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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = プロフィール
 
| タイトル = プロフィール
| 種族 = コモン
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| 異名 = [[黒騎士]]
| 性別 = 男
+
| 種族 = [[種族::コモン]]
| 年齢 = 23歳
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| 性別 = [[性別::]]
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| 年齢 = [[年齢::23]]歳
 
| 所属 = ドレイク軍
 
| 所属 = ドレイク軍
 
| 役職 = 騎士隊長→[[ショット・ウェポン]]の私兵
 
| 役職 = 騎士隊長→[[ショット・ウェポン]]の私兵
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当初はドレイクの[[信頼]]も厚く、ドレイクの娘・[[リムル・ルフト]]の許婚になるなど、出世街道を上がりかけの所だったが、ショウの出現でケチがつきはじめる。軍団長としての戦果は悪くないものだったが、個人の戦いではショウの[[ダンバイン]]に毎回敗退してしまい、許婚のリムルも[[ニー・ギブン]]を慕っていることが明らかになり、苛立ったドレイクに隊長の座を追われる。その屈辱からプライドや過去の栄光を捨ててまで、ショウを仇敵として付け狙うが、その度に敗北を重ねる。
 
当初はドレイクの[[信頼]]も厚く、ドレイクの娘・[[リムル・ルフト]]の許婚になるなど、出世街道を上がりかけの所だったが、ショウの出現でケチがつきはじめる。軍団長としての戦果は悪くないものだったが、個人の戦いではショウの[[ダンバイン]]に毎回敗退してしまい、許婚のリムルも[[ニー・ギブン]]を慕っていることが明らかになり、苛立ったドレイクに隊長の座を追われる。その屈辱からプライドや過去の栄光を捨ててまで、ショウを仇敵として付け狙うが、その度に敗北を重ねる。
   −
遂には、[[仮面キャラ|その名と顔さえも捨てて仮面をかぶり]]、[[ショット・ウェポン]]の私兵「'''[[黒騎士 (ダンバイン)|黒騎士]]'''」として生きることになる。怒りと憎しみで増大したオーラ力はショウと[[ビルバイン]]さえも苦しめたが、最後にはショウと生身で差し違えた。
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遂には、[[仮面キャラ|その名と顔さえも捨てて仮面をかぶり]]、[[ショット・ウェポン]]の私兵「'''黒騎士'''」として生きることになる。
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黒騎士となってバーンはそれまでの過去を捨てようとしたのだが、実のところ'''ショウに拘っている時点で「過去を捨ててない」'''という汚点が、彼に半ば言及される形になる。
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黒騎士となってもショウを倒す事はできなかったが、皮肉にもその怨念が[[オーラ力]]を増す事となり、[[ハイパー化]]するまでに至るのだが、その悪しきオーラ力は[[エレ・ハンム]]に押さえられてしまった。
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それでもなおショウと対峙する黒騎士は遂にその仮面を脱ぎ捨て、バーン・バニングスとして決着を図る。怒りと憎しみで増大したオーラ力はショウと[[ビルバイン]]さえも苦しめたが、最後にはショウと生身で差し違えた。
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ちなみにバーンが黒騎士になってから(『聖戦士ダンバイン』未視聴者から見れば)全く仮面を脱いでないように思えるが、実際はあくまで[[バイストン・ウェル]]の人々の前でのみ仮面をつけているような形であり、撃墜されて漂流中に救助される際や[[食べ物・料理|食糧]]を盗む際など地上人と接触する必要が出た時は素顔であった(前者はともかく後者は仮面を付けていた方がよい気もするが)。
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また、黒騎士の正体がバレバレか…というとそうでもないようで、一部の人間以外にはバレておらず、長く仕えていたはずの[[ルーザ・ルフト|ルーザ]]にその怪しい風貌を訝しむ事すらされ気付かれてはいなかった。
    
自身の死から[[New Story of Aura Battler DUNBINE|700年後]]、[[バイストン・ウェル]]に[[ラバーン・ザラマンド]]として転生する。
 
自身の死から[[New Story of Aura Battler DUNBINE|700年後]]、[[バイストン・ウェル]]に[[ラバーン・ザラマンド]]として転生する。
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:また、シュウの章では[[隠し要素/EX|隠し要素]]で[[シュウ・シラカワ|シュウ]]の[[説得]]により自軍に引き入れることが可能で、[[サフィーネ・グレイス|サフィーネ]]の手で強化された[[ズワァース]]に乗ることになる。
 
:また、シュウの章では[[隠し要素/EX|隠し要素]]で[[シュウ・シラカワ|シュウ]]の[[説得]]により自軍に引き入れることが可能で、[[サフィーネ・グレイス|サフィーネ]]の手で強化された[[ズワァース]]に乗ることになる。
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
:後半は原作通り黒騎士になるため、序盤のみの登場。この時には、原作では一度も乗っていない[[ビアレス]]に乗っている。
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:後半は原作通り黒騎士になるため、序盤のみの登場。この時には、原作では一度も乗っていない[[ビアレス]]に乗っている。[[ショウ・ザマ|ショウ]]は既に黒騎士の存在を知っている。[[ガラバ]]に乗ってくる。
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:最後に登場する「栄光の落日」はAB隊が別ルートなので、なんとショウとの決着が付けられずにフェードアウトしてしまう(黒騎士に限った事ではないのだが)。
 
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
 
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
::「バーン・バニングス」としては『第4次』と同じ。[[黒騎士 (ダンバイン)|黒騎士]]としては当該項目を参照。
+
::「バーン・バニングス」としては『第4次』と同じ。
 +
::[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]を仲間にした場合、[[トッド・ギネス|トッド]]の代わりに[[ハイパー化]]のイベントが追加される。よって、ショウと決着が付けられる。
 
