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567 バイト追加 、 2019年10月24日 (木) 12:02
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厳密には、『ガンダムX』の世界での[[サイコミュ]]インターフェースであるフラッシュシステムへの対応可否のみで定義される言葉で、能力そのものではなく、他の世界観で[[超能力]]と定義されているもの等を含む語である。また劇中で代表的だったのは[[フロスト兄弟]]だが、エスタルド戦で試験を受けたニュータイプ候補生たちも、最終的には書式上にこのカテゴリーFと報告されている。
 
厳密には、『ガンダムX』の世界での[[サイコミュ]]インターフェースであるフラッシュシステムへの対応可否のみで定義される言葉で、能力そのものではなく、他の世界観で[[超能力]]と定義されているもの等を含む語である。また劇中で代表的だったのは[[フロスト兄弟]]だが、エスタルド戦で試験を受けたニュータイプ候補生たちも、最終的には書式上にこのカテゴリーFと報告されている。
曲がりなりにも実際に特殊な能力を持つものを『紛い物』呼ばわりするなど、分類された当事者や第三者的には明らかに蔑称としか思えない名称であるが、あくまで連邦側としては『フラッシュシステム非対応の特殊能力者の名称』という感覚らしく、『カテゴリーF』の烙印を押されてしまったフロスト兄弟を見ても戦力として重用されたうえ、年齢に不相応な階級を与えられるなど軍内での扱いはむしろ良い。
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曲がりなりにも実際に特殊な能力を持つものを『紛い物』呼ばわりするなど、分類された当事者や第三者的には明らかに蔑称としか思えない名称であるが、あくまで連邦側としては『フラッシュシステム非対応の特殊能力者の名称』という感覚らしく、『カテゴリーF』の烙印を押されてしまったフロスト兄弟を見ても戦力として重用されたうえ、年齢に不相応な階級を与えられる、各候補生もニュータイプ研究所の専用機付与と独自カラーリングも認められるなど、軍部での扱いはむしろ良い(旧連邦の事例になるが、「Lシステム」に改造されてしまった[[ルチル・リリアント]]の例を考えると、むしろニュータイプの方が非人道的な面に直面する可能性が高い恐れもある)。
しかし、『フェイク』という語感が当事者に与えるショックはやはり大きく、フロスト兄弟は自分達を否定されたと捉えてしまい、世界への復讐を企てる原因となっている。
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しかし、『フェイク』という語感が当事者に与えるショックはやはり大きく、フロスト兄弟は自分達を否定されたと捉えてしまい、世界への復讐を企てる原因となっている。また、[[アイムザット・カートラル]]はフロスト兄弟に殺害される直前に「カテゴリーFめッ!」と罵っており、蔑視的な意味が全く存在しない訳ではない模様。
    
実際に、[[D.O.M.E.]]の語った真実からすると「フロスト兄弟はニュータイプの紛い物ではなく、ニュータイプとは違う種類の特殊能力者」という事になる。しかし、新地球連邦はニュータイプ幻想に縛られる余り、ニュータイプ以外の種類の能力者に個別の名前を設けらる事なく全て『カテゴリーF』とひとくくりにしてしまったのだ。
 
実際に、[[D.O.M.E.]]の語った真実からすると「フロスト兄弟はニュータイプの紛い物ではなく、ニュータイプとは違う種類の特殊能力者」という事になる。しかし、新地球連邦はニュータイプ幻想に縛られる余り、ニュータイプ以外の種類の能力者に個別の名前を設けらる事なく全て『カテゴリーF』とひとくくりにしてしまったのだ。
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