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編集の要約なし
{{登場作品概要
{{登場作品概要
| 読み =
| 読み = ゲッターロボごう
| 外国語表記 =
| 外国語表記 =
| 原作 = 永井豪
| 原作 = 永井豪
| 発売元 =
| 発売元 =
| 掲載誌 = 月刊少年キャプテン
| 掲載誌 = 月刊少年キャプテン
| 出版社 = 徳間書店
| 出版社 = 徳間書店、大都社、双葉社
| レーベル = 少年キャプテンコミックス
| レーベル = 少年キャプテンコミックス(徳間書店)<br>スターコミックス(大都社)<br />双葉文庫名作シリーズ(双葉社)
| 配信元 =
| 配信元 =
| 放送期間 =
| 放送期間 =
| 配信開始日 =
| 配信開始日 =
| 話数 =
| 話数 =
| 巻数 = 全7巻
| 巻数 = 全7巻(キャプテンコミックス)<br />全4巻(スターコミックス)<br />全3巻(文庫版)
| シリーズ = [[ゲッターロボシリーズ]]
| シリーズ = [[ゲッターロボシリーズ]]
| 前作 =
| 前作 =
| その他 =
| その他 =
}}
}}
『'''ゲッターロボ號'''』は石川賢原作の[[漫画]]作品。
『'''ゲッターロボ號'''』は、永井豪原作・石川賢作画による[[漫画]]作品。
== 概要 ==
== 概要 ==
漫画版『ゲッターロボG』の続編。
1991年から1992年まで放送されたアニメ版『ゲッターロボ號』は、折からの[[リアルロボット]]全盛に対し「[[スーパーロボット]]の王道復古」として[[マジンガーシリーズ]]の復活を目指していたのが、諸事情により『[[ゲッターロボ]]』のリバイバルにシフトした経緯がある。そのため、当時月刊少年キャプテンで『スカルキラー邪鬼王』を連載していた石川氏による新作漫画の開始が決定。アニメ版『號』と並行して連載が始まったが、ダイナミックプロ作品のコミカライズの例に漏れず、アニメ版とはキャラクター造形や内容が大幅に異なり、アニメ完結後は[[流竜馬]]や[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]を絡めながら[[ゲッター線]]の深淵に迫っていった。湾岸戦争やチェルノブイリ原発事故といった、連載当時の重大事件にダブらせて物語を展開しているのも特徴。
石川版[[ゲッターロボシリーズ]](ゲッターロボサーガ)の最終作として一旦の完結を迎えたものの、サーガは後にSRWの影響や[[OVA]]『[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]』のリリースに呼応して『[[真ゲッターロボ (原作漫画版)|真ゲッターロボ]]』へと続いていくことになる。
== ストーリー ==
狂気の天才科学者ランドウは、北極に要塞基地「<ruby><rb>蛇牙城</rb><rt>ベガゾーン</rt></ruby>」を築き、宇宙開発基地計画と偽って集めた世界中の科学者や軍人を改造・洗脳して手駒に加え、さらにはメタルビーストと呼ばれる戦闘ロボットの軍団を率いて全世界を征服しようとしていた。一方、その計画をいち早く知った[[神隼人]]と[[橘博士]]は蛇牙城を脱出し、日本の政府機関NISARで新型ゲッターロボの開発に着手。紆余曲折の末、すでに[[ゲットマシン]]2号機のパイロットに内定していた[[橘翔]]に、一般人ながら驚異的な身体能力を持つ[[一文字號]]と整備士上がりの[[大道剴]]を加えた三人を[[ゲッターチーム]]として見出すことに成功する。
日本国内で病院に偽装して築いていたサイボーグ兵士製造工場をNISARに破壊され、さらにNISAR本部殲滅にも失敗したランドウは、ついに全世界に挑戦状を叩きつけた。爆弾メタルビーストを使ったランドウの脅迫に屈した日本政府に代わり、號たちはあえて国賊の汚名を被り、連合軍とランドウ軍の激戦が続くアラスカ戦線へ飛ぶ。號たちは数多くの犠牲者や戦争という現実そのものの重さを目の当たりにしながらも敵旗艦・ドラゴンタートルを沈黙させることはできたが、連合軍側のダメージもまた大きく、さらにゲッターロボも激しい戦いの末に大破してしまう。
連合軍に残ることになった翔と別れ、號と剴は日本に帰国。休む間もなく、未だ点在する爆弾メタルビーストの一基が浅間山──今は亡き[[早乙女研究所]]の跡地を目指して動いていることを知らされる。一か八か、爆弾メタルビーストを機能停止させた號を待っていたのは、かつて早乙女研を壊滅に追いやった「本当のゲッターロボ」だった。そして時同じくして、ランドウに背後から手を貸していた真の敵・[[恐竜帝国]]の最終作戦が動き出そうとしていた……。
== 登場人物 ==
== 登場人物 ==
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/第2期]]
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/第2期]]
