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[[藤原忍]]達の通う士官学校の元・教官で、[[結城沙羅]]とは恋仲にあった。
[[藤原忍]]達の通う士官学校の元・教官で、[[結城沙羅]]とは恋仲にあった。
軍人としては極めて優秀で、教官としての手腕と用兵に関する知識には並々ならぬ物がある。また、頭脳明晰だけでなく身体能力も優れており、物語初期の士官学校時代は喧嘩慣れしていた忍に殴りかかられた際、軽くあしらう程の格闘技を見せている。更に絶対音感の様な物も持っていた様で、洞窟の共鳴音を元に[[歌|唄]]を自作したりもしていた。しかし、その優秀さ故に途方もない自信と野心、そしてプライドの持ち主であり、軍人とはいえ尊大な振る舞いや言動が目立っていた事から一部の軍人や士官候補生からは嫌われていたらしく、特に忍とは反りが合わなかったようだが、彼のパイロットとしての秘めた能力はそれなりに評価もしている。機嫌が悪いと右肩を小刻みに震わせる癖があり、それは乗っている機動兵器にも影響させる程。
人望を集め難い人物ではあるが、それでもかつては[[地球]]を守る使命感も持ち合わせており、軍上層部に対し[[異星人]]の侵略に備えるよう進言していたのだが、聞き入れられずに終わっている。この事はプライドの高いシャピロにとって相当屈辱であったようで、後に[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]が侵略してくる形で自らの予見が実現した際に、まともに対抗できない地球軍の不甲斐無さに失望し、寝返るまでに至っている。
人望を集め難い人物ではあるが、それでもかつては[[地球]]を守る使命感も持ち合わせており、軍上層部に対し[[異星人]]の侵略に備えるよう真面目に進言していたのだが、上層部からは聞き入れられずに終わっている。この事はプライドの高いシャピロにとって相当屈辱であったようで、後に[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]が侵略してくる形で自らの予見が実現した際、まともに対抗出来ていない地球軍の不甲斐無さに失望。寝返るまでに至っている。尊敬する人物はナポレオン・ボナパルトで、地球軍時代はナポレオンを越える人物になるという志を抱いていた。
天涯孤独の身で、親の愛情を知らずに育った事が現在の人格を形成しているようだが、子供の頃に親がいない寂しさのあまり、「神の洞窟」が奏でる共鳴音に歌詞をのせる形で自分で自分の子守唄「ハーモニー・ラヴ」を作って自分を慰めていたという意外な一面があり(しかし、歌詞はどう見てもラブソング)、その唄を沙羅や神の洞窟で出会った[[ローラ・サリバン]]に教えていた<ref>本来なら後の展開の[[伏線]]となる設定だったが、[[打ち切り|諸事情]]により活かされる事はなかった。</ref>。最終回で語られた話からすると、神の洞窟の共鳴音は宇宙そのものと共鳴することで起こっている物で、ハーモニーの乱れからムゲの侵攻により宇宙の調和が乱れたことをシャピロはこの洞窟で知ったとの事。そしてムゲに寝返ってからは、そのムゲですらも利用して宇宙の調和を取り戻す「神」が必要と確信。それをなすべきは自分であるという誇大妄想に近い野望を抱くようになってしまったようである。
実は[[獣戦機]]の操縦者としての資質も持ち合わせており、OVA版の最終章にて思わぬ形でその[[野生化|片鱗]]を見せていた。
キャストを務めた若本氏の熱演もあり、突出したピカレスクの輝きを放つキャラとしてスタッフから愛情を注がれていた。特にTV版後期エンディングは、ほぼシャピロの独壇場と化している。その濃い設定やTV版、OVA版の双方で獣戦機隊のメンバー並みに活躍している事実からも、宿敵役というよりは'''『超獣機神ダンクーガ』の裏の主人公'''と言っても過言では無いかもしれない。
