差分
→永井豪の漫画版
==== 永井豪の漫画版 ====
==== 永井豪の漫画版 ====
『テレビマガジン』という掲載誌の対象年齢もあり、永井版における鉄也はTV版のような複雑な性格設定も無く、[[兜甲児|甲児]]に嫉妬する事も険悪な関係になる事もない正統派のヒーローとして描かれている。だがそのせいで原作者自ら「(甲児と比べて)面白みの無いキャラ」と評する要因にも繋がっている。とは言え、永井イズムが皆無という訳ではなく、人質の[[炎ジュン|ジュン]]に構う事無く、薄ら笑いを浮かべながら[[戦闘獣]]へ攻撃を仕掛ける秀逸なシーンも存在し、後に庵野秀明氏が永井氏との対談の中で評価している。
『テレビマガジン』という掲載誌の対象年齢もあり、永井版における鉄也はTV版のような複雑な性格設定も無く、[[兜甲児|甲児]]に嫉妬する事も険悪な関係になる事もない正統派のヒーローとして描かれている。
文庫版『マジンガーZ(少年ジャンプ収録版)』のあとがきにおいては、「マジンガーZの弱点を補うべく完全無欠のロボットとしてグレートマジンガーをデザインし、主人公を最初から戦闘のプロとして描いてしまったため、冷たいキャラクターになってしまった。やはり、主人公はどこかに欠点を持ち、それを克服していく要素を残しておかなくてはいけないという意味で、良い教訓になった」と書いており、キャラクター造形面における失敗を自ら認めていたようだ。
恐らくそうした経緯を踏まえた上での変更であったと推察されるが、結局のところ、原作者自ら「(甲児と比べて)面白みの無いキャラ」と評する要因にも繋がっている。
とは言え、永井イズムが皆無という訳ではなく、人質の[[炎ジュン|ジュン]]に構う事無く、薄ら笑いを浮かべながら[[戦闘獣]]へ攻撃を仕掛ける秀逸なシーンも存在し、後に庵野秀明氏が永井氏との対談の中で評価している。
==== [[グレートマジンガー (桜多吾作版)|桜多吾作の漫画版]] ====
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