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+アメリカでは本作を元に『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』のタイトルで、日本版の戦闘シーンの映像を一部流用した上で変身前のキャストを現地の俳優に置き換えるなど内容をアレンジしたものが放送され、当時アメリカに子供向け実写番組がほとんどなかったことなども影響し多大な人気を得た。こちらはその後も同様の手法で制作された「パワーレンジャーシリーズ」として続いており、現在でも根強い支持を得ている。2017年にはアメリカ主導で同作のリメイク映画『パワーレンジャー』が公開された。+
+
+ +==登場作と扱われ方==
−===単独作品===
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**アメリカ版である『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』も当初本家そのままの『ジュウレンジャー』のタイトルで放送する予定であったが、この呼称問題からタイトル変更を余儀無くされた。
−*海外では先述のアメリカにおける翻案作品『パワーレンジャー』の原作として知られている。2018年フィギュアスケート・グランプリシリーズのフィンランド大会では、ロシアのアイスダンス選手ポポワ&モズゴフ組がレッドレンジャー(ティラノレンジャー)とイエローレンジャー(タイガーレンジャー)の衣装でエキシビジョンを行い、一部で話題となった。
| 音楽 = 吉田明彦
| 音楽 = 吉田明彦
| 制作 = 東映
| 制作 = 東映
−| 放送局 = テレビ朝日系
+| 放送局 = テレビ朝日
| 配給元 =
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| 発売元 =
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| 話数 = 全50話
| 話数 = 全50話
| 巻数 =
| 巻数 =
−| シリーズ =
+| シリーズ = スーパー戦隊シリーズ
| 前作 =
| 前作 =
| 次作 =
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『'''恐竜戦隊ジュウレンジャー'''』は東映制作による特撮テレビドラマ作品。
『'''恐竜戦隊ジュウレンジャー'''』は東映制作による特撮テレビドラマ作品。
−==概要==
+== 概要 ==
『秘密戦隊ゴレンジャー』から始まり、現在も続く特撮テレビドラマ「スーパー戦隊シリーズ」の第16作。
『秘密戦隊ゴレンジャー』から始まり、現在も続く特撮テレビドラマ「スーパー戦隊シリーズ」の第16作。
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また敵味方どちらも現代の地球人が誰一人としていない、スーパー戦隊シリーズで唯一の作品でもある<ref>変身して戦わない味方側の協力者を除いた場合、後年のシリーズでは『天装戦隊ゴセイジャー』や『騎士竜戦隊リュウソウジャー』が該当する。</ref>。
また敵味方どちらも現代の地球人が誰一人としていない、スーパー戦隊シリーズで唯一の作品でもある<ref>変身して戦わない味方側の協力者を除いた場合、後年のシリーズでは『天装戦隊ゴセイジャー』や『騎士竜戦隊リュウソウジャー』が該当する。</ref>。
−アメリカでは本作を元に『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』のタイトルで、日本版の戦闘シーンの映像を一部流用した上で変身前のキャストを現地の俳優に置き換えるなど内容をアレンジしたものが放送され、当時アメリカに子供向け実写番組がほとんどなかったことなども影響し多大な人気を得た。こちらはその後も同様の手法で制作された「パワーレンジャーシリーズ」として続いており、現在でも根強い支持を得ている。2017年にはアメリカ主導で同作のリメイク映画『パワーレンジャー』が公開されたほか、2018年フィギュアスケート・グランプリシリーズのフィンランド大会では、ロシアのアイスダンス選手ポポワ&モズゴフ組がレッドレンジャー(ティラノレンジャー)とイエローレンジャー(タイガーレンジャー)の衣装でエキシビジョンを行い、一部で話題となった。
同シリーズに『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』がある。
同シリーズに『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』がある。
