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;[[人間爆弾]]作戦([[無敵超人ザンボット3]])
 
;[[人間爆弾]]作戦([[無敵超人ザンボット3]])
 
:第17話「星が輝く時」他。[[ガイゾック]]によって爆弾に[[改造]]された人達を元に戻す方法は無く、[[神勝平|勝平]]達[[神ファミリー]]は爆弾にされた人たちの最期をただ見ていることしかできなかった。
 
:第17話「星が輝く時」他。[[ガイゾック]]によって爆弾に[[改造]]された人達を元に戻す方法は無く、[[神勝平|勝平]]達[[神ファミリー]]は爆弾にされた人たちの最期をただ見ていることしかできなかった。
:『マツコ・有吉の怒り新党』でも紹介された、この作品を代表する現在もなお色あせないショッキングな場面。サブタイトルの「星が輝く時」も語感こそ美しいが、星型の痣を付けられた人間が(星が激しく瞬くような閃光をたたえた爆発あるいは星が一生を終える時の超新星爆発のように)爆発して(死の暗喩として)星になるというこの回のオチを示す仕掛けになっており、作り手の視聴者に対する悪意と犠牲者に対する慈悲を感じ取れる…ような気がする。
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:現在もなお色あせない作品屈指のショッキングな場面。
 
;[[ドルメン大帝]]の正体と[[エリオス帝国]]の真実([[未来ロボ ダルタニアス]])
 
;[[ドルメン大帝]]の正体と[[エリオス帝国]]の真実([[未来ロボ ダルタニアス]])
:最終話「ドルメンの悲劇」。最終決戦でついに姿を現したドルメン大帝。そこで[[楯剣人]]らは彼が[[エリオス帝国]]のパルミオン皇帝の[[クローン]]であることと、エリオス帝国が国の永続と繁栄のために跡継ぎの臓器のスペアとなるクローンを生み出し、彼らを人間扱いせず使い捨ての道具として蔑視していたことを知る。
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:最終話「ドルメンの悲劇」。最終決戦でついに姿を現したドルメン大帝。そこで[[楯剣人]]らは彼がエリオス帝国の皇帝だったパルミオン皇帝の[[クローン]]であることと、エリオス帝国が国の繁栄や永続のために跡継ぎのクローンを生み出し、彼らを人間と認めず使い捨ての道具として扱ったという残酷な真実を知る。結果的に剣人は私怨目的で全宇宙を脅かし、過去に受けた仕打ちを同じクローンである[[クロッペン]]に与えた事に対する怒りもあってドルメンを否定する。その一方で剣人の[[楯隼人|父・隼人]]はドルメンの死後、彼をはじめとしたクローンに同情してエリオス帝国の非道を悔い改め、二度とこのような惨劇を生み出さないように新たな国づくりに取り組む事を誓った。この衝撃的な真実には視聴者も'''「ドルメンもまた被害者」と冗談抜きで本気で同情する'''程だった。
:剣人も一時期「クローンの息子」と思われてエリオス帝国人を中心に不当な差別を受けたことがあるが「クローンだろうが一人の人間」と断じており、私怨目的で宇宙に戦火を広げ、エリオス帝国に受けた仕打ちを同じクローンの[[クロッペン]]にしたドルメンには全く共感できず、ドルメンは世界への呪詛を吐きながら討たれる。その一方で剣人の[[楯隼人|父・隼人]]はドルメンの死後、彼をはじめとしたクローン達はエリオス帝国の犠牲者と悔い改め、二度とこのような惨劇を生まないよう新たな国づくりに取り組む事を誓った。
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;[[風見博士]]の裏切りとその最期([[宇宙大帝ゴッドシグマ]])
: この衝撃的な事実には、視聴者も'''「ドルメンもまた被害者」と同情する'''程だった。
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:元々は[[正義]]の心を持っていた味方の博士が精神を病み、狂気に飲まれる形で心変わりを起こし、味方を本気で裏切った挙句、改心しないまま死亡してしまうというロボットアニメ史上前代未聞の展開は、多くの視聴者に衝撃を与えた。
;[[風見博士]]の反逆([[宇宙大帝ゴッドシグマ]])
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:元々は[[正義]]の心を持つ人格者だった風見博士が、息子ヤスジの死と地球側の人間との相次ぐトラブルから精神を病み、未来の科学力への興味から捕虜を拷問死させていたことが発覚。仲間達からも孤立して[[エルダー軍]]への心変わりを起こし、仲間達を殺そうとしてエルダー兵の流れ弾に当たり死亡する。
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:公明正大だった正義側の博士が味方側や守るべき人々との摩擦から、狂気に飲まれる形で仲間達を平気で裏切るまでに心を歪ませ、改心しないまま死亡してしまうというロボットアニメ史上前代未聞の展開は、多くの視聴者に衝撃を与えた。
   
