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=== 人物 ===
 
=== 人物 ===
本質的には熱血漢で、2m近くの屈強な肉体を持つ巨漢。戦場では擬態獣と果敢に戦う戦士として頼りがいのある面を見せるのだが、巨神戦争以来はロボット乗りとして冴えない任務(土木作業や交通整理)ばかりに出ていた事から、過去を知らないダンナーベースのメンバーからは半ば白眼視されていた<ref>ゴオに一途に思いを寄せている杏奈でさえ、第2話の夢の中でのゴオは「5年前のカッコ良かった頃の姿」となっており、今の姿に思う所のある様子を見せてた模様。</ref>。また、私生活ではだらしない一面もある上に、顔に似合わずかなりの甘党で偏食気味になってしまう事から、杏奈に小言を言われることもしばしばある。杏奈からは「ゴオちん」と呼ばれているが、彼女との関係を知ったダンナーベースの人間達からも、からかい交じりに「ゴオちん」呼ばわりされている。
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本質的には熱血漢で、2m近くの屈強な肉体を持つ巨漢。苗字に「猿」という文字があるが、体格からもどちらかと言えば「ゴリラ」に近いと言える。
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巨神戦争の英雄と呼ばれていたのは伊達では無く、ネオオクサーのパイロットとなった杏奈とコンビを組んでからはベテランパイロットとしての実力を遺憾無く発揮している。また、美形では無くとも男前である為か、女性にも弟の[[猿渡忍]]程では無いがモテており、杏奈やかつてのパートナーであるミラ、パイロット養成機関からの同期である[[藤村静流]]と、多くのマドンナ級の美女から好意を寄せられている。しかし、結婚を約束した杏奈の事は大切に思いつつも、年が離れている為か半ば「妹」の様な扱いになってしまう事も多く、また奇跡的に生存していたミラとの再会で生じた[[三角関係]]によって優柔不断になってしまう傾向もあってか、杏奈に想いを寄せていた忍と喧嘩になってしまう事も少なからずあった。
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かつての巨神戦争では、擬態獣と果敢に戦う戦士として頼りがいのある面を見せていたのだが、それ以降はロボット乗りとして冴えない任務(土木作業や交通整理)ばかりに出ていた事から、過去を知らないダンナーベースのメンバーからは半ば白眼視されていた<ref>ゴオに一途に思いを寄せている杏奈でさえ、第2話の夢の中でのゴオは「5年前のカッコ良かった頃の姿」となっており、今の姿に思う所のある様子を見せてた模様。</ref>。また、私生活ではだらしない一面もある上に、顔に似合わずかなりの甘党で偏食気味になってしまう事から、杏奈に小言を言われることもしばしばある。杏奈からは「ゴオちん」と呼ばれているが、彼女との関係を知ったダンナーベースの人間達からも、からかい交じりに「ゴオちん」呼ばわりされている。
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更に物語の終盤には、[[ラビッドシンドローム]]の発症という問題も生じた事でパイロットから降りざるを得なくなり、戦士としてのアイデンティティを失うという苦悩にも見舞われる事になる。
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巨神戦争の英雄と呼ばれていたのは伊達では無く、現在もパイロットとしての実力は衰えておらず、ネオオクサーのパイロットとなった杏奈とコンビを組んでからはベテランパイロットとしての実力を遺憾無く発揮している。また、美形では無くとも男前である為か、弟の[[猿渡忍]]程では無いが女性にもモテており、杏奈やかつてのパートナーであるミラ、パイロット養成機関からの同期である[[藤村静流]]と、多くのマドンナ級の美女から好意を寄せられている。しかし、結婚を約束した杏奈の事は大切に思いつつも、年が離れている(弟の忍と同年)からか半ば「妹」の様な扱いになってしまう展開も多く、自分の中にある弱さを曝け出せない事もあった。また奇跡的に生存していたミラとの再会によって[[三角関係]]も生じてしまった結果、優柔不断になってしまう傾向も目立つ様になり、杏奈に想いを寄せていた忍と喧嘩になってしまう事も少なからずあった。
