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− | *発売日:[[発売日::1999年11月25日]]
| + | {{ゲーム |
− | *機種:[[機種::プレイステーション]]
| + | | 読み = |
− | *開発:{{開発 (作品)|バンプレソフト}}
| + | | 外国語表記 = |
− | *発売:バンプレスト
| + | | シリーズ = |
− | *定価:6,800円
| + | | 原作 = |
− | | + | | 移植版 = |
| + | | リメイク版 = |
| + | | 前作 = |
| + | | 次作 = |
| + | | 発売日前作 = |
| + | | 発売日次作 = |
| + | | シリーズ前作 = |
| + | | シリーズ次作 = |
| + | | スペシャルディスク = |
| + | | 開発元 = {{開発 (作品)|バンプレソフト}} |
| + | | 運営元 = |
| + | | 発売元 = バンプレスト |
| + | | 配信元 = |
| + | | 対応機種 = [[機種::プレイステーション]] |
| + | | プロデューサー = 金谷明 |
| + | | ディレクター = |
| + | | シナリオ = |
| + | ;原案 |
| + | :菊池たけし、久保田悠羅、高森健一、成瀬史弥(F.E.A.R.) |
| + | ;制作 |
| + | :河岸昌行(アンスピーカブル) |
| + | :米倉俵(りっくりっく) |
| + | :浅香学 |
| + | | キャラクターデザイン = |
| + | | メカニックデザイン = 摯<br />おばななおと |
| + | ;協力 |
| + | :鈴鹿巧一、石田ヒロユキ、あかやま寿文(F.E.A.R.) |
| + | ;オリジナルデザイン |
| + | :[[スタッフ:福地仁|福地仁]] |
| + | | 音楽 = スタジオクリシェ |
| + | | 主題歌 = オープニングテーマ「Stay with me」<br />エンディングテーマ「Born Again」 |
| + | | 発売日 = [[発売日::1999年11月25日]] |
| + | | 最新バージョン = |
| + | | 配信開始日 = |
| + | | 配信終了日 = |
| + | | 価格 = 6,800円 |
| + | | CERO区分 = |
| + | | コンテンツアイコン = |
| + | | 初登場SRW = |
| + | | 初クレジットSRW = |
| + | }} |
| + | 『'''真・魔装機神 PANZER WARFARE'''』はバンプレストが発売した[[コンピュータゲーム]]。 |
| == 概要 == | | == 概要 == |
| 『[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL|スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』に続いてバンプレストが[[プレイステーション]]で発売した魔装機神シリーズの第2弾。とはいうものの、前作との共通点は「[[魔装機]]」という存在が登場するファンタジー世界での物語であるという程度で、一応前作の世界観との接点はあるものの全く別物と考えた方がよい。 | | 『[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL|スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』に続いてバンプレストが[[プレイステーション]]で発売した魔装機神シリーズの第2弾。とはいうものの、前作との共通点は「[[魔装機]]」という存在が登場するファンタジー世界での物語であるという程度で、一応前作の世界観との接点はあるものの全く別物と考えた方がよい。 |
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| === 西方騎士隊 === | | === 西方騎士隊 === |
− | 神聖バルツフィーム王国の精鋭部隊。前述のアルマが隊長、ベウマーが副隊長。シェスはオペレーターのため戦闘には参加しないが、セーブ時に出て来るなど、出番は非常に多い。また、ヘレーナ、ドロービ、ブラッキーはどう見てもタイムボカンの3人にしか見えない。
| + | 神聖バルツフィーム王国の精鋭部隊。前述のアルマが隊長、ベウマーが副隊長。シェスはオペレーターのため戦闘には参加しないが、セーブ時に出て来るなど、出番は非常に多い。また、ヘレーナ、ドロービ、ブラッキーはどう見てもアニメ『タイムボカン』の「三悪」である。 |
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| ;[[ベウマー・クルツ・バウム]] | | ;[[ベウマー・クルツ・バウム]] |