;地球洪水作戦の発動([[宇宙戦士バルディオス]])
 
;地球洪水作戦の発動([[宇宙戦士バルディオス]])
 
:第32話・第33話「破滅への序曲(前後編)」。[[アルデバロン軍]]が設置した[[人工太陽]]を[[ブルーフィクサー]]の面々が『敵の偵察機に過ぎない』と判断しそのまま放置してしまったことで結果的に前代未聞の大災厄を招いてしまった。
 
:第32話・第33話「破滅への序曲(前後編)」。[[アルデバロン軍]]が設置した[[人工太陽]]を[[ブルーフィクサー]]の面々が『敵の偵察機に過ぎない』と判断しそのまま放置してしまったことで結果的に前代未聞の大災厄を招いてしまった。
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:これにより[[銀河烈風隊]]は精神的な支柱を失い、更にその後[[佐馬之介・ドーディ|佐馬]]の死によって[[バクシンガー]]への[[合体|合身]]も不可能となった事で一気に劣勢となり、最後は副長の[[シュテッケン・ラドクリフ|シュテッケン]]が指揮を執るも全員が「烈」の精神に殉じた結果'''犬死に'''することとなってしまった(ただし負傷兵や非戦闘員の撤退は成功させ、[[銀河疾風サスライガー|約200年後]]には英雄として称えられている)。
 
:これにより[[銀河烈風隊]]は精神的な支柱を失い、更にその後[[佐馬之介・ドーディ|佐馬]]の死によって[[バクシンガー]]への[[合体|合身]]も不可能となった事で一気に劣勢となり、最後は副長の[[シュテッケン・ラドクリフ|シュテッケン]]が指揮を執るも全員が「烈」の精神に殉じた結果'''犬死に'''することとなってしまった(ただし負傷兵や非戦闘員の撤退は成功させ、[[銀河疾風サスライガー|約200年後]]には英雄として称えられている)。
 
;[[加納渚]]の両親と友人達の死([[戦え!! イクサー1]])
 
;[[加納渚]]の両親と友人達の死([[戦え!! イクサー1]])
:[[クトゥルフ]]によって怪物に変えられた渚の両親と友人たち。元に戻すことが不可能な上に渚が狙われていたため、[[イクサー1]]はやむなく彼らを殺害した。
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:[[クトゥルフ]]によって怪物に変えられた渚の両親と友人たち。元に戻すことが不可能な上に渚が狙われていたため、イクサー1はやむなく彼らを殺害した。
 
;[[シャザーラ]]の撃破([[破邪大星ダンガイオー]])
 
;[[シャザーラ]]の撃破([[破邪大星ダンガイオー]])
 
:第2話「涙のスパイラルナックル」にて。
 
:第2話「涙のスパイラルナックル」にて。
:故郷を同じくしながら袂を分かったシャザーラに対し、[[ランバ]]は涙を呑んでスパイラルナックルを放つ。
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:故郷を同じくしながら袂を分かったシャザーラに対し、ランバは涙を呑んでスパイラルナックルを放つ。
 
;[[真一]]のドラゴナイト化([[獣神ライガー]])
 
