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{{登場人物概要
{{登場人物概要
| 読み = かつらぎ みさと
| 読み = かつらぎ みさと
| 登場作品 = [[エヴァンゲリオンシリーズ]]
| 登場作品 = [[エヴァンゲリオンシリーズ]]
*{{登場作品 (人物)|新世紀エヴァンゲリオン}}({{登場作品 (人物)|新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|劇場版}})
*{{登場作品 (人物)|新世紀エヴァンゲリオン}}({{登場作品 (人物)|新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|劇場版}})
加持との再接近、彼の三重スパイという正体の把握、そして[[ネルフ]]本部地下に安置された[[第2使徒リリス]]の目撃、さらに[[加持リョウジ]]の死と彼からのデータ受け渡しによって、真実に近づくための暗躍を繰り返すことになった。その結果、シンジとアスカに対しての扱いがおろそかになっていき、「擬似家族」は崩壊の一途を辿っていってしまう事になった。所謂、ネグレクトであり安易に擬似的とはいえ家庭を持つと結果的にどういうことになるのかということを示している。父親とあまり変わらない結末を辿ってしまったのは皮肉である(とはいえシンジを置いていてから既に兆候は見られており、殆ど家を空けていたり思春期少年の自我を形成するに至る必要なコミュニケーションはあまり取っていなかった。そんなシーンは大概、他人を交えての話で個人間での話はその半分にも満たない。故に彼女を知るリツコは猛反対していた)。そうでなくとも、前述の通り家事が壊滅的であったため、それら一切を代わって行うシンジ(パイロットである時点で彼の負担はかなり大きいし、分担しているのにも関わらずサボっていた)にさらなる負担をかけていただけ、という状態であった。はっきり言ってしまえばこの疑似家族、開始初日で暗雲が立ち込めていたのである。'''病み気味だった少年を引き取ったのは末期的なほどに病んでいた女性'''、という視聴終了後に見てみれば180度イメージが変わってしまうキャラクター像であった。彼女だけではなく、病んでいるのは他の大人たちもだが。
加持との再接近、彼の三重スパイという正体の把握、そして[[ネルフ]]本部地下に安置された[[第2使徒リリス]]の目撃、さらに[[加持リョウジ]]の死と彼からのデータ受け渡しによって、真実に近づくための暗躍を繰り返すことになった。その結果、シンジとアスカに対しての扱いがおろそかになっていき、「擬似家族」は崩壊の一途を辿っていってしまう事になった。所謂、ネグレクトであり安易に擬似的とはいえ家庭を持つと結果的にどういうことになるのかということを示している。父親とあまり変わらない結末を辿ってしまったのは皮肉である(とはいえシンジを置いていてから既に兆候は見られており、殆ど家を空けていたり思春期少年の自我を形成するに至る必要なコミュニケーションはあまり取っていなかった。そんなシーンは大概、他人を交えての話で個人間での話はその半分にも満たない。故に彼女を知るリツコは猛反対していた)。そうでなくとも、前述の通り家事が壊滅的であったため、それら一切を代わって行うシンジ(パイロットである時点で彼の負担はかなり大きいし、分担しているのにも関わらずサボっていた)にさらなる負担をかけていただけ、という状態であった。はっきり言ってしまえばこの疑似家族、開始初日で暗雲が立ち込めていたのである。'''病み気味だった少年を引き取ったのは末期的なほどに病んでいた女性'''、という視聴終了後に見てみれば180度イメージが変わってしまうキャラクター像であった。彼女だけではなく、病んでいるのは他の大人たちもだが。
原作における首尾一貫した戦術としては、「戦力が低い順にEVAを使徒にぶつける(ないし危険なポジションにする)」である。これは使徒が完全に未知の敵であったため、戦力の低いEVAを囮に使い能力を把握した後で後衛のEVAをぶつけて倒そうという作戦である。現実の人間同士の戦争では逐次投入は下策とされるが、対使徒の場合は特殊能力が多彩であるため、それを把握しないうちに全戦力をぶつけても全滅する可能性が高い。それを回避するための、彼女なりに一番成功率の高い作戦=一番チルドレンを死なせずに済む方法を考えた結果である。もっとも、逆に言えば「戦力の低いEVAは毎回単騎で危険に晒される」と言う事でもあるのだが……。