−===スーパーロボット大戦への参戦===
+=== スーパーロボット大戦への参戦 ===
バンダイコレクターズ事業部との連動企画として、2017年4月29日に『超合金魂』ブランドで大獣神が発売されるのに合わせて、2017年4月25日の生スパロボチャンネルにて期間限定参戦が発表された。
バンダイコレクターズ事業部との連動企画として、2017年4月29日に『超合金魂』ブランドで大獣神が発売されるのに合わせて、2017年4月25日の生スパロボチャンネルにて期間限定参戦が発表された。
寺田Pによると「大獣神の[[パイロット]]をどうするかの件で迷ったが、[[変身]]した後からの登場という形に決まった」とのこと。
寺田Pによると「大獣神の[[パイロット]]をどうするかの件で迷ったが、[[変身]]した後からの登場という形に決まった」とのこと。
−==ストーリー==
+== ストーリー ==
かつて地球には恐竜から進化した恐竜人類と[[妖精]]族が暮らしていたが、1億7千万年前に悪魔に魂を売った魔女・バンドーラが恐竜人類を滅ぼそうとした。五大部族はその守護獣と共にこれを封印するも、[[地球]]を氷河が覆ったために恐竜は滅びてしまった。
かつて地球には恐竜から進化した恐竜人類と[[妖精]]族が暮らしていたが、1億7千万年前に悪魔に魂を売った魔女・バンドーラが恐竜人類を滅ぼそうとした。五大部族はその守護獣と共にこれを封印するも、[[地球]]を氷河が覆ったために恐竜は滅びてしまった。
そして[[西暦]]1992年、スペースシャトルの乗員のミスで復活したバンドーラにより再び地球は滅亡の危機に晒されてしまう。だが、長い眠りについていた五大部族の戦士たちもまた目を覚まし、ここに恐竜戦隊ジュウレンジャーとバンドーラ一味との戦いの幕が上がった。
そして[[西暦]]1992年、スペースシャトルの乗員のミスで復活したバンドーラにより再び地球は滅亡の危機に晒されてしまう。だが、長い眠りについていた五大部族の戦士たちもまた目を覚まし、ここに恐竜戦隊ジュウレンジャーとバンドーラ一味との戦いの幕が上がった。
−==登場人物==
+== 登場人物 ==
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
−*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/期間限定]]
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/期間限定]]
−=== 恐竜戦隊ジュウレンジャー ===
−===恐竜戦隊ジュウレンジャー===
−;[[ティラノレンジャー]] / アームド・ティラノ / ゲキ
;[[ティラノレンジャー]] / アームド・ティラノ / ゲキ
:ヤマト族のプリンス。[[武術・格闘技|剣術]]を得意とする正義漢。
:ヤマト族のプリンス。[[武術・格闘技|剣術]]を得意とする正義漢。
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:古代人の白魔導師。表向きはマンションの管理人として活動している。
:古代人の白魔導師。表向きはマンションの管理人として活動している。
−===バンドーラ一味===
+=== バンドーラ一味 ===
−;[[バンドーラ]]
;[[バンドーラ]]
:守護獣によって封印された悪の魔女。宇宙飛行士によって誤って封印が解かれ、地球への侵攻を開始する。とある理由から大の子供嫌いとなり、子供を目の敵にしている。
:守護獣によって封印された悪の魔女。宇宙飛行士によって誤って封印が解かれ、地球への侵攻を開始する。とある理由から大の子供嫌いとなり、子供を目の敵にしている。
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:プリプリカンの作った粘土人形をネンドーラで焼いて生産される[[一般兵|戦闘員]]。
:プリプリカンの作った粘土人形をネンドーラで焼いて生産される[[一般兵|戦闘員]]。
−===その他===
+=== その他 ===
−;妖精ノーム
;妖精ノーム
:バーザの友人。
:バーザの友人。
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:大獣神の協力者。時間を司る女神で、ブライに関する「ある秘密」を知っている。
:大獣神の協力者。時間を司る女神で、ブライに関する「ある秘密」を知っている。
−==登場メカ==
+== 登場メカ ==
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
−*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/期間限定]]
