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*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY}}
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY}}
 
| 声優 = {{声優|大塚明夫|SRW=Y}}
 
| 声優 = {{声優|大塚明夫|SRW=Y}}
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|川元利浩}}
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| キャラクターデザイン = 川元利浩
 
| 初登場SRW = [[第3次スーパーロボット大戦]]
 
| 初登場SRW = [[第3次スーパーロボット大戦]]
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
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元[[ジオン公国軍]]の[[エース]][[パイロット]]にして、[[デラーズ・フリート]]の指導者[[エギーユ・デラーズ]]の右腕としての立場にある軍人。ジオン軍第ジオンの兵士の中では比較的に若手であるのだが、[[一年戦争]]における[[ソロモン]]攻防戦での[[無双|獅子奮迅の働き]]から'''「[[ソロモンの悪夢]]」'''という[[異名]]で呼ばれるようになり、ジオンのみならず敵方の連邦軍にとっても、[[シャア・アズナブル]]と同様に、広く知られるネームバリューを持つ存在となった<ref>'''アナベル・ガトーの知名度は、[[地球連邦軍]]の教科書にも彼の名が取り上げられる程'''である。</ref>。
 
元[[ジオン公国軍]]の[[エース]][[パイロット]]にして、[[デラーズ・フリート]]の指導者[[エギーユ・デラーズ]]の右腕としての立場にある軍人。ジオン軍第ジオンの兵士の中では比較的に若手であるのだが、[[一年戦争]]における[[ソロモン]]攻防戦での[[無双|獅子奮迅の働き]]から'''「[[ソロモンの悪夢]]」'''という[[異名]]で呼ばれるようになり、ジオンのみならず敵方の連邦軍にとっても、[[シャア・アズナブル]]と同様に、広く知られるネームバリューを持つ存在となった<ref>'''アナベル・ガトーの知名度は、[[地球連邦軍]]の教科書にも彼の名が取り上げられる程'''である。</ref>。
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その生き様は武人そのもので、自らが信じたジオンの[[理想]]を貫き通し、その為のあらゆる汚名を背負う覚悟を秘めた鋼の意志の持ち主。一方で、一年戦争時において汚れ役を担わされていた[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]の心中を慮ることがなく、その艦隊の事も一方的に見下すという、自分の美意識に反する者に対しては極めて狭量な人間性の持ち主でもある<ref>『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY|0083]]』の[[小説|小説版]]では特に顕著。ただし、これはシーマ艦隊が連邦だけでなくジオン民間船や残党軍も襲う、ガトーの乗艦に激突しかけるなど彼女らの自己中心的な行動も理由の一つであり、[[カリウス・オットー|カリウス]]ら他のジオン軍人も一種の共通認識化しているという面もある。</ref>。
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その生き様は武人そのもので、自らが信じたジオンの[[理想]]を貫き通し、その為のあらゆる汚名を背負う覚悟を秘めた鋼の意志の持ち主。一方で、一年戦争時において汚れ役を担わされていた[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]の心中を慮ることがなく、その艦隊の事も一方的に見下すという、自分の美意識に反する者に対しては極めて狭量かつ下劣な人間性の持ち主でもある<ref>『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY|0083]]』の[[小説|小説版]]では特に顕著。ただし、これはシーマ艦隊が連邦だけでなくジオン民間船や残党軍も襲う、ガトーの乗艦に激突しかけるなど彼女らの自己中心的な行動も理由の一つであり、[[カリウス・オットー|カリウス]]ら他のジオン軍人も一種の共通認識化しているという面もある。</ref>。
    
元々のガトーは[[ア・バオア・クー]]での最終戦において、乗機の[[ゲルググ]]が損傷した際に別の機体(デラーズ専用[[リック・ドム]]、詳細不明)に搭乗して継戦しようとするなど、大局を見ずに目の前の戦況に感化されて動く血気盛んな一面もあった(必死に戦っていた他のジオンの同胞達を見捨てられなかったというのも理由の一つであるが)。しかし、デラーズの[[説得]]を受けたことで、この場で無駄に命を散らすよりは大局的な目的のために敢えて戦線を離脱し、生き延びることを受け入れる。
 