ちなみに[[セカンドインパクト]]発生時、現場の最も近くにいた人物でもある(ショックで一時失語症になる程だった)。その際、学者であった父を失っている為、[[使徒]]迎撃という使命はミサトにとって同時に、「父の敵討ち」という意味合いを帯びる。しかし、同輩のリツコと違って、ネルフの中核メンバーでありながら、セントラルドグマに存在する第2使徒リリスの存在や[[人類補完計画]]等、詳細な事は殆ど知らされていなかった。
ちなみに[[セカンドインパクト]]発生時、現場の最も近くにいた人物でもある(ショックで一時失語症になる程だった)。その際、学者であった父を失っている為、[[使徒]]迎撃という使命はミサトにとって同時に、「父の敵討ち」という意味合いを帯びる。しかし、同輩のリツコと違って、ネルフの中核メンバーでありながら、セントラルドグマに存在する第2使徒リリスの存在や[[人類補完計画]]等、詳細な事は殆ど知らされていなかった。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
原作での立場上、スパロボシリーズにおいても部隊の参謀や[[指揮官]]として腕を振るう場面が多い。対[[使徒]]戦以外でも作戦を立案・指揮する場面も多く、ブライト達からも強い信頼を得ている名参謀として活躍する。また、その立ち位置や[[性格]]ゆえ様々な人物と絡む場面も多く、[[声優ネタ|中の人が同じキャラや某美少女アニメで中の人同士が共演したキャラと仲良くなるのはお約束である]]。ついでに、死亡することもない。
原作での立場上、スパロボシリーズにおいても部隊の参謀や[[指揮官]]として腕を振るう場面が多い。対[[使徒]]戦以外でも作戦を立案・指揮する場面も多く、ブライト達からも強い信頼を得ている名参謀として活躍する。主人公のシンジ以上に会話パートでの出番が多い事がほとんど。また、その立ち位置や[[性格]]ゆえ様々な人物と絡む場面も多く、[[声優ネタ|中の人が同じキャラや某美少女アニメで中の人同士が共演したキャラと仲良くなるのはお約束である]]。ついでに、死亡することもない。
=== TV版 ===
=== TV版 ===
==== [[旧シリーズ]] ====
==== [[旧シリーズ]] ====
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}}
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}}
:初出演作品。連邦「軍」所属という事もあり、[[軍階級|階級]]が原作の「一尉」ではなく「大尉」となっている。中の人つながり(◯ーラームーン)で[[アムロ・レイ|アムロ]]と親しくなる。
:初登場作品。連邦「軍」所属という事もあり、[[軍階級|階級]]が原作の「一尉」ではなく「大尉」となっている。中の人つながり(◯ーラームーン)で[[アムロ・レイ|アムロ]]と親しくなる。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}
:[[アレンビー・ビアズリー|アレンビー]]の'''[[ノーベルガンダム]]を見て「セーラーガンダム」と呼ぶ'''。
:[[アレンビー・ビアズリー|アレンビー]]の'''[[ノーベルガンダム]]を見て「セーラーガンダム」と呼ぶ'''。
:引き続き新劇場版設定。……なのだが、『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q|Q]]』設定のシンジ達が転移してくるという展開上、序盤の『破』終盤のシナリオ以降は他のNERVメンバー共々出番が一切無い。
:引き続き新劇場版設定。……なのだが、『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q|Q]]』設定のシンジ達が転移してくるという展開上、序盤の『破』終盤のシナリオ以降は他のNERVメンバー共々出番が一切無い。
:シンジも仲間たちからミサトのことを聞かれてもだんまりな為、おそらく元の世界でのミサトは原作通りの行動を取っていたと思われる。
:シンジも仲間たちからミサトのことを聞かれてもだんまりな為、おそらく元の世界でのミサトは原作通りの行動を取っていたと思われる。
:終戦後は『シン』の物語が始まったと思われるが、何気にシンジが前に進む決意を早い段階で固める等、事態がある程度好転している為、ミサトの運命も変わっているかもしれない。
