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→概要
== 概要 ==
== 概要 ==
[[国連]]や各国政府など、世界の背後で暗躍する秘密組織。[[ネルフ]]をはじめとする様々な下部機関を持つ。議長である[[キール・ローレンツ]]を中心にごく少数のメンバーで構成された議会に運営されている。部外者に面会する時に素顔ではなくモノリスを見せるのが特徴。また、キール以外は声まで機械で変えている模様。メンバーは各界の有力者等が集っているとされる。一応、人類補完委員会と同じメンバーとみられるが、ゼーレは5人以上のメンバーがいるので詳細な実情は不明。
[[国連]]や各国政府など、世界の背後で暗躍する秘密組織。議長である[[キール・ローレンツ]]が中心となり、ごく少数のメンバーで構成された議会に運営されている。巨額の富を持っており、使徒殲滅を目的に設立された武装組織である「[[ネルフ]]」や人口進化研究所である「ゲヒルン」を始めとする様々な下部機関を持つ。
元は組織ではなく中世暗黒期に誕生した宗教団体で、アダム・カダモンへの道…すなわち「不老不死」を教義としていた秘教秘密結社であったとされている。しかし、ゆるやかながらも確実に勢力を伸ばしていき、1900年代中頃には最後の抵抗勢力も壊滅させる事に成功。以降は人類世界を裏から支配する隠然たる勢力となっていったとされている<ref>ゲーム「エヴァンゲリオン2」機密情報より</ref>。
部外者に面会する時に素顔ではなくモノリスを見せるのが特徴。また、キール以外は声まで機械で変えている模様。メンバーは各界の有力者等が集っているとされる。一応、人類補完委員会と同じメンバーとみられるが、ゼーレは5人以上のメンバーがいるので詳細な実情は不明。
ゼーレは芸術や学術関連のパトロン集団としての側面も持ち、元が宗教団体であった事もあってか、己の宗教団体に関する古代建造物や遺跡の調査に多額の資金援助を行っていた。この中で、ゼーレのみならず人類にとっても重要な転機となる物が発掘され、それが後に「[[死海文書]]」と名付けられた古文書であった。
古文書の解析によって、2015年にて使徒が目覚めて人類に生存競争を仕掛けてくる事や、人類が求めてやまない不老不死になる方法等が記載されている事を突き止めたゼーレは、死海文書に関する情報を隠蔽する。その内容の中でも、重要ではない部分を「死海文書」として一般公開し、重要な部分は「裏死海文書」として自分達だけが秘匿したゼーレは、やがて来る使徒の襲来に備えた対策を行うのと同時に、世迷言としか思っていなかった先祖の信奉していた教義である「不老不死」を求めて「[[人類補完計画]]」を立ち上げるに至っている。
=== 劇場版 ===
『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]]』では最初からモノリスとして登場しており、『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q|Q]]』では正体がヒトならざるものであるかのような存在で、モノリスには脳のような影がうっすら浮かんでいた。最終的には冬月によって電源と思われるスイッチを切られてその役割を終えたようだが、ゲンドウ達の反逆行為ではなく最初からこうなる予定である事がゲンドウとモノリスの01番との会話で判明している。
『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]]』では最初からモノリスとして登場しており、『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q|Q]]』では正体がヒトならざるものであるかのような存在で、モノリスには脳のような影がうっすら浮かんでいた。最終的には冬月によって電源と思われるスイッチを切られてその役割を終えたようだが、ゲンドウ達の反逆行為ではなく最初からこうなる予定である事がゲンドウとモノリスの01番との会話で判明している。