元々のガトーは[[ア・バオア・クー]]での最終戦において、乗機の[[ゲルググ]]が損傷した際に別の機体(デラーズ専用[[リック・ドム]]、詳細不明)に搭乗して継戦しようとするなど、大局を見ずに目の前の戦況に感化されて動く血気盛んな一面もあった(必死に戦っていた他のジオンの同胞達を見捨てられなかったというのも理由の一つであるが)。しかし、デラーズの[[説得]]を受けたことで、この場で無駄に命を散らすよりは大局的な目的のために敢えて戦線を離脱し、生き延びることを受け入れる。
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;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
 
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
 
:[[ギレン・ザビ|ギレン総帥]]の命令によってGP-02Aの[[核ミサイル|核弾頭]]を[[ソロモン]]ではなく[[ア・バオア・クー]]に打ち込むが、それに[[デギン・ソド・ザビ|デギン公王]]を巻き込んでしまう(原作『[[機動戦士ガンダム|1st]]』での[[ソーラ・レイ]]に相当)。
 
:[[ギレン・ザビ|ギレン総帥]]の命令によってGP-02Aの[[核ミサイル|核弾頭]]を[[ソロモン]]ではなく[[ア・バオア・クー]]に打ち込むが、それに[[デギン・ソド・ザビ|デギン公王]]を巻き込んでしまう(原作『[[機動戦士ガンダム|1st]]』での[[ソーラ・レイ]]に相当)。
:その後、[[バイストン・ウェル]]に転移してからは死に場所を求めるように[[傭兵]]となり、そこで戦死という衝撃の展開を迎える<ref name="bomb">なお、この時の台詞からガトーは[[デギン・ソド・ザビ|デギン]]が現場にいると知らされずに核攻撃を命令された事がわかる。つまるところ、「ガトーが[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY|原作]]における'''[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]とよく似た立場に追い込まれてしまった'''」というのはある種の皮肉だろうか。</ref>。しかし、「放たれたタマシイ-生まれる混沌-」で[[ノリス・パッカード]]と共に復活して[[カイルス]]に加勢する。
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:その後、[[バイストン・ウェル]]に転移してからは死に場所を求めるように[[傭兵]]となり、そこで戦死という衝撃の展開を迎える<ref name="bomb">なお、この時の台詞からガトーは[[デギン・ソド・ザビ|デギン]]が現場にいると知らされずに核攻撃を命令された事がわかる。つまるところ、「ガトーが[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY|原作]]における'''[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]とよく似た立場に追い込まれてしまった'''」というのは因果応報かつ、ある種の皮肉だろうか。</ref>。しかし、「放たれたタマシイ-生まれる混沌-」で[[ノリス・パッカード]]と共に一時的に復活して[[カイルス]]に加勢する。
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
 
:2019年4月のイベント「スターダスト・ネビュラ」期間限定参戦。GP02に搭乗。イベント報酬ではボイス付きパイロットパーツも登場。
 
:2019年4月のイベント「スターダスト・ネビュラ」期間限定参戦。GP02に搭乗。イベント報酬ではボイス付きパイロットパーツも登場。
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*『[[スーパーロボット大戦α|α]]』ではガトーの容姿がやや、大塚明夫氏が吹き替えを担当する俳優のスティーヴン・セガール氏っぽい(特に、[[パイロット]]顔グラフィック)。
 
*『[[スーパーロボット大戦α|α]]』ではガトーの容姿がやや、大塚明夫氏が吹き替えを担当する俳優のスティーヴン・セガール氏っぽい(特に、[[パイロット]]顔グラフィック)。
 