=== 劇中の活躍===
=== 劇中の活躍===
=== TV版 ===
ムゲ帝国が地球に来襲し地球軍が苦戦するのを見た事で、かつての自らの主張を無視した結果の有様に落胆したシャピロは、沙羅を連れて地球を裏切り、帝国軍に投降する事を目論むも、沙羅は忍の妨害によって連れ戻される事になり、自身だけが帝国軍へと渡る事になる。
ムゲ帝国が地球に来襲し地球軍が苦戦するのを見た事で、かつての自らの主張を無視した結果の有様に落胆したシャピロは、沙羅を連れて地球を裏切り、帝国軍に投降する事を目論むも、沙羅は忍の妨害によって連れ戻される事になり、自身だけが帝国軍へと渡る事になる。
その後、母星を裏切った自身を怪しむ[[デスガイヤー将軍]]の下で容赦の無い拷問を受けながらも、それに耐えきったシャピロはムゲ帝国に取り入る事に成功。以降は参謀格として教官時代に得た機密情報を活かした作戦を次々と立案。物量を用いて強力な戦闘兵器を集中砲火で撃破する死の包囲網作戦や女性が花粉を吸引すると錯乱を起こす失恋花を用いた撹乱作戦等、3将軍が思いつかなかった独自の作戦で[[獣戦機隊]]を苦しめている。その獣戦機隊との戦いでは失敗が多かったものの、他の作戦では着実に功績を残していったようで、[[ムゲ・ゾルバドス|ムゲ帝王]]の信頼を得ていったシャピロは、最終的に副官の地位まで上り詰めている。
しかし、裏切り者に過ぎなかった自分の立場を弁えない振る舞いは、3将軍との衝突が絶えない状態にあり、特に[[ギルドローム将軍]]との対立は深刻で、自らが対ダンクーガ用に開発した生体兵器であるバイオウォーリア・レプラカーンの存在をちらつかせる事で、功を焦った彼がそれを無断で持ち出すよう仕向ける事で作戦を失敗に終わらせ、失脚に追い込まれるよう仕向けている程なのだが、それが自らの破滅の引き金となってしまう事になった。
地位を向上させていくにつれて傲慢さを悪化させていったシャピロは、獣戦機隊を相手に失敗を重ねていき、月面基地も壊滅させられた後は、自らの失敗を指摘した[[ルーナ・ロッサ]]に八つ当たりに近い形で手を挙げる等、次第に冷静さを失い始める。そこに通信で接触してきたギルドローム将軍の進言に従わざるを得なかったシャピロは、言われるまま[[火星]]に向かうのだが、それは自らを破滅させる為に仕組まれた罠で、ギルドロームだけでなく彼に唆されて自らの失態続きに失望していたルーナの裏切りにも遭う形で、火星の基地に孤立し、そのまま追撃してきた獣戦機隊との決戦に突入する羽目となる。
半ば自暴自棄に陥ったシャピロは、自らの専用機である[[デザイア]]に搭乗して出撃するも、結局は敗北。辛くも機体から脱出し、火星からも撤退したシャピロは、残された僅かな戦力を率いてアステロイドベルトの前線基地に戻るが、そこは既にもぬけの殻となっており、怒りのあまり精神の均衡を崩し始めたシャピロは、もはや策士然とした冷静さを殆ど失う状態となっていた。そこへ更に基地に潜入していた沙羅の工作によって基地の防衛システムを無力化されてしまい、基地に隠れて通信越しに嘲笑してきたルーナにも返り討ちにされた結果、基地が獣戦機によって破壊される中で、自らの敗北と破滅を認められないあまり錯乱状態となってしまったシャピロは、沙羅に討たれる形で、死亡。その遺体は、崩壊するアステロイド基地に放置され、爆発に飲まれたが…。
=== OVA版 ===
OVA「[[超獣機神ダンクーガOVA|白熱の終章]]にて、遺体を植物惑星[[ディラド]]に回収され、指導者である[[女帝ディオレ]]の手で[[サイボーグ]]として復活。自らの怨念から地球の存在を知った彼女が「着生」の場として地球に目をつける切っ掛けを作る事になる。
復活した当初はかつての記憶を失っており、自我があるのかさえ不確かな状態であったが、アベルに連れられて獣戦機隊と再び戦う内に記憶を取り戻すに至っている。しかし、記憶を取り戻したシャピロ自身は、ディオレの言いなりになるつもりなど毛頭無く、地球や獣戦機隊への復讐心しか無かった為に、[[アベル]]からは嫌悪感を抱かれ、[[ケイム]]には思慕の情を抱かれても煩わしい存在としか見なしていなかった。