:
 
:
 
;[[スーパーロボット大戦F]]
 
;[[スーパーロボット大戦F]]
 
:初めて声が付いた。しかし、[[トッド・ギネス|トッド]]とショウには[[DVE]]が多いのにバーンには何も無く、バーンとしては一回だけの登場である。
 
:初めて声が付いた。しかし、[[トッド・ギネス|トッド]]とショウには[[DVE]]が多いのにバーンには何も無く、バーンとしては一回だけの登場である。
 
:なお、『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』には登場しないので、『完結編』にデータを移すと[[キャラクター事典]]からも消えてしまう。結構扱いが悪い。
 
:なお、『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』には登場しないので、『完結編』にデータを移すと[[キャラクター事典]]からも消えてしまう。結構扱いが悪い。
 +
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 +
:黒騎士としての音声を初収録。ドレイク軍との決戦時に撃墜されていないと、[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]]の[[ドレイク・ルフト|ドレイク]][[暗殺]]を阻止する。[[資金]]が欲しい人は、ドレイクを倒すまで撃破してはいけない。更にドレイク軍壊滅後もショウを付け狙っており、ハイパー化では専用のデモが挿入された。
 +
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』でのバーンに続き[[DVE]]が無く、「力と、狡猾さだ!」のシーンもメッセージのみとなっている上に「さすれば勝つ!」が省略されている。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
:[[ドラムロ]]、[[レプラカーン]]、[[ビアレス]]に乗る。[[ビルバイン]]夜間迷彩仕様の[[隠し要素/α #ビルバイン夜間迷彩|入手フラグ]]に関わっている。第50話「ヴァリアブル・フォーメーション」以降は黒騎士として登場。
+
:[[ドラムロ]]、[[レプラカーン]]、[[ビアレス]]に乗る。[[ビルバイン]]夜間迷彩仕様の[[隠し要素/α #ビルバイン夜間迷彩|入手フラグ]]に関わっている。
 +
:第50話「ヴァリアブル・フォーメーション」以降は黒騎士として登場。図鑑に収録されない[[バグ (ゲーム)|バグ]]がある。バーン時と比べて全ステータスが大幅に上昇しており、特に[[格闘]]は敵キャラクターでも屈指の高さ。
 
:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
 
:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
 
::そこそこ強化されているがショウには到底及ばない。
 
::そこそこ強化されているがショウには到底及ばない。
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;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]
 
:ストーリー開始から[[バイストン・ウェル]]が舞台なので、序盤は出番がある。
 
:ストーリー開始から[[バイストン・ウェル]]が舞台なので、序盤は出番がある。
 +
:黒騎士はシーン4に登場。ドレイク軍との決着MAPでは死なず、シーン4ラスト「ゴッドブレス・ダンクーガ」にて残党を引き連れて登場する。同ステージにて乗機のガラバを撃破するとハイパー化して復活する。
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2]]
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2]]
 
:第1部はバイストン・ウェルルートのみに登場。
 
:第1部はバイストン・ウェルルートのみに登場。
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:黒騎士は原作通り[[ガラバ]]をハイパー化させるがその場では一度撤退し、後のマップで[[ズワウス]]に搭乗して現れる。
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
 
:出番は『COMPACT2』と同じ。放っておくと[[アインスト・アルフィミィ|アルフィミィ]]に落とされてしまうことがままある。
 
:出番は『COMPACT2』と同じ。放っておくと[[アインスト・アルフィミィ|アルフィミィ]]に落とされてしまうことがままある。
 +
:黒騎士はやはりガラバをハイパー化させるが、原作どおりエレに阻止される(しかもエレは死なない)。今作ではズワウスが登場しないため、後のマップで再びハイパー化する。
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]
 
:原作の序盤が再現されている為こちらの姿での出番も多め。ショウと違い転生後のラバーンとは遭遇しないのは少し残念か。原作と異なり何故か髪が紫色になっている。
 
:原作の序盤が再現されている為こちらの姿での出番も多め。ショウと違い転生後のラバーンとは遭遇しないのは少し残念か。原作と異なり何故か髪が紫色になっている。
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:全てが終わった後は、'''船に乗って自分探しの旅に出る。'''この際に[[エレボス]]から「'''[[海]]の上で一人ぼっちで泣いてるんじゃないか'''」と突っ込まれているが<ref>これは[[聖戦士ダンバイン|原作]]第34話「オーラ・バリアー」で地上界に出た後、バーンが機体を撃墜されて[[海]]をさまよっていた所を地上の漁船に救助され、その際に自分の惨めさ等色々込み上げてきたのか、「'''漁船の甲板で体育座りしながら独り泣いていた'''」エピソードに由来する。</ref>、ショウは「明日なのか、[[New Story of Aura Battler DUNBINE|生まれ変わった来世]]なのかわからないが、いつかまた必ずバーンと再会する時が来る」と考えているが、その再会が[[シオン・ザバ|殺し]][[ラバーン・ザラマンド|合い]]でない事を願いたいものである。
 
:全てが終わった後は、'''船に乗って自分探しの旅に出る。'''この際に[[エレボス]]から「'''[[海]]の上で一人ぼっちで泣いてるんじゃないか'''」と突っ込まれているが<ref>これは[[聖戦士ダンバイン|原作]]第34話「オーラ・バリアー」で地上界に出た後、バーンが機体を撃墜されて[[海]]をさまよっていた所を地上の漁船に救助され、その際に自分の惨めさ等色々込み上げてきたのか、「'''漁船の甲板で体育座りしながら独り泣いていた'''」エピソードに由来する。</ref>、ショウは「明日なのか、[[New Story of Aura Battler DUNBINE|生まれ変わった来世]]なのかわからないが、いつかまた必ずバーンと再会する時が来る」と考えているが、その再会が[[シオン・ザバ|殺し]][[ラバーン・ザラマンド|合い]]でない事を願いたいものである。
 
