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*孔明(諸葛亮)は三国時代の蜀の政治家、軍師(181~234)。
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*孔明(諸葛亮)(181~234)は三国時代の蜀の政治家、軍師。(Wikipedia:諸葛亮 [https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AB%B8%E8%91%9B%E4%BA%AE] )
*劉備と出会うまでは荊州にて静かに暮らしていたが、やがて劉備から三顧の礼により軍師として迎えられ、彼の軍師として活躍するようになる。「天下三分の計」を劉備に唱え、曹操軍が南方への進攻を開始すると、一旦曹操軍の追撃を逃れた後、劉備の使者として孫権の下を訪れそこで劉備との同盟と曹操への抗戦を説き、同盟を成立させて赤壁の戦いに勝利する。赤壁の勝利後は荊州四郡を接収し、益州を獲り、劉備の蜀建国に大きく貢献する。劉備の死後は実権を預かり、蜀の丞相として国の軍事・政治の両面において最大の中心人物となる。その後は北伐を決行し、何度も魏を攻める事となる。五度目の北伐では、五丈原にて司馬懿と対陣するも持久戦の構えを取る司馬懿に手詰まりとなり、そのまま陣中にて死去する。
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*孔明の死後、国力も人材も不足だった蜀は斜陽の一方であり、西暦263年に魏の侵略により三国の中で最初に滅亡する。
**孔明の死後、国力も人材も不足だった蜀は斜陽の一方であり、西暦263年に魏の侵略により三国の中で最初に滅亡する。
   
*『三国志演義』では劉備死後の実質的な主人公として描かれており、縦横無尽に奇策を操る軍師であるように描写されているが、史実においてはどちらかと言うと堅実な戦略を得意としていた。北伐においては司馬懿をはじめとした魏軍に何度か勝利しているものの、最終的には司馬懿の持久戦の構えを破ることはできなかった。人事面でも多くの功績を残したものの、馬謖を街亭の守備に抜擢して大敗を喫するという致命的な人事ミスを犯したこともあった。
 
*『三国志演義』では劉備死後の実質的な主人公として描かれており、縦横無尽に奇策を操る軍師であるように描写されているが、史実においてはどちらかと言うと堅実な戦略を得意としていた。北伐においては司馬懿をはじめとした魏軍に何度か勝利しているものの、最終的には司馬懿の持久戦の構えを破ることはできなかった。人事面でも多くの功績を残したものの、馬謖を街亭の守備に抜擢して大敗を喫するという致命的な人事ミスを犯したこともあった。
 
**一方、政治家としては「古の名宰相である管仲と蕭何に匹敵する」と賞され、常に公正な施策を取っており、処罰で追放された者でも孔明を恨んだ人間はだれも居なかった程である。
 
**一方、政治家としては「古の名宰相である管仲と蕭何に匹敵する」と賞され、常に公正な施策を取っており、処罰で追放された者でも孔明を恨んだ人間はだれも居なかった程である。
 
*その活躍や人物、『三国志演義』の影響もあり、昔から現代に至るまで、『三国志』の登場人物の中でもトップクラスの知名度と人気を持つ人物としても知られ、古今東西の『三国志』をモチーフとした様々な創作作品にも登場している。『横山光輝 三国志』をはじめ『演義』や『正史』のイメージそのままに主人公らしい高潔な人物として描写される場合も多いが、悪役とまではいかないものの『園田三国志』や『蒼天航路』のように腹黒さや人間として歪んだ醜悪な一面を強調して描写する作品もあり、中には『[[ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日]]』(この作品は厳密には『三国志』をモチーフとした作品ではないが)のように完全な悪役として登場する作品も存在している。また、上述の『恋姫†無双シリーズ』や『イナズマイレブンGO』など、近年は孔明が「女性」として登場する創作作品もいくつか存在している。
 
*その活躍や人物、『三国志演義』の影響もあり、昔から現代に至るまで、『三国志』の登場人物の中でもトップクラスの知名度と人気を持つ人物としても知られ、古今東西の『三国志』をモチーフとした様々な創作作品にも登場している。『横山光輝 三国志』をはじめ『演義』や『正史』のイメージそのままに主人公らしい高潔な人物として描写される場合も多いが、悪役とまではいかないものの『園田三国志』や『蒼天航路』のように腹黒さや人間として歪んだ醜悪な一面を強調して描写する作品もあり、中には『[[ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日]]』(この作品は厳密には『三国志』をモチーフとした作品ではないが)のように完全な悪役として登場する作品も存在している。また、上述の『恋姫†無双シリーズ』や『イナズマイレブンGO』など、近年は孔明が「女性」として登場する創作作品もいくつか存在している。
*北伐の時に劉禅に提出した『出師表』は古代中国屈指の名文で、「読んで泣かなかった者は、忠臣にあらず」とまで言われた。
   
*『三国志演義』の影響故、天才軍師の代名詞として扱われる事も多い。[[日本]]では、戦国時代に活躍した羽柴秀吉の軍師・竹中半兵衛は「今孔明」の異名でも呼ばれた。
 
*『三国志演義』の影響故、天才軍師の代名詞として扱われる事も多い。[[日本]]では、戦国時代に活躍した羽柴秀吉の軍師・竹中半兵衛は「今孔明」の異名でも呼ばれた。
  
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