ディラド戦終盤の直前で、自身の面従腹背を見抜いていたディオレに瀕死の重傷を負わされ、切り捨てられるのだが、それを見つけた沙羅の手で、重傷を負った[[式部雅人]]の代わりに[[ランドライガー]]のコックピットに乗せられる。その結果、自らの意識体によって[[ダンクーガ]]の秘めた力が解放され、ケイムの搭乗する[[ディラド決戦メカ]]を撃破。獣戦機隊はディラドとの戦いに勝利するも、その時には既にシャピロは息絶えており、二度目の生涯を終えたシャピロは、ランドライガーが棺代わりにされる形で宇宙に放たれ、虚空の彼方に消えていった。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
『[[スーパーロボット大戦F|F]]』・『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』・『[[スーパーロボット大戦α|α]]』の3作では専用機[[デザイア]]が登場しない為、度々[[バンプレストオリジナル]]のメカに搭乗している。
『[[スーパーロボット大戦F|F]]』・『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』・『[[スーパーロボット大戦α|α]]』の3作では専用機[[デザイア]]が登場しない為、度々[[バンプレストオリジナル]]のメカに搭乗している。
原作での活躍に反映されて、[[底力]]や[[天才]]といった特殊技能を持っているが、天才に関しては持っていない作品も少なくない。また、αシリーズで[[特殊技能]]に[[野生化]]が実装されてからは、OVA版に反映されてシャピロにも野生化の能力が一部作品で追加されるようになっている。しかし、底力、天才、野生化の三つの特殊技能を共有出来た作品は、今の所無い。あったらあったで恐ろしい事になるが…。
=== [[旧シリーズ]] ===
=== [[旧シリーズ]] ===
:初登場作品。寝返る前の化粧をしていない顔グラフィックも用意されている。[[ロンド・ベル]]に合流後、早々と[[ゲスト]]に寝返る。連邦の拠点を教えたり、コロニー連合独立をはじめとする地球圏の混乱を利用するためにゼゼーナンに休戦協定を進言するなど、策謀家ぶりを存分に発揮する。使用機体は[[ライグ=ゲイオス]]。
:初登場作品。寝返る前の化粧をしていない顔グラフィックも用意されている。[[ロンド・ベル]]に合流後、早々と[[ゲスト]]に寝返る。連邦の拠点を教えたり、コロニー連合独立をはじめとする地球圏の混乱を利用するためにゼゼーナンに休戦協定を進言するなど、策謀家ぶりを存分に発揮する。使用機体は[[ライグ=ゲイオス]]。
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
:ポセイダルルートでは[[ラストボス|ラスボス]]。本作でも策謀家ぶりを存分に発揮しており、小物に過ぎない[[テイニクェット・ゼゼーナン|ゼゼーナン]]率いるゲスト軍が第4次以上に手強くなったのも、もっぱらシャピロの存在が大きく反映しているといえる(第4次でダンクーガは出演するものの、シャピロは参戦していない)。
:ポセイダルルートでは[[ラストボス|ラスボス]]。本作でも策謀家ぶりを存分に発揮しており、小物に過ぎない[[テイニクェット・ゼゼーナン|ゼゼーナン]]率いるゲスト軍が第4次以上に手強くなったのも、もっぱらシャピロの存在が大きく反映しているといえる(第4次でダンクーガは出演するものの、シャピロは参戦していない)。本作では殆ど余裕の態度を崩す事がなく、最終的に敗れて死亡する寸前に、精神破綻を迎える形で死亡する事になっている。