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/期間限定]]
−;[[大獣神]] / 獣戦車ダイノタンカー
;[[大獣神]] / 獣戦車ダイノタンカー
:五守護獣が[[合体]]した恐竜人類の[[神]]。明確な意思と行動理念を持ってジュウレンジャーに力を貸し、時として試練を与える。
:五守護獣が[[合体]]した恐竜人類の[[神]]。明確な意思と行動理念を持ってジュウレンジャーに力を貸し、時として試練を与える。
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::全ての守護獣が究極合体した姿。大獣神の本来の姿でもある。
::全ての守護獣が究極合体した姿。大獣神の本来の姿でもある。
−==用語==
+== 用語 ==
−;守護獣
;守護獣
:五大部族の守り神。自らの意思を持ち、ジュウレンジャーが乗り込まずとも戦うことができる。合体することでさらなる力を発揮する。
:五大部族の守り神。自らの意思を持ち、ジュウレンジャーが乗り込まずとも戦うことができる。合体することでさらなる力を発揮する。
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:バンドーラ一味が[[月]]に作った宮殿にして本拠地。第1話と最終盤で地球に降り立つ。
:バンドーラ一味が[[月]]に作った宮殿にして本拠地。第1話と最終盤で地球に降り立つ。
−==楽曲==
+== 楽曲 ==
−;オープニングテーマ
−;「恐竜戦隊ジュウレンジャー」
+:;「恐竜戦隊ジュウレンジャー」
−:作詞:つのごうじ、そのべかずのり / 作曲:つのごうじ / 編曲:山本健司 / 歌:佐藤健太
+::作詞:つのごうじ、そのべかずのり / 作曲:つのごうじ / 編曲:山本健司 / 歌:佐藤健太
−:OP曲。フルバージョンだと前奏が非常に長い(およそ1分)壮大な曲。最終回とVシネマ『ダイノビデオ』ではEDとして使用。その際、2番の歌詞が使用された。
+::フルバージョンだと前奏が非常に長い(およそ1分)壮大な曲。最終回とVシネマ『ダイノビデオ』ではEDとして使用。その際、2番の歌詞が使用された。
−:歌手の佐藤健太氏は第13作目『高速戦隊ターボレンジャー』のレッドターボ・炎力を演じた俳優であり、同作のOP曲も歌っている。
+::歌手の佐藤健太氏は第13作目『高速戦隊ターボレンジャー』のレッドターボ・炎力を演じた俳優であり、同作のOP曲も歌っている。
−;「冒険してラッパピーヤ!」
+;エンディングテーマ
−:作詞・作曲:つのごうじ / 編曲:山本健司 / 歌:ピタゴラス
+:;「冒険してラッパピーヤ!」
−:ED曲。最終話では未使用。
+::作詞・作曲:つのごうじ / 編曲:山本健司 / 歌:ピタゴラス
−:最終話では未使用。
−== 登場作と扱われ方 ==
+=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
:初参戦作品。2017年5月のイベント「5色の恐竜戦士」で期間限定参戦。スパロボ史上初となる特撮作品の参戦ともなる。
:初参戦作品。2017年5月のイベント「5色の恐竜戦士」で期間限定参戦。スパロボ史上初となる特撮作品の参戦ともなる。
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−==各話リスト==
+== 各話リスト ==
{| class="wikitable"
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!話数!!サブタイトル!!登場ドーラモンスター!!備考!!再現スパロボ
!話数!!サブタイトル!!登場ドーラモンスター!!備考!!再現スパロボ
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−|第9話||走れタマゴ王子||ドーラコカトリス || 恐竜の卵初登場
+|第9話||走れタマゴ王子||ドーラコカトリス||恐竜の卵初登場
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|第10話||猿はもうイヤ!||ドーラコカトリス2号
|第10話||猿はもうイヤ!||ドーラコカトリス2号
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−|第26話||カキ氷に御用心||ドーラブーガラナン
+|第26話||カキ氷に御用心||ドーラブーガラナン
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|第27話||メイを食べたい||ドーラガズラー
