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| :さらに[[ジン・スペンサー|ジン]]が出て来るステージではイベントで合体することが多く、最終盤では実質SU固定となってしまうため、最強武器が射程1のユニットが多い今作では、ボスの隣から追いやられて雑魚始末に専念することにもなりがちである。 | | :さらに[[ジン・スペンサー|ジン]]が出て来るステージではイベントで合体することが多く、最終盤では実質SU固定となってしまうため、最強武器が射程1のユニットが多い今作では、ボスの隣から追いやられて雑魚始末に専念することにもなりがちである。 |
| :しかし、最強技エンド・オブ・リバースが追加されていることもあり単体火力ではオルフェスを上回るため、援護攻撃や連続行動+[[全体攻撃]]による殲滅戦を行う場合はさっさと合体した方が吉。最強技を使いまくってもガス欠を起こさないほどEN関係は豊富。また、下がってしまった運動性は空間跳躍でフォローされている。これらを見越してツメスパで手に入れた地形適応UPはアーニーに付けるという手もある。 | | :しかし、最強技エンド・オブ・リバースが追加されていることもあり単体火力ではオルフェスを上回るため、援護攻撃や連続行動+[[全体攻撃]]による殲滅戦を行う場合はさっさと合体した方が吉。最強技を使いまくってもガス欠を起こさないほどEN関係は豊富。また、下がってしまった運動性は空間跳躍でフォローされている。これらを見越してツメスパで手に入れた地形適応UPはアーニーに付けるという手もある。 |
− | :2周目以降はアーニーの精神をエディットできるので、「魂」を覚えさせればトップクラスの火力を持つようになる。……が、上記の通り最終盤ではSU固定なので、ボスの隣に居残れるかは微妙なところである。 | + | :2周目以降はアーニーの精神をエディットできるので、「魂」を覚えさせればトップクラスの火力を持つようになる。…が、上記の通り最終盤ではSU固定なので、ボスの隣に居残れるかは微妙なところである。 |
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| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
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| ;エンド・オブ・リバース | | ;エンド・オブ・リバース |
| :本機の必殺技。ライラスのパーツと思しき物体(刀の柄)を握り、ダスク・ライフルの銃身(刀の鞘)に接続(この際、'''鞘が光輝く''')。ベクトラーのエネルギーを流し込んで刀身を形成し、引き抜くと同時に実体化。ダスク・ライフルを'''左腰に装着し'''空間跳躍で敵機の懐に入り込み、三連続の斬撃を叩き込んで始末する。 | | :本機の必殺技。ライラスのパーツと思しき物体(刀の柄)を握り、ダスク・ライフルの銃身(刀の鞘)に接続(この際、'''鞘が光輝く''')。ベクトラーのエネルギーを流し込んで刀身を形成し、引き抜くと同時に実体化。ダスク・ライフルを'''左腰に装着し'''空間跳躍で敵機の懐に入り込み、三連続の斬撃を叩き込んで始末する。 |
− | :3発目はフィニッシュデモで追加されるため、トドメを刺せないと中途半端に終わる。デモの内容は刀を血振りの後納刀、白一色の背景の中から悠々と歩いて来る、というもの。元ネタは当然のごとく『必殺シリーズ』。<br />特異な殺しに目が向きがちな『必殺シリーズ』だが、実は刀剣類の使い手が一番多い。 | + | :3発目はフィニッシュデモで追加されるため、トドメを刺せないと中途半端に終わる。デモの内容は「刀を血振りの後に納刀し、白一色の背景の中から悠々と歩いて来る」というもの。 |
− | :また、[[ライオットB|かつてのアーニーの愛機]]も必殺技は剣だったのでアーニーにとってもある意味原点回帰と言えなくもない。 | + | :元ネタは、当然の如く[[江戸時代|時代劇]]「必殺シリーズ」を代表するキャラクターである中村主水(なかむら・もんど)の殺しの技法<ref>特異な方法での殺しに目が向きがちな「必殺シリーズ」だが、実は刀剣類の使い手が一番多い。</ref>。必殺技名の「エンド」は、中村主水と掛けているものと思われる。 |