:[[ザビ家]]三兄弟やシロッコの[[クローン]]を製作する事で、[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]や[[ティターンズ]]を裏からコントロールできるよう仕組むだけでなく、体良く利用していたゼゼーナンを土壇場で切り捨てている。そして、最終決戦では自分の[[クローン]]を多数作ってプレイヤーを迎え撃ったり、[[バイオリレーションシステム]]で無敵状態になったりしている等、原作以上に悪役・黒幕としての印象を見せている。イベントで鉄壁等の精神コマンドが掛かる間、搭乗機ヴァルシオンの装甲値が'''13000'''になる事は語り草。DCルートのラスボスになる[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]と比べても、彼はシャピロの操り人形に過ぎない為、やはりシャピロの方がラスボスとしての存在感が強い。戦闘BGMも、シロッコは通常通り、プレイヤー側キャラのBGMのままだが、シャピロ戦はBGMが「ARMAGEDON」になる。
:[[ザビ家]]三兄弟やシロッコの[[クローン]]を製作する事で、[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]や[[ティターンズ]]を裏からコントロールできるよう仕組むだけでなく、体良く利用していたゼゼーナンを土壇場で切り捨てている。
:DCルートでは[[火星]]で早々と散るがシロッコのクローンを残したままにしている等、とやはりたちが悪い。本作では殆ど余裕の態度を崩す事がなく、最終的に敗れて死亡する寸前に、精神破綻を迎える形で死亡する事になっている。
:ポセイダルルートの最終決戦では、大量の[[機動新世紀ガンダムX|コロニー落とし]]を実行に移す事を目論むのだが、自分の[[クローン]]を多数作ってプレイヤーを迎え撃って戦力を推し量ろうとする慎重さを見せ、自らが勝利する事を確信した後は[[バイオリレーションシステム]]を内蔵した[[ヴァルシオン]]に搭乗し無敵状態になったりしている等、原作以上に悪役・黒幕としての印象を見せている。更にバイオリレーション発動時のイベントには鉄壁等の精神コマンドまでもが掛かり、その間のヴァルシオンの装甲値が'''13000'''になる事は語り草。DCルートのラスボスになる[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]と比べても、彼はシャピロの操り人形に過ぎない為、やはりシャピロの方がラスボスとしての存在感が強い。戦闘BGMも、シロッコは通常通り、プレイヤー側キャラのBGMのままであるのに対し、シャピロ戦はBGMが当時ラスボス戦に用いられる「ARMAGEDON」になっている。
:DCルートでは最後まで搭乗機がライグ=ゲイオスのままで[[火星]]で早々と散るが、シロッコのクローンを残したままにしている等、とやはり性質が悪い事になっている。
:ラストは沙羅との[[戦闘前会話]]があるので、余裕があったらダンクーガを[[分離]]してトドメをさそう。前作の機体に加え、本作でポセイダルルートに進んだ場合は[[ヴァルシオン]]に搭乗する。
:ラストは沙羅との[[戦闘前会話]]があるので、余裕があったらダンクーガを[[分離]]してトドメをさそう。前作の機体に加え、本作でポセイダルルートに進んだ場合は[[ヴァルシオン]]に搭乗する。
:本作におけるシャピロの立ち位置は、後の[[第2次スーパーロボット大戦OG]]において、同じく権謀術数に長けている[[ユーゼス・ゴッツォ]]が担う事になる。
:なお、本作におけるシャピロの立ち位置は、後の[[第2次スーパーロボット大戦OG]]において、同じく権謀術数に長けている[[ユーゼス・ゴッツォ]]が担う事になる。
=== [[αシリーズ]] ===
=== [[αシリーズ]] ===
== 人間関係 ==
== 人間関係 ==
;[[結城沙羅]]
