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複数のシリーズ作品の要素を含めての参戦なので、ひとまずゲーム関連の記述を復帰。
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『'''サクラ大戦'''』は、セガ(後のセガゲームス。以下「セガ」で統一)より発売されたコンピュータゲーム。「サクラ大戦シリーズ」全体についても取り扱う。
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『'''サクラ大戦'''』は、セガ(後のセガゲームス。以下「セガ」で統一)より発売された[[コンピュータゲーム]]。「サクラ大戦シリーズ」全体についても取り扱う。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
ジャンルは美少女恋愛SLGとSRPGを融合させた「ドラマチックアドベンチャー」。[[真宮寺さくら]]をはじめとする個性的な女性たちとの交流を楽しむアドベンチャーパートと、[[霊子甲冑]]に搭乗した部隊を率いて敵を殲滅し街の平和を守るターン制SRPGのバトルパートで構成され、それらを交互に繰り返しながら進行する。対応プラットフォームはセガサターンより始まり、その後[[パソコン|PC]]や[[ドリームキャスト]]、[[プレイステーション2]]に移植・リメイクされた。
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ジャンルは美少女恋愛SLGとSRPGを融合させた「ドラマチックアドベンチャー」。[[真宮寺さくら]]をはじめとする個性的な女性たちとの交流を楽しむアドベンチャーパートと、[[霊子甲冑]]に搭乗した部隊を率いて敵を殲滅し街の平和を守るターン制SRPGのバトルパートで構成され、それらを交互に繰り返しながら進行する。対応プラットフォームは[[セガサターン]]より始まり、その後[[パソコン|PC]]や[[ドリームキャスト]]、[[プレイステーション2]]に移植・リメイクされた。
    
2019年にナンバリングタイトル第6作となる[[プレイステーション4]]用ゲームソフト『[[新サクラ大戦]]』が発売予定。
 
2019年にナンバリングタイトル第6作となる[[プレイステーション4]]用ゲームソフト『[[新サクラ大戦]]』が発売予定。
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! ジャンル !! 作品名 !! 発売・公開日 !! 媒体
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| サクラ大戦 || 1996年9月27日 ||セガサターン
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| サクラ大戦2 ~君、死にたもうことなかれ~ || 1998年4月4日 ||セガサターン
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| サクラ大戦3 ~巴里は燃えているか~ || 2001年3月22日 ||ドリームキャスト
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| サクラ大戦4 ~恋せよ乙女~ || 2002年3月21日 ||ドリームキャスト
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| サクラ大戦 ~熱き血潮に~ || 2003年2月27日 ||PS2
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| サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~ || 2005年7月7日 ||PS2
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| サクラ大戦1&2 || 2006年3月9日 ||[[プレイステーション・ポータブル|PSP]]
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| rowspan="4" | 外伝ゲーム
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| 大神一郎奮闘記 ~サクラ大戦歌謡ショウ「紅蜥蜴」より~ || 2000年2月24日 ||ドリームキャスト
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| サクラ大戦GB 檄・花組入隊! || 2000年7月28日 ||[[ゲームボーイカラー]]
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| サクラ大戦GB2 サンダーボルト作戦 || 2001年12月6日 ||ゲームボーイカラー
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| サクラ大戦V EPISODE 0 ~荒野のサムライ娘~ || 2004年9月22日 ||PS2
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=== スーパーロボット大戦への参戦 ===
 
