずれていた面があり、彼を導く、あるいは支えるべき存在が少なかったのも事実である。ザフト所属時はSEED・DESTINY含め、「信じるべきもの」と「信じたいもの」が対立関係になっているために精神状態が不安定となり、その結果として立ち回り方も複雑なものとなってしまっている節がある。
    
DESTINYの後は[[オーブ軍]]に所属したようだが、続編があるならば色々な意味でその動向が注目される人物といえる。
 
DESTINYの後は[[オーブ軍]]に所属したようだが、続編があるならば色々な意味でその動向が注目される人物といえる。
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女性関係がクローズアップされがちだが、どちらかというと彼が上手くいかないのは人間関係全般であり、その意味では歴代「ガンダム」随一の苦労人と言える。
      
=== 他媒体での描写 ===
 
=== 他媒体での描写 ===
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