;[[結城沙羅]]
:元恋人。唯我独尊なシャピロも沙羅に対しては心を許しており、彼女を連れて、ムゲに加入しようとしたが、忍のせいで沙羅は取り残され、その結果、互いに愛憎入り混じった戦いを繰り広げることに。
:元恋人。唯我独尊なシャピロも沙羅に対しては心を許しており、彼女を連れて、ムゲに加入しようとした程であるのだが、忍のせいで沙羅は取り残され、その結果、互いに愛憎入り混じった戦いを繰り広げることになった。
;[[藤原忍]]
;[[藤原忍]]
:元生徒。戦闘機の操縦技術以外では、自分より下な忍を見下す発言をしたことも。ムゲに参じた後は本格的に対立することに。
:元生徒。戦闘機の操縦技術以外では、自分より下な忍を見下す発言をした事もある。ムゲに参じた後は本格的に対立することに。
;[[式部雅人]]
;[[式部雅人]]
:元後輩。『白熱の終章』の最終決戦では、雅人の代わりに、ランドライガーに搭乗。
:元後輩。『白熱の終章』の最終決戦では、雅人の代わりに、ランドライガーに搭乗。
;[[司馬亮]]
;[[司馬亮]]
:元後輩。シャピロ自身は知らぬことだが、亮からは孤独さを共感されていた。
:元後輩。シャピロ自身は知らぬことだが、亮からは孤独さを共感されていた。
;[[ローラ・サリバン]]
:獣戦機隊のメンバーや沙羅ですら知らなかったが、自らが「神の洞窟」と称していた場所で彼女と出会っている。彼女とは心を通わせていたらしく、自作の唄である「ハーモニー・ラヴ」を教えていた。彼女自身よくそれを口ずさんでいた事からも、慕われていた事が分かり、[[ガンドール]]の通信越しで自らの事切れる姿を見ていた彼女の表情は、どこか哀しそうであった。
;[[デスガイヤー将軍]]
:[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]の将軍の一人。シャピロが地球を裏切って帝国側に投降した際、それを請け負ったのは自身の部隊であるのだが、それを信じていなかった為に、拷問を行っている。彼が帝国側の参謀となった後も、その尊大な態度が気に食わず、度々衝突している。
;[[ギルドローム将軍]]
:ムゲ・ゾルバドス帝国の将軍の一人。3将軍の中でも特にシャピロと仲が悪く、彼の策略によって作戦失敗に追い込まれた挙句、ゾルバドス本星に強制送還されるという屈辱的な仕打ちを受ける。しかしその結果、シャピロを激しく憎むようになった彼によって壮絶な逆襲を受ける事になった。
;[[ヘルマット将軍]]
:ムゲ・ゾルバドス帝国の将軍の一人。他の将軍と同様、シャピロとは仲が悪く、月面基地での戦いでは彼の計算違いもあって、落命する要因となっている。
;[[ルーナ・ロッサ]]
;[[ルーナ・ロッサ]]
:[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]における副官。
:ムゲ・ゾルバドス帝国における副官。当初は野心を燃え上がらせるシャピロに惹かれていたものの、次第に獣戦機隊に敗北を重ね、器の小ささを露呈させていったシャピロに愛想を尽かし、ギルドロームに唆されたのも重なって裏切る事になった。
;[[女帝ディオレ]]
;[[女帝ディオレ]]
:[[ディラド]]星の女王。一度死んだシャピロを蘇生させた。
:[[ディラド]]星の女王。一度死んだシャピロを蘇生させた。しかし、シャピロは彼女に従う意思など無かった結果、見限る形で致命傷を負わせるのだが、それが皮肉にも自身の星が滅ぼされる引き金となった。
;[[アベル (ダンクーガ)|アベル]]
;[[アベル (ダンクーガ)|アベル]]
:ディラドの幹部。人間であるシャピロを見下している。
:ディラドの幹部。人間であるシャピロを見下しているが、殆ど相手にされていなかった。
;[[ケイム]]
;[[ケイム]]
:ディラドの幹部。シャピロに対してただならぬ感情を抱く。『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では嫉妬交じりで沙羅の話題を振ってくる彼との遣り取りが、[[DVE]]で再現されている。