==== 携帯機シリーズ ====
==== 携帯機シリーズ ====
:中の人が同じその1。ポジションも近いものがあり、『[[MX]]』では無二の親友同士になる。また、同作においては彼女がミサトの口まねをした(しかも[[DVE]]で)。
:中の人が同じその1。ポジションも近いものがあり、『[[MX]]』では無二の親友同士になる。また、同作においては彼女がミサトの口まねをした(しかも[[DVE]]で)。
;[[紫東遙]]
;[[紫東遙]]
:『MX』では彼女とも無二の親友同士となる。中の人がアニメ「美少女戦士セーラームーン」にて競演しており、それに因んだネタもある。
:『MX』では彼女とも無二の親友同士となる。中の人がアニメ「美少女戦士セ○ラー○ーン」にて競演しており、それに因んだネタもある。
;[[神名綾人]]
;[[神名綾人]]
:『MX』の[[EVA3号機]]事件では、シンジと[[鈴原トウジ|トウジ]]の生命を救った彼に深く感謝し、[[一色真|一色]]の手からその身柄を守るべく尽力する。
:『MX』の[[EVA3号機]]事件では、シンジと[[鈴原トウジ|トウジ]]の生命を救った彼に深く感謝し、[[一色真|一色]]の手からその身柄を守るべく尽力する。
;[[一色真]]
;[[一色真]]
:『MX』では何度か彼と腹の探り合いを演じる。内心彼の嫌味な態度に腹を立てていた。
:『MX』では何度か彼と腹の探り合いを演じる。内心彼の嫌味な態度に腹を立てていた。
;[[車弁慶 (OVA)]]
:『DD』ではブライトも交えた3人で、ワールド2組の現場指揮を担っている。そのためシナリオが始まる度にこの3人(後に妹分である[[レイラ・マルカル|レイラ]]も加えた4人)の会議が起こるのもお約束。
;[[渓]]
:『DD』では後述のレイラが自軍に参戦するまでは、弁慶へのツッコミ役も兼ねてだが彼女がミサトの補佐役に近いポジションで書類仕事や会議に参加していた。
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
;[[アムロ・レイ]]
;[[アムロ・レイ]]
:中の人が某美少女アニメ繋がりでよく絡む。恋愛感情はなく、友人関係に近い関係か?
:中の人が某美少女アニメ繋がりでよく絡む。恋愛感情はなく、友人関係に近い関係か?
:『[[F]]』ではアプローチしようとしたが、アムロに恋人が二人もいるのを知って断念した。『[[MX]]』においては遙と[[ベガ]]も加えて某美少女アニメネタを繰り広げる。
:『[[F]]』ではアプローチしようとしたが、アムロに恋人が二人もいるのを知って断念した。『[[MX]]』においては遙と[[ベガ]]も加えて某セー○ーネタを繰り広げる。
;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]])
;[[シャア・アズナブル]](クワトロ・バジーナ)
:スパロボでは、彼やアムロと共に作戦を立てる事が多い。
:スパロボでは、彼やアムロと共に作戦を立てる事が多い。
:『[[α]]』では、自分が考えていた[[第5使徒ラミエル|ラミエル]]を打倒するべく、[[ヤシマ作戦]]と同じ内容の作戦をすぐに提案したため、彼とミサトの頭の回転の速さがほぼ同格である事が判明するイベントがある。
:『[[α]]』では、自分が考えていた[[第5使徒ラミエル|ラミエル]]を打倒するべく、[[ヤシマ作戦]]と同じ内容の作戦をすぐに提案したため、彼とミサトの頭の回転の速さがほぼ同格である事が判明するイベントがある。
;[[マリュー・ラミアス]]
;[[マリュー・ラミアス]]
:中の人が同じその2。『第3次α』では初対面時に何となく他人と思えないと感じており、艦長として未熟な面があるマリューをよく支えた。
:中の人が同じその2。『第3次α』では初対面時に何となく他人と思えないと感じており、艦長として未熟な面があるマリューをよく支えた。
:久々に絡みのある『DD』でも友人関係となっており、一緒に酒屋で過ごす一幕も。
;[[ナタル・バジルール]]
;[[ナタル・バジルール]]
:『第3次α』では共にマリューを補佐した。見かけによらず、お酒を飲まない下戸な彼女に驚いていた。
:『第3次α』では共にマリューを補佐した。見かけによらず、お酒を飲まない下戸な彼女に驚いていた。
;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]