| + | :なお、[[ライオットB|かつてのアーニーの愛機]]も必殺技は剣だったので、アーニーにとってもある意味原点回帰と言えなくもない。 |
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| === [[特殊能力]] === | | === [[特殊能力]] === |
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| :ダスク・ライフルによって[[撃ち落とし]]を発動。オルフェスと違い、剣はあるのだが流石にエンド・オブ・リバースは切り払いには使えない。 | | :ダスク・ライフルによって[[撃ち落とし]]を発動。オルフェスと違い、剣はあるのだが流石にエンド・オブ・リバースは切り払いには使えない。 |
| ;[[EN回復]]L3 | | ;[[EN回復]]L3 |
− | :レプトン・ベクトラーによってENを回復する。オルフェス時より回復力が上がっており、ENボーナスも最大まで伸びるため、まずENが尽きることはないだろう。 | + | :レプトン・ベクトラーによってENを回復する。オルフェス時より回復力が上がっており、ENボーナスも最大まで伸びるため、まずENが尽きる事はないだろう。 |
| ;空間跳躍 | | ;空間跳躍 |
| :移動コスト無視と[[分身]]の効果。分身の最大発生率は35%。 | | :移動コスト無視と[[分身]]の効果。分身の最大発生率は35%。 |
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| == 機体BGM == | | == 機体BGM == |
| ;「目覚めるは人の意志」 | | ;「目覚めるは人の意志」 |
− | :本機専用のデフォルト[[BGM]]。アップテンポな熱い曲だが、良く聴くと時代劇調。解禁は初合体時だが、実はメロディは別BGM(登場人物に悲しい出来事が起こった際に使われている)に流用されている。初合体の直前でも使われるため、「今までスローテンポで聞いていた曲が急にアップテンポになる」という熱い演出が施されている。…が、この流れのままエンド・オブ・リバースの初お披露目まで行われたことから「エンド・オブ・リバースのBGM」としてユーザーに強烈な印象を与えてしまい、実際のエンド・オブ・リバースの専用BGMが「唸る必殺の一撃」であることに違和感を覚えるユーザーが続出してしまった。 | + | :本機専用のデフォルト[[BGM]]。アップテンポな熱い曲だが、良く聴くと[[江戸時代|時代劇調]]。解禁は初合体時だが、実はメロディは別BGM(登場人物に悲しい出来事が起こった際に使われている)に流用されている。 |
− | :最終話ではあまりにも熱すぎる演出で使われるため、そのまま全機にこのBGMを設定したプレイヤーもいるかと思われる(その場合、最大の敵はフェイの各種歌と'''本機のエンド・オブ・リバース'''である) | + | :初合体の直前でも使われるため、「今までスローテンポで聞いていた曲が急にアップテンポになる」という熱い演出が施されている<ref>…が、この流れのままエンド・オブ・リバースの初お披露目まで行われた事から「エンド・オブ・リバースのBGM」としてユーザーに強烈な印象を与えてしまい、実際のエンド・オブ・リバースの専用BGMが「唸る必殺の一撃」である事に違和感を覚えるユーザーが続出してしまった。</ref>。 |
| + | :最終話ではあまりにも熱すぎる演出で使われるため、そのまま全機にこのBGMを設定したプレイヤーもいるかと思われる(その場合、最大の敵は[[フェイ・イェンHD|フェイ]]の各種歌と'''本機のエンド・オブ・リバース'''である) |
| ;「唸る必殺の一撃」 | | ;「唸る必殺の一撃」 |
| :本機の場合はエンド・オブ・リバースの武器BGMとなり、特に設定しなくても流れるようになる。上記の通り、エンド・オブ・リバース初使用イベントでは熱すぎる展開と共に「目覚めるは人の意志」が流れるので逆にこれが流れる事に違和感を感じてしまったユーザーもいたかもしれない。しかも、よりにもよって'''オデュッセアに合体するとヘル・ストリンガーは機体BGMで設定しないと「唸る必殺の一撃」が流れなくなる'''というちぐはぐな事になってしまっている。 | | :本機の場合はエンド・オブ・リバースの武器BGMとなり、特に設定しなくても流れるようになる。上記の通り、エンド・オブ・リバース初使用イベントでは熱すぎる展開と共に「目覚めるは人の意志」が流れるので逆にこれが流れる事に違和感を感じてしまったユーザーもいたかもしれない。しかも、よりにもよって'''オデュッセアに合体するとヘル・ストリンガーは機体BGMで設定しないと「唸る必殺の一撃」が流れなくなる'''というちぐはぐな事になってしまっている。 |