:ディラドの幹部。シャピロに対してただならぬ感情を抱き、かつての恋人であった沙羅のと関係について話に持ち出す事もあったが、シャピロからは煩わしい存在とした見なされていなかった。最終的に、なし崩し的に獣戦機隊へ力を貸したシャピロによって死を迎えるが、その事実に気付く事は最後まで無かった。
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では嫉妬交じりで沙羅の話題を振ってくる彼との遣り取りが、[[DVE]]で再現されている。
== 他作品との人間関係 ==
== 他作品との人間関係 ==
シャピロの性格が性格なだけに、どのキャラクターとの関係も基本的に悪く、見下す、嫌悪される、見下し合う、利用する、利用し合う、そして裏切るかのいずれかとなっている。
=== スーパー系 ===
=== スーパー系 ===
;[[兜甲児]]
;[[兜甲児]]
:『α』では、[[トリントン基地]]で彼に[[エアロゲイター]]との戦闘データを寄こすよういつものように高圧的な態度で、命令したためあからさまに彼に反抗される。
:『α』では、[[トリントン基地]]で彼に[[エアロゲイター]]との戦闘データを寄こすよういつものように高圧的な態度で、命令したためあからさまに彼に反抗される。
;[[レコア・ロンド]]
;[[レコア・ロンド]]
:α序盤の南アタリア島ルートでは[[SDF]]計画の真意を語る事によって、間接的ながらも彼女が[[エゥーゴ]]から離反する切っ掛けを作った。
:α序盤の南アタリア島ルートでは[[SDF]]計画の真意を語る事によって、間接的ながらも彼女が[[エゥーゴ]]から離反する切っ掛けを作った。無論、全てがシャピロのせいという訳にはならないが…。
;[[ジェリド・メサ]]
;[[ジェリド・メサ]]
:『F完結編』では最終話で彼に[[特攻]]されるイベントが存在。シャピロ自身はジェリドをザコ扱いしたが、マウアーを[[クローン]]として与えてやるという不用意な一言でさらに怒りを買って[[特攻]]される。
:『F完結編』では最終話で彼に[[特攻]]されるイベントが存在。シャピロ自身はジェリドをザコ扱いしたが、マウアーを[[クローン]]として与えてやるという不用意というよりも無神経な一言で更に怒りを買い、特攻される。皮肉にも、この事が無敵であったはずの自身の敗因に繋がる事に…。
;[[パプテマス・シロッコ]]
;[[パプテマス・シロッコ]]
:『F完結編』・『α』で競演。共に[[異星人]]勢力へ通じている。
:『F完結編』・『α』で競演。共に[[異星人]]勢力へ通じている。
:『F完結編』ではクローンをゼゼーナンに造らせ、ティターンズを裏からコントロールできるよう仕組んでいる。この結果、マウアーが命を落とす事になった為、ジェリドの怒りを買っている。また、本作でのシロッコがあくまでも操り人形になっている為に、シャピロの方が黒幕としての存在感を放っている。
:『F完結編』ではクローンをゼゼーナンに造らせ、ティターンズを裏からコントロールできるよう仕組んでおり、ポセイダルルートでは最後まで自身が操り人形である事実に気付かないままとなっていた。この結果、マウアーが命を落とす事になった為、ジェリドの怒りを買っている。また、本作でのシロッコがオリジナルとは別人で、あくまでも操り人形に過ぎない事から、シャピロの方が黒幕としての存在感を放っている。
:『α』ではユーゼスに対し反旗を翻すべくシロッコに協力を求めるが、拒否された。
:『α』ではユーゼスに対し反旗を翻すべくシロッコに協力を求めるが、拒否されて逆恨みしている。後にユーゼスの研究室に潜入した際、彼のクローンを発見する事になっている。
;[[バスク・オム]]
;[[バスク・オム]]