:総じて、ショウと和解する上に生存して仲間になり、仲間になった後も同じ「死を乗り越えた者」として意外な隠しキャラとの絡みも用意されているなど、歴代で最も扱いが良く、バーンが救われた作品と言っても過言ではない。
 
:総じて、ショウと和解する上に生存して仲間になり、仲間になった後も同じ「死を乗り越えた者」として意外な隠しキャラとの絡みも用意されているなど、歴代で最も扱いが良く、バーンが救われた作品と言っても過言ではない。
 +
:[[スキルパーツ]]に「黒騎士の仮面」が存在する。バーンの[[異名]]が「[[黒騎士]]」という扱いになっている節が有る。
 
;[[スーパーロボット大戦BX]]
 
;[[スーパーロボット大戦BX]]
:プロローグにて登場するが、再登場時には既に[[黒騎士 (ダンバイン)|黒騎士]]となっており、度々[[ブライティクス|自軍部隊]]と交戦する。本作でも[[隠し要素/BX #サーバイン、ズワウス&バーン・バニングス|隠し要素]]のフラグを立てれば生存し、終盤に[[ズワウス]]に乗って仲間になる。
+
:プロローグにて登場するが、再登場時には既に[[黒騎士 (ダンバイン)|黒騎士]]となっており、度々[[ブライティクス|自軍部隊]]と交戦する。[[ズワァース]]及び[[ガラバ]]に搭乗し、第33話「AEU戦線」で[[ネオブラックドラゴン]]の策で[[ズワウス]]に乗り換える。
:相変わらず「聖戦士」技能が無く火力はマーベル以下だが、ズワウスがバーン専用のため活躍しやすくなった。
+
:ビショット軍およびドレイク軍の壊滅後は[[ジオン族]]に与して[[ショウ・ザマ|ショウ]]を付け狙う。
 +
:本作でも[[隠し要素/BX #サーバイン、ズワウス&バーン・バニングス|隠し要素]]のフラグを立てれば生存し、終盤に[[ズワウス]]に乗って仲間になる。相変わらず「聖戦士」技能が無く火力はマーベル以下だが、ズワウスがバーン専用のため活躍しやすくなった。
    
=== Scramble Commanderシリーズ ===
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
89行目: 109行目:  
:ドレイク軍に所属して[[カイルス]]、そしてショウと対峙しているが死亡せず、『UX』に引き続きまたも味方になる。
 
:ドレイク軍に所属して[[カイルス]]、そしてショウと対峙しているが死亡せず、『UX』に引き続きまたも味方になる。
 
:マシュマーやガランと一騎討ちを行うシーンが見所である。
 
:マシュマーやガランと一騎討ちを行うシーンが見所である。
 +
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
 +
:[[ドン・ハルマゲ]]の部下として黒騎士として登場、[[ズワウス]]に搭乗して現れる。ショウには初見でバーンだと見破られた。今回は[[ズワウス]]を[[ハイパーズワウス|ハイパー化させる]]。
 +
:『UX』、『CC』とバーンが味方になる作品が続いた上に、本作も原作の[[ライバル]]キャラ達が共闘する展開が多いのだが、さすがに本作では仲間にならない(ちなみに[[ギャブレット・ギャブレー|同じ声の彼]]も仲間にならず)上に、召喚組では唯一の死亡者になる。
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
 
:
 
:
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;[[バトルロボット烈伝]]
 
;[[バトルロボット烈伝]]
 
:ゲルスター帝国にて転写されズワァースを駆って敵として登場するが、バーンとして出てくるのは二度目以降(最初は黒騎士なので)。[[ハイパー化]]のイベントは[[トッド・ギネス|トッド]]に取られ、そして[[回避]]能力がやたら凄い[[ガラリア・ニャムヒー|ガラリア]]の[[バストール]]、股間のオーラキャノンが忠実に再現され色も派手な[[レプラカーン]]に乗る[[ジェリル・クチビ|ジェリル]]等と比べるとインパクトが薄い感じである。中盤では[[ネイ・モー・ハン|ネイ]]と組んで帝国の防衛に当たっていた。
 
:ゲルスター帝国にて転写されズワァースを駆って敵として登場するが、バーンとして出てくるのは二度目以降(最初は黒騎士なので)。[[ハイパー化]]のイベントは[[トッド・ギネス|トッド]]に取られ、そして[[回避]]能力がやたら凄い[[ガラリア・ニャムヒー|ガラリア]]の[[バストール]]、股間のオーラキャノンが忠実に再現され色も派手な[[レプラカーン]]に乗る[[ジェリル・クチビ|ジェリル]]等と比べるとインパクトが薄い感じである。中盤では[[ネイ・モー・ハン|ネイ]]と組んで帝国の防衛に当たっていた。
 +
:[[ショウ・ザマ|ショウ]]との初対戦で彼に「その仮面は……バーンだな!」といきなり正体を見破られた為か、以後は仮面を脱いで堂々と[[バーン・バニングス|バーン]]として出てくる。居る世界が変わったので、正体を隠す必要もなくなったからだろうか。
 
;[[リアルロボット戦線]]
 
;[[リアルロボット戦線]]
:敵専用パイロット。黒騎士とは違い、味方として操作できるマップは存在しない。
+
:敵専用パイロット。、味方として操作できるマップは存在しない。黒騎士としては特定のマップで味方として操作できる。
    
