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結果、軍にも戻れずUXの事情を知ってしまったために捕虜扱いとなり、その目で見たものと自分の立場、そして信念の間で葛藤するが、直後の[[加藤機関]]との戦いの中で独房を脱走(リチャードの仕込みで鍵が開けられていた)、自らの意志で再びUXと共闘し、UXに身を置く。その後、[[奇械島]]での戦いで肉体が限界に達したリチャードに代わって[[オルフェス]]のパイロットとなる。
 
結果、軍にも戻れずUXの事情を知ってしまったために捕虜扱いとなり、その目で見たものと自分の立場、そして信念の間で葛藤するが、直後の[[加藤機関]]との戦いの中で独房を脱走(リチャードの仕込みで鍵が開けられていた)、自らの意志で再びUXと共闘し、UXに身を置く。その後、[[奇械島]]での戦いで肉体が限界に達したリチャードに代わって[[オルフェス]]のパイロットとなる。
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前述のとおり、真面目で実直なのだが、'''それが行き過ぎて天然ボケが激しい性格になっている'''。その最たるものが'''リチャードとサヤを落語家だと本気で信じ込んでしまっている事'''
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以後はUXの一員として、世界から追われつつも加藤機関やスクラッグ、ザ・ブームとの戦いを潜り抜けていく。その中でかつての親友・ジンと些細な行き違いから激突、結果として彼を撃墜してしまう。アーニー自身はその事を後に再会するまで悔やんでいたが、二人の道が重なることはこの後二度となかった。
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加藤機関によるテロ攻撃阻止作戦終了後も、引き続きUXとして活動。その中で、人類軍に加わったジン、そして彼のパートナーである謎の少女[[アユル・ディラン|アユル]]と対峙。互いに譲れぬモノがあると知ったアーニーは、リチャードの前例から長らく封印していたヘル・ストリンガーの使用を決断。竜宮島での激突は痛み分けに終わったが、これ以後彼の身体は空間跳躍の反動で徐々に疲弊していくことになった。
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転機となったのは奇械島でのガラン軍との決戦、そしてキバとの戦いである。その戦いにおいて、キバの持ち出した魔神・[[アイアンカイザー]]の重力炉を消滅させるべく、リチャードがライオットで出撃。陽子ジェネレータとの対消滅を狙ったが、撃墜を命じられたサヤは動けなかった。その際、「例え任務でも、子が親を撃つなどあってはならない」と割り込んだアーニーは、オルフェスの一撃でライオットを撃墜。結果として恩人であり、師でもあったリチャードをその手にかけることとなったが、この出来事がきっかけでサヤは「命」の意味を知り、空間跳躍の反動もなくなった。
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その後、亡きリチャードに代わってUXの戦術指揮官に抜擢され、指揮の方法を学ぼうとサヤ共々[[周瑜ヒャクシキ|周瑜]]に軍略を学ぶことになった。蒼穹作戦終了後は各地を転戦していたが、竜宮島へのフェストゥムの再侵攻に際し、部隊を率いて援軍として駆け付ける。この時期には既に人の命を奪う事の意味を知り、その覚悟を固めており、性格や言動が生前のリチャードを彷彿とさせるクールなものに変わっていた。ただ、この半分は指揮官という立場故、ある程度意識して作ったものらしく、戦闘から離れている時は以前と変わらぬ穏やかな面が垣間見られる。
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いずれの場合も基本的には「人々の命を守る」という信念が基本にあり、第3部における変貌は「そのために、奪うべき命は容赦なく奪う」というリチャード式のやり方を身につけたのが理由の一つ。
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前述のとおり、真面目で実直なのだが、'''それが行き過ぎて天然ボケが激しい性格になっている'''。その最たるものが'''リチャードとサヤを落語家だと本気で信じ込んでしまっている事'''。奇械島でのリチャードとの永訣前後にようやく直ったらしい。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:主人公で担当声優の鈴木千尋氏も今作がスパロボシリーズ初出演となる。発売前情報では正統派と目されていたが、蓋を開けてみると人物としては正統派そのものながらも序盤から結構な波乱の人生を送るはめになった。
 
:主人公で担当声優の鈴木千尋氏も今作がスパロボシリーズ初出演となる。発売前情報では正統派と目されていたが、蓋を開けてみると人物としては正統派そのものながらも序盤から結構な波乱の人生を送るはめになった。
 