:『64』では完全平和ルートにて[[モビルドール]]を主力とした彼の部隊に引導を渡されてしまう。
:『64』では完全平和ルートにて[[モビルドール]]を主力とした彼の部隊に引導を渡されてしまう。
;[[ジョン・コーウェン]]
;[[ジョン・コーウェン]]
:『α』では上官であるが、内心では民間人を軍属にしないやり方を批判している。
:『α』では上官であるが、内心では民間人を軍属にしない甘いやり方を批判している。
==== その他ガンダムシリーズ ====
==== その他ガンダムシリーズ ====
;[[トレーズ・クシュリナーダ]]
;[[トレーズ・クシュリナーダ]]
:『F』・『F完結編』では彼とゲンドウと組み、[[ゼーレ]]を壊滅させる。
:『F』・『F完結編』では彼とゲンドウと組み、[[ゼーレ]]を壊滅させる。
:しかし、ポセイダル・ルートの展開次第では、彼の特攻によって[[ヴァルシオン]]の[[バイオリレーションシステム]]を破壊される事になる。
;[[パトリック・ザラ]]
;[[パトリック・ザラ]]
:『第3次α』では彼と密約を結び、タイミングよく共に[[地球]]を攻撃した。
:『第3次α』では彼と密約を結び、タイミングよく共に[[地球]]を攻撃しているが、その際の言動からも彼の事を見下していたようである。
=== リアル系 ===
=== リアル系 ===
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』では[[一年戦争]]終了後に[[バイストン・ウェル]]に飛ばされた後、ルーナと共に彼の世話になっていた。後に[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]と[[バイストン・ウェル軍]]を繋ぐパイプ役も果たした。
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』では[[一年戦争]]終了後に[[バイストン・ウェル]]に飛ばされた後、ルーナと共に彼の世話になっていた。後に[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]と[[バイストン・ウェル軍]]を繋ぐパイプ役も果たした。
;[[アルバトロ・ミル・ジュリア・アスカ]]
;[[アルバトロ・ミル・ジュリア・アスカ]]
:『GC』(『XO』)では[[グラドスの刻印]]を手中に収めるために、彼女の身柄の確保を狙う。
:『GC』(『XO』)では[[グラドスの刻印]]を手中に収めるために、彼女の身柄の確保を狙っている。
;[[ル・カイン]]
;[[ル・カイン]]
:『J』では彼の参謀に。才や人物を認められ、彼の信頼を得る。しかし、態度が非常に偉そうなので他の[[グラドス軍]]の面々には大いに嫌われることに。『64』でも上司の立場にある。
:『J』では彼の参謀に。才や人物を認められ、彼の信頼を得る。しかし、態度が非常に偉そうなので他の[[グラドス軍]]の面々には大いに嫌われることに。
:『64』でも上司の立場にある。
;[[死鬼隊]]、[[カルラ・エジール]]、[[ギウラ]]
;[[死鬼隊]]、[[カルラ・エジール]]、[[ギウラ]]
:『J』での部下。しかし彼らからは嫌われており、最後は見捨てられる。
:『J』での部下。しかし彼らからは嫌われており、最後は見捨てられる。
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
;[[テイニクェット・ゼゼーナン]]
;[[テイニクェット・ゼゼーナン]]
:『F完結編』では彼を体よく利用する。
:『F完結編』では彼に忠実に使える振りをして体よく利用。ポセイダルルートでは決戦の土壇場で切り捨てている。
;[[アル=イー=クイス]]
;[[アル=イー=クイス]]
:『64』においてシャピロが神になろうとする野望を抱いたのには、彼女達の影響もあった。