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
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;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
 
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
 
:'''[[集中]]、[[闘志]]、[[ひらめき]]、[[気迫]]、[[熱血]]'''
 
:'''[[集中]]、[[闘志]]、[[ひらめき]]、[[気迫]]、[[熱血]]'''
 +
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]
 +
:'''[[集中]]、[[根性]]、[[魂]]'''
 +
;[[リアルロボット戦線]]
 +
:'''[[加速]]、[[捨て身]]、[[集中]]、[[努力]]、[[気合]]、[[覚醒]]'''
    
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
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;[[スーパーロボット大戦α|α]]
 
;[[スーパーロボット大戦α|α]]
 
:'''[[聖戦士]]L4、[[切り払い]]L4'''
 
:'''[[聖戦士]]L4、[[切り払い]]L4'''
 +
;[[スーパーロボット大戦α|α]]
 +
:'''[[聖戦士]]L8、[[切り払い]]L6'''
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]
:'''[[聖戦士]]L7、[[底力]]L9、[[防御]]L7、[[逆恨み]]'''
+
:
 +
:;バーン時
 +
::'''[[聖戦士]]L7、[[底力]]L9、[[防御]]L7、[[逆恨み]]'''
 +
:;黒騎士時
 +
::'''[[聖戦士]]L7、[[反骨心]]、[[逆恨み]]、[[援護攻撃]]L4'''
 
;[[スーパーロボット大戦UX|UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX|UX]]
 
:'''[[オーラ力]]L8、[[底力]]L9、[[援護攻撃]]L2、[[全体攻撃]]L1'''
 
:'''[[オーラ力]]L8、[[底力]]L9、[[援護攻撃]]L2、[[全体攻撃]]L1'''
 
:[[聖戦士]]を持っていないため、他の主役・ライバル級の[[オーラバトラー]]乗りと比べると攻撃力は一歩劣る。それを補う事を想定してか、彼が仲間になると[[アタッカー]]の[[スキルパーツ]]が手に入る。また、ショウ達とは違い、底力を高レベルで所持しているのも特徴。
 
:[[聖戦士]]を持っていないため、他の主役・ライバル級の[[オーラバトラー]]乗りと比べると攻撃力は一歩劣る。それを補う事を想定してか、彼が仲間になると[[アタッカー]]の[[スキルパーツ]]が手に入る。また、ショウ達とは違い、底力を高レベルで所持しているのも特徴。
 
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
 
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
:'''[[オーラ力]]L8、[[底力]]L9、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L1、[[全体攻撃]]L1'''
+
:;バーン時
 +
::'''[[オーラ力]]L8、[[底力]]L9、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L1、[[全体攻撃]]L1'''
 +
:;黒騎士時
 +
::'''[[オーラ力]]L8、[[底力]]L9、[[援護攻撃]]L3、[[全体攻撃]]L3、[[指揮]]L2'''
 +
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]
 +
:'''[[黒騎士 (特殊スキル)|黒騎士]]、[[底力]]、[[二連撃]]'''
 +
:呼び名通りに黒騎士スキルを所持。このため[[気力]]が非常に上がりやすく、あっという間に[[ズワウス]]の[[分身]]が解禁されてしまう。
    
=== [[戦術指揮]] ===
 
=== [[戦術指揮]] ===
140行目: 180行目:  
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[ショウ・ザマ]]
 
;[[ショウ・ザマ]]
:[[ライバル]]。[[オーラバトラー]]の操縦技量はほぼ互角だったが、コモン故に地上人の[[聖戦士]]であるショウには[[オーラ力]]でかなり劣っていた。<ref>この差は新型のオーラコンバーターが開発されるまで埋まることは無く、奮戦空しく幾度なく敗退している。</ref>
+
:[[ライバル]]。[[オーラバトラー]]の操縦技量はほぼ互角だったが、コモン故に地上人の[[聖戦士]]であるショウには[[オーラ力]]でかなり劣っていた。<ref>この差は新型のオーラコンバーターが開発されるまで埋まることは無く、奮戦空しく幾度なく敗退している。</ref>全てをショウ打倒に費やしたが、最期は彼と刺し違える。
 
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では、スパロボシリーズ初となるショウとの和解劇が描かれた。
 
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では、スパロボシリーズ初となるショウとの和解劇が描かれた。
 +
;[[マーベル・フローズン]]
 +
:[[ビショット・ハッタ|ビショット]]の策略により捕まった彼女を逃がした。[[騎士道|騎士としてのプライド]]は捨てきれなかったようである。
 
;[[ドレイク・ルフト]]
 
;[[ドレイク・ルフト]]
 
:[[アの国]]の地方領主で、バーンの主君。コモンとしては規格外に高いオーラ力を持っていたため、信頼されていた。しかし、度重なる任務失敗の責により見限られ、役立たずとして前線から遠ざけられる。
 
:[[アの国]]の地方領主で、バーンの主君。コモンとしては規格外に高いオーラ力を持っていたため、信頼されていた。しかし、度重なる任務失敗の責により見限られ、役立たずとして前線から遠ざけられる。
148行目: 190行目:  
;[[ショット・ウェポン]]
 
;[[ショット・ウェポン]]
 
