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『'''無敵ロボ トライダーG7'''』は日本サンライズが制作したテレビアニメ。
 
『'''無敵ロボ トライダーG7'''』は日本サンライズが制作したテレビアニメ。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[無敵シリーズ]]の第三作目。リアル系ロボットの礎を築いた『[[機動戦士ガンダム]]』の後番組。
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[[無敵シリーズ]]の第三作目。リアル系ロボットの礎を築いた『[[機動戦士ガンダム]]』の後番組。『ガンダム』の低年齢層の人気が振るわなかったため、子供向け番組に原点回帰したコメディ作品。
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デザインと作品の世界観自体はガンダムと違い[[スーパーロボット]]然としているが、ロボットはいち民間会社の所有物であり、発進の際は付近の住民にお知らせする、ミサイルは高価なので撃つ度にソロバンを弾く、敵の襲撃により物資に損害が生じ、その影響で物価が高騰する等、別ベクトルでのリアリティを追求していた。この[[竹尾ゼネラルカンパニー]]も正義の為ではなく、あくまで自分達の生活の為に戦う。なお、敵対勢力と[[主人公]]がお互いの正体を最後まで知らずに最終回を迎えた異質な作品でもある。
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デザインと世界観自体は、[[リアルロボット]]のガンダムと違って[[スーパーロボット]]らしいが、「ロボットはいち民間会社の所有物で、発進の際は付近の住民に迷惑をかけないようにアナウンスする」「ミサイルは高価なので撃つ度にソロバンを弾く」「敵の襲撃による物資の損害の影響で物価が高騰する」等、別ベクトルでのリアリティを追求していた。[[主人公]]が「小学生社長」として勤務する主役組織の[[竹尾ゼネラルカンパニー]]は正義の為ではなく、あくまで自分達の生活の為に戦っており、敵対勢力と[[主人公]]がお互いの正体を最後まで知らずに最終回を迎えた異質な作品でもある。
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この「地域密着型ロボットアニメ」とでもいうべき作風は、後の『[[機動警察パトレイバー]]』や『[[地球防衛企業ダイ・ガード]]』にも通じている。
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この「'''地域密着型ロボットアニメ'''」とでもいうべき作風は、後の『[[機動警察パトレイバー]]』や『[[地球防衛企業ダイ・ガード]]』にも通じている。主人公の小学生が町を守って戦うという作風は、後の『[[エルドランシリーズ]]』に受け継がれている(洒落がかったタイトルや遊具からロボットが現れる部分は『[[元気爆発ガンバルガー]]』に近い)。
    
「戦闘行為もマネージメントが必須である」という要素は、前番組のガンダムによる「人間同士の争い」という要素に負けず劣らずロボットアニメ全体に影響を与えている。
 
「戦闘行為もマネージメントが必須である」という要素は、前番組のガンダムによる「人間同士の争い」という要素に負けず劣らずロボットアニメ全体に影響を与えている。
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