=== 主要人物 ===
=== [[ゲッターチーム]] ===
;[[一文字號]]
;[[一文字號]]
:
:酒屋の息子。並外れた運動神経と頑健な体を持つ。
;[[橘翔]]
;[[橘翔]]
:
:ゲッターチームの紅一点。仕込み刀を携行する居合いの達人。
;[[大道剴]]
;[[大道剴]]
:
:元整備士。普段は温厚だが怒らせると手がつけられなくなる。
=== NISAR ===
=== NISAR ===
;[[神隼人]]
:旧ゲッターチームのメンバーで現在は自衛隊一佐。NISARでゲッターチームの指揮を執る。
;[[橘博士]]
;[[橘博士]]
:
:翔の父親。ゲッターロボの開発者だが、隼人がゲッターチームの主導権を握っているため、ほとんど出番はない。
;Dr.ポチ、Dr.タマ(いずれもSRW未登場)
:NISARのスタッフ。アニメ版からのカメオ出演のようなもので、最序盤の扉絵とアラスカ戦線編の中盤にほんの少し出たのみ。
;南風渓(SRW未登場)
:自衛隊からの出向組。隼人の補佐として、日本に戻ってきた豪たちと行動を共にする。後半のヒロイン的な立場だったが……。
=== 連合軍・鉄鋼軍団 ===
;シュワルツコフ(SRW未登場)
:ステルバーのメインパイロット。愛称「シュワルツ」。日本人を特に嫌う差別主義者で、號とは諍いが絶えなかったが、翔との出会いを通じて考えを改め、やがて恋仲になる。
;ジョン・ランバート(SRW未登場)
:ステルバーのサブパイロット。言動に問題の多いシュワルツとは対照的な人格者で、しょっちゅうトラブルを起こす號とシュワルツを諌める。
;ヒム・シャトナー(SRW未登場)
:グスタフのパイロット。女に手が早いことで有名らしい。
;ホスナー兄弟(SRW未登場)
:ロボスーンのパイロット。大柄な双子。
;リンダ・ティラミス(SRW未登場)
:BB5のパイロット。同性愛者。
;テキサスの艦長(SRW未登場)
:[[沖田十三|いかにも]][[ダイテツ・ミナセ|艦長]]といった見た目。曲者ぞろいの鉄鋼軍団をまとめ上げるが、最後はテキサスと共にドラゴンタートルに突っ込んで相打ちに。
=== ゲッターロボ関係者 ===
;[[流竜馬]]
:早乙女研究所崩壊後、野に下り山奥の空手道場で隠居していた。隼人に命令された號の呼び出しを受けても一向に応じようとしなかったが、弟子をハチュウ人類に殺されたことで恐竜帝国との戦いに復帰する。
;タイール(SRW未登場)
:「<ruby><rb>救世主</rb><rt>メシア</rt></ruby>」の異名で呼ばれる、新興宗教団体「グリーンアース教」の教祖。少年のような風体ながら一種の霊能力を持ち、早乙女博士らの意思をくみ取り、真ゲッターロボの動かし方やメッセージを伝える。
;[[早乙女博士]]
:すでに故人だが、たびたび竜馬や隼人の前に姿を見せ、彼らを導く。
=== ランドウ軍 ===
;プロフェッサー・ランドウ(SRW未登場)
:本名アルヒ・ズゥ・ランドウ。恐竜帝国と手を結び、その科学力を利用して世界を征服しようと画策したが、志半ばで恐竜帝国に始末される。
;ラセツ伯爵(SRW未登場)
:アニメ版では[[あしゅら男爵|男と女の顔を併せ持つ怪人]]だが、こちらではそのような設定はない。その正体は恐竜帝国から派遣されてきたお目付け役。
;ヤシャ男爵(SRW未登場)
:アニメ版では双頭の怪人だが、こちらでは獣人に変身する能力を持つヒゲ面の大男。ドラゴンタートルを指揮して連合軍と戦ったが、最後はラセツの裏切りによって死ぬ。
;橘信一(SRW未登場)
:翔の兄。隼人たちが蛇牙城を脱出する際に命を落としたが、後にラセツ配下の[[サイボーグ]]となって翔の前に現れる。
=== プロフェッサー・ランドウ一味 ===
=== [[恐竜帝国]] ===
;プロフェッサー・ランドウ
;女帝ジャテーゴ(SRW未登場)
:
:[[帝王ゴール]]亡き後のハチュウ人類を統べる。ゴールと異なり見た目に爬虫類的な要素はほとんどなく、どちらかと言えば半機械・半生体の怪物と呼ぶべき風体。
== 登場メカ ==
== 登場メカ ==
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/第2期]]
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/第2期]]
;[[ゲッター號]]
=== ゲッターロボ號 ===
;[[ゲッター號]](ゲッター1、ゲッター號1)
:
;ゲッター翔(ゲッター2、ゲッター號2)
:
;ゲッター剴(ゲッター3、ゲッター號3)
:
;[[ゲットマシン]]
:アニメ版では「ゲッターマシン」と呼ばれる。
:;1号機
::[[イーグル号]]系列機。
:;2号機
::[[ジャガー号]]系列機。
:;3号機
::[[ベアー号]]系列機。
:
=== [[真ゲッターロボ]] ===
;[[真ゲッター1]]
:;[[真ゲッター2]]
::'''真ゲッター1の上半身から真ゲッター2の上半身が生えてくる'''という衝撃的な登場をする。
:
:
;ゲッター翔
=== 連合軍 ===
