1行目: |
1行目: |
| {{登場メカ概要 | | {{登場メカ概要 |
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Gundam Heavyarms]] | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Gundam Heavyarms]]<ref>[http://www.gundam-w.jp/tv/ms/03.html MS]、新機動戦記ガンダムW、2022年2月21日閲覧。</ref> |
| | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] |
| *{{登場作品 (メカ)|新機動戦記ガンダムW}} | | *{{登場作品 (メカ)|新機動戦記ガンダムW}} |
65行目: |
65行目: |
| ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F}} | | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F}} |
| :初登場作品。敵として登場する。[[射程]]7という長距離からのビームガトリングガンは自軍にとって脅威。弾数も豊富なので弾切れどころか他の武器を使う機会も少ない。 | | :初登場作品。敵として登場する。[[射程]]7という長距離からのビームガトリングガンは自軍にとって脅威。弾数も豊富なので弾切れどころか他の武器を使う機会も少ない。 |
− | :[[主人公]]設定で[[スーパー系]]を選んでいる場合は、いきなり序盤(しかも[[ポセイダル軍]]との交戦直後)で戦う事になる。この時点では[[必中]]を使えるスーパー系は[[ゲシュペンスト・タイプS|ゲシュペンスト]]くらいのものなので、[[ビームコート]]持ちの[[ヘビーメタル]]を盾にするなり[[アムロ・レイ|アムロ]]など[[回避]]の高いエースをぶつけるなりしないと苦しい戦いになる。これ以降での交戦機会は終盤のみであり、その時点では容易に対処できるだろう。 | + | :[[主人公]]設定で[[スーパー系]]を選んでいる場合は、第5話(しかも[[ポセイダル軍]]との交戦直後)で戦う事になる。この時点では[[必中]]を使えるスーパー系は[[ゲシュペンスト・タイプS|ゲシュペンスト]]くらいのものなので、[[ビームコート]]持ちの[[ヘビーメタル]]を盾にするなり[[アムロ・レイ|アムロ]]など[[回避]]の高いエースをぶつけるなりしないと苦しい戦いになる。これ以降での交戦機会は終盤のみであり、その時点では容易に対処できるだろう。 |
| :余談だが、'''戦闘アニメがビームガトリングと胸のガトリングガンを取り違えて作られており、PS版でも修正されていない'''。 | | :余談だが、'''戦闘アニメがビームガトリングと胸のガトリングガンを取り違えて作られており、PS版でも修正されていない'''。 |
| ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}} | | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}} |
89行目: |
89行目: |
| === 関連作品 === | | === 関連作品 === |
| ;[[スーパーヒーロー作戦]] | | ;[[スーパーヒーロー作戦]] |
− | :トロワの戦闘時における姿。中ボスまたはスポット参戦の味方として登場するが、カトルの乗るウイングゼロの攻撃からガイアセイバーズを庇って爆破される。 | + | :トロワの戦闘時における姿。中ボスまたは[[スポット参戦]]の味方として登場するが、カトルの乗るウイングゼロの攻撃からガイアセイバーズを庇って爆破される。 |
| + | ;[[Another Century's Episode]] |
| + | :使用可能機体。 |
| | | |
| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
96行目: |
98行目: |
| ;アーミーナイフ | | ;アーミーナイフ |
| :右腕に装着されているガンダニュウム製ナイフ。接近戦時も使用するが、基本的に弾がある状態のヘビーアームズに近づけるものは居らずまた長さも前腕と同じ程度ためリーチが短く、弾切れ後の護身用の武器である(護身用、と言っても通常の[[MS]]なら切断できる代物)。 | | :右腕に装着されているガンダニュウム製ナイフ。接近戦時も使用するが、基本的に弾がある状態のヘビーアームズに近づけるものは居らずまた長さも前腕と同じ程度ためリーチが短く、弾切れ後の護身用の武器である(護身用、と言っても通常の[[MS]]なら切断できる代物)。 |
− | :ビームコーティングが施されており、[[ガンダムデスサイズ]]のビームサイズを受け止めたこともある。これで積極的に白兵格闘戦をするには高い操縦技術を要するが、トロワは十分にこれを得物として使用しており、横に錐揉み回転しながら敵機を幾度も切りつける所謂「[[ガンダムシュピーゲル|回転切り]]」を披露したこともある。 | + | :ビームコーティングが施されており、[[ガンダムデスサイズ]]のビームサイズを受け止めたこともある。これで積極的に白兵格闘戦をするには高い操縦技術を要するが、トロワは十分にこれを得物として使用しており、横に錐揉み回転しながら敵機を幾度も切りつける所謂「[[ガンダムシュピーゲル|回転切り]]」を披露したこともある。使用する際はトロワも気合を込めるかのように叫ぶ事も。 |
