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ザビーネが寝返ったことで木星側に渡った[[クロスボーン・ガンダムX2]]は、捕らえられていた[[トビア・アロナクス]]に奪還されて脱出に利用された。その際に囮として放棄された本体部分を木星が回収し、欠損した[[コアファイター]]の部分を新造して運用できるようにしたのが本機である。
 
ザビーネが寝返ったことで木星側に渡った[[クロスボーン・ガンダムX2]]は、捕らえられていた[[トビア・アロナクス]]に奪還されて脱出に利用された。その際に囮として放棄された本体部分を木星が回収し、欠損した[[コアファイター]]の部分を新造して運用できるようにしたのが本機である。
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X字型スラスターが原型機よりも大型化されているが、推進力はほとんど変わっておらず、[[コアブロックシステム]]も技術不足で再現できていない。ABCマントも木星帝国に回収されたが、改造後は付けていない辺り、再現ができなかったようだ。重量も以前より増加しているため、'''改悪した改造機'''と言うべき機体となってしまっている(そもそも破損した箇所の補修が目的なので、改造という呼び方が合わないとも言える)。とはいえ、これに乗っていたときの[[ザビーネ・シャル]]の暴れっぷりから、作中の描写としては弱くなった印象は全くない。むしろ、X2の頃は苦戦する場面が多かったので、強くなったようにすら見える。
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X字型スラスターが原型機よりも大型化されているが、推進力はほとんど変わっておらず、[[コアブロックシステム]]も技術不足で再現できていない。ABCマントも木星帝国に回収されたが、改造後は付けていない辺り、再現ができなかったようだ。重量も以前より増加しているため、'''改悪した改造機'''と言うべき機体となってしまっている(そもそも破損した箇所の補修が目的なので、改造という呼び方が合わないとも言える)。とはいえ、これに乗っていたときの[[ザビーネ・シャル]]の暴れっぷりから、作中の描写としては弱くなった印象は全くない。むしろ、X2の頃は苦戦する場面が多かったので、強くなったようにすら見える。そもそも技術力の劣る木星軍が中枢部を失った見慣れぬ機体を短期間で以前と同程度な性能まで復元できているあたり、木星帝国の潜在的な技術力の高さを表しているともいえる。
    
改造前の機体に引き続いてザビーネが搭乗。ガンダムが木星帝国の手に落ちていることを知らない連邦軍に不意打ちを仕掛けて戦局を混乱させ、海賊軍壊滅の引き金となった。そのまま[[キンケドゥ・ナウ]]の[[クロスボーン・ガンダムX1|X1]]と交戦。[[量産型ガンダムF91|量産型F91]]隊および[[死の旋風隊]]との戦闘で消耗していたとはいえ、キンケドゥを圧倒し、勝利する。最終決戦時、奇跡的に復活したキンケドゥと再戦して敗北。本機も破壊されている。
 
改造前の機体に引き続いてザビーネが搭乗。ガンダムが木星帝国の手に落ちていることを知らない連邦軍に不意打ちを仕掛けて戦局を混乱させ、海賊軍壊滅の引き金となった。そのまま[[キンケドゥ・ナウ]]の[[クロスボーン・ガンダムX1|X1]]と交戦。[[量産型ガンダムF91|量産型F91]]隊および[[死の旋風隊]]との戦闘で消耗していたとはいえ、キンケドゥを圧倒し、勝利する。最終決戦時、奇跡的に復活したキンケドゥと再戦して敗北。本機も破壊されている。
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