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| また作中で描かれているのは[[コスモ・バビロニア建国戦争]]の一端のみに過ぎず、「'''THIS IS ONLY THE BEGINING(これは序章に過ぎない)'''」というラストが指す通り、新たなガンダムサーガの起点となっている。本作への補完も込めてか、前述の『クロスボーン』では本作の戦争の結末が語られ、[[小説]]版や『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』(SRW未参戦)では前日談など本作へ連なる話も語られている。 | | また作中で描かれているのは[[コスモ・バビロニア建国戦争]]の一端のみに過ぎず、「'''THIS IS ONLY THE BEGINING(これは序章に過ぎない)'''」というラストが指す通り、新たなガンダムサーガの起点となっている。本作への補完も込めてか、前述の『クロスボーン』では本作の戦争の結末が語られ、[[小説]]版や『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』(SRW未参戦)では前日談など本作へ連なる話も語られている。 |
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− | なお、同時上映は『[[武者頑駄無|武者]]・[[騎士ガンダム|騎士]]・[[ヘビィウェポンコマンドガンダム|コマンド]] [[SDガンダムシリーズ|SDガンダム]]緊急出撃』である。 | + | なお、同時上映は『[[武者頑駄無|武者]]・[[騎士ガンダム|騎士]]・[[コマンドガンダム|コマンド]] [[SDガンダムシリーズ|SDガンダム]]緊急出撃』である。 |
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| == ストーリー == | | == ストーリー == |
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| *[[Gキャノン]] | | *[[Gキャノン]] |
| *[[ジェガン]] | | *[[ジェガン]] |
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| *[[クラップ級巡洋艦]] | | *[[クラップ級巡洋艦]] |
| *[[ラー・カイラム|ラー・カイラム級戦艦]] | | *[[ラー・カイラム|ラー・カイラム級戦艦]] |
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| *[[ラフレシア]] | | *[[ラフレシア]] |
| *[[バグ (メカ)|バグ]] | | *[[バグ (メカ)|バグ]] |
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| *[[ザムス・ギリ級戦艦]] | | *[[ザムス・ギリ級戦艦]] |
| *[[ザムス・ガル|ザムス・ガル級戦艦]] | | *[[ザムス・ガル|ザムス・ガル級戦艦]] |
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| ;[[クロスボーン・バンガード]] | | ;[[クロスボーン・バンガード]] |
| :コスモ貴族主義を唱えるロナ家の抱える財閥組織「ブッホ・コンツェルン」によって「バーナム」から拡張された軍事組織。その軍備と戦闘能力は、平和ボケしていた[[地球連邦軍]]では歯が立たない程強力だった。 | | :コスモ貴族主義を唱えるロナ家の抱える財閥組織「ブッホ・コンツェルン」によって「バーナム」から拡張された軍事組織。その軍備と戦闘能力は、平和ボケしていた[[地球連邦軍]]では歯が立たない程強力だった。 |
− | ;黒の戦隊 | + | ;黒の戦隊(ブラック・バンガード) |
− | :「'''ブラック・バンガード'''」と読む。ザビーネが率いるクロスボーン・バンガードのエリートMS部隊。所属機体は黒基調にカラーリングされている。 | + | :ザビーネが率いるクロスボーン・バンガードのエリートMS部隊。所属機体は黒基調にカラーリングされている。 |
| ;[[サナリィ|S.N.R.I.(サナリィ)]] | | ;[[サナリィ|S.N.R.I.(サナリィ)]] |
− | :F91を開発した研究組織。 | + | :[[ガンダムF91|F91]]を開発した研究組織。 |
| ;ヴェスバー | | ;ヴェスバー |
| :「'''V'''ariable '''S'''peed '''B'''eam '''R'''ifle」の頭文字を取ってこう呼ぶ。[[ガンダムF91|F91]]に装備された武器で、高射出速度で高収束率の貫通性の高いビームから、低速・低収束率で破壊力の有るビームまでメガ粒子ビームの性質を無段階可変速変化させ撃ち分ける事を主目的とした新機軸火器である。数十年後の時代でも[[V2アサルトガンダム]]にも同様の武装がされていることから、非常に高性能な武装なのが分かる。 | | :「'''V'''ariable '''S'''peed '''B'''eam '''R'''ifle」の頭文字を取ってこう呼ぶ。[[ガンダムF91|F91]]に装備された武器で、高射出速度で高収束率の貫通性の高いビームから、低速・低収束率で破壊力の有るビームまでメガ粒子ビームの性質を無段階可変速変化させ撃ち分ける事を主目的とした新機軸火器である。数十年後の時代でも[[V2アサルトガンダム]]にも同様の武装がされていることから、非常に高性能な武装なのが分かる。 |
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| :F91に搭載された当時最新鋭の機体管制メインコンピューター。非常に高い処理能力とサイコミュ等の精神波感応機器との高い親和性を誇るが反面他形式のコンピューターに比べ熱に弱い。その為当時はF91の様な高い冷却放熱機能を持つ機体にしか搭載出来なかった。 | | :F91に搭載された当時最新鋭の機体管制メインコンピューター。非常に高い処理能力とサイコミュ等の精神波感応機器との高い親和性を誇るが反面他形式のコンピューターに比べ熱に弱い。その為当時はF91の様な高い冷却放熱機能を持つ機体にしか搭載出来なかった。 |
| ;[[ビームシールド]] | | ;[[ビームシールド]] |