:ドレイクに捨てられた後の上司。ただ一つショウへの復讐のため、地位も名誉も名すら捨て、かつては同格であった彼の手駒同然になりながらも戦線復帰を果たす。
 
:ドレイクに捨てられた後の上司。ただ一つショウへの復讐のため、地位も名誉も名すら捨て、かつては同格であった彼の手駒同然になりながらも戦線復帰を果たす。
 +
;[[ゼット・ライト]]
 +
:オーラマシン製作者。黒騎士となった後は彼に付いて行った。彼が[[ショット・ウェポン|ショット]]に強い不満を表したとき、彼は仮面を外して何食わぬ顔で聞いていた。
 +
;[[ミュージィ・ポー]]
 +
:黒騎士と共同戦線を行った事が有る。ショットの密命により[[ドレイク・ルフト|ドレイク]][[暗殺]]を試みるが、杖で剣を弾かれてしまう。
 +
:SRWではこの場面で黒騎士が止めたという設定が組まれているが、劇中では黒騎士がお目付け役としての役目である。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
160行目: 207行目:  
:『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』の[[シュウ・シラカワ|シュウ]]の章にて共闘。その後、特に会話は無いが黒騎士と姿を変えたバーンは『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』でもSFC版では「栄光の落日」で彼や[[ライラ・ミラ・ライラ|ライラ]]、[[カクリコン・カクーラー|カクリコン]]と共闘した(黒騎士が出てくる頃にはジェリド達が落とされている事も多いが…)。
 
:『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』の[[シュウ・シラカワ|シュウ]]の章にて共闘。その後、特に会話は無いが黒騎士と姿を変えたバーンは『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』でもSFC版では「栄光の落日」で彼や[[ライラ・ミラ・ライラ|ライラ]]、[[カクリコン・カクーラー|カクリコン]]と共闘した(黒騎士が出てくる頃にはジェリド達が落とされている事も多いが…)。
 
:ジェリドもまた、バーンと同じく富野作品に見られる「[[カミーユ・ビダン|ライバル]]を倒さないと前に進めなくなってしまった者」である。ただし、劇中最後まで[[主人公]]の強敵として立ちはだかれた分、バーンの場合はまだマシだと言えようか。
 
:ジェリドもまた、バーンと同じく富野作品に見られる「[[カミーユ・ビダン|ライバル]]を倒さないと前に進めなくなってしまった者」である。ただし、劇中最後まで[[主人公]]の強敵として立ちはだかれた分、バーンの場合はまだマシだと言えようか。
 +
;[[パプテマス・シロッコ]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』では共謀して[[ジャミトフ・ハイマン|ジャミトフ]]を[[暗殺]]する。
 
;[[マシュマー・セロ]]
 
;[[マシュマー・セロ]]
 
:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』では彼と一騎討ちを行っている。
 
:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』では彼と一騎討ちを行っている。
 +
;[[デキム・バートン]]
 +
:『[[リアルロボットレジメント]]』では原作通りに[[マリーメイア・クシュリナーダ|マリーメイア]]を撃とうとした彼を斬り殺した。主君をも手にかけようとした彼を騎士として許せなかったようである。
 
;[[東方不敗マスター・アジア]]
 
;[[東方不敗マスター・アジア]]
 
:『CC』では「偽りの世界」にて彼と共闘している。
 
:『CC』では「偽りの世界」にて彼と共闘している。
168行目: 219行目:  
;[[龍装劉備ガンダム|劉備ガンダム]]
 
;[[龍装劉備ガンダム|劉備ガンダム]]
 
:『UX』では序盤のヨーロッパルートにて対決し、ちょっとした因縁の間柄に。
 
:『UX』では序盤のヨーロッパルートにて対決し、ちょっとした因縁の間柄に。
 +
;[[ネオブラックドラゴン]]
 +
:『BX』では肉体の復活によって用済みとなった[[ズワウス|魂の器]]を与えられ、その後も怨念に満ちた有り様から気に入られていた。
 
;[[羽佐間翔子]]
 
;[[羽佐間翔子]]
 
:『UX』で生存した場合、彼女達から自分達は似た者同士と評され、バーンが仲間入りする際も彼女に[[説得]]されている。
 
:『UX』で生存した場合、彼女達から自分達は似た者同士と評され、バーンが仲間入りする際も彼女に[[説得]]されている。
 
;[[ハイ・シャルタット]]
 
;[[ハイ・シャルタット]]
:中の人が同じな主人公のライバルキャラクター。『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』で生存した場合、戦闘前会話に加え、戦闘でもハイ・シャルタット専用の台詞が用意されている。
+
:中の人が同じな主人公のライバルキャラクター。『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』で君主同士が手を組んだ事でしばしば共闘。生存した場合、戦闘前会話に加え、戦闘でもハイ・シャルタット専用の台詞が用意されている。
 +
;[[サリア]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』では、あろう事か'''黒騎士の仮面とプリティ・サリアンの衣装を同類視されてしまう'''。
    
=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
191行目: 246行目:  
;[[ミア・アリス]]
 
;[[ミア・アリス]]
 
:『CC』では「宿命のクロス・ファイト!」にて仇敵である[[ギル・バーグ]]との決着に臨もうとする彼女に対し、[[グラハム・エーカー|グラハム]]や[[マイヨ・プラート|マイヨ]]と共に援護を買って出る。バーンもかつてはギルのように宿敵への憎しみに染まっていた過去があった事を顧みると、深いものがある。
 
:『CC』では「宿命のクロス・ファイト!」にて仇敵である[[ギル・バーグ]]との決着に臨もうとする彼女に対し、[[グラハム・エーカー|グラハム]]や[[マイヨ・プラート|マイヨ]]と共に援護を買って出る。バーンもかつてはギルのように宿敵への憎しみに染まっていた過去があった事を顧みると、深いものがある。
 +
;[[ドン・ハルマゲ]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では彼に仕える。
    
=== バンプレストオリジナル ===
 
=== バンプレストオリジナル ===
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:第36話で山中で[[ズワァース]]をショウに撃墜されてしまいインドを彷徨い、民家にバーンの姿で盗みに入り食料と無線機を確保し[[ガラミティ・マンガン|ガラミティ]]に回収してもらう事に成功する。
 