;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]
:『第3次Z』では、彼の発案を基に[[ヤシマ作戦]]を決行する。
:『第3次Z』では、彼の発案を基に[[ヤシマ作戦]]を決行する。
;[[レイラ・マルカル]]
:『[[DD]]』での妹分。彼女が自軍部隊に参加する事が決まった際、元司令の経験を買って自身の補佐役に任命する。
:期待通りの働きをしてくれる事もあって色々と可愛がっており、レイラもアキトとのプライベートも含めて気を遣ってくれるミサトに感謝していて関係は良好。
;[[ジル]]
;[[ジル]]
:直接的な絡みは無いが、『[[V]]』では彼女が死亡している場合、彼女の台詞を一部代わって言う([[クルツ・ウェーバー|クルツ]]と[[メリッサ・マオ|マオ]]を祝福したり、[[ベルファンガン・クルーゾー|クルーゾー]]を冗談交じりに相手に勧められたり等)
:直接的な絡みは無いが、『[[V]]』では彼女が死亡している場合、彼女の台詞を一部代わって言う([[クルツ・ウェーバー|クルツ]]と[[メリッサ・マオ|マオ]]を祝福したり、[[ベルファンガン・クルーゾー|クルーゾー]]を冗談交じりに相手に勧められたり等)
=== 旧劇場版 ===
=== 旧劇場版 ===
;「何甘ったれたこと言ってんのよ!アンタまだ生きてるんでしょ!だったらしっかり生きて、それから死になさい! 」
;「何甘ったれたこと言ってんのよ!アンタまだ生きてるんでしょ!だったらしっかり生きて、それから死になさい! 」
:第25話「Air」より。エヴァ初号機が格納されているケージに向かい始める際、初号機の搭乗を拒み現実逃避をし続けるシンジに対して。
:第25話「Air」より。エヴァ初号機が格納されているケージに向かい始める際、初号機の搭乗を拒み続けるシンジに対して。
;「他人だからどうだってのよ!あんたこのままやめるつもり!?今、ここで何もしなかったら、あたし許さないからね!?一生あんたを許さないからね! 」
;「他人だからどうだってのよ!あんたこのままやめるつもり!?今、ここで何もしなかったら、あたし許さないからね!?一生あんたを許さないからね! 」
:初号機が格納されているケージへ向かうエレベーターの前で「人を傷つけてまでエヴァに乗る位なら何もしないほうがいい」と戦いを拒む上に「ミサトさんだって他人の癖に!」と叫ぶシンジに対して涙ながらに言った台詞。
:初号機が格納されているケージへ向かうエレベーターの前で「人を傷つけてまでエヴァに乗る位なら何もしないほうがいい」と戦いを拒む上に「ミサトさんだって他人のくせに!何も分かってないくせにっ!」と叫ぶシンジに対して涙ながらに言った台詞。
:これは実際シンジの言う通りであり、シンジは自分なりに考えた末に「何も知らず、言われるがままにエヴァに乗り、その結果大切な人を傷つけるくらいなら乗らない」と決めたのである。実際、この後ミサトに促されて初号機に乗った結果、サードインパクトに利用されてしまう。結局ミサトは最期までシンジのことを「何も分かっていなかった」。
;「大人のキスよ…。帰ってきたら、続きをしましょう…」
;「大人のキスよ…。帰ってきたら、続きをしましょう…」
:上記の台詞の後に戦う事を拒むシンジに[[キスシーン|キス]]をして奮い立たせようとして。この時点でミサトは致命傷を負っており、おそらくシンジも[[死亡フラグ|「続き」が無い]]という事を理解していたはずだが、ミサトの意志を汲み取ってEVAに乗ることを決意する。
:上記の台詞の後に戦う事を拒むシンジに[[キスシーン|キス]]をして奮い立たせようとして。この時点でミサトは致命傷を負っており、おそらくシンジも[[死亡フラグ|「続き」が無い]]という事を理解していたはずだが、ミサトの意志を汲み取ってEVAに乗ることを決意する。
:ただ、ミサトとシンジの関係は「母親と子供」「姉と弟」と言った関係性であり、そこにキスやその「続き」……つまり「女と男」の関係を持ち出すのは非常に歪でもある。「家族として関係を深める方法を知らなかった」とも「知っていてなお『女と男』としての関係性を望んだ」のか……あるいは両方かもしれない。
:ただ、ミサトとシンジの関係は「母親と子供」「姉と弟」と言った関係性であり、そこにキスやその「続き」……つまり男女の関係を持ち出すのは非常に歪でもある。これはミサトが「こういったやり方でしか相手を鼓舞・慰めることができない・知らない人間」であり、以前も似たようなことをしてシンジに拒否されている。
