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'''ブローウェルカスタム'''は「[[魔装機神シリーズ]]」の[[登場メカ]]。
 
'''ブローウェルカスタム'''は「[[魔装機神シリーズ]]」の[[登場メカ]]。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[フェイルロード・グラン・ビルセイア|フェイルロード王子]]の側近である[[ケビン・オールト]]が、量産機・[[ブローウェル]]をカスタマイズした真紅の機体。
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[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]]の側近である[[ケビン・オールト]]将軍が、新国王に即位したフェイルの「武力による[[ラ・ギアス]]の統一」が宣言された後、それに備えて自らの搭乗機となる量産機・[[ブローウェル]]をカスタマイズした真紅の機体。ただし、ベース機は量産機であるものの、搭乗者のオールトが自らの専用機として改修を行っている為、実質的にワンオフ型の試作機に近いカテゴリーと言える。
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カスタマイズの一言では片付けられないほどの大幅なパワーアップが施されており(オールト曰く「魔装機神にも遅れを取らない」、[[プレシア・ゼノサキス|プレシア]]曰く「[[ディアブロ]]よりも強いなんてずるい」)、ゲーム中でも屈指の強敵。なお、Bクラス魔装機のヒエラルキーはかなり広大であるため、プレシアの台詞を真剣に受け取る必要はない(新暦4959年11月の段階で、Bクラスのファルクやジャオームですら旧式扱いにされるも、ディアブロは旧式扱いを受けていない)。
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元々ブローウェルは、量産型魔装機の中でも簡略的な構造をしている事で高い拡張性を備えており、またオールト本人がブローウェルの特性を最大限に生かす防衛戦を得意とし、魔装機の設計師を目指した過去を持つ程の技術力や観察眼も持ち合わせた結果、本機の特性を最大限にまで生かせる強化改造に成功している。更にオールトは、自らの私産で入手した[[エリアル王国]]製のパーツも改造に利用しており、これらによって、本機は基本性能の向上のみならず、パルスレーザー、対空ミサイルの追加装備による火力の増強、[[ビーム吸収]]能力を備えた特殊装甲による防御力の向上にも成功。外見が通常のブローウェルと殆ど変わっていない状態でありながらもカスタマイズの一言では片付けられない程の大幅なパワーアップが施された。
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これを量産できれば[[春秋戦争]]でラングランはあそこまで苦戦しなかったであろうが、将軍が資金をつぎ込んで[[エリアル王国]]製のパーツを使い、自身の知識を最大限に活かして改造した結果の機体なので残念ながら量産性は最悪と思われる。
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改造を行ったオールト本人も「魔装機神に遅れを取らない」と自負し、オリジナル機である[[ディアブロ]]に搭乗する[[プレシア・ゼノサキス]]ですら「ディアブロよりも強いなんてずるいです!」と言わしめている。なお、Bクラス魔装機のヒエラルキーはかなり広大であるため、プレシアの台詞を真剣に受け取る必要はない(新暦4959年11月の段階で、Bクラスのファルクやジャオームですら旧式扱いにされるも、ディアブロは旧式扱いを受けていない)。
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ムックでは「一部将校が特別に改造を施したブローウェル」の存在が示唆されており、別種のカスタム機がまだラングラン軍にあるのかもしれない。
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これを量産できれば[[春秋戦争]]でラングランは[[シュテドニアス連合]]や[[カークス・ザン・ヴァルハレビア|カークス軍]]を相手にあそこまで苦戦しなかったであろうが、改造が行われたのは戦争の中盤当たりである上に、オールト本人がコストを度外視して改造を行った結果の機体なので、残念ながら「遅すぎた傑作機」と言わざるを得ず、量産性も最悪と思われる。ただし、ムックでは「一部将校が特別に改造を施したブローウェル」の存在が示唆されており、別種のカスタム機がまだラングラン軍にあるのかもしれない。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦EX]]
 
;[[スーパーロボット大戦EX]]
:フェイルの搭乗する[[デュラクシール]]と共に登場する。見た目は普通のブローウェルと同じだが機体性能の大幅な強化に加え、[[ビーム吸収]]まで備えている。ただし武装が通常のブローウェルと同じで火力が低い。
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:フェイルの搭乗する[[デュラクシール]]と共に最終話に登場。それ以前までのイベントに登場していたオールトは、改造を行っていない通常のブローウェルで戦っており、武力によるラ・ギアスの統一に合わせて強化改造が行われている。
:パイロットのオールト将軍が[[2回行動]]可能な事もあり厄介極まりない強敵だが、勝利条件は「デュラクシールの撃墜」なので無理に本機を倒す必要はない。
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:見た目は普通のブローウェルと同じだが、機体性能の大幅な強化に加え、[[ビーム吸収]]まで備えている。ただし武装が通常のブローウェルと同じで火力が低い。それでもパイロットのオールト将軍が[[2回行動]]可能な事もあり厄介極まりない強敵だが、勝利条件は「デュラクシールの撃墜」なので無理に本機を倒す必要はない。
:ちなみにイベントでオールトが登場した際は通常のブローウェルに乗っているので、その後で改造された模様。
   
;[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]
 
;[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]
:新たに真紅の専用カラーを手に入れた。さらに武装も通常のブローウェルよりも高威力になっており厄介な敵となった。
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:新たに真紅の専用カラーを手に入れた。更にカスタマイズ機という設定に反映してか、武装も通常のブローウェルよりも高威力になっており厄介な敵となった。
    
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
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:接近戦用の武装。武器としては普通なのでそれほど脅威ではない。
 
:接近戦用の武装。武器としては普通なのでそれほど脅威ではない。
 
;パルスレーザー
 
;パルスレーザー
:掌のなかに内蔵された中距離用の武装。「リニアレールガン」があるので使用頻度は少ない。
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:掌のなかに内蔵された中距離用の武装。「リニアレールガン」があるので使用頻度は少ない。量産機のブローウェルには装備されていない武装の一つだったが、『第2次OG』では量産機も装備している。
 
;[[ミサイル|カロリックミサイル]]
 
;[[ミサイル|カロリックミサイル]]
 
:中距離用の武装。こちらも使用頻度は少ない。肩部の装甲板内にミサイルコンテナがある。
 
:中距離用の武装。こちらも使用頻度は少ない。肩部の装甲板内にミサイルコンテナがある。
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:長射程を誇る単装式の大砲。他の魔装機に配備された「レールガン」よりも射程が短かったのも過去(EX)の話。『OG』では射程2-7とBクラス魔装機の射程平均値とほぼ互角。相変わらず厄介な武器である。
 
:長射程を誇る単装式の大砲。他の魔装機に配備された「レールガン」よりも射程が短かったのも過去(EX)の話。『OG』では射程2-7とBクラス魔装機の射程平均値とほぼ互角。相変わらず厄介な武器である。
 
;対空ミサイル
 
;対空ミサイル
:本機の中で最も攻撃力の高い武装。『第2次OG』では空SのALL武器。ついでに地上の敵にも打ち込めるように調整されているが、もちろん適応値は最悪の'''C'''である(陸・海・宙)。
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:本機の中で最も攻撃力の高い武装。『第2次OG』では空SのALL武器。ついでに地上の敵にも打ち込めるように調整されているが、もちろん適応値は最悪の'''C'''である(陸・海・宙)。量産機のブローウェルに装備されていない武装の一つだったが、『第2次OG』では量産機も装備している。
    
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
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