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| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|魔法騎士レイアース}}
 
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|魔法騎士レイアース}}
 
| 声優 = {{声優|緒方恵美|SRW=Y}}
 
| 声優 = {{声優|緒方恵美|SRW=Y}}
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|石田敦子}}
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|CLAMP}}(原案)<br>{{キャラクターデザイン|石田敦子}}(TVアニメ)<br>{{キャラクターデザイン|門之園恵美}}(OVA)
 
| 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦T]]
 
| 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦T]]
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
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| 性別 = [[性別::女]]
 
| 性別 = [[性別::女]]
 
| 髪色 = 金
 
| 髪色 = 金
| 髪型 = 波打つ長髪
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| 髪型 = 足元まである波打つ長髪
 
| 瞳の色 = 青
 
| 瞳の色 = 青
 
| 役職 = [[役職::柱]]
 
| 役職 = [[役職::柱]]
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
異世界[[セフィーロ]]を祈りの力で支える姫。『柱』と呼ばれる、重要な役目を担っている。
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[[異世界]][[セフィーロ]]を祈りの力で支える姫。『柱』と呼ばれる、重要な役目を担っている。
    
日本から[[獅堂光]]、[[龍咲海]]、[[鳳凰寺風]]ら3人の少女を「魔法騎士」としてセフィーロへと召喚した。神官の[[ザガート]]にさらわれて幽閉されており、光達は彼女とセフィーロを救うために旅に出る。
 
日本から[[獅堂光]]、[[龍咲海]]、[[鳳凰寺風]]ら3人の少女を「魔法騎士」としてセフィーロへと召喚した。神官の[[ザガート]]にさらわれて幽閉されており、光達は彼女とセフィーロを救うために旅に出る。
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=== 真相 ===
 
=== 真相 ===
セフィーロは「心が全てを決める世界」であり、その世界を支える『柱』に選ばれた者は'''一切の感情を抑制し、ただセフィーロの安定と住人の幸せだけを祈り続ける生涯'''を義務付けられる。
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セフィーロは「心が全てを決める世界」であり、その世界を支える『柱』に選ばれた者は'''一切の感情を抑制し、ただセフィーロの安定と万民の幸せだけを祈り続ける生涯'''を義務付けられる。
    
しかし、『柱』たる彼女は柱システムを儚んだ'''ザガートを愛するようになり、彼1人の幸福を祈ってしまった'''ことでセフィーロのバランスが崩れたため、彼への想いを断ち切ろうと自ら幽閉されたのが真相であった。つまり、セフィーロの異変は全て彼女がザガートを愛したことに起因しているのである。
 
しかし、『柱』たる彼女は柱システムを儚んだ'''ザガートを愛するようになり、彼1人の幸福を祈ってしまった'''ことでセフィーロのバランスが崩れたため、彼への想いを断ち切ろうと自ら幽閉されたのが真相であった。つまり、セフィーロの異変は全て彼女がザガートを愛したことに起因しているのである。
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幽閉された状態でもセフィーロのために祈ることは可能だったが、ザガートへの想いを断ち切ることはどうしてもできなかった。
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幽閉された状態でもセフィーロのために祈ることは可能だったが、どうしてもザガートへの想いを断ち切ることはできなかった。
    
崩壊へと進むセフィーロを前に、追い詰められたエメロードは最後の手段を選択する……それが、魔法騎士の召喚。
 
崩壊へと進むセフィーロを前に、追い詰められたエメロードは最後の手段を選択する……それが、魔法騎士の召喚。
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『柱』となった者は自ら死ぬことを許されず、セフィーロの者も『柱』を傷つけることは出来ない。『柱』を殺すことができるのは、異世界から呼び出された魔法騎士のみ。つまり、魔法騎士の召喚は『柱』だけに許された自決用の魔法であり、'''魔法騎士とは柱の自殺を幇助する為の始末屋的な存在であった'''(当時はこの制度にかなりの批判が寄せられ『本当にこんなのってない』という声が大多数をしめていた)。
 