:『[[α]]』や『[[MX]]』でも一連の台詞が再現される(特に『MX』では[[DVE]]として採用)が、ミサトは死なず、シンジもミサトの元に帰ってきている。このため、「続き」についてはミサトによってうやむやにされてしまっている。
:『[[α]]』や『[[MX]]』でも一連の台詞が再現される(特に『MX』では[[DVE]]として採用)が、ミサトは死なず、シンジもミサトの元に帰ってきている。このため、「続き」についてはミサトによってうやむやにされてしまっている。
;「こんなことなら…アスカの言うとおりに…カーペット替えときゃよかった…[[ペンペン]]…[[加持リョウジ|加持君]]…私…これでよかったわよね…」
;「こんなことなら…アスカの言うとおりに…カーペット替えときゃよかった…[[ペンペン]]…[[加持リョウジ|加持君]]…私…これでよかったわよね…」
:劇中で14年が経過した『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q|Q]]』では一転して、シンジに冷酷な態度を取るようになる。この結果、シンジとは敵対することになる。
:劇中で14年が経過した『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q|Q]]』では一転して、シンジに冷酷な態度を取るようになる。この結果、シンジとは敵対することになる。
:このシーンにも限らず、シンジを冷たく突き放した行動を問題視する意見も少なからずある。
:このシーンにも限らず、シンジを冷たく突き放した行動を問題視する意見も少なからずある。
:しかし、シンジへの情が14年前と変わっていないという前提でこの台詞を深く読むと「世界を変えてしまうような責任は自分が全て負うので、何もせずに自分に任せてくれればいい」という意味にもとれる。この時点のシンジにそこまで読ませるのはあまりにも酷すぎるものがあるが。
;「違うわ!! レイはもう居ないのよ、シンジ君…」
;「違うわ!! レイはもう居ないのよ、シンジ君…」
:頑なにレイの生存を叫びながら彼女の許へ向かおうとするシンジに対し、彼の首に嵌めたDSSチョーカーの起動スイッチに指を掛けつつ制止する。
:頑なにレイの生存を叫びながら彼女の許へ向かおうとするシンジに対し、彼の首に嵌めたDSSチョーカーの起動スイッチに指を掛けつつ制止する。
:上記の台詞の通りにシンジを完全に見放しているのであれば、この時点で迷いなく起動スイッチを押したはずだが、ためらって押せなかったという時点でまだシンジへの情が残っている証明となる。
== スパロボシリーズの名台詞 ==
== スパロボシリーズの名台詞 ==
;「それは…私にも分からないわ」<br />「ただ、一つだけ言えるのは…私達は補完計画とは別の方法で未来へ進まなければならないという事よ」<br />「そして…それを成し遂げる為に私達は生き残ったんだわ」
;「それは…私にも分からないわ」<br />「ただ、一つだけ言えるのは…私達は補完計画とは別の方法で未来へ進まなければならないという事よ」<br />「そして…それを成し遂げる為に私達は生き残ったんだわ」
:『α(DC)』第64話「Air」の戦闘終了後、再会したシンジから「[[碇ゲンドウ|父]]の真意」を訊ねられ、慎重に言葉を選びつつ自己の見解を告げる。
:『α(DC)』第64話「Air」の戦闘終了後、再会したシンジから「[[碇ゲンドウ|父]]の真意」を訊ねられ、慎重に言葉を選びつつ自己の見解を告げる。
;マリュー「あなたは?」<br />「元ネルフ本部戦術作戦部所属…現在はこのイカロス基地で作戦部長を務めている[[葛城ミサト]]三佐です」<br />マリュー「[[アークエンジェル]]艦長、[[マリュー・ラミアス]]大尉です」
:『[[第3次α]]』第13話「もう一度、自らの足で」のエンドデモより。イカロス基地にて、マリューと対面した時の自己紹介。
;(何となく…)<br />マリュー(他人のような気がしないわね…)
:同上。自己紹介の後、マリューと共に他人とは思えないシンパシーを感じた際の台詞。これは、2人の声優が三石琴乃氏である事から。
;「同じ女性としてその肌のハリとプロポーション…見習いたいですわ、市長」
;「同じ女性としてその肌のハリとプロポーション…見習いたいですわ、市長」
:『[[第3次α]]』より。50代となった[[ミリア・ファリーナ・ジーナス|ミリア]]と再会した際、50代には見えない若々しいミリアの肌とプロポーションを敬して。