| :そのため、ファンの間では'''「ガンダムヘビーアームズは、弾切れを起こして武装がアーミーナイフだけになってから後が、本番」「1機だけ動きが[[機動武闘伝Gガンダム|前番組]]」'''などと評されることがある。 | | :そのため、ファンの間では'''「ガンダムヘビーアームズは、弾切れを起こして武装がアーミーナイフだけになってから後が、本番」「1機だけ動きが[[機動武闘伝Gガンダム|前番組]]」'''などと評されることがある。 |
− | :なお、この動きは[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]での[[ガンダムヘビーアームズ改]]で再現された。([[スーパーヒーロー作戦]]、[[Another Century's Episode|A.C.E第一作目]]、ガンダムVSシリーズでは先発して再現されていた)。劇中ではある意味切り札的な武装だが、SRWのヘビーアームズは射撃戦中心な機体のためこの武器の性能は余り高いとは言えないものになってしまっている。 | + | :なお、この動きは『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』での[[ガンダムヘビーアームズ改]]で再現された。([[スーパーヒーロー作戦]]、[[Another Century's Episode|A.C.E第一作目]]、ガンダムVSシリーズでは先発して再現されていた)。劇中ではある意味切り札的な武装だが、SRWのヘビーアームズは射撃戦中心な機体のためこの武器の性能は余り高いとは言えないものになってしまっている。 |
| ;バルカン | | ;バルカン |
| :頭部に二門内蔵された近距離戦用の機関砲。5機のガンダム共通の装備。 | | :頭部に二門内蔵された近距離戦用の機関砲。5機のガンダム共通の装備。 |
116行目: |
118行目: |
| :なお、トロワは弾切れになって排除した後速やかに格闘戦に移行できるように、あえてシステム的な補正をかけておらず、自分の腕でこの不安定さをカバーしている。 | | :なお、トロワは弾切れになって排除した後速やかに格闘戦に移行できるように、あえてシステム的な補正をかけておらず、自分の腕でこの不安定さをカバーしている。 |
| :;シールド | | :;シールド |
− | ::ビームガトリングに付属している実体盾。ただ劇中では積極的に盾として使用された事は無く付随してるビームガトリングの破損を防ぐ装甲板の意味合いが強い。 | + | ::ビームガトリングに付属している実体盾。ただ劇中では積極的に盾として使用された事は無く付随しているビームガトリングの破損を防ぐ装甲板の意味合いが強い。 |
| | | |
| ==== オプション装備 ==== | | ==== オプション装備 ==== |
127行目: |
129行目: |
| ;フルオープン・アタック/全弾発射/総攻撃 | | ;フルオープン・アタック/全弾発射/総攻撃 |
| :ヘビーアームズの全火器を一斉発射する。敵味方構わず発射するので、危険極まりない攻撃。[[リーオー]]クラスなら数機破壊できる。 | | :ヘビーアームズの全火器を一斉発射する。敵味方構わず発射するので、危険極まりない攻撃。[[リーオー]]クラスなら数機破壊できる。 |
− | :フルオープン・アタックは[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]で追加され、[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]では「総攻撃」という名称になった。 | + | :フルオープン・アタックは『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』で追加され、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では「総攻撃」という名称になった。 |
| + | :名称変更の理由は不明。更に長い名前の武装もあるので文字数などの問題ではなさそうだが…。 |
| | | |
| === [[特殊能力]] === | | === [[特殊能力]] === |
143行目: |
146行目: |
| === カスタムボーナス === | | === カスタムボーナス === |
| ;全ての武器の弾数が1.5倍になる | | ;全ての武器の弾数が1.5倍になる |
− | :[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]] | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』で採用。 |
| | | |
| == 機体BGM == | | == 機体BGM == |
154行目: |
157行目: |
