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== 概要 ==
== 概要 ==
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初出は『[[スーパーロボット大戦α外伝]]』の[[エニル・エル]]のカットイン(乳がすぐウィンドウに隠れてしまうため分かり辛いが、スローで見てみると、ほんの僅かに揺れているように見える。ただし揺れてないという説もある)。その後『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』にてオリジナルキャラの[[クスハ・ミズハ]]と[[ゼオラ・シュバイツァー]]にこの演出が登場して以降、オリジナルの女性キャラ中心に定着し、『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[マリュー・ラミアス]]のような原作でそのような演出があるキャラも揺れるようになった。この描写のせいで「CERO:B(12歳以上対象)・コンテンツアイコン:セクシャル」とついていると言われている(それ以外に原因がある可能性もあるが)。
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初出は『[[スーパーロボット大戦α外伝]]』の[[エニル・エル]]のカットイン(乳がすぐウィンドウに隠れてしまうため分かり辛いが、スローで見てみると、ほんの僅かに揺れているように見える。ただし揺れていないという説もある)。その後『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』にてオリジナルキャラの[[クスハ・ミズハ]]と[[ゼオラ・シュバイツァー]]にこの演出が登場して以降、オリジナルの女性キャラ中心に定着し、『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[マリュー・ラミアス]]のような原作でそのような演出があるキャラも揺れるようになった。この描写のせいで「CERO:B(12歳以上対象)・コンテンツアイコン:セクシャル」とついていると言われている(それ以外に原因がある可能性もあるが)。
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この様なお色気演出は、人によって大きく反応が分かれる。直接的ではないにせよ性的表現に少なからずかすっていることに加え、カットインに躍動感が出る一方で描写によってはあざとく見えるからである。版権の制約がない関係から[[バンプレストオリジナル]]キャラクターにとくに乳揺れ描写が特に多いが、反対派の意見を反映したためか、『[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS|OGs]]』発売以降は揺れがごく自然な範囲に留まる本家シリーズ並びに『[[OGシリーズ]]』と、悪乗りすら感じられるほどにひたすら揺れまくる『[[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ|無限のフロンティア]]』の二つの潮流に分岐しており、少なくともバンプレストオリジナルの場合は棲み分けが行われるようになってきている。また2000年代後半以降は版権作品は揺れず、オリジナルキャラは揺れるという使い分けがなされている場合もある(カットインの作画量削減の意味もあると思われる)<ref>実際、スタッフ間の中でも「揺れて欲しい派」と「あまり揺らさないで欲しい派」の二つに割れている事が2018年2月19日の「生スパロボチャンネル」にて語られている。</ref>。
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この様なお色気演出は、人によって大きく反応が分かれる。直接的ではないにせよ性的表現に少なからずかすっていることに加え、カットインに躍動感が出る一方で描写によってはあざとく見えるからである。版権の制約がない関係から[[バンプレストオリジナル]]キャラクターにとくに乳揺れ描写が特に多いが、反対派の意見を反映したためか、『[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS|OGs]]』発売以降は揺れがごく自然な範囲に留まる本家シリーズ並びに「[[OGシリーズ]]」と、悪乗りすら感じられるほどにひたすら揺れまくる『[[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ|無限のフロンティア]]』の二つの潮流に分岐しており、少なくともバンプレストオリジナルの場合は棲み分けが行われるようになってきている。また2000年代後半以降は版権作品は揺れず、オリジナルキャラは揺れるという使い分けがなされている場合もある(カットインの作画量削減の意味もあると思われる)<ref>実際、スタッフ間の中でも「揺れて欲しい派」と「あまり揺らさないで欲しい派」の二つに割れている事が2018年2月19日の「生スパロボチャンネル」にて語られている。</ref>。
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TVアニメ作品でもこの演出は存在する(例:『[[トップをねらえ!]]』、『[[神魂合体ゴーダンナー!!|ゴーダンナー]]』、『[[機動戦士ガンダムSEED|ガンダムSEED]]』『[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター|OGIN]]』)。
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アニメ作品でもこの演出は存在する(例:『[[トップをねらえ!]]』、『[[神魂合体ゴーダンナー!!|ゴーダンナー]]』、『[[機動戦士ガンダムSEED|ガンダムSEED]]』『[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター|OGIN]]』)。