:『第3次α』第21話(地球降下ルート)「プリティ・デビル」より。50代となった[[ミリア・ファリーナ・ジーナス|ミリア]]と再会した際、50代には見えない若々しいミリアの肌とプロポーションを敬して。
:'''何気に『第3次α』のミサトは30代に到達している'''ので、美容にも相当気を使っていると思われる。
:'''何気に『第3次α』のミサトは30代に到達している'''ので、美容にも相当気を使っていると思われる。
;「そう?あの[[フレイ・アルスター|フレイ]]って子、あの歳で既に自分が女であることを自覚してるわよ」<br />ムウ「じゃあ、葛城三佐は彼女の方から坊主にモーションをかけたと?」<br />「あの[[キラ・ヤマト|キラ君]]が自分から[[サイ・アーガイル|友達]]の彼女に手を出すと思う?」<br />ムウ「…思えませんねえ、それは」
:『第3次α』第22話(地球降下ルート)「砂塵の果て」より。フレイが婚約者のサイを突き放して父の仇であるコーディネイターのキラに急接近した事・キラが親友である筈のサイに冷たい態度を取り、ザフト相手に無謀な行動を行ったからとはいえ女性である[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ・ユラ]]に手を上げた事に戸惑いを隠せない[[マリュー・ラミアス|マリュー]]と[[ムウ・ラ・フラガ|ムウ]]。そんな2人に対して、母を切り捨てた[[碇ゲンドウ|男]]への復讐心を隠しながらその男と肉体関係を持っていた[[赤木リツコ|親友]]と彼女の末路を知っているミサトは、フレイの本性と彼女がキラに近付いた目的に気付いていた。
;「彼らとの戦いに主義主張も和平も有りはしないわ。生きるか死ぬか、ただそれだけよ」<br />「[[ナチュラル]]も[[コーディネイター]]も関係無い。[[太陽]]を彼らの巣にされ、人類は皆殺しにされるわよ」
;「彼らとの戦いに主義主張も和平も有りはしないわ。生きるか死ぬか、ただそれだけよ」<br />「[[ナチュラル]]も[[コーディネイター]]も関係無い。[[太陽]]を彼らの巣にされ、人類は皆殺しにされるわよ」
:『第3次α』第26話「かりそめの旅人」より。[[クロスゲート|ゲート]]の中から転移してきた[[宇宙怪獣]]に初めて遭遇する[[ユウキ・コスモ|コスモ]]や[[キラ・ヤマト|キラ]]達へ、[[STMC]]が知的生命体の天敵であり、必ず殲滅しなければならない存在である事を告げる。
:『第3次α』第26話「かりそめの旅人」より。[[クロスゲート|ゲート]]の中から転移してきた[[宇宙怪獣]]に初めて遭遇する[[ユウキ・コスモ|コスモ]]や[[キラ・ヤマト|キラ]]達へ、[[STMC]]が知的生命体の天敵であり、必ず殲滅しなければならない存在である事を告げる。
:『第3次α』第50話「二つの星と二つの門」より。[[ギジェ・ザラル|ギジェ]]を失い、酒に溺れるようになった[[フォルモッサ・シェリル|シェリル]]を自身の亡き友人であり、シェリルと同じ[[科学者・技術者|科学者]]であった[[赤木リツコ|リツコ]]に重ね合わせた忠告。
:『第3次α』第50話「二つの星と二つの門」より。[[ギジェ・ザラル|ギジェ]]を失い、酒に溺れるようになった[[フォルモッサ・シェリル|シェリル]]を自身の亡き友人であり、シェリルと同じ[[科学者・技術者|科学者]]であった[[赤木リツコ|リツコ]]に重ね合わせた忠告。
;「みんな…」<br />「…………」<br />「最優先事項を変更! 各機はEVA初号機の動きを止め、シンジ君の救出を!」
;「みんな…」<br />「…………」<br />「最優先事項を変更! 各機はEVA初号機の動きを止め、シンジ君の救出を!」
:『第3次α』第52話「世界の中心でアイを叫んだけもの」より。「カルネアデスの舟板」の意味を反芻し、一時はシンジの生命を諦めかけたミサトが、[[αナンバーズ]]の諦観する事の無い強固な意志に後押しされて叫ぶ救出指令。
:『第3次α』第52話「世界の中心でアイを叫んだけもの」の前半ステージより。「カルネアデスの舟板」の意味を反芻し、一時はシンジの生命を諦めかけたミサトが、[[キラ・ヤマト|キラ]]を始めとした[[αナンバーズ]]の諦観する事の無い強固な意志に後押しされて叫ぶ救出指令。
;「碇司令…! これは最後の警告です。計画を即刻、停止して下さい!」
:同話の後半ステージにて。シンジやαナンバーズの面々の言葉を聞いても尚、[[人類補完計画]]を実行しようとする[[碇ゲンドウ]]に対するミサトの最終警告。