| :そして、コクピットブロックから這い出た[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]の[[説得]]によって[[トロワ・バートン|トロワ]]は投降の合図を出すのだった。こうして、2人は意気投合するのである。 | | :そして、コクピットブロックから這い出た[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]の[[説得]]によって[[トロワ・バートン|トロワ]]は投降の合図を出すのだった。こうして、2人は意気投合するのである。 |
| ;対[[トールギス]] | | ;対[[トールギス]] |
− | :[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]との決闘を望む[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]は、[[ウイングガンダム]]を修復したが、ヒイロはゼクスの厚意に甘えず、トロワのヘビーアームズを借りて、決闘に臨む。慣れない機体な上、左腕の傷が完治していないことから、苦戦するヒイロだったが、トールギスに食らいついていく。最終的には[[ロームフェラ財団]]の介入により、中断された。 | + | :[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]との決闘を望む[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]は[[ウイングガンダム]]を修復したが、ヒイロはゼクスの厚意に甘えずトロワのヘビーアームズを借りて決闘に臨む。慣れない機体な上、左腕の傷が完治していないことから苦戦するヒイロだったが、トールギスに食らいついていく。最終的には[[ロームフェラ財団]]の介入により中断された。 |
| | | |
| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
170行目: |
173行目: |
| **なお、ピエロのイメージが反映されているのは初期稿のみであり、以降は重火器を搭載しているというイメージの元でデザインが進められ、それが決定稿に採用された。 | | **なお、ピエロのイメージが反映されているのは初期稿のみであり、以降は重火器を搭載しているというイメージの元でデザインが進められ、それが決定稿に採用された。 |
| *ウイングガンダムが不遇なのは有名だが本機も別のベクトルで負けず劣らずな不遇っぷりなのはあまり知られていない。 | | *ウイングガンダムが不遇なのは有名だが本機も別のベクトルで負けず劣らずな不遇っぷりなのはあまり知られていない。 |
− | **第13話から第16話までは出ずっぱりな上に前述のヒートナイフ回転斬りを披露したりトールギスとの決闘に使用されたりとかなり活躍していたのだが、第17話でチラッと登場したのを最後に第41話で[[サリィ・ポォ]]が発見した本機をヒイロの元へ運ぶまで20話以上もの長い間行方不明であった<ref>因みにサンドロックがOZの基地、ウイングガンダムが深海にあったのは劇中で描写されているがヘビーアームズが何処にあったのかは不明である。更にサンドロック、ウイングを入手する際にOZとの戦闘があったのだがヘビーアームズはそういった話もない。小説版では、トロワと共に宇宙に上がるも宇宙用には改造されず、とある場所に隠されていたのをデュオが発見・保管したことになっている。</ref>。その後、[[ピースミリオン]]と合流し、ハワードの手によって、ヘビーアームズ改へ改造された。<ref>トロワと再会したのが第42話のラストで第43話は改造中で搭乗不可だった。</ref>そしてそれが完了したのが44話なので実に27話もの長い間トロワに搭乗してもらえなかったのである。 | + | **第13話から第16話までは出ずっぱりな上に前述のアーミーナイフ回転斬りを披露したりトールギスとの決闘に使用されたりとかなり活躍していたのだが、第17話で僅かに登場したのを最後に第41話で[[サリィ・ポォ]]が発見した本機をヒイロの元へ運ぶまで20話以上もの長い間行方不明であった<ref>因みにサンドロックがOZの基地、ウイングガンダムが深海にあったのは劇中で描写されているがヘビーアームズが何処にあったのかは不明である。更にサンドロック、ウイングを入手する際にOZとの戦闘があったのだがヘビーアームズはそういった話もない。小説版では、トロワと共に宇宙に上がるも宇宙用には改造されず、とある場所に隠されていたのをデュオが発見・保管したことになっている。</ref>。その後、[[ピースミリオン]]と合流し、ハワードの手によって、ヘビーアームズ改へ改造された。<ref>トロワと再会したのが第42話のラストで第43話は改造中で搭乗不可だった。</ref>そしてそれが完了したのが44話なので実に27話もの長い間トロワに搭乗してもらえなかったのである。 |
| **本作は全49話なので、実に半分近くを行方不明の状態でしめ、ヘビーアームズ改以降の出番自体が5話だけとはっきり言って扱いが悪いガンダムという点を見れば、ウイングガンダムより上と言える。 | | **本作は全49話なので、実に半分近くを行方不明の状態でしめ、ヘビーアームズ改以降の出番自体が5話だけとはっきり言って扱いが悪いガンダムという点を見れば、ウイングガンダムより上と言える。 |
| | | |