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『'''天元突破グレンラガン'''』はガイナックスが制作したテレビアニメ。
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『'''天元突破グレンラガン'''』はガイナックス制作のテレビアニメ作品。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
『[[トップをねらえ!]]』『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』で有名なガイナックスが生み出したロボットアニメ。監督は今石洋之。
 
『[[トップをねらえ!]]』『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』で有名なガイナックスが生み出したロボットアニメ。監督は今石洋之。
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バンダイナムコグループとは競合関係にあるゲーム会社・コナミがスポンサーを務め版権表記に名を連ねるうえ、同社からゲーム版も発売された作品であるため、とりわけスパロボシリーズへの参戦は困難と噂されていた。『[[第2次Z]]』にて参戦が発表されるにあたり、原作者の一人である中島かずき氏は「認識宇宙よりも強靱な版権の壁を突破しました。」とTwitterで述べている。
 
バンダイナムコグループとは競合関係にあるゲーム会社・コナミがスポンサーを務め版権表記に名を連ねるうえ、同社からゲーム版も発売された作品であるため、とりわけスパロボシリーズへの参戦は困難と噂されていた。『[[第2次Z]]』にて参戦が発表されるにあたり、原作者の一人である中島かずき氏は「認識宇宙よりも強靱な版権の壁を突破しました。」とTwitterで述べている。
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スパロボ公式ブログ「熱中!必中!スパログ」によれば、終盤に向けて広がっていく世界観規模が尋常ではないスケールと知って、寺田貴信プロデューサーは「これをいったいスパロボでどうしろと……」と戦慄した旨を明かしており、中島氏が何らかの解決案を授けた様子が窺える<ref>http://blog.spalog.jp/?p=5925</ref>。この件は原作DVDのオーディオコメンタリーでも出演者に「ここまでスケールでかいとスパロボ出れませんよね」という質問に対して、「その辺考えてあるんだけどなぁ、出れないかなぁ」と答えていた。
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[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]プロデューサーは、本作の終盤に向けて広がっていく世界観規模が尋常ではないスケールと知って「これをいったいスパロボでどうしろと……」と戦慄した旨を語っている<ref>[http://blog.spalog.jp/?p=5925 謹賀新年! スパロボ20周年!! 第2次Z!!!] 2020年2月9日閲覧。</ref>。この件は原作DVDのオーディオコメンタリーでも出演者に「ここまでスケールでかいとスパロボ出れませんよね」という質問に対して、「その辺考えてあるんだけどなぁ、出れないかなぁ」と答えていた。
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2017年公開の寺田Pとシナリオライター・奈須きのこ氏の対談で、上記の「解決案」のことと思われる内容が述べられている<ref>http://news.denfaminicogamer.jp/kikakuthetower/170728/3</ref>。寺田Pは、原作終盤でロボットが銀河よりも大きくなる「天元突破」をどうするかという問題に困って中島氏に相談したところ、「みんなで天元突破ですよ」との回答を得たという。また中島氏からは「こことここは原作から絶対に変えないでほしい」という要望もあったという。
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寺田Pは原作終盤でロボットが銀河よりも大きくなる「天元突破」をゲーム上でどう再現するか悩んだが<ref>『第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇 パーフェクトバイブル』638頁。</ref>、中島氏から「みんなで天元突破ですよ」との回答を得た<ref name="電ファミ3">[http://news.denfaminicogamer.jp/kikakuthetower/170728/3 【寺田P×奈須きのこ:対談】決戦!『スパロボ』VS『Fate』――と思いきや、奈須きのこのスパロボ愛が炸裂して、寺田Pから濃ゆい制作秘話が聞けちゃった!] 2020年2月9日閲覧。</ref>。また中島氏からは「こことここは原作から絶対に変えないでほしい」という要望もあった<ref name="電ファミ3" />。
    
== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
:初参戦。[[劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇|劇場版前半]]と同時参戦なほか、オマージュ元の一つ『ゲッターロボサーガ』からの反映が色濃い『[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]』とも初共演。TV版(本作)に劇場版の要素を織り込んで上手くアレンジしている展開。残念ながらグレン団メンバーの半数はカットイン演出と名前のみの参戦となっている。今作では原作第1話からロージェノム打倒(第15話)までが描かれる。
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:初参戦作品。[[劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇|劇場版前半]]と同時参戦なほか、オマージュ元の一つ『ゲッターロボサーガ』からの反映が色濃い『[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]』とも初共演。TV版(本作)に劇場版の要素を織り込んで上手くアレンジしている展開。残念ながらグレン団メンバーの半数はカットイン演出と名前のみの参戦となっている。今作では原作第1話からロージェノム打倒(第15話)までが描かれる。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 
:前作から劇場版前半に加えて[[劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇|後半]]も同時参戦。原作第17話以降のストーリーが描かれる。他の作品と比べて時間経過が大きいためどのような処置がされるかが注目されていたが、舞台である[[暗黒大陸]]が時空震動により封印された事があらすじとプロローグで語られ、外で1年の月日が経つ中、暗黒大陸では10年の歳月を経たせる事で整合性を取らせた(原作より3年分足されているのは『世界最後の日』との兼ね合い)。
 
:前作から劇場版前半に加えて[[劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇|後半]]も同時参戦。原作第17話以降のストーリーが描かれる。他の作品と比べて時間経過が大きいためどのような処置がされるかが注目されていたが、舞台である[[暗黒大陸]]が時空震動により封印された事があらすじとプロローグで語られ、外で1年の月日が経つ中、暗黒大陸では10年の歳月を経たせる事で整合性を取らせた(原作より3年分足されているのは『世界最後の日』との兼ね合い)。
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