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[[一年戦争]]以後の幽閉生活によって半ば鬱屈した状態となっていた[[アムロ・レイ]]と出会い、彼が立ち直っていく切っ掛けを作り、やがて恋仲になっていく。
 
[[一年戦争]]以後の幽閉生活によって半ば鬱屈した状態となっていた[[アムロ・レイ]]と出会い、彼が立ち直っていく切っ掛けを作り、やがて恋仲になっていく。
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原作版と小説版『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン|ベルトーチカ・チルドレン]]』では、その立ち位置や結末の大きく異なる人物である。
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原作版と[[小説|小説版]]『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン|ベルトーチカ・チルドレン]]』では、その立ち位置や結末の大きく異なる人物である。
    
=== 人物 ===
 
=== 人物 ===
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劇場版『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』では「[[第2次ネオ・ジオン抗争|シャアの反乱]]以前に別れた」設定であり、[[チェーン・アギ]]がベルトーチカの役割を引き継いだ。ただし、これは喧嘩別れをした訳では無く、[[フラウ・ボゥ]]の様に母性本能の強い女性であったベルトーチカの存在は、アムロにとっても大きな心の支えになっていたのだが、それ故に[[シャア・アズナブル]]といつか決着をつけねばならない自分が戦士として軟弱になってしまうのを恐れた彼から、別れを切り出された事が、小説『ハイ・ストリーマー』で語られている。
 
劇場版『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』では「[[第2次ネオ・ジオン抗争|シャアの反乱]]以前に別れた」設定であり、[[チェーン・アギ]]がベルトーチカの役割を引き継いだ。ただし、これは喧嘩別れをした訳では無く、[[フラウ・ボゥ]]の様に母性本能の強い女性であったベルトーチカの存在は、アムロにとっても大きな心の支えになっていたのだが、それ故に[[シャア・アズナブル]]といつか決着をつけねばならない自分が戦士として軟弱になってしまうのを恐れた彼から、別れを切り出された事が、小説『ハイ・ストリーマー』で語られている。
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劇場用シナリオ第一稿をベースにした'''[[小説]]『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン|ベルトーチカ・チルドレン]]』では、アムロと恋人関係のままであり彼の子供を身籠っている'''。また、上記の性格についても『ベルトーチカ・チルドレン』においてはだいぶ落ち着いた感が有る。また、アムロから「'''ベル'''」という愛称で呼ばれている。
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劇場用シナリオ第一稿をベースにした'''小説『ベルトーチカ・チルドレン』では、アムロと恋人関係のままであり彼の子供を身籠っている'''。また、上記の性格についても『ベルトーチカ・チルドレン』においてはだいぶ落ち着いた感が有る。また、アムロから「'''ベル'''」という愛称で呼ばれている。
    
=== 劇中の様相 ===
 
=== 劇中の様相 ===
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;[[シャア・アズナブル|クワトロ・バジーナ]]
 
;[[シャア・アズナブル|クワトロ・バジーナ]]
 
:当初は彼に好戦的なイメージを抱き「平和的なインテリジェンスを感じない」と快く思っていなかったが、後に[[ダカール演説|ダカールでの演説]]作戦で全面的に彼をサポートする。
 
:当初は彼に好戦的なイメージを抱き「平和的なインテリジェンスを感じない」と快く思っていなかったが、後に[[ダカール演説|ダカールでの演説]]作戦で全面的に彼をサポートする。
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:しかし、『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』では、彼の存在が決着をつけなければならないアムロに別れを切り出される原因となっている事が小説『ハイ・ストリーマー』で語られている。
 
;[[ブライト・ノア]]
 
;[[ブライト・ノア]]
 
:『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』では情報屋として活動していたため、彼から「[[ラプラスの箱]]」をめぐる権力闘争の状況の調査を依頼される。
 
:『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』では情報屋として活動していたため、彼から「[[ラプラスの箱]]」をめぐる権力闘争の状況の調査を依頼される。
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:小説版『[[機動戦士ガンダムΖΖ|ΖΖ]]』では彼と初対面の様子が描かれ、「温かみがありインテリジェンス(知性)を感じます」と評している。
 
;[[カミーユ・ビダン]]
 
;[[カミーユ・ビダン]]
 
:当初はあまり彼に関心を示さなかったが、カミーユが居る事でアムロが先輩として無理をしてしまう事を危惧していた為、次第に彼の存在を疎ましく思うようになり、顔を合わせる度に何かと衝突を起こす。
 
:当初はあまり彼に関心を示さなかったが、カミーユが居る事でアムロが先輩として無理をしてしまう事を危惧していた為、次第に彼の存在を疎ましく思うようになり、顔を合わせる度に何かと衝突を起こす。
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;[[ゼクス・マーキス]]
 
;[[ゼクス・マーキス]]
 
:『D』では彼の仲介でアムロと再会できた。
 
:『D』では彼の仲介でアムロと再会できた。
;[[フィクス・ブラッドマン]
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;[[フィクス・ブラッドマン]]
 
:『Z』では、演説を一目見ただけで彼が指導者の器では無いと見抜き、「インテリジェンスの欠片も無い」と酷評している。
 
:『Z』では、演説を一目見ただけで彼が指導者の器では無いと見抜き、「インテリジェンスの欠片も無い」と酷評している。
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:[[アムロ・レイ|アムロ]]に対して。「女の武器」を十二分に使うベルトーチカらしい台詞。
 
:[[アムロ・レイ|アムロ]]に対して。「女の武器」を十二分に使うベルトーチカらしい台詞。
 
;「でも、ダメだとわかれば捨てるわ」
 
;「でも、ダメだとわかれば捨てるわ」
:…でもって、上記台詞の直後にはっきり言ってのける。これが視聴者から「悪女」呼ばわりされる所以かもしれない。
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:…でもって、上記台詞の直後にはっきり言ってのける。ジョークで言っている可能性も無いとは言えなくもないが、これが視聴者から「悪女」呼ばわりされる所以かもしれない。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
;「優しいのね、アムロ。…チェーンにも、そんな調子なの?」<br/>「いいわ。今のアムロはシャア・アズナブルとの決着の方が大切だもの…でも、忘れないでね。アムロ・レイを撃墜するのは赤い彗星でもチェーンでもなく私だって事を」
 
;「優しいのね、アムロ。…チェーンにも、そんな調子なの?」<br/>「いいわ。今のアムロはシャア・アズナブルとの決着の方が大切だもの…でも、忘れないでね。アムロ・レイを撃墜するのは赤い彗星でもチェーンでもなく私だって事を」
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』第44話「応えよオルファン」より。
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:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』第44話「応えよオルファン」より。強気な彼女らしい台詞である。
 
;「最低のアジテーションだわ。インテリジェンスの欠片も無い…」
 
;「最低のアジテーションだわ。インテリジェンスの欠片も無い…」
 
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』第37話女主人公ルート「新地球連邦再編」より。[[ジョゼフ・コープランド]]に代わって新地球連邦の新たな代表になった[[フィクス・ブラッドマン]]に対する評価で、ベルトーチカは一目見て彼が指導者の器ではない事を見抜いていたようである。
 
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』第37話女主人公ルート「新地球連邦再編」より。[[ジョゼフ・コープランド]]に代わって新地球連邦の新たな代表になった[[フィクス・ブラッドマン]]に対する評価で、ベルトーチカは一目見て彼が指導者の器ではない事を見抜いていたようである。