=== [[Zシリーズ]] ===
=== [[Zシリーズ]] ===
;(手で動かすって…[[アベルト・デスラー|デ○ラー機雷]]じゃあるまいし…そんな方法で上手くいくのかしら)
;(手で動かすって…[[アベルト・デスラー|デ○ラー機雷]]じゃあるまいし…そんな方法で上手くいくのかしら)
:『α(DC)』([[ゴラオン]]隊ルート)第43話「静止した闇の中で」にて、手動でEVAを発進させようとするゲンドウに対して。ちなみに補足すると「メカに反応する機雷を人力で取り除く」というシーンが元ネタである。
:『α(DC)』([[ゴラオン]]隊ルート)第43話「静止した闇の中で」にて、手動でEVAを発進させようとするゲンドウに対して。ちなみに補足すると「メカに反応する機雷を人力で取り除く」というシーンが元ネタである。
:…まさか、本当に[[宇宙戦艦ヤマト2199|(リメイク作品であるが)元ネタ]]が[[スーパーロボット大戦V|αの17年後にスパロボ参戦]]するとは当時誰も思わなかっただろう。
:…まさか、本当に[[宇宙戦艦ヤマト2199|(リメイク作品であるが)元ネタ]]が[[スーパーロボット大戦V|αの17年後にスパロボ参戦]]し、尚且つエヴァと共演する事になるとは当時誰も思わなかっただろう。
;(お約束の会話ねえ…)<br/>(でも、よく考えてみたら年甲斐も無く水着着てんの私だけ…?リツコも誘えばよかったわね…)
;(お約束の会話ねえ…)<br/>(でも、よく考えてみたら年甲斐も無く水着着てんの私だけ…?リツコも誘えばよかったわね…)
:『α(DC)』(ゴラオン隊ルート)第54話「思い出を未来へ」より。[[沖縄]]のビーチでひと時の休息を満喫中、互いのプロポーションを賛美し合う[[銀鈴]]&[[エレ・ハンム|エレ]]の遣り取りにツッコミを入れつつも、10代の少女が大半を占めるロンド・ベル女性陣と同レベルで海水浴を楽しんでいるアラサー女性が自分だけしか居ない事にふと気付き、居心地の悪さを覚える。
:『α(DC)』(ゴラオン隊ルート)第54話「思い出を未来へ」より。[[沖縄]]のビーチでひと時の休息を満喫中、互いのプロポーションを賛美し合う[[銀鈴]]&[[エレ・ハンム|エレ]]の遣り取りにツッコミを入れつつも、10代の少女が大半を占めるロンド・ベル女性陣と同レベルで海水浴を楽しんでいるアラサー女性が自分だけしか居ない事にふと気付き、居心地の悪さを覚える。
*葛城ミサトを演じた声優の三石琴乃氏にとっても「ミサトは思い入れのある役柄」と語っていると同時に、初めて演じた自分の実年齢より年上のキャラクターだったとも振り返っている。(『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』放送当時、三石氏本人は28歳だった。)
*葛城ミサトを演じた声優の三石琴乃氏にとっても「ミサトは思い入れのある役柄」と語っていると同時に、初めて演じた自分の実年齢より年上のキャラクターだったとも振り返っている。(『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』放送当時、三石氏本人は28歳だった。)
**三石氏は出世作であるアニメ『美少女戦士セーラームーン』の月野うさぎ役でブレイクしたものの、セーラームーンのイメージが強すぎたためかその後はどこの現場に行っても『セーラームーンのうさぎ役の三石琴乃』というイメージが付いてまわってしまい、うさぎと似たような役柄の仕事しか貰えずイメージを中々払拭する事ができない辛い時期があったが、「葛城ミサトを演じた事によってそのイメージを脱却する事ができた」と述懐している。
**三石氏は出世作であるアニメ『美少女戦士セーラームーン』の月野うさぎ役でブレイクしたものの、セーラームーンのイメージが強すぎたためかその後はどこの現場に行っても『セーラームーンのうさぎ役の三石琴乃』というイメージが付いてまわってしまい、うさぎと似たような役柄の仕事しか貰えずイメージを中々払拭する事ができない辛い時期があったが、「葛城ミサトを演じた事によってそのイメージを脱却する事ができた」と述懐している。
**三石氏は『[[クレヨンしんちゃん]]』映画第6作目「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」にてゲストキャラクターであるお色気役を演じているが、これは監督の原恵一氏がエヴァにハマっていた事が起用理由であり、キャラ造形([[野原しんのすけ]]を[[声優ネタ|「しんちゃん」と呼ぶ]]など)もミサトを意識している。