;大型移動艦テキサス
:連合軍の旗艦となる陸上戦艦。主砲「ドーヴァー砲」の威力は絶大。
;クジラ2005D
:日本企業が開発した、まさに空飛ぶクジラの如き移動メカニック機。
;ステルバーα04
:ステルス戦闘機から人型に[[変形]]するアメリカのロボット。
;グスタフH24
:ドイツのロボット。上半身がヘリ、下半身が戦車に変形する上、上半身を損傷してもさらに小型のメカに変形して脱出できる。
;ロボスーンT520
:カナダのロボット。下半身が[[アドラステア級汎用戦艦|巨大なローラー]]になっていて、地ならし攻撃を行う。
;BB5
:イギリスのロボット。各国のロボットの中では一番人間的なフォルムをしており、体を回転させて全周囲にレーザー光線を発射できる。
;ビィートT23
:アメリカの陸専用ロボット。操作性がかなり悪い上に飛び道具が照明弾しかなく、接近しないとまともに戦えない。
;ステルボンバーT4000
:重爆撃機から人型に変形するアメリカの超大型ロボット。翔とシュワルツが動かす。
=== ランドウ軍 ===
;ドラゴンタートル
:ランドウ軍の旗艦。
:;最強メタルビースト軍団
::
:;ガローンZ54
::信一が乗る、仏像のようなメタルビースト。
:;ギガントX2・X3
::2体で一つのメタルビースト。小さい方のX2が指示を出し、衛星軌道上に待機しているX3がレーザー光線を放って攻撃する。
:;ガルマンB25
::巨体が中央から左右に割れ、相手を挟み潰す。
:;ビーインRX1
::幻覚攻撃で相手の精神にダメージを与える。
:
:
;ゲッター剴
;AV58
:日本各地に設置された爆弾メタルビースト。触角を周囲に張り巡らせ、少しでも触角に触れたり振動を感知すると10キロ四方を壊滅させる大爆発を起こす。時限爆弾のように決められた配線を切らなければ止めることができない。
=== [[恐竜帝国]] ===
;デビラ・ムウ
:恐竜帝国の最終兵器。地球の大気を変質させ、ハチュウ人類にとって住みやすい環境を構築していく。
;[[メカザウルス]]
:
:
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
:初参戦作品。第2期参戦作品第15弾として、2017年5月に追加参戦。
:初参戦作品。第2期参戦作品第15弾として、2017年5月に追加参戦。
:登場人物は漫画版準拠、登場メカはアニメ版準拠となっており、ゲーム『[[ゲッターロボ大決戦!]]』と同じケースとなっている。
:登場人物は漫画版準拠、登場メカはアニメ版準拠という、ゲーム『[[ゲッターロボ大決戦!]]』と同じケースとなっている。
== 各話リスト ==
{| class="wikitable"
|-
!話数!!サブタイトル!!登場メカ!!備考!!再現スパロボ
|-
|第1章
|狙われた男
| || rowspan="4" |誕生編||
|-
|第2章
|プロフェッサーランドウ
|
|
|-
|第3章
|鋼鉄の戦士
|
|
|-
|第4章
|マシンを愛する男
|
|
|-
|第5章
|ショーの始まり
|
| rowspan="14" |アラスカ戦線編
|
|-
|第6章
|反逆
|
|
|-
|第7章
|戦場の放浪者
|
|
|-
|第8章
|降伏か死か?
|
|
|-
|第9章
|ノラ犬たちの群れ
|
|
|-
|第10章
|作戦
|
|
|-
|第11章
|ダグ・スネーク渓谷
|
|
|-
|第12章
|新たな敵
|
|
|-
|第13章
|空飛ぶクジラ
|
|
|-
|第14章
|兄と妹
|
|
|-
|第15章
|ゲッター復活!!
|
|
|-
|第16章
|誤った決断
|
|
|-
|第17章
|アラスカ最大の戦い
|
|
|-
|第18章
|ドラゴン対テキサス
|
|
|-
|第19章
|再び日本へ
|
| rowspan="12" |真ゲッター編
|
|-
|第20章
|眠れる勇者
|
|
|-
|第21章
|選ばれし男たち
|
|
|-
|第22章
|ハチュウ人類の出現
|
|
|-
|第23章
|グリーンアース教
|
|
|-
|第24章
|再会
|
|
|-
|第25章
|恐竜帝国の復活
|
|
|-
|第26章
|ストナー・サンシャイン
|
|
|-
|第27章
|女帝・ジャテーゴ
|
|
|-
|第28章
|進化の時
|
|
|-
|第29章
|最後の戦い
|
|
|-
|第30章
|全てはここから…
|
|
|}
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{{DEFAULTSORT:けつたあろほこう}}
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[[Category:登場作品]]
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[[Category:ゲッターロボシリーズ|*]]
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