|第27話||メイを食べたい||ドーラガズラー
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−|第33話||教えて!勇気玉||ドーラレイガー
+|第33話||教えて!勇気玉||ドーラレイガー
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−|第37話||恐竜が生まれる||ドーラ金角 ||恐竜の卵を入手
+|第37話||恐竜が生まれる||ドーラ金角||恐竜の卵を入手
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|第38話||メイ姫七変化!!||ドーラシルキス
|第38話||メイ姫七変化!!||ドーラシルキス
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|第41話||燃えよブライ!|| ||
|第41話||燃えよブライ!|| ||
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−|第42話||ブライ死す…|| ブライ(ドラゴンレンジャー)死亡
+|第42話||ブライ死す…||ブライ(ドラゴンレンジャー)死亡
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|第43話||甦れ!獣奏剣||ドーラアンタイオス
|第43話||甦れ!獣奏剣||ドーラアンタイオス
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|第44話||女剣士!日本一||ドーラキマイラ
|第44話||女剣士!日本一||ドーラキマイラ
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−==余談==
+== 余談 ==
−*前作『鳥人戦隊ジェットマン』は「戦うトレンディドラマ」と評されたように[[テコ入れ|当時マンネリによる視聴者離れを危惧し高年齢層の視聴を意識した作風]]となったためか、本作とは逆に敵味方共にシリーズ屈指のいがみ合いの多さで有名。視聴率は回復したものの[[トラウマイベント|後味が悪いエピソードやショッキングなシーン]]も少なくなく、子供向けとは言い難い内容だったことの反動からか『ジュウレンジャー』は、新しい試みを取り入れつつもシリーズ本来の視聴者層に向けた明るくアットホームな作風となっている。
*前作『鳥人戦隊ジェットマン』は「戦うトレンディドラマ」と評されたように[[テコ入れ|当時マンネリによる視聴者離れを危惧し高年齢層の視聴を意識した作風]]となったためか、本作とは逆に敵味方共にシリーズ屈指のいがみ合いの多さで有名。視聴率は回復したものの[[トラウマイベント|後味が悪いエピソードやショッキングなシーン]]も少なくなく、子供向けとは言い難い内容だったことの反動からか『ジュウレンジャー』は、新しい試みを取り入れつつもシリーズ本来の視聴者層に向けた明るくアットホームな作風となっている。
**この影響か、本作はスーパー戦隊シリーズでは'''敵対組織の主要幹部が軒並み戦死せずに最終話を迎えた'''珍しい作品となっている。戦隊側、敵組織側両方併せて死亡したのは物語開始前に死亡していたブライとカイだけで、本作の黒幕と言える大サタンですら地獄に逃亡しただけで滅んですらいない<ref>毎回登場するドーラモンスターは粘土で作られた人形なので除外。</ref>。
**この影響か、本作はスーパー戦隊シリーズでは'''敵対組織の主要幹部が軒並み戦死せずに最終話を迎えた'''珍しい作品となっている。戦隊側、敵組織側両方併せて死亡したのは物語開始前に死亡していたブライとカイだけで、本作の黒幕と言える大サタンですら地獄に逃亡しただけで滅んですらいない<ref>毎回登場するドーラモンスターは粘土で作られた人形なので除外。</ref>。
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**初期案では、全て恐竜モチーフのデザインであったが、似たようなものばかりになるのを避けるため、あえてこのような配置となった経緯がある。かえってこれが功を奏し、当時まで放映されていた戦隊シリーズの売り上げを更新。根強い人気を獲得し、現在も関連商品が現在の技術で再現する形でリリースされている。