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なお現実の女性では乳房は動くとき邪魔になることがあり、スポーツ選手などは揺れを抑えるようにブラジャー等の工夫をしている(それでもフィギュアスケートでの尻もち等ではかなり激しく揺れるのが確認できる)。また実際にアニメのように揺れまくった場合、上半身の筋肉や靭帯を損傷する恐れがあるので、二次元だからこそ描ける描写と言える。『[[機動戦士Ζガンダム|劇場版Ζ]]』の[[エマ・シーン]]は非戦闘時には揺れるような描写があるが戦闘時には揺れないという緊張感を損なわないような工夫がされている。
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なお現実の女性では乳房は動くとき邪魔になることがあり、スポーツ選手などは揺れを抑えるようにブラジャー等の工夫をしている(それでもフィギュアスケートでの尻もち等ではかなり激しく揺れるのが確認できる)。また実際にアニメのように揺れまくった場合、上半身の筋肉や靭帯を損傷する恐れがあるので、二次元だからこそ描ける描写と言える。『[[機動戦士Ζガンダム|劇場版Ζ]]』の[[エマ・シーン]]は非戦闘時には揺れるような描写があるが戦闘時には揺れないという緊張感を損なわないような工夫がされている。
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== 主な採用作品 ==
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== 採用作品 ==
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OGシリーズでは控えめな演出になっている。任天堂の携帯機では『[[スーパーロボット大戦J|J]]』が初めてとなる。
=== [[αシリーズ]] ===
=== [[αシリーズ]] ===
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=== [[Zシリーズ]] ===
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦Z]]
;[[スーパーロボット大戦Z]]
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:オリジナルキャラではセツコとツィーネが揺れる。セツコは[[バルゴラ・グローリー]]に乗り換えてからが本領発揮(実はパイロットスーツを着ているという設定があり、カットインはイメージである)『[[機動新世紀ガンダムX|ガンダムX]]』の[[エニル・エル|エニル]]や[[パーラ・シス|パーラ]]もかなり揺れる。
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:オリジナルキャラではセツコとツィーネが揺れる。セツコは[[バルゴラ・グローリー]]に乗り換えてからが本領発揮(実はパイロットスーツを着ているという設定があり、カットインはイメージである)。『[[機動新世紀ガンダムX|ガンダムX]]』の[[エニル・エル|エニル]]や[[パーラ・シス|パーラ]]もかなり揺れる。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
:オリジナルキャラでは唯一[[マルグリット・ピステール|マルグリット]]が揺れる。
:オリジナルキャラでは唯一[[マルグリット・ピステール|マルグリット]]が揺れる。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
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:オリジナルでは前作から引き続いての[[マルグリット・ピステール|マルグリット]]、前々作からの[[セツコ・オハラ]]の他、新登場の[[マリリン・キャット]]、そして再登場[[メール・ビーター]]が新たに揺れる。
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:オリジナルでは前作から引き続いてのマルグリット、前々作からの[[セツコ・オハラ]]の他、新登場の[[マリリン・キャット]]、そして再登場[[メール・ビーター]]が新たに揺れる。
=== COMPACTシリーズ ===
=== COMPACTシリーズ ===
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=== 携帯機シリーズ ===
=== 携帯機シリーズ ===
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任天堂携帯機シリーズでは、パイロットで揺れるのは[[バンプレストオリジナル]]キャラだけである。
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;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
:[[ラミア・ラヴレス|ラミア]]が揺れる。
:[[ラミア・ラヴレス|ラミア]]が揺れる。
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:[[アリア・アドヴァンス|アリア]]以外は揺れないと思われがちだが、[[ミヒロ・アーディガン|ミヒロ]]以外は揺れる。カズマは髪と服が、ブレスは服が揺れる。
:[[アリア・アドヴァンス|アリア]]以外は揺れないと思われがちだが、[[ミヒロ・アーディガン|ミヒロ]]以外は揺れる。カズマは髪と服が、ブレスは服が揺れる。
;[[スーパーロボット大戦K]]
;[[スーパーロボット大戦K]]
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:良く見ると[[アンジェリカ・シャルティール|アンジェリカ]]が揺れる程度。そのかわりに[[ゴーオクサー|ロボットの乳揺れ]]が存在する。なお、任天堂携帯機に限ればパイロットで揺れるのは[[バンプレストオリジナル]]キャラだけである。
