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===原作漫画版===
 
===原作漫画版===
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;「……ねェ……居ねェぞ……どこだよデミトリーの旦那ァ……」<br/>「弔ってやろうと思ったのによォ……居ねェんだ……何処にも居ねェんだよ」<br/>「コクピットん中ァ血と肉片だらけで 何処にも旦那が居ねェんだよ」
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:30話「反逆は雪と共に」にて、迅雷に破壊された[[カグツチ]]のコクピットから這い出して曰く。譫言のように呟くその様子が、デミトリーの無残極まる死に様を物語る……。
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;レズナー「受け止めろ沢渡 『それ』がデミトリーだ」<br/>沢渡「! ふざけんなよレズナー!!! 『アレ』が旦那だとォ!!? そんなワケねェだろうが!!!」
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:その直後。肉体さえ残らないほどに凄惨な死を遂げたデミトリーの「姿」を突きつけられて激昂する。この後「離せよクソ神父!」と怒鳴るが「私はクソ神父ではない 元神父だ」と切り返されて若干冷静さを取り戻す。が……。
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:UXではデミトリーの死を知るのがシャングリラの艦橋での報告であり、飛び出そうとしてレズナーに止められる、という流れになっている。
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;「旦那を殺した奴らァ 必ず見つけ出してブッ殺してやる!! そいつらの一族諸共 ガキだろうと 女だろうと」<br/>「皆殺しだ!!!!」
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:そのシーンの〆。凄絶に笑いながら、沢渡は復仇を叫ぶ。
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;「青いのォ…悪いがコイツは俺の獲物だ 邪魔すんな」<br/>「だからテメェはさっさと本社に帰れよ 相当苦戦してるみたいだぜ?」
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:39話「届く陽、そして発かれる陰」より。迅雷とヴァーダントの戦闘に割り込み、デミトリーの仇討ちにかかる。
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;「……無人機なんて 命懸けねェ戦い方しやがってよォ」<br/>「でもまァ 一応仇は取ったぜ―――旦那」<br/>「でも心配すんな これで狩りを終わらせるつもりはねェからよ」
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:40話「黄昏の断罪」より。迅雷を撃破し、画竜点睛を欠きながらもひとまず勝利を収める。UXでは最後の部分が採用されているが、撤退時の捨て台詞であるため迫力には欠ける。
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;「後ろがガラ空きだぜ 二本角ォ!!」
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:55話「マキナ殺し」にて、新型アルマを駆逐する[[ラインバレル・アマガツ]]に対して。参ノ型の主砲たるビームを放つが、転送フィールドで撃ち返されてしまう。
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;「おい レズナーんトコの新入り …逃げろ…」<br/>「てめェ……このままだと―――」
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:ラインバレル・アマガツの力を一撃で感知し、勝てないと直感した沢渡は新型アルマの残り1機に撤退を促す。が……。
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;「!! その声……忘れねェ……」<br/>「てめェ……デミトリーの旦那を殺った無人機乗りか!!?」<br/>「野郎……旦那を殺しておいて何で加藤機関に居やがる!?」<br/>「誰だ 誰が引き込みやがった!? いや そんなこたァ今はどうだっていい 今はブッ殺すだけだ!!」<br/>「よし ビームの方も生きてるぜ!! 見てろよ旦那 今アンタの―――」
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:返ってきた返答、その声は紛れもない、デミトリーを殺した迅雷を操る者。その男が加藤機関に引き抜かれていたことを知り、怒りを爆発させる。仇を討とうとビームの照準を古橋の新型アルマに向けるが……。
 
;「…な…」<br/>「何してんだァ!!! 二本角ォオオ!!!」
 
;「…な…」<br/>「何してんだァ!!! 二本角ォオオ!!!」
:桐山による迅雷のデモンストレーションでデミトリーを殺害した迅雷パイロットが加藤機関に引き抜かれていたことを知り激怒。仇を討とうとビームの照準を古橋の新型アルマに向けるが、ラインバレル・アマガツによって仇である古橋が眼前で殺されてしまい絶望と怒りを吐き出した瞬間。原作序盤にて矢島の仇を討とうと浩一がハグレマキナを殺そうとした矢先、山下によってハグレマキナが倒されてしまったシーンと似通ったものがあり、沢渡の前途も桐山と異なる形での浩一のifとなるかのように予感させる。
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:ラインバレル・アマガツによって古橋は眼前で殺され、復仇の機会は永遠に失われた。やり場のなくなった怒りはそのままアマガツに向くが、既に遅かった……。
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:原作序盤にて矢島の仇を討とうと浩一がハグレマキナを殺そうとした矢先、山下によってハグレマキナが倒されてしまったシーンと似通ったものがあり、沢渡の前途も桐山と異なる形での浩一のifとなるかのように予感させる。
 
;「いいぜいいぜ…どうせこの後一回死ななきゃならねェんだ。好きなだけ撃って来いよ」
 
;「いいぜいいぜ…どうせこの後一回死ななきゃならねェんだ。好きなだけ撃って来いよ」
 
:力を求め、石神によって存在を教えられた最後のマキナ・ロストバレルのファクターになろうと加藤機関を裏切った沢渡。ヒトマキナの出現を誘発する沢渡のファクター化を阻止するため、加藤はシャングリラの機銃で沢渡のイダテンに集中砲火を加えるが…。
 
:力を求め、石神によって存在を教えられた最後のマキナ・ロストバレルのファクターになろうと加藤機関を裏切った沢渡。ヒトマキナの出現を誘発する沢渡のファクター化を阻止するため、加藤はシャングリラの機銃で沢渡のイダテンに集中砲火を加えるが…。
 
;「フッ、腕をぶっ壊してくれたお陰で通り易くなったぜ」
 
;「フッ、腕をぶっ壊してくれたお陰で通り易くなったぜ」
:加藤の攻撃は結果として沢渡の手助けをするだけに終わった…。
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:腕部を失ったイダテンは、そのままシャフト内部へ悠々と突入する。
 
;「久嵩もバカだよな…殺す気で俺を止めようとしやがって…」<br/>「……お陰でいろいろ手間が省けたぜ……」
 
;「久嵩もバカだよな…殺す気で俺を止めようとしやがって…」<br/>「……お陰でいろいろ手間が省けたぜ……」
:加藤の攻撃で臓物が露出するほどのダメージを受けた沢渡を見たロストバレルはマキナの原則に従って沢渡を自身のファクターに取り込もうとする…。そして…。
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:加藤の攻撃で臓物が露出するほどのダメージを受けた沢渡を見たロストバレルはマキナの原則に従って沢渡を自身のファクターに取り込もうとする。そして…。
;「……う…今にも…逝っちまいそうだ……その前に、爺くらいは殺しておくか…」
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;「……う…今にも…逝っちまいそうだ……その前に」<br/>「爺くらいは殺しておくか…」
 
:ロストバレルは沢渡を自らのファクターと認識し、重傷の沢渡は自らの行く手を阻もうとした真田のアルマ・ツラナギに手を伸ばす…。
 
:ロストバレルは沢渡を自らのファクターと認識し、重傷の沢渡は自らの行く手を阻もうとした真田のアルマ・ツラナギに手を伸ばす…。
  
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