差分

31行目: 31行目:  
下半身はおそらくバビロニア神話の「上半身は人間で腰部もしくは下半身がサソリの怪物」であるギルタブリル(ギルタブルル)がデザインのモチーフと思われる。また上半身がドクロなのもギルタブリルの上半身は死神のような姿であるとされる説を採り入れたものとも推測できる。生命体に明確な敵意を持っており、その呪詛は生けるもの全てを汚染し壊死させる力で満ちている。ヴォルクルスを崇める神殿には石材から金属体のひとつひとつにまでその呪詛が篭っており、崩落に巻き込まれた場合、万一魔装機に搭乗していたとしても助からないとされる(魔装機に宿る精霊、コクピットに座る操者、その全てに必殺の汚染が浸透するため)。
 
下半身はおそらくバビロニア神話の「上半身は人間で腰部もしくは下半身がサソリの怪物」であるギルタブリル(ギルタブルル)がデザインのモチーフと思われる。また上半身がドクロなのもギルタブリルの上半身は死神のような姿であるとされる説を採り入れたものとも推測できる。生命体に明確な敵意を持っており、その呪詛は生けるもの全てを汚染し壊死させる力で満ちている。ヴォルクルスを崇める神殿には石材から金属体のひとつひとつにまでその呪詛が篭っており、崩落に巻き込まれた場合、万一魔装機に搭乗していたとしても助からないとされる(魔装機に宿る精霊、コクピットに座る操者、その全てに必殺の汚染が浸透するため)。
   −
このように物体に対して非常に強い干渉能力を持っており、人間の精神を暗示で支配することを皮切りに、機械の分子構造を自由自在に操り人間のDNAにも干渉する魔力を備え、果ては死の淵に瀕した人間を留めた事まである。正式な契約を交わした者には特に強い暗示を送り込んでいて、その洗礼を授かった者達はヴォルクルスとその眷属に逆らうことを赦されない。背信行為にはほぼ死で報いており、「羈絏」を授かりながら神殿を破壊した者は、いかなる事情があれど(怨敵壊滅が目的であっても)激痛に苛まれながら死に至るという。なお、契約には強弱があり、全ての信徒に「羈絏」を授けているわけでもない。信者にしても、現世利益(死者蘇生、または恋愛など)を追求して入信する者が混じっているため、背信行為を行った者全てが死に直結するわけではない(現に「地上人召喚事件」時、神官サフィーネと助祭ガエンは分身に攻撃を加えても無事であった)。
+
このように物体に対して非常に強い干渉能力を持っており、人間の精神を暗示で支配することを皮切りに、機械の分子構造を自由自在に操り人間のDNAにも干渉する魔力を備え、果ては死の淵に瀕した人間を留めた事まである。正式な契約を交わした者には特に強い暗示を送り込んでいて、その洗礼を授かった者達はヴォルクルスとその眷属に逆らうことを赦されない。背信行為にはほぼ死で報いており、「羈絏(きせつ。手綱、拘束の意)」を授かりながら神殿を破壊した者は、いかなる事情があれど(怨敵壊滅が目的であっても)激痛に苛まれながら死に至るという。なお、契約には強弱があり、全ての信徒に「羈絏」を授けているわけでもない。信者にしても、現世利益(死者蘇生、または恋愛など)を追求して入信する者が混じっているため、背信行為を行った者全てが死に直結するわけではない(現に「地上人召喚事件」時、神官サフィーネと助祭ガエンは分身に攻撃を加えても無事であった)。
    
=== [[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]] 第一章 ===
 
=== [[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]] 第一章 ===
3,173

回編集