;[[真一]]のドラゴナイト化([[獣神ライガー]])
:第8話「涙をこらえて友を撃て!!」にて主人公・[[大牙剣]]はドラゴナイト化して変わり果てた友人・真一を自らの手で殺すことになってしまう。
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:第8話「涙をこらえて友を撃て!!」にて主人公・[[大牙剣]]はドラゴナイト化して変わり果てた友人・真一を自らの手で殺すことになってしまう。このエピソードは視聴者に衝撃を与えた。
:ショッキングなシーンが多い作品内でもぶっちぎりのトラウマ回。『デビルマン』や『キューティーハニー』といい、ダイナミックプロ作品で主人公に近しい一般人は死ぬ運命にあるだろうか…。
   
;[[氷室美久]]の変形・合体([[冥王計画ゼオライマー]])
 
;[[氷室美久]]の変形・合体([[冥王計画ゼオライマー]])
:第3話「覚醒」。ヒロインの氷室美久が[[アンドロイド]]([[次元連結システム]])としての正体を現す場面だが、それまで美少女だった美久が骸骨のような不気味なロボット形態へ変貌し、カタコトで喋ってくるというおぞましいイベントでもある。
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:第3話「覚醒」。ヒロインの氷室美久が[[アンドロイド]]([[次元連結システム]])としての正体を現すというものなのだが、それまで美少女であった美久が骸骨のような不気味なロボット形態へ変貌し、カタコトで喋ってくるというおぞましいイベントでもある。
 
:なお、原作[[漫画]]の次元連結システムは'''子宮に存在'''するという設定であり、ある意味もっとトラウマな性描写が描かれる。
 
:なお、原作[[漫画]]の次元連結システムは'''子宮に存在'''するという設定であり、ある意味もっとトラウマな性描写が描かれる。
 
;[[相羽ミユキ]]/[[テッカマンレイピア]]の最期([[宇宙の騎士テッカマンブレード]])
 
;[[相羽ミユキ]]/[[テッカマンレイピア]]の最期([[宇宙の騎士テッカマンブレード]])
:第26話「死をかけた戦い」にて、ミユキは兄・[[Dボゥイ|タカヤ]]の仲間たちを守るべく、残った命を振り絞って[[ラダム]]の[[テッカマン]]たちに立ち向かう。拷問されながらも諦めず、最後の力として[[自爆]]を行った…
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:第26話「死をかけた戦い」にて、ミユキは兄の[[Dボゥイ|タカヤ]]の仲間たちを守るべく、残った命を振り絞って、[[ラダム]]の[[テッカマン]]たちに立ち向かう。拷問されながらも、諦めず、最後の力として[[自爆]]を行った…
 
;[[機界31原種]]の襲来([[勇者王ガオガイガー]])
 
;[[機界31原種]]の襲来([[勇者王ガオガイガー]])
 
:Number.31「さらばGGG」にて、[[パスダー]]を倒したのも束の間、新たな敵([[機界31原種]])が、地球に襲来。瞬く間に、GGGベイタワー基地を壊滅させられ、残った[[ガオガイガー]]も大破。前回の大勝利から一転しての完敗であった。
 
:Number.31「さらばGGG」にて、[[パスダー]]を倒したのも束の間、新たな敵([[機界31原種]])が、地球に襲来。瞬く間に、GGGベイタワー基地を壊滅させられ、残った[[ガオガイガー]]も大破。前回の大勝利から一転しての完敗であった。
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:[[石神邦生|石神]]と[[加藤久嵩|加藤]]、双方の思惑によって[[ラインバレル]]の中で眠っていた[[城崎天児]]の覚醒が起きる。その後に待っていたのは、[[ラインバレル・アマガツ|漆黒の鬼神]]による殺戮の嵐であった……
 
:[[石神邦生|石神]]と[[加藤久嵩|加藤]]、双方の思惑によって[[ラインバレル]]の中で眠っていた[[城崎天児]]の覚醒が起きる。その後に待っていたのは、[[ラインバレル・アマガツ|漆黒の鬼神]]による殺戮の嵐であった……
 