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| == 対決・名場面 == | | == 対決・名場面 == |
| ;目覚めるは人の意志、輝くは命の光 | | ;目覚めるは人の意志、輝くは命の光 |
− | :UX第32話より。[[ブラックロッジ]]との戦いの中で、[[アニエス・ベルジュ|アーニー]]はかつての親友、[[ジン・スペンサー|ジン]]と激突する。その最中、ジンは[[ヴィジャーヤ]]の動力源をフル稼働させた最大の一撃を放とうと構える。アーニーもそれに負けじと「ヘル・ストリンガー」を発動させようとしたが、度重なる空間跳躍の反動によりその肉体は疲弊、不発に終わってしまう。このままではアーニーまでも失うと危惧した[[サヤ・クルーガー|サヤ]]は、己の危険を顧みずに射線に割り込み、ヴィジャーヤの一撃から[[オルフェス]]を守った。 | + | :『UX』第32話より。[[ブラックロッジ]]との戦いの中で、[[アニエス・ベルジュ|アーニー]]はかつての親友、[[ジン・スペンサー|ジン]]と激突する。その最中、ジンは[[ヴィジャーヤ]]の動力源をフル稼働させた最大の一撃を放とうと構える。アーニーもそれに負けじと「ヘル・ストリンガー」を発動させようとしたが、度重なる空間跳躍の反動によりその肉体は疲弊、不発に終わってしまう。このままではアーニーまでも失うと危惧した[[サヤ・クルーガー|サヤ]]は、己の危険を顧みずに射線に割り込み、ヴィジャーヤの一撃から[[オルフェス]]を守った。 |
− | :アーニーの無事を確認したサヤは彼に、亡き[[リチャード・クルーガー|リチャード]]の覚悟と優しさ、「造られた人間」としての運命も受け入れられずに逃げていたことを心の内を吐露した。だが、その迷いを振り切ったサヤは己の運命に、全てに立ち向かうことを決心した。次の瞬間、オルフェスとライラスから放たれたオデュサイトの光「命の輝き」の中から現れたのは、その2機が合体した新たな姿。そしてその機体は、アーニーとサヤの「意志」の力を乗せた渾身の必殺技を炸裂させ、ヴィジャーヤを撤退に追い込んだのだった。 | + | :アーニーの無事を確認したサヤは彼に、亡き[[リチャード・クルーガー|リチャード]]の覚悟と優しさ、「造られた人間」としての運命も受け入れられずに逃げていたことを心の内を吐露した。 |
| + | :だが、その迷いを振り切ったサヤは己の運命に、全てに立ち向かうことを決心した。次の瞬間、オルフェスとライラスから放たれたオデュサイトの光「命の輝き」の中から現れたのは、その2機が合体した新たな姿。そしてその機体は、アーニーとサヤの「意志」の力を乗せた渾身の必殺技を炸裂させ、ヴィジャーヤを撤退に追い込んだのだった。 |
| :帰還した後、この新たな姿は[[道明寺誠|道明寺]]によって[[ギリシア神話]]の英雄の名を与えられ、「オデュッセア」と呼ばれることになった。 | | :帰還した後、この新たな姿は[[道明寺誠|道明寺]]によって[[ギリシア神話]]の英雄の名を与えられ、「オデュッセア」と呼ばれることになった。 |
| ;誇り高き挑戦者達 | | ;誇り高き挑戦者達 |
− | :第51話「STRANGE EONS」より。激闘の中、最後に「命」を知りながら散ったアユル。彼女を倒したアーニー達に、ジンが立ちはだかる。彼は全てを捨てる覚悟と共に、アーニーを最期の相手に選んだのだ。アーニーは彼の[[闘志]]に応えるべく、己の業と知りながらも必殺の一撃を放つ。互いの命を燃やし尽くした攻撃の果てにあったのはジンという男の到達と、彼らの「始まり」だった。 | + | :『UX』第51話「STRANGE EONS」より。激闘の中、最後に「命」を知りながら散ったアユル。彼女を倒したアーニー達に、ジンが立ちはだかる。彼は全てを捨てる覚悟と共に、アーニーを最期の相手に選んだのだ。アーニーは彼の[[闘志]]に応えるべく、己の業と知りながらも必殺の一撃を放つ。互いの命を燃やし尽くした攻撃の果てにあったのはジンという男の到達と、彼らの「始まり」だった。 |
