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== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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;本当の「救世主」
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:最終話。指揮官[[ゼハート・ガレット|ゼハート]]の戦死、ディグマゼノン砲三射目の失敗で自壊を始めた要塞ラ・グラミス、[[ヴェイガンギア・シド]]の暴走と混乱に陥る[[ヴェイガン]]。フリットはこの機に乗じてプラズマダイバーミサイルを持ち出し、要塞をセカンドムーンごと爆破して復讐を遂げようとする。
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:だが、彼の前にそれを決して許さない[[キオ・アスノ|キオ]]が立ちはだかる。AGE-FXは両手を広げコックピットをミサイル弾頭にくっつけ、さらにCファンネルを祖父に向けミサイル発射断固阻止の覚悟を見せる。その構図は皮肉にも約半世紀前、コロニー「ノーラ」を破壊しようとするゼダスと身体を張って食い止めようとするAGE-1そのものであった。
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:守る側から奪う側に回ろうとしていたフリットはキオとXラウンダーの共鳴をおこし、かつて守れなかった者たちの声を聞く。彼らに労われたフリットは復讐の原動力のひとつとなっていた自責の念を捨て、自分が手を下さずともセカンドムーンは自壊する、とミサイル発射を諦める。だが、孫と息子は決して諦めずセカンドムーンを覆っていたラ・グラミスの解体に取りかかる。
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:彼らの守る意志に触発されたフリットは復讐心を捨てヴェイガン含む両軍にラ・グラミス解体の協力を要請、戦意放棄と皆の注意を引くためプラズマダイバーミサイルを何もないところで爆発させた。皆を守れる真の「救世主」となった瞬間であった。
 
;過去との対峙
 
;過去との対峙
 
:[[小説|小説版]]より。セカンドムーンのヴェイガンを殲滅せんとするフリットのAGE-1グランサの前に、それを否定し止めようとするキオのAGE-FXが飛び込んでくる。発動したFXバーストモードの光の中、精神世界へ誘われたフリットは、ユリンやウルフ、グルーデック、ドン・ボヤージら失った者達の意志と邂逅する。しかし、彼らの言葉を受けてなお、フリットはヴェイガン殲滅の意志を頑なに貫こうとする。全てが終われば、大量虐殺者の自分を若者が討って平和を取り戻せばいいと、なろうとしたはずの「救世主」すらかなぐり捨てて。
 
:[[小説|小説版]]より。セカンドムーンのヴェイガンを殲滅せんとするフリットのAGE-1グランサの前に、それを否定し止めようとするキオのAGE-FXが飛び込んでくる。発動したFXバーストモードの光の中、精神世界へ誘われたフリットは、ユリンやウルフ、グルーデック、ドン・ボヤージら失った者達の意志と邂逅する。しかし、彼らの言葉を受けてなお、フリットはヴェイガン殲滅の意志を頑なに貫こうとする。全てが終われば、大量虐殺者の自分を若者が討って平和を取り戻せばいいと、なろうとしたはずの「救世主」すらかなぐり捨てて。
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