:第36話で山中で[[ズワァース]]をショウに撃墜されてしまいインドを彷徨い、民家にバーンの姿で盗みに入り食料と無線機を確保し[[ガラミティ・マンガン|ガラミティ]]に回収してもらう事に成功する。
 
:[[ゼット・ライト|ゼット]]に救出された際には支給されたズワァースで自分の情けない姿を見た地上人を口止めの為に漁船ごと沈め殺害してしまうなど非道な行為を行っているのだが、前述の窃盗の件といいSRWでは再現されない為、打倒ショウ・ザマの為には例え外道になろうとも手段を選ばないという描写がなされない。ある意味SRWでは美化されているとも言える。
 
:[[ゼット・ライト|ゼット]]に救出された際には支給されたズワァースで自分の情けない姿を見た地上人を口止めの為に漁船ごと沈め殺害してしまうなど非道な行為を行っているのだが、前述の窃盗の件といいSRWでは再現されない為、打倒ショウ・ザマの為には例え外道になろうとも手段を選ばないという描写がなされない。ある意味SRWでは美化されているとも言える。
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;「ふっふっふっふ…」
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:黒騎士初登場時。[[ビルバイン]]ですら追いつけない[[ズワァース]]のスピードで[[ショウ・ザマ|ショウ]]を追い詰め、ショウに'''「新たな地上人が降りてきたってのか?」'''と誤認させる程の力を見せ付ける。
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:その凄まじき強さに[[マーベル・フローズン|マーベル]]は'''「悪意の力を感じる」'''と恐怖し、[[チャム・ファウ|チャム]]には「今までのオーラバトラーとは違い、酷く悪いオーラバトラー」と警戒させていた。
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;「初見参にオーラバトラーのままで御許し願います。このズワァースの性能と私の命を懸けて、ドレイク閣下に忠誠を尽くす事をこの剣に懸け、武名に懸け、誓う者です。」
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:第31話「黒騎士の前兆」で[[ドレイク・ルフト|ドレイク]]に謁見する際の名乗り。
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:ドレイクは黒騎士の正体を即座に見抜くが、あえて追求はせず、微笑した後に「分かる話だ。前非は問わぬ、やってみせい」と期待を寄せる。
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;「今日こそ…今日こそ、ショウ・ザマ…! 私の屈辱を晴らしてみせる!」
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:ナの国侵攻作戦でショウを相対して。憎しみのオーラ力は黒騎士の[[オーラ力]]を増幅させ、[[空]]が見えなくなる程の輝きを見せ両軍を騒然とさせる。
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:同時にドレイクの軍事力とこの悪意に満ちたオーラ力を感じ取った[[ジャコバ・アオン|ジャコバ]]はショウとの約束を破り、[[オーラマシン]]を地上に追放させてしまう。
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;「ノズルの光が砲弾を弾くのか? こんな性能があるとは、ショット様からは聞かされてはいなかったが…。」
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:第32話「浮上」でショウやマーベルの攻撃を[[オーラバリア]]で弾きながら。この時既にジャコバの手によりバイストン・ウェルと地上が繋がり始めオーラ力が大気に満ち溢れ、オーラバリアが発現した。
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;「地上で最初に会うのがお前という事は、私にとっては僥倖なのだ!」
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:地上に転移させられショウを見つけるなりいきなり襲い掛かる。余談だが地上に転移させられると縁がある人物の近くに転移させられる。余程ショウの事を憎み考えていたのだろう。
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;「私が受けた屈辱、この恨み、貴様に分かるか!」
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:地上で1度撃墜され、地上人のタンカーに救助されてから、と再戦して。
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;「戦いで醜い顔になりました、それ故マスクを…。」
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:第37話「ハイパー・ジェリル」より。「異様な風体の騎士」と[[ルーザ・ルフト|ルーザ]]に疑われ、追及される前に[[ゴラオン]]との戦闘が始まり、なんとかやり過ごしている。
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;「奴が何故捕獲出来たのだ…奴の力に負けるなら、ショウ、マーベルが乗ってるとは思えん…。」
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:第39話「ビショットの人質」より。トッドがマーベルの[[ダンバイン]]を捕獲して帰った際に呟く。ショウとマーベルのオーラ力を高く評価しており、同時にトッドを下に見ている。
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;「私は、人質を取るようなビショットのやり方が気に入らんだけだ。」
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;ショウ「黒騎士…」<br />「オーラバトラーの一対一の決闘をなすまでは死んでもらう訳には行かん。今は失せろ、ショウ・ザマ! マーベルと共に!」
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:味方の[[ビショット・ハッタ|ビショット]]が[[マーベル・フローズン|マーベル]]を人質に取った際、こう言ってマーベルを解放した。
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:狡猾さが目立つ黒騎士(バーン)だが、[[騎士道]]精神を示した数少ない場面である。
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;「ゼット殿、大人気ない。ブブリィの完成を急いでください」
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:占領したノルウェーで現地の地上人に労働を強制し、暴力を振るおうとする[[ゼット・ライト|ゼット]]の振り上げた拳を掴み止める。自分も昔理不尽な目にあった事があるからか、騎士として寛大な所を見せる。
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;「オーラ力は聖戦士の専売特許ではないぞ、ショウ・ザマ!」
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;「ビルバインと言えども、このブブリィの前には玩具にしか過ぎんという事を見せてやる!」
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:[[ブブリィ]]を駆りダンバインとビルバインを圧倒する。
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;「ショウを倒すまでは、このマスク、取らんと誓いました。だが、二度と母上に逆らうのならば、私が後ろから撃ちますぞ」<br />リムル「黒騎士…」
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:第44話で母であるはずのルーザに無実の罪を問われ暴行を加えられている[[リムル・ルフト|リルム]]を庇い、「もう二度と変な真似を起こさないように」と言い聞かせている。
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:…ように見せかけて、「上手に使いなさい」と耳元でささやきながら手投弾を手渡し脱出の手引きをする。更にルーザがリムルの身包みを剥いで取調べをしようとするのを止めるよう[[ビショット・ハッタ|ビショット]]に便宜を図ったり彼女を救う。
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:非常にカッコ良いシーンなのだが、'''リルムと目が合った瞬間に彼女から「バーン…?」と言われて簡単に正体を見抜かれてしまっている'''。しかし、彼の決意と優しさを見て改めて「黒騎士」と言いなおされる。
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;「女の居る所ではない…行け」
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:第45話「ビヨン・ザ・トッド」より。軍事メーカーから派遣されている地上人のラナ(SRW未登場)が身の危険を感じ逃げ出そうとするのを見つけるのだが、あえて見逃す。
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;「…ふん、私は自分の判断で戦わせてもらう。」
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:ビショットに出撃を強制されるが命令を拒否してしまう。雇われ兵の身分ではあるが、かなり独断での出撃・撤退が多い。
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;「ふははははは! 私にもハイパーができた! ハイパー化さえすればショウ・ザマなど敵ではない!」<br />「確実だなダンバイン…。ビルバインは!」
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:第49話「チャム・ファウ」より。マーベルの[[ダンバイン]]に致命傷を与えた後の台詞。
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:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では'''「落日だな、ダンバイン!」'''と、(意図的に変えたのか[[ゴステロ|スタッフが]][[ギム・ギンガナム|聞き間違えた]]のかは不明だが)ダンバイン相手の特殊戦闘台詞(回避時)にアレンジされている。
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;「ハイパーできなくとも!」
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:既に[[エレ・ハンム|エレ]]に[[ハイパー化]]を押さえられた黒騎士は「仮面」を振り払い、バーンとして決着を図るが…。
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:『UX』『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では「ハイパー化できなくとも!」と多少アレンジされた台詞をバーンが言うが、'''よりにもよってオーラ斬り及びハイパーオーラ斬り使用時の台詞である'''。
 