:第3部に入ると突如戦闘台詞全般がクールでドスの効いた「仕事人」風となり、多くのプレイヤーに「何があった!?」と言わしめた。
 
:第3部に入ると突如戦闘台詞全般がクールでドスの効いた「仕事人」風となり、多くのプレイヤーに「何があった!?」と言わしめた。
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:今までの主人公とは異なり、特定の作品に深く関係することはなく、どのキャラクターともそれなりの接触を持っている。
    
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
;[[集中]] [[必中]] [[不屈]] [[気合]] [[熱血]]
 
;[[集中]] [[必中]] [[不屈]] [[気合]] [[熱血]]
:[[南雲一鷹|任天堂携帯機シリーズ前作の主人公]]と1つしか違わなかったりする。
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:[[南雲一鷹|任天堂携帯機シリーズ前作の主人公]]と1つしか違わなかったりする。ちなみにこのままでは「追風」がないとオルフェスの鈍足を補えないため、クリアエディットでは「加速」を真っ先にお勧めする。
    
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[サヤ・クルーガー]]
 
;[[サヤ・クルーガー]]
:戦いを通じて絆を深めていく。
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:支援機・ライラスのパイロット。戦いを通じて絆を深めていく。
 
;[[リチャード・クルーガー]]
 
;[[リチャード・クルーガー]]
:様々な形で関わり、後に彼の機体、そして意思を継ぐ。また、'''彼らの落語家という設定を長らく信じ込んでしまった'''。
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:UX所属後の上官であり、師である存在。様々な形で関わり、後に彼の機体、そして意思を継ぐ。JUDA収容時に彼が打った芝居を真に受け、'''彼らが落語家だという設定を長いこと信じ込んでしまった'''。
 
;[[ジン・スペンサー]]
 
;[[ジン・スペンサー]]
:幼少期からの親友。しかし、敵対する立場に身を置くこととなる。
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:幼少期からの親友。しかし、ささいな行き違いから敵対する立場に身を置くこととなる。
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:最終的には互いのパートナーを命の始まりへと導くため、共々真の意味で「殺し合い」を演じることに。
    
== 版権作品との人間関係 ==
 
== 版権作品との人間関係 ==
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;[[アレルヤ・ハプティズム]]、[[ソーマ・ピーリス]]
 
;[[アレルヤ・ハプティズム]]、[[ソーマ・ピーリス]]
 
:EDにて彼らと共に恵まれない子供達のための施設を設立する。
 
:EDにて彼らと共に恵まれない子供達のための施設を設立する。
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;[[周瑜ヒャクシキ]]
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:戦闘指揮官任命後、サヤと共に彼に軍略を教わる。周瑜としては、命が長くないことから、弟子以外にも自分の教えを継ぐ者を一人でも残しておきたい、との考えもあった。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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:PV2での紹介にも使われていた戦闘台詞。アーニーの人物像を象徴している台詞だが、その信念ゆえに軍を抜けることになる。
 
:PV2での紹介にも使われていた戦闘台詞。アーニーの人物像を象徴している台詞だが、その信念ゆえに軍を抜けることになる。
 
;「やってみせる…僕だって!」
 
;「やってみせる…僕だって!」
:試作型プロトン・セイバー(最大出力)及びラスト・テスタメントの決め台詞。
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:必殺武器の決め台詞。第3部になるとなくなる。
;「命まではできれば…!」
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:有人機相手の専用台詞。しかし、'''初陣のスクラッグにも言う'''のでこの台詞と共にスクラッグを殺しまくるアーニーが出てくる事も。
   
;「聞け! 地獄の轟きを…!」
 
;「聞け! 地獄の轟きを…!」
 
:リチャードと同じ、ヘル・ストリンガーの決め台詞。しっかり言う。
 
:リチャードと同じ、ヘル・ストリンガーの決め台詞。しっかり言う。
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;「聞け! 地獄の轟きをォッ!!」
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:第3部だとこうなる。声音の変化も相まってリチャード以上の迫力。
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;「生きるも地獄、死ぬも地獄か……」
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:そして〆。
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;「命まではできれば…!」
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:有人機相手の専用台詞。しかし、'''初陣のスクラッグにも言う'''のでこの台詞と共にスクラッグを殺しまくるアーニーが出てくる事も。
 
