差分

46行目: 46行目:  
:*本作の『EX』における[[ΖΖガンダム]]は、'''機体性能はSFC版『EX』で武器性能はSFC版『第3次』'''という雑すぎる調整により、最大ENが足りず無改造ではハイ・メガ・キャノンを撃てないというおかしな事になっている。また、他機体の武器性能は概ねSFC版『第3次』準拠なのに対し、ΖΖのハイメガは攻撃力が500も弱体化されるという、試作3号機に次ぐ冷遇に晒されている。
 
:*本作の『EX』における[[ΖΖガンダム]]は、'''機体性能はSFC版『EX』で武器性能はSFC版『第3次』'''という雑すぎる調整により、最大ENが足りず無改造ではハイ・メガ・キャノンを撃てないというおかしな事になっている。また、他機体の武器性能は概ねSFC版『第3次』準拠なのに対し、ΖΖのハイメガは攻撃力が500も弱体化されるという、試作3号機に次ぐ冷遇に晒されている。
 
:*SFC版と比べてP兵器がやや増えたが、これによる恩恵は少なく、逆に[[ドライセン]]のトライブレードが恐ろしい脅威となって襲い掛かる。
 
:*SFC版と比べてP兵器がやや増えたが、これによる恩恵は少なく、逆に[[ドライセン]]のトライブレードが恐ろしい脅威となって襲い掛かる。
*獲得資金も基本的にSFC版『第3次』であるため、ボス・戦艦系以外から得られる資金が非常に少なく、満足に改造も行えない。これは戦艦系が殆ど出現しない『第2次』や、『第3次』の序盤~中盤が特に顕著で、1ステージあたり1~2回分の改造費しか獲得できない等はザラである。
  −
:*一応『EX』は獲得資金がSFC版準拠(同じではない)になっており、獲得資金の少なさだけはある程度解消されている。しかし相変わらず武器性能はSFC版『第3次』準拠であるため、ゲームバランスはやはりSFC版より悪化している。
   
*[[精神コマンド]]も『第3次』準拠であるため、リアル系パイロットが使用機会の少ない[[根性]]・[[ド根性]]・[[気合]]ばかりを持っている一方で、[[集中]]・[[ひらめき]]・[[魂]]・[[てかげん]]といったほぼ必須の精神コマンドを殆ど持たない<ref>根性・ド根性を持ったパイロットが多いのは、下記にもあるがオリジナル版では敵フェイズの行動がマニュアルで選択できず、ある程度の被弾が前提のバランスだったため。しかしそのシステムについては改善しておきながら、それに合わせた精神コマンドの調整はしていないのが問題なのである。</ref>。
 
*[[精神コマンド]]も『第3次』準拠であるため、リアル系パイロットが使用機会の少ない[[根性]]・[[ド根性]]・[[気合]]ばかりを持っている一方で、[[集中]]・[[ひらめき]]・[[魂]]・[[てかげん]]といったほぼ必須の精神コマンドを殆ど持たない<ref>根性・ド根性を持ったパイロットが多いのは、下記にもあるがオリジナル版では敵フェイズの行動がマニュアルで選択できず、ある程度の被弾が前提のバランスだったため。しかしそのシステムについては改善しておきながら、それに合わせた精神コマンドの調整はしていないのが問題なのである。</ref>。
 
:*特に全体版[[挑発]]とも言える[[激怒]]の削除は大きく、激怒で削りつつ敵全体をおびき寄せてMAP兵器で殲滅、という戦法が不可能になった。
 
:*特に全体版[[挑発]]とも言える[[激怒]]の削除は大きく、激怒で削りつつ敵全体をおびき寄せてMAP兵器で殲滅、という戦法が不可能になった。
56行目: 54行目:  
:*その一方で、SFC版『第3次』で[[ゲーマルク]]に乗っていた[[ラカン・ダカラン]]にファンネルを使わせるため、ラカンにニュータイプ技能を付与するという原作を無視した調整も存在する。そのくせ『第2次』のあるマップで[[ヤクト・ドーガ]]に乗っていた[[ガイア]]は該当マップから削除されており、調整が一貫していない。
 
:*その一方で、SFC版『第3次』で[[ゲーマルク]]に乗っていた[[ラカン・ダカラン]]にファンネルを使わせるため、ラカンにニュータイプ技能を付与するという原作を無視した調整も存在する。そのくせ『第2次』のあるマップで[[ヤクト・ドーガ]]に乗っていた[[ガイア]]は該当マップから削除されており、調整が一貫していない。
 
:*[[切り払い]]・[[シールド防御]]技能も導入された。本作はネームドだけでなく雑魚パイロットすら序盤から防御技能を持っており、バランスの悪化を助長している。
 
:*[[切り払い]]・[[シールド防御]]技能も導入された。本作はネームドだけでなく雑魚パイロットすら序盤から防御技能を持っており、バランスの悪化を助長している。
 +
*獲得資金も基本的にSFC版『第3次』であるため、ボス・戦艦系以外から得られる資金が非常に少なく、満足に改造も行えない。これは戦艦系が殆ど出現しない『第2次』や、『第3次』の序盤~中盤が特に顕著で、1ステージあたり1~2回分の改造費しか獲得できない等はザラである。
 +
:*一応『EX』は獲得資金がSFC版準拠(同じではない)になっており、獲得資金の少なさだけはある程度解消されている。しかし相変わらず武器性能はSFC版『第3次』準拠であるため、ゲームバランスはやはりSFC版より悪化している。
 
*改造による機体性能の上昇値は、本作の機体性能に合わせたものになっているが、調整ミスかフル改造ボーナスは『F/F完結編』から据え置きとなっている。一例として装甲値は10段改造して+500だが、フル改造ボーナスで装甲を選んだ場合も+500。言い換えればフル改造から更に同量の改造を重ねた程の能力向上となり、ボーナスの効果は相対的に非常に大きいものとなっている。
 
*改造による機体性能の上昇値は、本作の機体性能に合わせたものになっているが、調整ミスかフル改造ボーナスは『F/F完結編』から据え置きとなっている。一例として装甲値は10段改造して+500だが、フル改造ボーナスで装甲を選んだ場合も+500。言い換えればフル改造から更に同量の改造を重ねた程の能力向上となり、ボーナスの効果は相対的に非常に大きいものとなっている。
 
*武器改造による攻撃力上昇値は一律ではなく、MAP兵器・ファンネル系・スーパーロボットの最強武器等は他武器より上昇値が小さい。これらの武器は改造費用も高いので非常に強化効率が悪いのだが、リアル系ユニットは『第3次』終盤はSFC版同様にファンネル必須のバランスであり、スーパー系も全体的な攻撃力のデフレにより必殺技を多用する事になるため、結果としてこれらの武器の強化が必須となっている。
 
*武器改造による攻撃力上昇値は一律ではなく、MAP兵器・ファンネル系・スーパーロボットの最強武器等は他武器より上昇値が小さい。これらの武器は改造費用も高いので非常に強化効率が悪いのだが、リアル系ユニットは『第3次』終盤はSFC版同様にファンネル必須のバランスであり、スーパー系も全体的な攻撃力のデフレにより必殺技を多用する事になるため、結果としてこれらの武器の強化が必須となっている。
匿名利用者