;「力と、狡猾さだ! さすれば勝つ!!」
 
;「力と、狡猾さだ! さすれば勝つ!!」
 
:最終話「チャム・ファウ」より。ショウに「その怨念で何を手に入れた」との問いの答え。そして、ショウから「俺は人を殺さない…その怨念を殺す!!」と続く<ref>なお、スパロボではバーンの台詞「力と、狡猾さだ! さすれば勝つ!!」を受けて直ぐ後に[[ショウ・ザマ|ショウ]]の台詞「俺は人を殺さない…その怨念を殺す!!」が続くのだが、実は原作劇中では両者の台詞には少し間が空いている。</ref>。
 
:最終話「チャム・ファウ」より。ショウに「その怨念で何を手に入れた」との問いの答え。そして、ショウから「俺は人を殺さない…その怨念を殺す!!」と続く<ref>なお、スパロボではバーンの台詞「力と、狡猾さだ! さすれば勝つ!!」を受けて直ぐ後に[[ショウ・ザマ|ショウ]]の台詞「俺は人を殺さない…その怨念を殺す!!」が続くのだが、実は原作劇中では両者の台詞には少し間が空いている。</ref>。
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:『UX』より。[[エイサップ・鈴木|エイサップ]]に対する[[援護攻撃]]および[[援護防御]]の特殊戦闘台詞。
 
:『UX』より。[[エイサップ・鈴木|エイサップ]]に対する[[援護攻撃]]および[[援護防御]]の特殊戦闘台詞。
 
:聖戦士でなくとも歴戦のオーラバトラー乗りとしての頼もしさに加えて、ショウ達同様にエイサップの事を見守っている事がよくわかる。
 
:聖戦士でなくとも歴戦のオーラバトラー乗りとしての頼もしさに加えて、ショウ達同様にエイサップの事を見守っている事がよくわかる。
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=== COMPACTシリーズ ===
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;「私はまだ負けてはいない……いや、むしろ勝つ! ショウ・ザマ!」
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:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』第3部銀河決戦篇第10話「海よ、大地よ」に於ける撃墜時台詞。この後、[[ハイパー化]]するとはいえ、いくらなんでも切り替え速過ぎないか。
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;「ショウ…ショウ・ザマ! お前さえ…お前さえ居なければ!」<br />「お前が居なければ…私が憎む相手は居なかった! お前が…」
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:同上。[[ハイパー化]]も空しくショウ達に敗れ、彼へと発した呪詛。バーンとしての素顔を晒す事無く、黒騎士は太平洋上に散った。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
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;「力尽くでも従わせる…と言いたいところだがこちらとて何度もそのような事をするのは本意ではない」
 