=== スーパーロボット大戦への参戦 ===
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== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
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=== サクラ大戦 ===
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時は'''太'''正十二年。蒸気機関が発達した現実とは少し違う日本。帝国海軍の新任少尉[[大神一郎]]は、秘密部隊「'''[[帝国華撃団]]'''」・花組の隊長に任命される。
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ところが、隊員の一人である[[真宮寺さくら]]に案内された先は銀座・大帝国劇場で、「帝国華撃団」ではなく「'''帝国歌劇団'''」という秘密'''舞台'''であった。
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雑用係に任命されて落胆する大神だったが、華々しい舞台を演じる歌劇団の彼女達は「黒之巣会」と呼ばれる謎の組織から日夜帝都を護る為に暗躍する秘密部隊という裏の顔を持っており、その秘密部隊こそが「帝国華撃団」であった。
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=== サクラ大戦2 ===
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太正十四年、春。海軍での一年間の演習航海を終えた大神一郎は再び帝国華撃団・花組の隊長に復帰する。
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しかし、隊員の多くは各々の事情で一時的に不在、新たに加入した隊員との交流は難航する等、以前にも増して前途多難な帝劇での新たな日々が始まった。
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そんな中、緊急警報が鳴り響き、蘇った葵叉丹、彼を復活させた新たなる敵「黒鬼会」との戦いが幕を開ける。
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=== サクラ大戦3 ===
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太正十五年、春。2度の大戦で帝都を防衛した功績を認められた大神一郎は中尉に昇格、同時にフランス・[[パリ|巴里]]への留学を命じられる。
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遠い異国の地で大神は跋扈する怪人と新たに設立された「'''[[巴里華撃団]]'''」の存在を知る。
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そして大神の留学の真の目的とは、花組の隊長として巴里華撃団を育て上げ、巴里の平和を守る事にあった。
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=== サクラ大戦4 ===
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太正十六年。巴里から帰国した大神一郎の前には、以前にも増して発展した帝都の姿があった。だが、蒸気機関が度重なる暴走を引き起こし、その被害は拡大の一途をたどっていた。大神たちは一連の事故の原因が黄金の蒸気と正体不明の魔操機兵にある事を突き止める。
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謎の魔操機兵に苦戦を強いられる帝国華撃団だったが、そこに巴里華撃団が救援として駆けつける。そして帝国と巴里、二つの華撃団は「'''大神華撃団'''」として臨時編成され、謎の魔操機兵を生み出した怨念との帝都の存亡をかけた戦いに挑む。
    
== 登場人物 ==
 
== 登場人物 ==
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== 楽曲 ==
 
== 楽曲 ==
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[[歌]]だけでも数百の楽曲が存在するが、『新』以前は作詞を広井王子氏、作曲を田中公平氏が全ての歌曲を担当していた<ref>南青山少女歌劇団が中心となって上演された『ミュージカル サクラ大戦 ~花咲く乙女~』のオリジナル楽曲を除く。</ref>。
 
; オープニングテーマ
 
; オープニングテーマ
 
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:参戦名義は単独だが時系列は『4』の直前の設定で、光武二式が完成して間もない頃、[[堕天翅族]]などの脅威に晒された帝都に[[H.I.A.W.D]] の面々が転移してしまったという内容となっている。
 
:参戦名義は単独だが時系列は『4』の直前の設定で、光武二式が完成して間もない頃、[[堕天翅族]]などの脅威に晒された帝都に[[H.I.A.W.D]] の面々が転移してしまったという内容となっている。
 
:メインヒロインたちの光武二式がSSRとして登場し、さらに「Springチケット」や引換券により好きなヒロインの機体と交換可能、2段階限界突破で大器型を入手可能、本作のための新たな[[オリジナル設定|オリジナル機体]]が設定される等、期間限定参戦としては破格の扱いを受けている<ref>なお、大器型ユニット入手手順については以後の期間限定参戦においても一部作品を除き同様の仕様が採用されている。</ref>。
 
:メインヒロインたちの光武二式がSSRとして登場し、さらに「Springチケット」や引換券により好きなヒロインの機体と交換可能、2段階限界突破で大器型を入手可能、本作のための新たな[[オリジナル設定|オリジナル機体]]が設定される等、期間限定参戦としては破格の扱いを受けている<ref>なお、大器型ユニット入手手順については以後の期間限定参戦においても一部作品を除き同様の仕様が採用されている。</ref>。
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:ちなみに「失われた時を求めて」の第3話にて、休演中の舞台で花組と[[アゲマキ・ワコ]]がある曲を歌うという展開がある。曲名はシナリオ中では明言されないが、そのエピソードのタイトルが『2』のED曲タイトルである「夢のつづき」となっている。
 
:2018年3月に復刻参戦。復刻第1弾イベントは「サクラ大戦 帝都遙かなり」でシナリオは前回と繋がった内容となっている。前年のイベントではサブキャラクター扱いだった織姫とレニのユニットも登場。時系列は『4』終了直後という設定<ref>ただし、米田とほぼ同時期に引退した筈のすみれが'''引退していない'''という大きな違いがある。</ref>。同月の復刻第2弾イベント「永遠の歌に花束を」では[[巴里華撃団]]メンバーが新たに登場する。
 
:2018年3月に復刻参戦。復刻第1弾イベントは「サクラ大戦 帝都遙かなり」でシナリオは前回と繋がった内容となっている。前年のイベントではサブキャラクター扱いだった織姫とレニのユニットも登場。時系列は『4』終了直後という設定<ref>ただし、米田とほぼ同時期に引退した筈のすみれが'''引退していない'''という大きな違いがある。</ref>。同月の復刻第2弾イベント「永遠の歌に花束を」では[[巴里華撃団]]メンバーが新たに登場する。
 