*『アウターガンダム』等のガンダム漫画を手掛けた松浦まさふみ氏は、ガトーを「'''おさむらいバカ'''」と評している<ref>[https://twitter.com/matsuurama/status/740967804791181312]</ref>。
 
*『アウターガンダム』等のガンダム漫画を手掛けた松浦まさふみ氏は、ガトーを「'''おさむらいバカ'''」と評している<ref>[https://twitter.com/matsuurama/status/740967804791181312]</ref>。
*『ガンダム0083』のストーリーが展開された当初、'''ジオンの大義に生き、信念に殉じたサムライ'''として、ガトーはその無骨で渋い生き様が多くのファン達から絶賛される存在として扱われており、これは『ガンダム0083』においてガトーだけでなくジオン側が全体的に"かっこいいところ"が描写され、逆に連邦側上層部が腐敗の一図を辿っている形で描写された事も起因としている。この結果、本来SRW世界では基本的に連邦側に位置するプレイヤー勢力とは通常は相容れない、典型的な敵役であるに関わらず、ガトーはスパロボでも異例と言える形で優遇される事になり、[[旧シリーズ]]の時期は毎回説得等によって仲間になる。<br />しかし、[[αシリーズ]]への移行頃を境目に、無差別テロの多発等が現実に起こり、『[[機動戦士ガンダムUC|ガンダムUC]]』を始めとする各種外伝作品などでジオンの暗部がより明確に描写される傾向になった結果、デラーズ・フリートの行動についての批判意見も徐々に出る状況となり、ガトーに対する評価もまた批判的なものがかつてより目立つようになった。特に[[核ミサイル|核攻撃]]による大規模攻撃や[[コロニー落とし]]という[[テロリスト|民間人の巻き添えも辞さない行為]]、それらの行動の末に連邦でジオン残党狩りを名目とした[[ティターンズ]]結成の事実上の手助けをしてしまった点は批判されることも多い。ただ不人気になったということはなく、NHK主催の「全ガンダム人気投票」においてはキャラクター部門全体8位、UC世界で言えばシャア、アムロ、カミーユに次ぐ第4位、ジオン陣営でシャアに次ぐ2位、OVA登場キャラでは堂々の1位であった。
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*『ガンダム0083』のストーリーが展開された当初、'''ジオンの大義に生き、信念に殉じたサムライ'''として、ガトーはその無骨で渋い生き様が多くのファン達から絶賛される存在として扱われており、これは『ガンダム0083』においてガトーだけでなくジオン側が全体的に"かっこいいところ"が描写され、逆に連邦側上層部が腐敗の一図を辿っている形で描写された事も起因としている。この結果、本来SRW世界では基本的に連邦側に位置するプレイヤー勢力とは通常は相容れない、典型的な敵役であるに関わらず、ガトーはスパロボでも異例と言える形で優遇される事になり、[[旧シリーズ]]の時期は毎回説得等によって仲間になる。<br />しかし、[[αシリーズ]]への移行頃を境目に、無差別テロの多発等が現実に起こり、『[[機動戦士ガンダムUC|ガンダムUC]]』を始めとする各種外伝作品などでジオンの暗部がより明確に描写される傾向になった結果、デラーズ・フリートの行動についての批判意見も徐々に出る状況となり、ガトーに対する評価もまたその本質を付いた批判的なものがかつてより目立つようになった。特に[[核ミサイル|核攻撃]]による大規模攻撃や[[コロニー落とし]]という[[テロリスト|民間人の巻き添えも辞さない行為]]、それらの行動の末に連邦でジオン残党狩りを名目とした[[ティターンズ]]結成の事実上の手助けをしてしまった点は批判されることも多い。ただ不人気になったということはなく、NHK主催の「全ガンダム人気投票」においてはキャラクター部門全体8位、UC世界で言えばシャア、アムロ、カミーユに次ぐ第4位、ジオン陣営でシャアに次ぐ2位、OVA登場キャラでは堂々の1位であった。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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