:また、原作漫画版の最終章では[[遠藤イズナ|これに匹敵]][[九条美海|する事件]]が起きている。
 
:また、原作漫画版の最終章では[[遠藤イズナ|これに匹敵]][[九条美海|する事件]]が起きている。
;[[ミケーネ帝国|古代ミケーネ]]の神々の復活([[真マジンガー 衝撃! Z編]])
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;古代ミケーネの神々の復活([[真マジンガー 衝撃! Z編]])
:第26話「決着!ロケットパンチ百連発!」。[[Dr.ヘル]]を倒し勝利したかに見えたのも束の間、洗脳が解けた[[あしゅら男爵]]による血の儀式によって、封印されていたはずの[[ミケーネ帝国|古代ミケーネ]]の神々が復活してしまうという最悪の事態が起こってしまった。その圧倒的な戦力差と強大さに[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]達はただ絶望するしかなかった……
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:第26話「決着!ロケットパンチ百連発!」。[[Dr.ヘル]]を倒し勝利したかに見えたのも束の間、洗脳が解けた[[あしゅら男爵]]による血の儀式によって、封印されていたはずの古代ミケーネの神々が復活してしまうという最悪の事態が起こってしまった。その圧倒的な戦力差と強大さに[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]達はただ絶望するしかなかった……
 
:なお、この作品自体はその場面で終了している。「敵勢力の勝利エンド」とも解釈できる「衝撃!」な結末である。
 
:なお、この作品自体はその場面で終了している。「敵勢力の勝利エンド」とも解釈できる「衝撃!」な結末である。
 
;ジャークドリーム([[絶対無敵ライジンオー]])
 
;ジャークドリーム([[絶対無敵ライジンオー]])
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:最終的に吼児が「これは幻だ」と看破し、ジャークドリームから抜け出せたことに安堵した視聴者も多いことだろう。
 
:最終的に吼児が「これは幻だ」と看破し、ジャークドリームから抜け出せたことに安堵した視聴者も多いことだろう。
 
;魔法騎士伝説の真実([[魔法騎士レイアース]])
 
;魔法騎士伝説の真実([[魔法騎士レイアース]])
:第20話「伝説の魔法騎士! 驚異の真実」。[[セフィーロ]]を救うために[[魔神 (レイアース)|魔神]]を甦らせ、[[ザガート]]を討ち取った[[獅堂光|光]]達[[魔法騎士]]だが、その喜びも束の間、自分達を召喚した[[エメロード]]姫に襲われてしまう。
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:第20話「伝説の魔法騎士! 驚異の真実」。[[セフィーロ]]を救うために魔神を甦らせ、[[ザガート]]を討ち取った[[獅堂光|光]]達[[魔法騎士]]だが、その喜びも束の間、自分達を招喚した[[エメロード]]姫に襲われてしまう。
:困惑する光達はエメロード姫の残留思念から、セフィーロの騒乱の真実<ref>エメロード姫が神官であるザガートを愛してしまったためにセフィーロへの祈りを維持できなくなり、セフィーロの均衡が崩れたことによる。ザガートは相思相愛であるエメロード姫を守り、世界の崩壊と引き換えに彼女を『柱』から解放する目的で魔法騎士達を妨害していた。</ref>と魔法騎士達の本当の使命が役目を果たせなくなった『柱』の殺害であることを告げられる。
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:困惑する光達はエメロード姫の残留思念からセフィーロの騒乱の真実<ref>神官であるザガートを愛してしまい、セフィーロへの祈りを維持できなくなってしまった。</ref>と魔法騎士の本当の役目が役目を果たせなくなった『柱』を殺すことであることを知る。
:エメロード姫を殺すことを拒む光達であったが、セフィーロを救うため、そしてエメロード姫の最後の願いを叶えるためにやむを得ず彼女を手に掛け、悲嘆とともに東京に帰還するのであった……。
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:エメロード姫を殺すことを拒む光達であったが、セフィーロを救うため、エメロード姫の最後の願いを叶えるためにやむを得ず彼女を手に掛け、悲嘆とともに東京に帰還するのであった……。
:この出来事は魔法騎士達だけでなく視聴者にも大きな衝撃を与え、第二章では[[ノヴァ|新たな強敵]]が誕生するきっかけにもなった。
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:この出来事は魔法騎士達だけでなく視聴者にも大きな衝撃を与え、第二章で[[ノヴァ|新たな強敵]]が誕生するきっかけともなった。
    
=== ガンダム系作品 ===
 
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