;「面白半分に人を傷つけて…命を奪って…!」<br/>「ド外道ッ…! 生かしておけないのは、貴様の方だッ!」
 
;「面白半分に人を傷つけて…命を奪って…!」<br/>「ド外道ッ…! 生かしておけないのは、貴様の方だッ!」
 
:第8話での[[王政陸|陸]]との戦闘前台詞。まだ第一部であるのにも関わらず第三部のアーニーを思わせる台詞を言っているあたりアーニーの陸に対する怒りが感じられる。
 
:第8話での[[王政陸|陸]]との戦闘前台詞。まだ第一部であるのにも関わらず第三部のアーニーを思わせる台詞を言っているあたりアーニーの陸に対する怒りが感じられる。
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;「さてと……仕事だ」<br/>「これが、戦場の掟だ」
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:第3部での汎用戦闘台詞。完全に「仕事人」である。
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;「サヤ、ヘル・ストリンガーだ!」
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:合体攻撃発動時のコール。何でもないセリフだが、第2部までは「さん」づけだったのがいきなり呼び捨てに。3ケ月の間に信頼関係が確立したのか、戦闘中の対応にリチャードを意識した結果かは不明。
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;「軽々しく運命などと口にするな」<br/>「お前がもたらす滅びなど、命をかけるにすら値しないッ!」
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:「フェイス」での対ゴゴール。「滅びこそが運命」と嘯くスクラッグの支配者を一刀両断する。
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;「平和が滅びの始まりだなんて……そんなことがあるものか!!」
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:対[[デウスエクスマキナ]]。キャラクターの変わり様が目につきがちな第3部のアーニーだが、基本は変わっていない。
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;「シバハマ……?」<br/>「いや、何だろう。どこかで聞いたような気がする」
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:エンディングにて、施設を尋ねる際に落語を披露すると述べたサヤに対して。彼女が予定している演目を聞いてデジャヴを覚えるアーニーだが、どこで聞いたのか思い出せなかった。
    
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
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;「サヤさん… 僕は前からずっと、君の…」<br>「君の落語が聞きたくて、夜も眠れなかったんだあ!」
 
;「サヤさん… 僕は前からずっと、君の…」<br>「君の落語が聞きたくて、夜も眠れなかったんだあ!」
 
:「THE SHADOW OVER INNSMOUTH」より、洞窟内の毒気にあてられた際の発言。
 
:「THE SHADOW OVER INNSMOUTH」より、洞窟内の毒気にあてられた際の発言。
:この毒気は催淫作用のある魔術のはずだが、その上でこんな台詞が飛び出すあたり、よほど落語のことを気にしているのだろうか……
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:この毒気は催淫作用のある魔術のはずだが、その上でこんな台詞が飛び出すあたり、よほど落語のことを気にしているのだろうか……。リチャードの芝居は最初に見ればわかる通り完全に大根なのだが、それでもここまで真に受ける辺りに天然のほどが伺える。
 
;アーニー「バケモノと掛けて、浮気の証拠を掴んだ奥様と解く。そのココロは!?」<br />サヤ「どちらも死ぬほど恐ろしい、なんてバカなことを言っている場合ですか!」
 
;アーニー「バケモノと掛けて、浮気の証拠を掴んだ奥様と解く。そのココロは!?」<br />サヤ「どちらも死ぬほど恐ろしい、なんてバカなことを言っている場合ですか!」
:上記の台詞のあと、[[ダゴン]]が出現した時に飛び出した大迷言。ダゴンを目の当たりにした事でSAN値が大幅に減少したようだ。
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:上記の台詞のあと、[[ダゴン]]が出現した時に飛び出した大迷言。ダゴンを目の当たりにした事でSAN値が大幅に減少したようだ。何気にノリツッコミをかますサヤにも注目。
 
;「よそう…また、リセット(夢)になるといけねぇ」
 
;「よそう…また、リセット(夢)になるといけねぇ」
:中断メッセージで大喜利の解答をする事になった際に。
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:中断メッセージで大喜利の解答をする事になった際に。ちなみに元ネタは「芝浜」。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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