差分

9 バイト除去 、 2021年3月14日 (日) 14:29
485行目: 485行目:  
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*本作にまつわる特記事項のひとつとして、ラポート社刊のアニメ雑誌「アニメック」誌との確執(通称・'''アニメック事件''')が挙げられる。辛口なアニメ批評に定評のある同誌(評価に値しないものは沈黙を貫く、'''批評されれば光栄に思え'''、というスタンス)であったが本作に対しては殊更攻撃的な批評を展開<ref>内容についてもまともに作品を観ていたとは言い難い、言い掛かりに近い記述が大半を占めた(シーンの一つが何故か『[[機動戦士ガンダム|ガンダム]]』と被る、などと比較されていた。無論、そのシーンは比較にする理由がわからないものであったが)。</ref>、特に27号における特集においてはスタッフ代表として高橋監督をインタビューに招きながら傍らで悪ふざけじみた中傷まがいの記事を載せるという、実質的な吊し上げに近い内容であった。これについては読者からの反発も強く、翌号において編集長が全面的に謝罪する事態となった。
 
*本作にまつわる特記事項のひとつとして、ラポート社刊のアニメ雑誌「アニメック」誌との確執(通称・'''アニメック事件''')が挙げられる。辛口なアニメ批評に定評のある同誌(評価に値しないものは沈黙を貫く、'''批評されれば光栄に思え'''、というスタンス)であったが本作に対しては殊更攻撃的な批評を展開<ref>内容についてもまともに作品を観ていたとは言い難い、言い掛かりに近い記述が大半を占めた(シーンの一つが何故か『[[機動戦士ガンダム|ガンダム]]』と被る、などと比較されていた。無論、そのシーンは比較にする理由がわからないものであったが)。</ref>、特に27号における特集においてはスタッフ代表として高橋監督をインタビューに招きながら傍らで悪ふざけじみた中傷まがいの記事を載せるという、実質的な吊し上げに近い内容であった。これについては読者からの反発も強く、翌号において編集長が全面的に謝罪する事態となった。
**本件の原因として編集部サイドは担当ライターが副編集長のチェックを通さず記事を入稿したためとしているが、そもそもの作品批判を展開した経緯としては本作のスポンサーのタカラとは競合メーカーであるバンダイより広告料を受けたためとされる(所謂ライバル潰しのためのネガティブキャンペーン)。それらの信憑性を示すものとして、『ダグラム』と同時期に展開していた同じくサンライズ製アニメ『[[戦闘メカ ザブングル]]』の当時のプラモデル担当者が後に『グレートメカニック』誌のインタビューにおいて本件への関与をほのめかす発言もしており、当時の2大玩具メーカー間の確執も匂わせている。
+
**本件の原因として編集部サイドは担当ライターが副編集長のチェックを通さず記事を入稿したためとしているが、そもそもの作品批判を展開した経緯としては本作のスポンサーのタカラと競合関係にあるバンダイより広告料を受けたためとされる(所謂ライバル潰しのためのネガティブキャンペーン)。それらの信憑性を示すものとして、『ダグラム』と同時期に展開していた同じくサンライズ製アニメ『[[戦闘メカ ザブングル]]』の当時のプラモデル担当者が後に『グレートメカニック』誌のインタビューにおいて本件への関与をほのめかす発言もしており、当時の2大玩具メーカー間の確執も匂わせている。
 
*アメリカでは『[[超時空要塞マクロス]]』等と世界観を合体させた『ロボテック』シリーズのひとつとなっている。
 
*アメリカでは『[[超時空要塞マクロス]]』等と世界観を合体させた『ロボテック』シリーズのひとつとなっている。
 
**これに関係する事件として、『ロボテック』の人気にあやかろうとしたFASA社が、自社で発売したロボットTRPG『バトルメック』に登場する戦闘ロボット「メック」のイラストに、『マクロス』のバトロイドやデストロイドと共にコンバットアーマーのデザインを無断流用した為に、『ロボテック』の配給会社が訴訟を起こして勝訴した騒動が有名である。
 
**これに関係する事件として、『ロボテック』の人気にあやかろうとしたFASA社が、自社で発売したロボットTRPG『バトルメック』に登場する戦闘ロボット「メック」のイラストに、『マクロス』のバトロイドやデストロイドと共にコンバットアーマーのデザインを無断流用した為に、『ロボテック』の配給会社が訴訟を起こして勝訴した騒動が有名である。