:『64』においてシャピロが神になろうとする野望を抱いたのには、彼女達の影響もあった。
;[[スーパーロボット大戦α|α主人公]]
;[[スーパーロボット大戦α|α主人公]]
:目を付けるが、逆に危険視される。
:その[[サイコドライバー|秘めた素質]]から目を付けるが、逆に危険視されている。
;[[ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォ]]
;[[ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォ]]
:『α』では彼らに降り、バルマー側につく。やがて、彼の秘密に気付く事に。
:『α』では彼らに降り、バルマー側につく。しかし、ユーゼスについて調べている内に[[ハイブリッド・ヒューマン|彼の秘密]]に気付く事に…。
;[[ユーゼス・ゴッツォ]]
;[[ユーゼス・ゴッツォ]]
:『α』では彼が自分やラオデキヤ達の[[クローン]]を製造している事を知り、彼が第7艦隊の黒幕である事を看破する。さらにゲーム終盤ではラオデキヤだけでなく、シロッコや自身のクローンまでも製造している事を知ってしまった。そして…。
:『α』では、ゲーム終盤にて彼に関する秘密を調べようとして、[[ヘルモーズ]]にある研究室の中に潜入する。その結果、シロッコやゼ・バルマリィ帝国の支配下に置かれている者達、自身の[[クローン]]までもが製造される事を知り、更にラオデキヤまでもがユーゼスの操り人形である事を知った結果、彼が第7艦隊の地球侵攻の黒幕である事を看破する。そして…。
;[[イングラム・プリスケン]]
;[[イングラム・プリスケン]]
:『α』におけるバルマーでの同僚。ただし地位はイングラムの方が上で、内心嫉妬していた。
:『α』におけるバルマーでの同僚。ただし帰還後の地位はイングラムの方が上になった結果、内心嫉妬していた。
;[[ヴィレッタ・バディム]]
;[[ヴィレッタ・バディム]]
:『α』において自分をバルマーに連れて行った張本人だが、第3次αでの絡みは一切無かった。
:『α』において自分をバルマーに連れて行った張本人だが、第3次αでの絡みは一切無かった。
:『第3次α』でイルイを拉致したために彼(女)らの怒りを買ってしまう。
:『第3次α』でイルイを拉致したために彼(女)らの怒りを買ってしまう。
;[[イルイ・ガンエデン]]
;[[イルイ・ガンエデン]]
:『第3次α』では完全な神になるために、彼女を利用しようとし、拉致する。
:『第3次α』では完全な神になるために、彼女を利用しようと拉致する。しかし、ゾルバドス帝王に引き渡すつもりが無かった結果、ルーナの裏切りを招く結果に。
== 名台詞 ==
== 名台詞 ==
;「沙羅…なぜ私と共に来てくれなかったのだ…」
;「沙羅…なぜ私と共に来てくれなかったのだ…」
:シャピロが人類を[[裏切りイベント|裏切る]]際、[[結城沙羅|沙羅]]が来てくれなかった事を嘆いているシーン。この台詞からもわかるように当初は沙羅への愛情は本物であった。
:シャピロが人類を[[裏切りイベント|裏切り]]、ムゲ側からの拷問を受ける中、[[結城沙羅|沙羅]]が来てくれなかった事を内心嘆いているシーン。この台詞からもわかるように当初は沙羅への愛情は本物であった。
:一方そのころ沙羅は[[藤原忍|忍]]によって裏切りを妨害されてしまい、後の確執へとつながっていく。
:沙羅は[[藤原忍|忍]]によって裏切りを妨害されてしまい、後の確執へとつながっていく。
;「こいつぅ、ははははは!」
;「こいつぅ、ははははは!」
:第20話より。沙羅との仲良き時代の回想シーンの台詞。'''恋人二人で笑いながら追いかけっこするさまは、後のシャピロとあまりにもかけ離れている'''。
:第20話より。沙羅との仲良き時代の回想シーンの台詞。'''恋人二人で笑いながら追いかけっこするさまは、後のシャピロとあまりにもかけ離れている'''。