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:良く見ると[[アンジェリカ・シャルティール|アンジェリカ]]が揺れる程度。そのかわりに[[ゴーオクサー|ロボットの乳揺れ]]が存在する。
;[[スーパーロボット大戦L]]
;[[スーパーロボット大戦L]]
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:前作同様、よく見ると[[HL-0 ハルノ|ハルノ]]が(さらによく見ると[[AL-3 アリス|アリス]]もほんの少し)揺れる程度。今作でも[[ネオオクサー|ロボットの乳揺れ]]が存在する。
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:よく見ると[[HL-0 ハルノ|ハルノ]]が(さらによく見ると[[AL-3 アリス|アリス]]もほんの少し)揺れる程度。今作でも[[ネオオクサー|ロボットの乳揺れ]]が存在する。
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=== VXT三部作 ===
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;[[スーパーロボット大戦V]]
+
:味方キャラはほとんど見られない。揺れるキャラとしては、[[ダイヤモンドローズ騎士団]]所属時の[[サリア]]や[[エルシャ]]、[[クリス]]辺りが分かりやすい。
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;[[スーパーロボット大戦T]]
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:[[アンジェラ・バルザック|アンジェラ]]、[[サギリ・サクライ|サギリ]]が揺れる。
=== 単独作品 ===
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦64]]
;[[スーパーロボット大戦64]]
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:[[銀鈴ロボ]]が揺れる。一応'''シリーズ史上初の乳揺れシーン'''になるのだろうか?人間キャラのカットインは数えるほどしかなく、揺れもない。
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:[[銀鈴ロボ]]が揺れる。一応'''シリーズ史上初の乳揺れシーン'''になるのだろうか? 人間キャラのカットインは数えるほどしかなく、揺れもない。
;[[スーパーロボット大戦MX]]
;[[スーパーロボット大戦MX]]
:[[アクア・ケントルム|アクア]]が揺れる。しかし『MX』は「CERO:A(全年齢対象)」。
:[[アクア・ケントルム|アクア]]が揺れる。しかし『MX』は「CERO:A(全年齢対象)」。
;[[スーパーロボット大戦XO]]
;[[スーパーロボット大戦XO]]
−
:人間より[[ビューナスA (マジンカイザー)|機動兵器]]のほうが揺れるという事態に。新たに挿入されたカットインでは、[[フェアリ・ファイアフライ|フェアリ]]が微妙だが揺れる。
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:人間より[[ビューナスA (マジンカイザー)|機動兵器]]のほうが揺れるという事態に。新たに挿入されたカットインでは、[[フェアリ・ファイアフライ|フェアリ]]が微妙だが揺れる。
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
:当初のカットインは全て止め絵だったが、「Live2D」の導入による「ライブカットイン」でオリジナルを中心とする一部キャラが揺れるように。
:当初のカットインは全て止め絵だったが、「Live2D」の導入による「ライブカットイン」でオリジナルを中心とする一部キャラが揺れるように。
:胸が見えないアングルでキャラクターイラストが描かれている[[オリーヴ・オペール]]と[[アマノミヤ・アヤメ]](共にパイロットパーツ装着版)は、代わりに'''尻が揺れる'''。
:胸が見えないアングルでキャラクターイラストが描かれている[[オリーヴ・オペール]]と[[アマノミヤ・アヤメ]](共にパイロットパーツ装着版)は、代わりに'''尻が揺れる'''。
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;[[スーパーロボット大戦V]]
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:味方キャラはほとんど見られず、あの[[如月千歳]]ですら揺れない。揺れるキャラとしては、[[ダイヤモンドローズ騎士団]]所属時の[[サリア]]や[[エルシャ]]、[[クリス]]辺りが分かりやすい。
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;[[スーパーロボット大戦T]]
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:[[アンジェラ・バルザック|アンジェラ]]、[[サギリ・サクライ|サギリ]]が揺れる。
=== [[OGシリーズ]] ===
=== [[OGシリーズ]] ===
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OGシリーズでは控えめな演出になっている。
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;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]
:[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]、[[セニア・グラニア・ビルセイア|セニア]]、[[シモーヌ・キュリアン|シモーヌ]]の3名が揺れる。