− | :[[ガンダムF91|F91]]や[[クロスボーン・バンガード]]系MSに装備されている新装備。これまでのMSのシールド装備では[[ビーム兵器]]の攻撃を完全に遮ることはできなかったが、ビームシールドの登場で防御力が格段に上がった。 | + | :F91や[[クロスボーン・バンガード]]系MSに装備されている新装備。これまでのMSのシールド装備では[[ビーム兵器]]の攻撃を完全に遮ることはできなかったが、ビームシールドの登場で防御力が格段に上がった。 |
| ;理論分身 | | ;理論分身 |
− | :[[ガンダムF91|F91]]がリミッターを解除し、高速で移動することによって起きる現象。「質量を持った残像」を発生させて敵の攻撃を回避する。性能を限界まで引き出せた場合に偶然発動したものであり、[[量産型ガンダムF91|量産型]]での使用は不可能である。 | + | :F91がリミッターを解除し、高速で移動することによって起きる現象。「質量を持った残像」を発生させて敵の攻撃を回避する。性能を限界まで引き出せた場合に偶然発動したものであり、[[量産型ガンダムF91|量産型]]での使用は不可能である。 |
| ;フロンティアIV | | ;フロンティアIV |
| :物語の舞台となる新サイド4(旧サイド5)に存在する[[スペースコロニー]]。 | | :物語の舞台となる新サイド4(旧サイド5)に存在する[[スペースコロニー]]。 |
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| == 登場作と扱われ方 == | | == 登場作と扱われ方 == |
− | SRWシリーズ当初のガンダム最新作であり、2000年代初頭までは不動のレギュラーであった。しかし『第2次α』を最後に一切参戦しない…という状態が『CC』まで続いていた。
| + | SRWシリーズ当初のガンダム最新作であり、2000年代初頭までは不動のレギュラーであった。以後の参戦はあまり多くなく、『第2次α』から『CC』までは10年間も不参戦となっている。 |
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| 本作の味方旗艦であるスペースアークは練習艦であること、劇中の活躍が殆ど無いに等しいことなどから宇宙世紀作品の旗艦の中で唯一一度もシリーズに参戦できていない。スペースアークのクルーは[[ホワイトベース]]と同じく新兵と民間人の寄せ集めであり、一年戦争を戦い抜く描写のあるWBクルーに対して建国戦争初期のそれもコロニーからの脱出描写くらいしかない本作のクルー達に出番がこないのは当然と言えば当然かもしれないが。 | | 本作の味方旗艦であるスペースアークは練習艦であること、劇中の活躍が殆ど無いに等しいことなどから宇宙世紀作品の旗艦の中で唯一一度もシリーズに参戦できていない。スペースアークのクルーは[[ホワイトベース]]と同じく新兵と民間人の寄せ集めであり、一年戦争を戦い抜く描写のあるWBクルーに対して建国戦争初期のそれもコロニーからの脱出描写くらいしかない本作のクルー達に出番がこないのは当然と言えば当然かもしれないが。 |
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| === COMPACTシリーズ === | | === COMPACTシリーズ === |
| ;[[スーパーロボット大戦COMPACT]] | | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT]] |
− | :マリーメイア軍と共闘する形で、シーン3からクロスボーン軍が顔見せ参戦。シーン5の「光る風の中」で、シーブックとセシリーが登場。同ステージで、カロッゾの操るラフレシアとの決戦に及ぶ。 | + | :マリーメイア軍と共闘する形で、シーン3からクロスボーン軍が顔見せ参戦。シーン5の「光る風の中」で、シーブックとセシリーが登場。同ステージで、カロッゾの操るラフレシアとの決戦に及ぶ。 |
| ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]] | | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]] |
| : | | : |
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| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
| ;[[スーパーロボット大戦]] | | ;[[スーパーロボット大戦]] |
− | :劇場公開からスパロボ参戦まで'''わずか一ヶ月'''という早業。初代スパロボのシナリオがあっさりしているが故のスピードであろう(現在は、期間限定とはいえ'''日本で公開される前'''に『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』に参戦した『[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY]]』に最速参戦を譲っている)。 | + | :初参戦作品。劇場公開からスパロボ参戦まで'''わずか一ヶ月'''という早業。初代スパロボのシナリオがあっさりしているが故のスピードであろう(現在は、期間限定とはいえ'''日本で公開される前'''に『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』に参戦した『[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY]]』に最速参戦を譲っている)。 |
| ;[[スーパーロボット大戦64]] | | ;[[スーパーロボット大戦64]] |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *本作のスタッフロールはF91とカロッゾの顔が[[あしゅら男爵]]のように半々に合わさった意味深なカットで締められていた。このデザインは後に『[[SDガンダムシリーズ|SDガンダム外伝 聖機兵物語]]』のラスボス「ルーンカロッゾ」のモチーフになっている。 | + | *本作のスタッフロールはF91とカロッゾの顔が[[あしゅら男爵]]のように半々に合わさった意味深なカットで締められている。このデザインは後に『[[SDガンダムシリーズ|SDガンダム外伝 聖機兵物語]]』のラスボス「ルーンカロッゾ」のモチーフになっている。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |