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182 バイト追加 、 2020年7月16日 (木) 20:40
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[[地球連邦軍]]が開発した、初の[[量産型]][[モビルスーツ]]。
 
[[地球連邦軍]]が開発した、初の[[量産型]][[モビルスーツ]]。
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「[[V作戦]]」にて開発された[[ガンダム]]を量産型として再設計している。その為、各部の形状はガンダムと酷似している。
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「[[V作戦]]」にて開発された[[ガンダム]]の仕様を中心に再設計した量産型MS。その為、各部の仕様はガンダムを踏襲した部分が多いがカメラ部分などはガンキャノン寄りとなっている。
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短期間での大量生産を行うために徹底的なコストの低減が図られており、装甲材がルナ・チタニウム合金からチタン合金へ変更され、[[コアブロックシステム]]や大気圏突入用の装備等もオミットされている。ジェネレーターについてもガンダムのものより出力をダウンしたものが搭載される事になった(それでもザクより上)。その一方で、コアブロックシステムの排除等によって軽量化されており、推力重量比ではガンダムを上回っている。頭部センサーは一見すると[[ガンキャノン]]と同じゴーグル型だが、内部にはガンダムと同じデュアルセンサーが存在しており、センサー有効半径が若干向上している。また、[[ジオン公国軍]]側のMSに先駆ける形でビーム兵器の標準装備に成功しており、元となったガンダム程ではないが、火力面は既にザクやドム等を上回っていたと言える。
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短期間での大量生産を行うために徹底的なコストの低減が図られており、装甲材がルナ・チタニウム合金からチタン合金へ変更され、[[コアブロックシステム]]や大気圏突入用の装備等もオミットされている。ジェネレーターについてもガンダムのものより出力をダウンしたものが搭載される事になった(それでもザクより上)。その一方で、コアブロックシステムの排除等によって軽量化されており、推力重量比ではガンダムを上回っている。頭部センサーは一見すると[[ガンキャノン]]に近いゴーグル型だが、内部にはガンダムと同じデュアルセンサーが存在しており、センサー有効半径が若干向上している。また、[[ジオン公国軍]]側のMSに先駆ける形でビーム兵器の標準装備に成功しており、元となったガンダム程ではないが、火力面は既にザクやドム等を上回っていたと言える。
    
『機動戦士ガンダム』の劇中では大した活躍はしておらず、[[ジャブロー]]で[[シャア専用ズゴック]]に貫かれたり、[[ソロモン]]で[[ビグ・ザム]]のメガ粒子砲によってドロドロに溶かされるなど、[[ボール]]共々[[やられメカ]]の印象が強い。ただしこれらは、物語の演出上における都合による部分も大きいので、ジムの性能が低い事にはならない。
 
『機動戦士ガンダム』の劇中では大した活躍はしておらず、[[ジャブロー]]で[[シャア専用ズゴック]]に貫かれたり、[[ソロモン]]で[[ビグ・ザム]]のメガ粒子砲によってドロドロに溶かされるなど、[[ボール]]共々[[やられメカ]]の印象が強い。ただしこれらは、物語の演出上における都合による部分も大きいので、ジムの性能が低い事にはならない。
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作中の印象からか、殆どのゲーム作品で[[ザク]]とほぼ同性能、下手をするとそれ以下の性能を持って登場するが、各設定資料集においてGMの性能については、ザク程度、もしくは[[ドム]]以上[[ゲルググ]]以下、ガンダムと同程度、最終型はガンダム以上などとかなりのバラつきがある。作中での初出はジャブロー地下のハンガーで、その後も作中ではほぼ一種類しか出ていないのだが、諸般の事情から膨大なバリエーションが存在した事になっている。
 