:[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]、[[セニア・グラニア・ビルセイア|セニア]]、[[シモーヌ・キュリアン|シモーヌ]]の3名が揺れる。
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;[[ルネ・カーディフ・獅子王]]
;[[ルネ・カーディフ・獅子王]]
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』の発表時、版権作品で乳揺れがあると最初に発表されたのがルネであった。
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』の発表時、版権作品で乳揺れがあると最初に発表されたのがルネであった。
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:ただし、原作の同一カットでは'''揺れていない。'''(そもそも作品全体通しても、はっきりわかるのは2話終盤のみ)。
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:ただし、原作の同一カットでは'''揺れていない'''(そもそも作品全体通しても、はっきりわかるのは2話終盤のみ)。
;[[マリュー・ラミアス]]
;[[マリュー・ラミアス]]
:原作で[[アークエンジェル]]が被弾した際、乳揺れカットが何度も何度も使いまわされたため、一部で「魔乳」とまで言われた。
:原作で[[アークエンジェル]]が被弾した際、乳揺れカットが何度も何度も使いまわされたため、一部で「魔乳」とまで言われた。
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:『EXCEED』への出演にも関わらず、揺れ具合は他の巨乳キャラより控えめ。バストが身体を覆う外装に固定されているためか。
:『EXCEED』への出演にも関わらず、揺れ具合は他の巨乳キャラより控えめ。バストが身体を覆う外装に固定されているためか。
;[[ネオオクサー]]、[[ゴーオクサー]]
;[[ネオオクサー]]、[[ゴーオクサー]]
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:揺れるロボット。近接戦闘タイプでとにかくよく動くため、しょっちゅう揺れていた。スパロボでもしっかり再現済み。
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:揺れるロボット。近接戦闘タイプでとにかくよく動くため、しょっちゅう揺れる。スパロボでもしっかり再現される。
;[[コアガンナー]]
;[[コアガンナー]]
:[[マックス・ジュニア|マックス]]搭乗時には揺れないが、揺らされても困るので全く問題は無い。
:[[マックス・ジュニア|マックス]]搭乗時には揺れないが、揺らされても困るので全く問題は無い。
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:動きが飛行系であるからか、そのサイズにも関わらず揺れるカットインが神夜より少ない(コマンド待機中は揺れる)。
:動きが飛行系であるからか、そのサイズにも関わらず揺れるカットインが神夜より少ない(コマンド待機中は揺れる)。
;[[錫華姫]]
;[[錫華姫]]
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:規格外のサイズを誇る[[楠舞神夜]]から貧乳キャラであるはずの[[小牟]]まで揺れる『[[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ|無限のフロンティア]]』において、プレイヤーサイドの女性キャラで唯一揺れない。流石はぺたんこ姫。ラストダンジョン突入の際の衝撃の凄まじさを表現する為、自ら「わらわでも揺れるかと思った」と自虐的な発言をしていた……が、『[[無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ|無限のフロンティアEXCEED]]』にて、遂に実装された。Lv23で習得する特殊技「錫華賭乱数」やLv29で習得する必殺技「邪鬼銃・魔破邪」のカットインを注目してみよう。
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:規格外のサイズを誇る[[楠舞神夜]]から貧乳キャラであるはずの[[小牟]]まで揺れる『[[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ|無限のフロンティア]]』において、プレイヤーサイドの女性キャラで唯一揺れない。流石はぺたんこ姫。ラストダンジョン突入の際の衝撃の凄まじさを表現する為、自ら「わらわでも揺れるかと思った」と自虐的な発言をしていたが、『[[無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ|無限のフロンティアEXCEED]]』にて、遂に実装された。Lv23で習得する特殊技「錫華賭乱数」やLv29で習得する必殺技「邪鬼銃・魔破邪」のカットインに注目してみよう。
;[[アン・シレーナ]]
;[[アン・シレーナ]]
:補助キャラで最も揺れる。スタッフによれば神夜より揺らしているらしい。
:補助キャラで最も揺れる。スタッフによれば神夜より揺らしているらしい。
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== 脚注 ==
== 脚注 ==
<references />
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{{DEFAULTSORT:ちちゆれ}}
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[[Category:小辞典]]
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