| ;命の始まり | | ;命の始まり |
− | :最終話より。あらゆる可能性を掴み取り、長い戦いも終わりに近づいたかに見えた時に最後の最後で[[ノーヴル・ディラン]]が立ちはだかる。彼女は人類が次に進むための最後の障害としてUXに戦いを挑んできたのだ。これしか方法は無かったのかと嘆く面々は激戦の末に彼女を退ける。だが、その先に悠久の果てに積み重ねられてきた世界を消し去るため、[[カリ・ユガ]]が現出してきた。世界を消し去る神に相応しい力によって追い詰められていくUX。だが誰も彼も諦めず、尚も続く戦いに呼応したかのように[[バーン・バニングス|か]][[呂布トールギス|つ]][[貂蝉キュベレイ|て]][[ヒミコ|の]][[マスターテリオン|敵]][[エセルドレーダ|たち]]、[[羽佐間翔子|救え]][[小楯衛|なかった]][[カレン (飛影)|者たち]]、[[グラハム・エーカー|己]][[アンドレイ・スミルノフ|の]][[サコミズ・シンジロウ|運]][[イルボラ・サロ|命]][[ミョルニア|に]][[皆城乙姫|殉]][[日野道生|じ]][[来主操|て]][[石神邦生|い]][[城崎天児|っ]][[ブレラ・スターン|た]][[リチャード・クルーガー|者]][[ジン・スペンサー|た]][[アユル・ディラン|ち]]…散っていった[[魂]]が集う。次代へ託して散った命を束ね、サヤは皆に叫ぶ。'''「集え、始まりの元に――!」''' | + | :『UX』最終話より。あらゆる可能性を掴み取り、長い戦いも終わりに近づいたかに見えた時に最後の最後で[[ノーヴル・ディラン]]が立ちはだかる。彼女は人類が次に進むための最後の障害としてUXに戦いを挑んできたのだ。これしか方法は無かったのかと嘆く面々は激戦の末に彼女を退ける。 |
| + | :だが、その先に悠久の果てに積み重ねられてきた世界を消し去るため、[[カリ・ユガ]]が現出してきた。世界を消し去る神に相応しい力によって追い詰められていくUX。 |
| + | :それでも誰も彼も諦めず、尚も続く戦いに呼応したかのように[[バーン・バニングス|か]][[呂布トールギス|つ]][[貂蝉キュベレイ|て]][[ヒミコ|の]][[マスターテリオン|敵]][[エセルドレーダ|たち]]、[[羽佐間翔子|救え]][[小楯衛|なかった]][[カレン (飛影)|者たち]]、[[グラハム・エーカー|己]][[アンドレイ・スミルノフ|の]][[サコミズ・シンジロウ|運]][[イルボラ・サロ|命]][[ミョルニア|に]][[皆城乙姫|殉]][[日野道生|じ]][[来主操|て]][[石神邦生|い]][[城崎天児|っ]][[ブレラ・スターン|た]][[リチャード・クルーガー|者]][[ジン・スペンサー|た]][[アユル・ディラン|ち]]…散っていった[[魂]]が集う。次代へ託して散った命を束ね、サヤは皆に叫ぶ。'''「集え、始まりの元に――!」''' |
| :始まりのもとに集った魂の力を受けて最大限の力を発揮したUXの力の前に、とうとう神は追い詰められ、ジンの一声によって懐に飛び込んだアーニーとサヤは未来への闘志を胸に必殺の一刀を放ち、カリ・ユガを両断した。神の断末魔の先から現れたオデュッセアは、ここに全ての始まりを告げた。 | | :始まりのもとに集った魂の力を受けて最大限の力を発揮したUXの力の前に、とうとう神は追い詰められ、ジンの一声によって懐に飛び込んだアーニーとサヤは未来への闘志を胸に必殺の一刀を放ち、カリ・ユガを両断した。神の断末魔の先から現れたオデュッセアは、ここに全ての始まりを告げた。 |
| :この時を以て、全ての戦いは終わり、UXのメンバーは運命に導かれた者、あるいは散って行った者の魂の助けを得て元の世界へと帰って行った。 | | :この時を以て、全ての戦いは終わり、UXのメンバーは運命に導かれた者、あるいは散って行った者の魂の助けを得て元の世界へと帰って行った。 |
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| + | == 脚注 == |
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