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科学者としての傑出した知能のみならず、人々からも慕われる優れた人格者であったのだが、ストーリーにおける一人息子・ヤスジの死、出資者である[[マルチーノ]]の無理難題や味方である地球側との意見の相違等の描写等、風見博士が苦しめられる描写がいくつかあり、それらの件によって徐々に精神を病んでいき、本来は平和の為であった科学への追求も歪んだ方向に向かってしまったのは想像に難くない。
 
科学者としての傑出した知能のみならず、人々からも慕われる優れた人格者であったのだが、ストーリーにおける一人息子・ヤスジの死、出資者である[[マルチーノ]]の無理難題や味方である地球側との意見の相違等の描写等、風見博士が苦しめられる描写がいくつかあり、それらの件によって徐々に精神を病んでいき、本来は平和の為であった科学への追求も歪んだ方向に向かってしまったのは想像に難くない。
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作中当初は悪の心を持たない正義の科学者であったのに、様々な事件の影響で悪の科学者と化してしまい、悪役側に走ってしまってそのまま改心しないで死亡してしまうという、ロボットアニメ史上でも非常に異色のキャラクターである<ref>過去の作品群にも「敵側サイドに寝返ってしまい仲間達と対立する味方キャラ」というシチュエーションは数多く存在していたが、飽くまで1エピソードに留まる事が大半だった上に大抵は「敵に洗脳された影響」「人質を取られてやむを得ず」「'''敵を欺くには先ず味方から'''的な演技」といった真相が用意されており、事件解決後には味方サイドへと復帰するケースが殆どであった。それ故に、関連書籍などでは風見博士の裏切り行為を「'''前代未聞'''」と評するものも存在している。</ref>。
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作中当初は悪の心を持たない正義の科学者であったのに、様々な事件の影響で悪の科学者と化してしまい、悪役側に走ってしまってそのまま改心しないで死亡してしまうという、ロボットアニメ史上でも非常に異色のキャラクターである<ref>過去の作品群にも「敵側サイドに寝返ってしまい仲間達と対立する味方キャラ」というシチュエーションは数多く存在していたが、飽くまで1エピソードに留まる事が大半だった上に大抵は「[[エルチ・カーゴ|敵に洗脳された影響]]」「[[ケーン・ワカバ|人質を取られてやむを得ず]]」「[[キリコ・キュービィー|敵を欺くには先ず味方から的な演技]]」といった真相が用意されており、事件解決後には味方サイドへと復帰するケースが殆どであった。それ故に、関連書籍などでは風見博士の裏切り行為を「'''前代未聞'''」と評するものも存在している。</ref>。
    
あまりにも理不尽な周囲からの迫害、そして悲劇に見舞われ、徐々に精神を病んでいくのと同時に仲間達との溝を深めてしまった事が、彼にとっての大きな悲劇であったといえる。
 
あまりにも理不尽な周囲からの迫害、そして悲劇に見舞われ、徐々に精神を病んでいくのと同時に仲間達との溝を深めてしまった事が、彼にとっての大きな悲劇であったといえる。
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