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| 元々『魔装機神』の製作・設定に主として携わったのはウィンキーソフトの阪田雅彦氏(同氏は旧シリーズのシナリオも手掛けていた最古参スタッフ)であったが、『[[スーパーロボット大戦F]]』及び『[[スーパーロボット大戦F完結編]]』の発売後にバンプレストとウィンキーソフトの提携が解消されたことに伴って氏がバンプレスト側と接点を持つことがなくなり、バンプレスト側が[[ラ・ギアス]]の世界観に基づいた作品を前面に押し出していくことが不可能となった(実際には、『F完結編』開発の最中、既に阪田氏は健康問題を理由として離脱を表明。脚本担当が途中から変更になる事態になっていた)。これに対応するため、魔装機神の設定を全面的に改編し、新たな「魔装機神」として生み出されたのが本作であり、前作と設定が全く異なるのはこのような経緯による。 | | 元々『魔装機神』の製作・設定に主として携わったのはウィンキーソフトの阪田雅彦氏(同氏は旧シリーズのシナリオも手掛けていた最古参スタッフ)であったが、『[[スーパーロボット大戦F]]』及び『[[スーパーロボット大戦F完結編]]』の発売後にバンプレストとウィンキーソフトの提携が解消されたことに伴って氏がバンプレスト側と接点を持つことがなくなり、バンプレスト側が[[ラ・ギアス]]の世界観に基づいた作品を前面に押し出していくことが不可能となった(実際には、『F完結編』開発の最中、既に阪田氏は健康問題を理由として離脱を表明。脚本担当が途中から変更になる事態になっていた)。これに対応するため、魔装機神の設定を全面的に改編し、新たな「魔装機神」として生み出されたのが本作であり、前作と設定が全く異なるのはこのような経緯による。 |
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− | 尚、上記の状態から今日に至るまでマサキや[[サイバスター]]がバンプレスト作品に登場できていたのは、キャラクターとメカの版権はバンプレ側が、[[ラ・ギアス]]の世界観の版権はウィンキーソフトが、分割所持する取り決めが行われたからだと言われている。実際には上述の提携解消のいきさつも含めて版権関係には不明瞭な部分が多く、真相については諸説あるが、バンプレストとウィンキーソフトがそれぞれ発表している作品のラインナップを見る限り、版権の分割所有についての信憑性は高いと考えられていた(ウィンキーソフトは[[ラ・ギアス]]の世界観をベースとしたオリジナルタイトル『聖霊機ライブレード』を発売し、また阪田氏も提携解消後にweb小説『[[ラングラン戦記]]』を独自に発表している)。しかし、プロデューサーの寺田氏がこれを否定しているため、その可能性は極めて低い。 | + | 尚、上記の状態から今日に至るまでマサキや[[サイバスター]]がバンプレスト作品に登場できていたのは、キャラクターとメカの版権はバンプレ側が、[[ラ・ギアス]]の世界観の版権はウィンキーソフトが、分割所持する取り決めが行われたからだと言われている。実際には上述の提携解消のいきさつも含めて版権関係には不明瞭な部分が多く、真相については諸説あるが、バンプレストとウィンキーソフトがそれぞれ発表している作品のラインナップを見る限り、版権の分割所有についての信憑性は高いと考えられていた(ウィンキーソフトは[[ラ・ギアス]]の世界観をベースとしたオリジナルタイトル『聖霊機ライブレード』を発売し、また阪田氏も提携解消後にweb小説『[[ラングラン戦記]]』を独自に発表している)。しかし、プロデューサーの[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]氏がこれを否定しているため、その可能性は極めて低い。 |
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| === 評価 === | | === 評価 === |
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| *購入者の多くは前作との関連性を求めていたため、そもそも「オリジナル作品として評価する」という視点がない。前作とは名前だけ似た別物という時点で「看板に偽りあり」である。 | | *購入者の多くは前作との関連性を求めていたため、そもそも「オリジナル作品として評価する」という視点がない。前作とは名前だけ似た別物という時点で「看板に偽りあり」である。 |
| *作品背景の項で述べたように、企画の経緯がそもそも後ろ暗い。 | | *作品背景の項で述べたように、企画の経緯がそもそも後ろ暗い。 |
− | *本作の起動時、同時期にテレビアニメで展開していた『魔装機神サイバスター』のOPアニメが挿入される(上述した本ゲームのOPアニメとは別に流れる)。サイバスターのメディアミックス展開を見越しての措置と考えられるが、同作品はそれ単体でみてもお世辞にも出来が良いとはいい難く、実際の評価も芳しくなかった。本作とアニメ版は内容が無関係にも関わらずセットという印象を与えてしまった点は否めない。両方を併せて「メディアミックス失敗作」とする位置づけが浸透してしまった。 | + | *本作の起動時、同時期にテレビアニメで展開していた『[[魔装機神サイバスター]]』のOPアニメが挿入される(上述した本ゲームのOPアニメとは別に流れる)。サイバスターのメディアミックス展開を見越しての措置と考えられるが、同作品はそれ単体でみてもお世辞にも出来が良いとはいい難く、実際の評価も芳しくなかった。本作とアニメ版は内容が無関係にも関わらずセットという印象を与えてしまった点は否めない。両方を併せて「メディアミックス失敗作」とする位置づけが浸透してしまった。 |
| *戦闘シーンのアニメーションのクオリティが非常に低い(一応スキップは可能)。 | | *戦闘シーンのアニメーションのクオリティが非常に低い(一応スキップは可能)。 |
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