**三石氏は『[[クレヨンしんちゃん]]』映画第6作目「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」にてゲストキャラクターであるお色気役を演じているが、これは監督の原恵一氏がエヴァにハマっていた事が起用理由であり、キャラ造形([[野原しんのすけ]]を[[声優ネタ|「しんちゃん」と呼ぶ]]など)もミサトを意識している。<ref>他、[[声優:山寺宏一|山寺宏一]]氏が出演、明朝体によるテロップが出るなど、エヴァを彷彿とさせる点が見られている。</ref>
*TVシリーズ制作時、庵野秀明監督はミサトの愛車について当初「マットビハイクル(特撮番組『帰ってきたウルトラマン』の特殊車両)にしたい」との理由でマツダ・コスモスポーツを想定していたが、貞本義行氏が難色を示した為ルノーA310に変更されたという経緯が有る。
*TVシリーズ制作時、庵野秀明監督はミサトの愛車について当初「マットビハイクル(特撮番組『帰ってきたウルトラマン』の特殊車両)にしたい」との理由でマツダ・コスモスポーツを想定していたが、貞本義行氏が難色を示した為ルノーA310に変更されたという経緯が有る。
**[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版|新劇場版]]では初期構想通り、「MATペイント」に酷似したカラーリングのコスモスポーツがミサトの愛車に据えられている。
**[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版|新劇場版]]では初期構想通り、「MATペイント」に酷似したカラーリングのコスモスポーツがミサトの愛車に据えられている。
*貞本義行氏の[[漫画|漫画版]]においてもミサトは旧劇場版に近い最後を遂げるのだが、シンジを初号機の元に向かうエレベーターで自身が身につけていたペンダントを渡した後エレベーターホールに乗り込んできた戦略自衛隊ごと[[自爆]]した。しかし、シンジに渡したペンダントは彼がL.C.Lに融けた後も何故か残っており、世界が復元された後もシンジの鞄に繋がれていた。
*貞本義行氏の[[漫画|漫画版]]においてもミサトは旧劇場版に近い最後を遂げるのだが、シンジを初号機の元に向かうエレベーターで自身が身につけていたペンダントを渡した後エレベーターホールに乗り込んできた戦略自衛隊ごと[[自爆]]した。しかし、シンジに渡したペンダントは彼がL.C.Lに融けた後も何故か残っており、世界が復元された後もシンジの鞄に繋がれていた。
*劇中ではミサトだけがエヴァのことを'''エバー'''と伸ばし気味に言っているが、これはキャラ付けではなく三石琴乃氏が意識せず言っていた癖のようだ(同じ三石氏が演じる[[トニヤ・マーム]]もティファのことを「ティファー」と言っている)。やがて自分の癖に気づいた三石氏がエヴァ関連の収録の際に「エヴァ」に直そうとしたが、その頃にはミサト=エバーは完全に定着していたため直せなかったという。
*劇中ではミサトだけがエヴァのことを'''エバー'''と伸ばし気味に言っているが、これはキャラ付けではなく三石琴乃氏が意識せず言っていた癖のようだ。やがて自分の癖に気づいた三石氏がエヴァ関連の収録の際に「エヴァ」に直そうとしたが、その頃にはミサト=エバーは完全に定着していたためスタッフから「ミサトはエバーなんで」と言われてしまい直せなかったという。また同じ三石氏が演じる[[トニヤ・マーム]]もティファのことを「ティファー」と言っていたが、こちらは[[ウィッツ・スー]]を演じた中井和哉氏に後年「特別な指示が出ているのかと思っていた」と言われ初めて気づいたらしい。
== 商品情報 ==
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== 脚注 ==
<references/>
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[[Category:登場人物か行]]
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[[Category:新世紀エヴァンゲリオン]]
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