;「力尽くでも従わせる…と言いたいところだがこちらとて何度もそのような事をするのは本意ではない」
 
:そして、断ることを示唆する発言をしたショウに対して。'''案の定、あの2人はやらかしたようである'''。
 
:そして、断ることを示唆する発言をしたショウに対して。'''案の定、あの2人はやらかしたようである'''。
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;「ライジンとやらの王を名乗るか! 大仰しいにも程があるな!」<br />[[日向仁|仁]]「大きいのは当たり前だろ! [[ライジンオー]]とどれだけデカさが違うと思ってんだよ!」
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:『BX』第10話「皇の浮上」における仁との[[戦闘前会話]]より。[[シンジロウ・サコミズ|別のバイストン・ウェルの王]]を思い起こさせる物言いである。
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:だが仁には「大仰しい」の意味が通じず、会話が成立しないのであった。(一方[[月城飛鳥|飛鳥]]と[[星山吼児|吼児]]は意味を理解していた)
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;「忠告だ…。自惚れは己の傷を増やすぞ。身体にも、名誉にもな…」
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:『BX』第19話「親と子」より。ハイより先に撤退する際彼に言い残した忠告。「自分のようにはなるな」とお節介を焼いたか、はたまた貴様もこうなるぞという皮肉なのか、果たして。
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;「ぐ…コクピットが浸水を… くっ、うぅぅ…こんな…こんな終わり方だというのか…? ショウ・ザマに敗れ続け、バーン・バニングスという名も捨てざるを得ず… ぬおおぉぉぉぉぉぉーっ!」
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:『BX』第33話「AEU戦線」より。バルト海へと墜落した[[ガラバ]]のコクピット内で重ね重ね塗れた屈辱を雪ぐ事も叶わぬ事を悔い、慟哭の声を上げるが…。
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;「…欲しい…! ショウ・ザマを殺す力がッ! その力が手に入るのであれば、我が身も、魂も、一片残らずカ・オスにくれてやっても構わん!」
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:そこに呼びかけてきた[[ネオブラックドラゴン|何者か]]の声。「憎い相手を討つ力が欲しいか」というその魔の囁きに、是非もなく答える。それがカ・オス――[[バイストン・ウェル]]でいう地獄の使者の贄となろうとも、奴を斃す事さえ叶うのであればと。そして…
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;「ふ、ふふふ…。ついに手に入れたぞ… 俺の怨念を晴らす最強の力! ''[[オーラマシン]]『[[ズワウス]]』''をッ…!」
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:次の瞬間、禍々しい雷鳴と共に海上に現れた黒邪の機甲兵。その中へと舞い込んでいた黒騎士はそれがオーラマシンであることはおろか、驚くべきことにその名すらも直感していた。[[ネオブラックドラゴン|そこに宿る存在]]が教えたとでも言うのか…。
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;「邪悪を宿していた我がズワウスの前では、魔神とて物の数ではない!」
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:同上話より。ズワウスへと乗り換えた直後での[[マジンカイザーSKL]]に対する[[戦闘前会話]]から。
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:本作においては地上へ上がる前から相当な屈辱を味わわされたであろう魔神カイザーだが、どちらも[[天使・悪魔|悪魔]]や[[ドラゴン|龍]]を思わせる皮膜の(デザインの)翼を持つ事とも有り、妙に対比になる。
    
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
 
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
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;[[レプラカーン]]
 
;[[レプラカーン]]
 
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;[[ズワァース]]
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:黒騎士となったバーンの最初の乗機。初めの頃こそ[[ビルバイン]]と優勢に戦うものの、地上に出てから撃墜される。再び乗り込むがまたしても撃墜される。それ以降乗り換えてしまう為、搭乗期間は意外と短い。
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:しかし、黒いカラーリングと相まって「黒騎士(バーン)&ズワァース」というイメージを強く残し、出撃する度に驚異的なオーラ力を見せつけビルバインを相手に善戦し視聴者の記憶に強く残る機体。
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;[[ライネック]]
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:[[パリ]]で一度だけ乗り込み[[ビルバイン]]と交戦するが、撃墜される。
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;[[ブブリィ]]
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:[[ミュージィ・ポー]]がパイロットになる前は彼が乗り込んだ。水中戦を行い、水圧で機体は損傷したが、ゼットからその戦いぶりを感心された。
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;[[ガラバ]]
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:最後の乗機。この機体で[[ビルバイン]]と互角以上に渡り合い、最期は生身のバーンとショウがお互い刺し違える場となる。
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:;[[ハイパーガラバ]]
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::一旦ハイパー化するも、エレの干渉により元に戻されている。
    
=== スパロボでの搭乗機体 ===
 
=== スパロボでの搭乗機体 ===
 
;[[ビアレス]]
 
;[[ビアレス]]
 
:『[[第4次]]』、『[[α]]』。
 
:『[[第4次]]』、『[[α]]』。
;[[ズワァース]]
  −
:『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』、『[[スーパーロボット大戦64|64]]』、『[[SC2]]』、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』。[[黒騎士 (ダンバイン)|黒騎士]]時代にも搭乗。
   
;[[ズワウス]]
 
;[[ズワウス]]
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』。バーンの転生である[[ラバーン・ザラマンド]]の機体。
+
:バーンの転生である[[ラバーン・ザラマンド]]の機体。ラバーンが出ないことも多く複数の作品で搭乗する。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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*バーンを演じた速水奨氏は、アニメ声優として活動したばかりの初期の頃の代表作にバーンを挙げるなど、バーンにかなり思い入れがある事を明かしている。
 
*バーンを演じた速水奨氏は、アニメ声優として活動したばかりの初期の頃の代表作にバーンを挙げるなど、バーンにかなり思い入れがある事を明かしている。
 
**また、バーンを演じてから主人公のライバルキャラを数多く演じさせて貰えるようになるなど、速水氏の声優として最初の転機であった役だったという。
 
**また、バーンを演じてから主人公のライバルキャラを数多く演じさせて貰えるようになるなど、速水氏の声優として最初の転機であった役だったという。
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*'''黒騎士は「過去にこだわり、仮面を被って因縁の相手を追う」という[[仮面キャラ]]の定番を作り出したキャラクターである'''。
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*杉山たかゆき氏による[[漫画]]『テレビマガジン版ダンバイン』では、ショウにたった1コマで正体を見破られバーンの名前で呼ばれてしまっている。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==