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物語の終盤には、[[ラビッドシンドローム]]の発症という問題も生じた事で、ゴーダンナーのパイロットから降りざるを得なくなり、戦士としてのアイデンティティを失いかけるという苦悩にも見舞われる事になる。
    
=== 劇中の様相 ===
 
=== 劇中の様相 ===
早くに両親を失ったゴオは、唯一の肉親である弟の忍と二人で生きる事になり、やがてパイロット養成機関に入ってそこで出会った静流と交友関係を持つ事になる。やがて、パイロットとしての優れた適正を見込まれた結果、スーパーロボット・ゴーダンナーのパイロットに選ばれたゴオはアメリカへと渡り、そこで出会ったミラと恋仲になり、やがては[[ネオオクサー]]を駆る彼女とクラブマリナーのパイロットである[[マックス・ジュニア]]の三人でチームを組む形でダンナーベースの所属となる。しかし24歳の時、大型擬態獣との熾烈な戦いである巨神戦争にて、目の前で将来を誓い合ったパートナーであるミラを失い、そこへ偶然避難しようとしていた杏奈が事故で落下する現場に遭遇。彼女を救出した後、一人ゴーダンナーで大型擬態獣を撃破する事になった。
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早くに両親を失ったゴオは、唯一の肉親である弟の忍と二人で生きる事になり、青年に成長してからはパイロット養成機関に入り、そこで出会った静流と家族絡みの交友関係を持つ事になる。やがてパイロットとしての優れた適正を見込まれた結果、スーパーロボット・ゴーダンナーのパイロットに選ばれたゴオはアメリカへと渡り、そこで出会ったミラと恋仲になり、[[ネオオクサー]]を駆る彼女とクラブマリナーのパイロットである[[マックス・ジュニア]]の三人でチームを組む形でダンナーベースの所属となる。しかし24歳の時、大型擬態獣との熾烈な戦いである巨神戦争にて、目の前で将来を誓い合ったパートナーであるミラを失い、そこへ偶然避難しようとしていた杏奈が事故で落下する現場に遭遇。彼女を救出した後、一人ゴーダンナーで大型擬態獣を撃破する事になった。
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その後はミラを失ったショックから立ち直れず、ロボット乗りとしても大した活躍をする事無く無為な日々を過ごす事も多くなっていたが、高校生に成長した杏奈と再会。母親である[[葵霧子]]からの協力も得た彼女の献身な励ましに心打たれ、交際の末に結婚を約束する間柄となる。だが、杏奈との結婚式の最中に再び擬態獣が出現し、ゴーダンナーで戦いに赴く事になり、偶然が重なってとはいえ、結果的に杏奈がミラに代わる新たなネオオクサーのパイロットになってしまう。最初は彼女がパイロットになる事に反対していたが、自らの行動で認めてもらおうとする彼女の賢明さに気付いた結果、改めて彼女をパートナーにする形で擬態獣との戦いに身を投じる事になる。
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その後はミラを失ったショックから立ち直れず、ロボット乗りとしても大した活躍をする事無く無為な日々を過ごす事も多くなっていたが、高校生に成長した杏奈と再会。母親である[[葵霧子]]からの協力も得た彼女の献身な励ましに心打たれ、やがては結婚を約束する間柄となる。だが、杏奈との結婚式の最中に再び擬態獣が出現し、ゴーダンナーで戦いに赴く事になり、偶然が重なってとはいえ、結果的に杏奈がミラに代わる新たなネオオクサーのパイロットになってしまう。最初は彼女がパイロットになる事に反対していたが、自らの行動で認めてもらおうとする彼女の賢明さに気づいた結果、改めて彼女をパートナーにする形で擬態獣との戦いに身を投じる事になる。
