差分

2,343 バイト追加 、 2019年12月15日 (日) 19:30
編集の要約なし
23行目: 23行目:  
[[帝国華撃団]]が使用していた[[光武二式]]をベースに、神崎重工が[[霊子戦闘機]]へのフレームワーク以降を視野に入れて開発した[[霊子甲冑]]。
 
[[帝国華撃団]]が使用していた[[光武二式]]をベースに、神崎重工が[[霊子戦闘機]]へのフレームワーク以降を視野に入れて開発した[[霊子甲冑]]。
   −
装甲にはシルスウス鋼よりも軽量なアンシャール鋼を採用している。
+
開発技術が進歩したためか、光武が光武・改に改修される際に追加された頭部のエアインテークが廃止され、機体後部のマフラーも6本から4本へと戻った。その結果、歴代の光武の改良型としては最初の光武に最も近い外観をしている。ただし、両腕と両足、肩部のアーマーはこれまでよりも大型になった他、蒸気併用霊子機関も機体後部の下方に一基から上方に二基へと変更されている。
   −
フレームの基礎構造は光武二式と大差がなく、霊子過給機も搭載していないため出力や霊力効率、総合的な戦闘力は霊子戦闘機と比較すると劣っている。物語開始時点では[[天宮さくら]]のみが搭乗する。
+
装甲にはシルスウス鋼よりも軽量なアンシャール鋼を採用している。また、完全固定式だったコックピットのハッチの役割を果たす前面装甲が機体の動作に合せてフレキシブルに稼働するようになり、これまでよりも躍動的な動きが可能となった。
 +
 
 +
しかし、フレームの基礎構造は光武二式と大差がなく、霊子過給機も搭載していないため出力や霊力効率、総合的な戦闘力は霊子戦闘機と比較すると劣っている。日本製の霊子戦闘機・[[無限]]の基礎を築いたが、初登場の『新』では既に旧式の機体となっており、物語開始時点では[[天宮さくら]]のみが搭乗する。
 +
 
 +
さくら機はピンクのカラーリングで、通常戦闘は一刀流による接近戦に特化、必殺技では遠方にいる複数の敵を撃墜する事を得意とする等、[[真宮寺さくら]]が搭乗していた霊子甲冑との共通点が非常に多い。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
36行目: 40行目:  
==== 基本装備 ====
 
==== 基本装備 ====
 
;大太刀
 
;大太刀
:さくら機の装備。
+
:さくら機の装備。真宮寺さくらが光武から[[光武二式 (さくら機)|光武二式]]まで継続して使用していた「一本桜」を彷彿とさせる太刀。真宮寺さくらは鞘を左手に持って戦う事が多かったのに対し、天宮さくらは鞘を機体に固定し常に抜刀した状態で戦う事が多い。
    
==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
 
;天剣・桜吹雪
 
;天剣・桜吹雪
:さくら機の必殺技。大太刀で桜色の衝撃波を発生させ、前方の敵を一網打尽にする。
+
:さくら機の必殺技。大太刀で桜色の衝撃波を発生させ、前方の敵を一網打尽にする。使用前の口上は「蒼天に咲く花よ…敵を討て!」。
    
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
48行目: 52行目:     
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 +
;光武
 +
:光武シリ-ズ最初の機体。
 
;[[光武二式]]
 
;[[光武二式]]
 
:先行機。三式光武のベースとなった。
 
:先行機。三式光武のベースとなった。
 
;[[無限]]
 
;[[無限]]
 
:三式光武の経験を踏まえ開発された霊子戦闘機。
 
:三式光武の経験を踏まえ開発された霊子戦闘機。
 +
 +
== 余談 ==
 +
*『新』の通常版のパッケージイラストではさくらが三式光武に乗り込む姿が描かれている。『[[サクラ大戦]]』のナンバリングタイトルで霊子甲冑がパッケージイラストを飾るのは[[セガサターン]]版『1』の限定版以来、通常版では今回が初めてとなる。
 +
*カメラレールにのみ銀色の塗装が施されているが、この意匠は『ぱちんこCRサクラ大戦2』の光武・改が初出。ぱちんこ版光武・改は三式光武が登場するまで、明貴美加氏が最後にデザインした霊子甲冑だった<ref>https://ameblo.jp/drillstar/entry-10657632642.html</ref>。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
31,849

回編集