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勇者として[[異世界]]に召喚された[[主人公]]の少年が、[[スーパーデフォルメ|SD]]型のロボットに載ってコンピュータRPGを彷彿とさせるような大冒険を繰り広げるロボットアニメ。『[[魔神英雄伝ワタル]]』以降に流行した「SD型ロボットによる異世界冒険アニメ」の一つである。
 
勇者として[[異世界]]に召喚された[[主人公]]の少年が、[[スーパーデフォルメ|SD]]型のロボットに載ってコンピュータRPGを彷彿とさせるような大冒険を繰り広げるロボットアニメ。『[[魔神英雄伝ワタル]]』以降に流行した「SD型ロボットによる異世界冒険アニメ」の一つである。
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特筆すべきは冒険アニメであると同時にギャグアニメでもある事で、作品のノリは往年のギャグアニメ「タイムボカンシリーズ」(SRW未参戦)と共通するところが非常に多く、ベタでお約束な展開を繰り広げる、一種の様式美ともいえる笑いが盛り込まれている。
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特筆すべきは冒険アニメであると同時にギャグアニメでもある事で、作品のノリは往年のギャグアニメ『タイムボカンシリーズ』(SRW未参戦)と共通するところが非常に多く(シリーズ構成と脚本を『タイムボカン』シリーズの生みの親の一人である小山高生氏が主宰する脚本家集団「ぶらざあのっぽ」が担当していることも、「タイムボカンシリーズ」に似た作風になっている要因の一つとなっている)、ベタでお約束な展開を繰り広げる、一種の様式美ともいえる笑いが盛り込まれている。
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シリーズ構成と脚本を『タイムボカン』シリーズの生みの親の一人である小山高生氏が主宰する脚本家集団「ぶらざあのっぽ」が担当していることも、「タイムボカンシリーズ」に似た作風になっている要因の一つとなっている。
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また、後年『ラムネ』シリーズは脚本家のあかほりさとる氏の出世作として語られることが多いが、あかほり氏本人は「とんでもない、自分は企画参加スタッフの一人にすぎない(肩書きはシリーズ構成補)」としばしば述懐している。音楽ディレクターの大月俊倫氏曰く『NG騎士ラムネ&40』シリーズにあかほり氏のカラーが強く出るようになるのは放映終了後の[[OVA]]版や[[ドラマCD]]版であるとのこと(角川スニーカー文庫・NG騎士ラムネ&40EX2、巻末解説参照)。
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また、後年『ラムネ』シリーズは脚本家のあかほりさとる氏の出世作として語られることが多いが、その際に本人は「とんでもない、自分は企画参加スタッフの一人にすぎない(肩書きはシリーズ構成補)」としばしば述懐している。音楽ディレクターの大月俊倫氏曰く『NG騎士ラムネ&40』シリーズにあかほり氏のカラーが強く出るようになるのは放映終了後の[[OVA]]版や[[ドラマCD]]版であるとのこと(角川スニーカー文庫・NG騎士ラムネ&40EX2、巻末解説参照)。
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当時のアニメファンの人気を博して放映終了後もOVAシリーズや[[小説]][[漫画]]・ドラマCDなど多角的にメディア展開を継続し、1996年には直接の続編にあたるTVシリーズ作品『VS騎士ラムネ&40炎』が制作された。なお『炎』はスパロボ未参戦だが、『[[Another Century's Episode Portable]]』に参戦している。
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当時のアニメファンの人気を博して放映終了後もOVAシリーズや[[小説]]・[[漫画]]・ドラマCDなど多角的にメディア展開を継続し、1996年には直接の続編にあたるTVシリーズ作品『VS騎士ラムネ&40炎』が制作された。なお、『VS』はスパロボ未参戦だが、一足先に『[[Another Century's Episode Portable]]』に参戦している。
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アニメファンに好評を得た一方で玩具セールス面は振るわず、そのために4クール予定であった放送スケジュールが3クールへと短縮され、[[ダ・サイダー]]が仲間となって以降のストーリーはクール短縮の決定後に構成し直されている。特に「聖なる三姉妹」の設定については当初存在しておらず、[[レスカ]]がキーキャラクターとなったのは設定変更による、いわば怪我の功名と言える。また、打ち切りがなかった場合は主役ロボの[[キングスカッシャー]]とライバルメカの[[クィーンサイダロン]]はパワーアップ形態に進化し、さらにこの2体が合体して城の形態を模した巨大ロボットとなる予定であった。このうち、キングスカッシャーのパワーアップ形態のみデザイン変更の上でOVA版で採用されている。
 
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アニメファンに好評を得た一方で玩具セールス面は振るわない結果となり、そのために4クールだった予定が3クールに短縮され[[ダ・サイダー]]が仲間になってからのストーリーは打ち切りが決まってから構成され直されている。特に「聖なる三姉妹」の設定は初期には存在しておらず、[[レスカ]]が重要キャラになったのは設定変更によるいわば怪我の功名と言える。また、打ち切りがなかった場合は主役ロボの[[キングスカッシャー]]とライバルメカの[[クィーンサイダロン]]はパワーアップ形態に進化し、さらにこの二体が合体して城の形を模した巨大ロボットとなる予定であった。このうち、キングスカッシャーのパワーアップ形態のみデザイン変更の上でOVA版で採用されている。
      
ちなみにタイトルは'''「エヌジーナイト ラムネアンドフォーティー」'''と読む。また、タイトルの「'''40'''」は初期の企画案の変遷の中で『アリババと40人の盗賊』をモチーフとしたものが存在したことの名残であり特に意味はない。最終回ではラムネスに味方したロボットの数を40体(8体の[[守護騎士]]、守護歩兵であるポーン8兄弟、後半で登場した破壊戦士24体)にすることで、「ラムネ&40」というタイトルが示す状況が再現された。
 
ちなみにタイトルは'''「エヌジーナイト ラムネアンドフォーティー」'''と読む。また、タイトルの「'''40'''」は初期の企画案の変遷の中で『アリババと40人の盗賊』をモチーフとしたものが存在したことの名残であり特に意味はない。最終回ではラムネスに味方したロボットの数を40体(8体の[[守護騎士]]、守護歩兵であるポーン8兄弟、後半で登場した破壊戦士24体)にすることで、「ラムネ&40」というタイトルが示す状況が再現された。