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しかし、死んだと思っていたミラやマックスが生還していた事で、状況が急変する。ラビッドシンドロームを発症し半ば暴走していたマックスからはミラを守れなかった事実と共に怒りをぶつけられ、ミラとの関係も杏奈に知られた上に、[[ブレイドガイナー]]に搭乗する[[剣]]との戦いに敗れ、引き取っていた[[ルウ・ルー]]にも見限られる形で去られてしまった結果、操縦桿を握れなくなる程、立ち直れなくなってしまう。更には追い打ちをかける形で静流が落命してしまい(後に蘇生するが)、完全に打ちのめされる中でミラに弱さを曝け出す形で縋りつく姿を杏奈に見られてしまった結果、彼女がダンナーベースから出て行ってしまう事態を招いてしまった。
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しかし、死んだと思っていたミラやマックスが生還していた事で、事態が急変する。ラビッドシンドロームを発症し半ば暴走していたマックスからはミラを守れなかった事実と共に怒りをぶつけられ、ミラとの関係も杏奈に知られた上に彼女に弱さを見せ縋りつく姿を見られてしまった結果、杏奈がダンナーベースから出て行ってしまう事になった。
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2ndシーズンでは、過去の記憶を取り戻したミラが再びネオオクサーのパイロットとして復帰し、ダンナーベースに帰還した杏奈もゴーオクサーのパイロットとなった事で、彼女達と新たにチームを組みつつも三角関係を演じる事になるのだが、新たに擬態獣特有のウイルスである「インサニアウイルス」による感染症「ラピッドシンドローム」の存在が確認され、巨神戦争時代からの戦友であった[[モウカク]]もラビッドシンドロームの発症が原因で命を落とし、更には自身もインサニアウイルスの感染の可能性が出始めてしまう。
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2ndシーズンでは、過去の記憶を取り戻したミラが再びネオオクサーのパイロットとして復帰し、ダンナーベースに帰還した杏奈もゴーオクサーのパイロットとなった事で、彼女達と新たにチームを組みつつも三角関係を演じる事になるのだが、新たに確認されたインサニアウイルスに感染してしまった結果、ラビッドシンドロームの発症によって狂体化してしまう恐れからゴーダンナーのパイロットを下ろされそうになり、自らのアイデンティティを失いかける事になる。しかし、それでもゴーダンナーに搭乗して戦い続け、遂にはラビッドシンドロームを発症させてしまうのだが、強制的に合体した杏奈の必死の説得によって正気を取り戻し、[[ルウ・ルー]]の駆る[[セレブレイダー]]とのトリプルドライブによって、擬態獣の大軍勢を操る[[超擬態獣]]の撃破に成功するのだが、限界を迎えた末に蛹上の姿となってしまった。
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ラビッドシンドロームの発症によって狂体化してしまう危険性からゴーダンナーのパイロットを下ろされる事になり、それまでパイロットとして戦い続けていた自らのアイデンティティを失いかける事になる。しかし、それでも非常時にはゴーダンナーに搭乗して戦い続け、最終決戦時にて遂にラビッドシンドロームを発症させてしまうのだが、強制的に合体した杏奈の必死の説得によって正気を取り戻し、ルウの駆る[[セレブレイダー]]との「トリプルドライブ」によって、擬態獣の大軍勢を操る[[超擬態獣]]の撃破に成功する。だが、その直後に肉体が限界を迎えた末に、蛹上の姿となってしまい、永い眠りにつく事になった。
   −
数年後、インサニアウイルスのキャリアとなっていた林の子供の遺伝子を利用したワクチンによって蛹状態から感知し、大人に成長した杏奈と再会。一時は記憶を失いつつも、一年後に記憶を回復させ、ようやく彼女との結婚式の約束を果たす事になった。
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数年後、インサニアウイルスのキャリアとなっていた林の子供の遺伝子を利用したワクチンによって蛹状態から完治し、大人に成長した杏奈と再会。一時は記憶を失いつつも、一年後に記憶を回復させ、ようやく彼女との結婚式の約束を果たす事になった。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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