:なお発表前日の『X-Ω』公式サイトにおいて、次の期間限定参戦作品発表のカウントダウンが行われたが、それより先に巴里華撃団の参戦が'''TVCMによって事前に判明する'''という珍事が起きた。
 
:なお発表前日の『X-Ω』公式サイトにおいて、次の期間限定参戦作品発表のカウントダウンが行われたが、それより先に巴里華撃団の参戦が'''TVCMによって事前に判明する'''という珍事が起きた。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
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*本作の特色の1つとして、『歌謡ショウ』と呼ばれる舞台版の存在がある。アニメやゲームの舞台化は他作品でも行われているが、『歌謡ショウ』が特殊なのは'''舞台でキャラクターを演じるのが劇団の役者ではなくゲームで声を担当した声優本人'''<ref>サブキャラも含め、キャスティング段階で舞台を前提としており、オーディションにおいても歌唱力が重視されている。これは広井氏があるアニメ原作の舞台で、演じている舞台俳優を見ていた子供の「声が違う」という発言を聞き、「もしかしたらお客様を裏切っているかもしれない」と感じたことが理由(NHK衛星第2『山川静夫の新・華麗なる招待席』2007年3月4日放送分より)。ただし、巴里華撃団は当初舞台化を想定しておらず、原作ゲームを再現したディナーショウをイベント活動の主としていた。</ref>という事。当初は無謀と思われたこの試みは好評を博し、[[神崎すみれ#余談|『歌謡ショウ』への声優の去就がキャラクターそのものの引退という話にまで発展する]]等、シリーズに多大な影響を与えた。数百以上存在する歌も、半分以上はこの舞台版の為に作られた曲である。1997年から始まった帝都花組の『歌謡ショウ』は2006年のファイナル公演で1度終わりを迎えたが、その後も名前や形を変え、巴里花組や紐育星組を主体としながら行われている。2017年にはシリーズ初の男性キャストメインによる『歌謡ショウ』が開催された<ref>https://www.famitsu.com/news/201707/07137140.html</ref>。
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*本作が[[スーパー系]]と[[リアル系]]のどちらに準ずるかについて、これまで公式は明確に定義を示した事はなく、ファンによって考え方も様々である。
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**広井氏は本作のプロジェクト発表当時のゲーム雑誌インタビューにおいて、「メカニックのコンセプトは『[[聖戦士ダンバイン|ダンバイン]]』+『[[装甲騎兵ボトムズ|ボトムズ]]』になる」と説明している。この2つが本作のメカニックに与えた影響については、[[霊子甲冑]]の項目を参照。また世界観については、「『はいからさんが通る』と『[[機動警察パトレイバー|パトレイバー]]』に『サンダーバード』の要素を入れた」というコメントをしている<ref>角川書店『サクラ大戦活動写真―サクラムービーロマンチカ』P121より。</ref>。
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**他方、コミカライズを担当している政一九氏は広井氏との対談において、「『サクラ大戦』は90年代の作品という要素も混じっているが、基本的には『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』や『ゴレンジャー』みたいな『[[機動戦士ガンダム|ガンダム]]以前』のものの世界観である」という見解を示している<ref>講談社『サクラ大戦 漫画版 COLLECTION』P38より。</ref>。
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*概要の通り、本作は原作の広井氏が所属していたレッドが企画段階から参加しており、これまでは[[著作者|版権表記]]もSEGAの名前と共にREDと必ず記されてきた<ref>[https://web.archive.org/web/20161128133541/http://sakura-taisen.com/ 2016年11月28日時点のサクラ大戦.comのアーカイブ。]</ref>。だが、2017年に入ってからこのREDの表記が消滅した<ref>[https://web.archive.org/web/20170318032319/http://sakura-taisen.com/ 2017年3月28日時点のサクラ大戦.comのアーカイブ。]</ref>。セガがレッドから権利を買い取ったのか、レッドが自ら権利を放棄したのかは不明である<ref>レッドの森田氏は2017年に自社ブランドで『俺達の世界わ終っている。』というタイトルのADVを発売した際、[https://goziline.com/archives/19517 「広井氏やセガに寄りかかっていた十数年だったかなという思いがあり、今後のレッドのためにも、今が新作を出すタイミングだと思った」]という趣旨の発言をしている。</ref>。
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**なお、本作の主要スタッフの1人である藤島康介氏はナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)の「テイルズ オブ シリーズ」のキャラクターデザインとしても知られており、同作ではその名が版権表記に記されているが、『サクラ』ではあくまで「キャラクター原案」である為か、藤島氏の名前が版権表記に記載された事はこれまで1度もない。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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