**初期案では、全て恐竜モチーフのデザインであったが、似たようなものばかりになるのを避けるため、あえてこのような配置となった経緯がある。かえってこれが功を奏し、当時まで放映されていた戦隊シリーズの売り上げを更新。根強い人気を獲得し、現在も関連商品が現在の技術で再現する形でリリースされている。
***ちなみに放映当時、双璧を担うはずだった勇者シリーズは『恐竜戦隊ジュウレンジャー』によって大打撃を食らってしまった、という逸話がある。その穴埋めとして放映された作品が『[[勇者特急マイトガイン]]』であったが、ジュウレンジャーの前には為す術もなかったという(当時、戦隊シリーズは勇者シリーズに圧倒されていたのが、一発逆転された格好になった)。
***ちなみに放映当時、双璧を担うはずだった勇者シリーズは『恐竜戦隊ジュウレンジャー』によって大打撃を食らってしまった、という逸話がある。その穴埋めとして放映された作品が『[[勇者特急マイトガイン]]』であったが、ジュウレンジャーの前には為す術もなかったという(当時、戦隊シリーズは勇者シリーズに圧倒されていたのが、一発逆転された格好になった)。
−*本作は本格的に6番目の戦士が登場したスーパー戦隊シリーズになる<ref>最初の6番目の戦士は5作前の第11作目「光戦隊マスクマン」に登場する飛鳥リョオが変身するX1マスクだが、たった1話だけのゲスト出演に終わっている。</ref>。また作品途中での退場も、8作前の第8作目「超電子バイオマン」以来となっている<ref>バイオマン以前にも殉職等の理由で退場、交代する戦士もいた。演者の都合が主な要因ではあるが…。</ref><ref>なお「超電子バイオマン」の初代イエローフォーを担当した演者は、それまでの退場した演者と異なり放映中に突如として消息不明になっており、急遽二代目イエローフォーのオーディションが開かれて演者が決まっている。更に退場回では終始変身した姿のままで、声も別の人物が担当している。</ref>。
+*本作は本格的に6番目の戦士が登場したスーパー戦隊シリーズになる<ref>シリーズ初の6番目の戦士は5作前の第11作目『光戦隊マスクマン』に登場する飛鳥リョオ / X1マスクだが、たった1話だけのゲスト出演に終わっている。</ref>。また作品途中での退場も、8作前の第8作目『超電子バイオマン』以来となっている<ref>バイオマン以前にも殉職などの理由で退場、交代する戦士はいた。</ref><ref>なお『バイオマン』の初代イエローフォーについては、それまでの退場した演者と異なり放映中に突如として消息不明になっており、急遽二代目イエローフォーのオーディションが開かれて演者が決まっている。さらに退場回では終始変身した姿のままで、声も別の人物が担当している。</ref>。
−*「恐竜戦隊ジュウレンジャー」のタイトルロゴの下には漢字表記で'''「獣連者」'''という当て字がされているが、これは「戦隊を構成する人数が10人」と勘違いされるのを防ぐための措置(実際、本作の主題歌を担当した佐藤健太氏やティラノレンジャー役の望月祐多氏も話を聞いた時に「10人で戦うのかな?」と思っていたらしい)。後に漢字表記は第34作『天装戦隊ゴセイジャー』でも用いられ、「護星者」という当て字がされている。
+*「恐竜戦隊ジュウレンジャー」のタイトルロゴの下には漢字表記で「'''獣連者'''」という当て字がされているが、これは「戦隊を構成する人数が10人」と勘違いされるのを防ぐための措置(実際、本作の主題歌を担当した佐藤健太氏やティラノレンジャー役の望月祐多氏も話を聞いた時に「10人で戦うのかな?」と思っていたらしい)。後に漢字表記は第34作『天装戦隊ゴセイジャー』でも用いられ、「護星者」という当て字がされている。
**タイトル通り初期メンバーが9人のシリーズ第41作『宇宙戦隊キュウレンジャー』では、'''10人目のメンバーが登場した際に戦隊の名称が「ジュウレンジャー」になりかけて却下される'''、というセルフパロディが行われた。
**タイトル通り初期メンバーが9人のシリーズ第41作『宇宙戦隊キュウレンジャー』では、'''10人目のメンバーが登場した際に戦隊の名称が「ジュウレンジャー」になりかけて却下される'''、というセルフパロディが行われた。
−*英字表記は公式には「'''Zyuranger'''」となっており、「Ju~」としなかったのは[[英語]]でユダヤ人に対する差別的表現である「Jew」と同一視されることを避けてのもの。第40作目『動物戦隊ジュウオウジャー』も同様に「Zyuohger」になっている。
+*英字表記は公式には「'''Zyuranger'''」となっており、「Ju~」としなかったのは[[英語]]でユダヤ人に対する差別的表現である「Jew」と同一視されることを避けてのもの。第40作目『動物戦隊ジュウオウジャー』も同様に「Zyuohger」になっている。『パワーレンジャー』も当初本家そのままの『ジュウレンジャー』のタイトルで放送する予定であったが、この呼称問題からタイトル変更を余儀なくされた。
−==商品情報==
==商品情報==