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=== 来歴 ===
=== 来歴 ===
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[[アセム・アスノ]]の通う高校「スージー・マスコビー・ハイスクール」のアイドル的な存在。
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[[アセム・アスノ]]の通う高校「スージー・マスコビー・スクール」のアイドル的な存在。
父親は地球連邦軍の将校である。
父親は地球連邦軍の将校である。
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ロマリーの人柄については、彼女の息子のキオ曰く「いつも笑顔でいて、怒ったところを見せたことはない」らしい。
ロマリーの人柄については、彼女の息子のキオ曰く「いつも笑顔でいて、怒ったところを見せたことはない」らしい。
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[[小説|小説版]]ではMSクラブに所属し、オペレーターを担当。ガンダムを初めて操縦したアセムのオペレーターを行った功績から、AGEシステムのオペレーターに任命された。アセムやゼハートとの学校での交流描写もより描かれ、身勝手な行動をとるアセムを諭したこともあった。尚、MSクラブに所属していた理由については、「親の敷いたレールへの反発心」からである。
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[[小説|小説版]]ではMSクラブに所属し、オペレーターを担当。ガンダムを初めて操縦したアセムのオペレーターを行った功績から、AGEシステムのオペレーターに任命された。アセムやゼハートとの学校での交流描写もより詳細に描かれ、身勝手な行動をとるアセムを諭した事もあった。尚、MSクラブに所属していた理由については、「親の敷いたレールへの反発心」からである。
キオ編ではアセム戦死後はやや塞ぎ込んだ時期があり、心配したフリットは何度か再婚を薦めたが、頑として聞かなかった。しかし、アセム生存が判明した際には驚いた様子を見せていなかった事から何らかの事情によりアセムの生存を知っていたようである。
キオ編ではアセム戦死後はやや塞ぎ込んだ時期があり、心配したフリットは何度か再婚を薦めたが、頑として聞かなかった。しかし、アセム生存が判明した際には驚いた様子を見せていなかった事から何らかの事情によりアセムの生存を知っていたようである。
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スペシャルエディション[[OVA]]『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』(以下、『MOE』と表記)では、「アセムとは幼馴染の関係」になっているなど設定が多少変更された他、出番の多くが『MOE』前編に集中している。『MOE』後編ではほとんど出てこないもののEDに入る直前に一人佇まう姿が挿入されており、事実上ロマリーが物語を締めくくる形となった。
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スペシャルエディション[[OVA]]『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』(以下、『MOE』と表記)では、「アセムとは幼馴染の関係」になっているなど設定が多少変更された他、出番の多くが『MOE』前編に集中しており、特にアセムやゼハートと共に過ごした学生時代の場面が詳細に描写されている<ref>ちなみにアセム、ロマリー、ゼハートの学生時代の場面は、[[プレイステーション・ポータブル|PSP]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『機動戦士ガンダムAGE ユニバーサルアクセル/コズミックドライブ』でもTV版より詳細に描かれている。</ref>。『MOE』後編ではほとんど出てこないもののEDに入る直前に一人佇まう姿が挿入されており、事実上ロマリーが物語を締めくくる形となった。
=== キャラクターの総評 ===
=== キャラクターの総評 ===
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もっとも、これに関してロマリーを演じた[[声優]]の[[声優:花澤香菜|花澤香菜]]氏は『[[機動戦士ガンダムAGE]]』の放送当時に公式WEBラジオで'''「ロマリーは未だに学生気分が抜けていないんですよ」'''とフォローしている<ref>実際、第28話にてロマリーがアセムに対して「学生気分を引きずっていた事で迷惑を掛けた件」について謝罪する場面が存在する。</ref>。また、シリーズ構成を担当した日野晃博氏(レベルファイブ代表取締役社長)は、「『このままだと、ロマリーは視聴者から嫌われてしまうのでは?』とスタッフ達も苦悩していた」事を明かしている。
もっとも、これに関してロマリーを演じた[[声優]]の[[声優:花澤香菜|花澤香菜]]氏は『[[機動戦士ガンダムAGE]]』の放送当時に公式WEBラジオで'''「ロマリーは未だに学生気分が抜けていないんですよ」'''とフォローしている<ref>実際、第28話にてロマリーがアセムに対して「学生気分を引きずっていた事で迷惑を掛けた件」について謝罪する場面が存在する。</ref>。また、シリーズ構成を担当した日野晃博氏(レベルファイブ代表取締役社長)は、「『このままだと、ロマリーは視聴者から嫌われてしまうのでは?』とスタッフ達も苦悩していた」事を明かしている。
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なお、TV版においてロマリーがネガティブな評価をされてしまった事に対する反省故か、OVA『MOE』ではロマリーは「アセムの幼馴染で、彼と共にMSクラブに所属。クラスの学級委員も務める」という設定に変更されており、アセムに対して抱く感情がTV版と比較してより親密なものへと描写されている<ref>例えば、ロマリーがバイクを運転しているアセムの背中につかまって乗っている等。</ref>。
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なお、TV版においてロマリーがネガティブな評価をされてしまった事に対する反省故か、OVA『MOE』ではロマリーは「アセムの幼馴染で、彼と共にMSクラブに所属。クラスの学級委員も務める」設定に変更されており、アセムに対して抱く感情がTV版と比較してより親密なものへと描写されている<ref>例えば、ロマリーがバイクを運転しているアセムの背中につかまって乗っている等。</ref>。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==