『柱』となった者は自ら死ぬことを許されず、セフィーロの者も『柱』を傷つけることは出来ない。『柱』を殺すことができるのは、異世界から呼び出された魔法騎士のみ。つまり、魔法騎士の召喚は『柱』だけに許された自決用の魔法であり、'''魔法騎士とは柱の自殺を幇助する為の始末屋的な存在であった'''(当時はこの制度にかなりの批判が寄せられ『本当にこんなのってない』という声が大多数をしめていた)。
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ところが、彼女への愛から魔法騎士討伐に動いたザガートが最終的に魔法騎士に討たれてしまう。愛する者を殺された復讐心に囚われたエメロードは成熟した女性へと急成長を遂げ、[[魔神エメロード]]を召喚して魔法騎士に襲いかかり、激しい憎悪からセフィーロの完全な崩壊と消滅を願う寸前にまで陥ってしまう。
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ところが、彼女への愛から魔法騎士討伐に動いたザガートが最終的に魔法騎士に討たれてしまう。愛する者を殺された復讐心に囚われたエメロードは成熟した女性へと急成長を遂げ、[[魔神エメロード]]を召喚して魔法騎士に襲いかかり、激しい憎悪からセフィーロの完全な崩壊と消滅を願う寸前にまで至ってしまう。
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事態を飲み込めず困惑する魔法騎士に、残留思念として残った彼女の一片の良心が全ての真実と自身の『本当の願い』を伝える。最期は彼女の意を汲んだ魔法騎士によって『柱』から解放され、ザガートのもとへ旅立った。
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事態を飲み込めず困惑する魔法騎士に、残留思念として残った彼女の一片の良心が全ての真実を伝える。最期は彼女の『本当の願い』を知った魔法騎士の手で枷から解き放たれ、愛するザガートのもとへ旅立った。
    
しかし、何も知らずに彼女とその恋人を殺めてしまう結果となった魔法騎士は[[トラウマイベント|心に深い傷を負い]]<ref>エメロードの死と同時に召喚魔法が解けて帰還した彼女たちは悲嘆のあまり泣き明かしている。光は拳を握りしめるあまり無意識に爪で拳を傷つけ、さらにアニメでは自罰感情から[[ノヴァ|もう一人の自分を生み出したり]]、長らく[[ランティス]]への想いを受け入れられなかった。海は『ボスキャラにも深い事情があるかもしれない』『向こうから見れば、私のほうが悪なのかもしれない』とRPGを遊ぶことができなくなっていた。</ref>、セフィーロの危機も[[イーグル・ビジョン|新たな]][[デボネア|局面]]を迎えてしまう。
 
しかし、何も知らずに彼女とその恋人を殺めてしまう結果となった魔法騎士は[[トラウマイベント|心に深い傷を負い]]<ref>エメロードの死と同時に召喚魔法が解けて帰還した彼女たちは悲嘆のあまり泣き明かしている。光は拳を握りしめるあまり無意識に爪で拳を傷つけ、さらにアニメでは自罰感情から[[ノヴァ|もう一人の自分を生み出したり]]、長らく[[ランティス]]への想いを受け入れられなかった。海は『ボスキャラにも深い事情があるかもしれない』『向こうから見れば、私のほうが悪なのかもしれない』とRPGを遊ぶことができなくなっていた。</ref>、セフィーロの危機も[[イーグル・ビジョン|新たな]][[デボネア|局面]]を迎えてしまう。
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*実は、エメロードがその気にさえなれば『柱』制度を廃止してザガートと結ばれることは可能だった。この点については[[モコナ|創造主]]に'''「エメロード姫は『セフィーロ』を、そして、みんなを愛していた。しかし、信じてはいなかったのかもしれない。姫は生命をかけて愛するものたちを守ろうとしたが、自らの重責を分かち合い、ともに歩こうとはしなかった」'''と評されている。
 
*実は、エメロードがその気にさえなれば『柱』制度を廃止してザガートと結ばれることは可能だった。この点については[[モコナ|創造主]]に'''「エメロード姫は『セフィーロ』を、そして、みんなを愛していた。しかし、信じてはいなかったのかもしれない。姫は生命をかけて愛するものたちを守ろうとしたが、自らの重責を分かち合い、ともに歩こうとはしなかった」'''と評されている。
 
**こういった経緯もあってか、ファンからはエメロードは'''「悲劇のヒロインにして物語の元凶」'''という複雑な評価が根付いている。
 
**こういった経緯もあってか、ファンからはエメロードは'''「悲劇のヒロインにして物語の元凶」'''という複雑な評価が根付いている。
**光・海・風たち魔法騎士以外で唯一関連玩具が存在し、なりきりアイテムとしてエメロードのティアラが商品化されている(ただし実際のエメロードのティアラの色は緑と青だが、玩具は緑と赤を基調にしている)。
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*光・海・風たち魔法騎士以外で唯一関連玩具が存在し、なりきりアイテムとしてエメロードのティアラが商品化されている(ただし実際のエメロードのティアラの色は緑と青だが、玩具は緑と赤を基調にしている)。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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