作中の印象からか、殆どのゲーム作品で[[ザク]]とほぼ同性能、下手をするとそれ以下の性能を持って登場するが、各設定資料集においてGMの性能については、ザク程度、もしくは[[ドム]]以上[[ゲルググ]]以下、ガンダムと同程度、最終型はガンダム以上などとかなりのバラつきがある。作中での初出はジャブロー地下のハンガーで、その後も作中ではほぼ一種類しか出ていないのだが、諸般の事情から膨大なバリエーションが存在した事になっている。
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これは、後付け設定の弊害でもあるのだが、現在では両方の設定を擦り合わせる形で、スペックノートでは高い性能を秘めたMSだが、初期は数を揃える為、突貫工事で作った機体も多く、それらはザク級の性能しかない。しかし、きちんと品質管理をされて作られた後期機体はゲルググとも張り合える…という設定になり、とりあえず、矛盾は緩和されている。なお後期機体というのは『0080』や『0083』に登場した機体のこと。
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これは、後付け設定の弊害でもあるのだが、現在では両方の設定を擦り合わせる形で、スペックチャート上では高い性能を秘めたMSだが、初期は数を揃える為、突貫工事で作った機体も多く、それらはザク級の性能しかない。しかし、きちんと品質管理をされて作られた後期機体はゲルググとも張り合える…という設定になり、とりあえず、矛盾は緩和されている。なお後期機体というのは『0080』や『0083』に登場した機体のこと。
    
本機の真価は単独よりも集団戦によって発揮され、物量戦では[[ジオン軍]]を圧倒するなど、連邦軍の勝利に大きく貢献した。また、劇場版では[[リック・ドム]]をバルカンで牽制しつつビーム・サーベルで両断する、切り掛かってきたリック・ドムの攻撃を躱して、ビーム・サーベルで返り討ちにするというシーンが追加されている。
 
本機の真価は単独よりも集団戦によって発揮され、物量戦では[[ジオン軍]]を圧倒するなど、連邦軍の勝利に大きく貢献した。また、劇場版では[[リック・ドム]]をバルカンで牽制しつつビーム・サーベルで両断する、切り掛かってきたリック・ドムの攻撃を躱して、ビーム・サーベルで返り討ちにするというシーンが追加されている。
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:本機の主兵装。集束率が低いため拡散しやすく、射程も短いが、近距離における威力自体はビーム・ライフルと同等。
 
:本機の主兵装。集束率が低いため拡散しやすく、射程も短いが、近距離における威力自体はビーム・ライフルと同等。
 
:通常の単射、面制圧用射撃、拡散射撃の3つのモードを選択可能であり、また塗装用のスプレーガンに似た外見である事がその名称の由来となっている。連射性能の高さを活かし、ジムが近~中距離を、ボールが遠距離を担当するという運用もされたという。
 
:通常の単射、面制圧用射撃、拡散射撃の3つのモードを選択可能であり、また塗装用のスプレーガンに似た外見である事がその名称の由来となっている。連射性能の高さを活かし、ジムが近~中距離を、ボールが遠距離を担当するという運用もされたという。
:右腰に(時間はかかるが)再チャージ用のマウントラッチを装備した機体もある。
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:右腰に(時間は掛かる上に機体の出力状態の影響を受け易いので頼る事は危険ではあったが)再チャージ用のマウントラッチを装備した機体もある。
 
;シールド
 
;シールド
 
:ガンダムと同型の装備。ルナ・チタニウム合金製で、防御力が高い。コストダウンのために表面の十字マークが簡略化されたものも存在しており、そちらはチタン合金セラミック複合材に変更されている。
 
:ガンダムと同型の装備。ルナ・チタニウム合金製で、防御力が高い。コストダウンのために表面の十字マークが簡略化されたものも存在しており、そちらはチタン合金セラミック複合材に変更されている。
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:通称「ブルパップ・マシンガン」。銃身が短めの実弾兵器。こちらも他のOVA作品やゲームにて携行していた。
 
:通称「ブルパップ・マシンガン」。銃身が短めの実弾兵器。こちらも他のOVA作品やゲームにて携行していた。
 
;ハイパー・バズーカ
 
;ハイパー・バズーカ
:[[ガンダム]]と同型の装備。主に要塞や敵艦への攻撃に使用された。実弾兵器なので、出力に関係なく使用できる。右肩にマウント用のラッチを装備した機体も存在する。
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:[[ガンダム]]と同型の装備。主に要塞や敵艦への攻撃に使用された。実体弾兵器なので、出力に関係なく使用できる。右肩にマウント用のラッチを装備した機体も存在する。
    
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
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