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後に[[魔装機神]]操者に選ばれることになった地上人の若者達と違い、兄と両親の庇護に包まれた幸せな少女時代を過ごしていたことが間接的に明示されている。その家族は、本編開始の1年前(新暦にして4955年頃、新西暦にして184年頃)に[[ルビッカ・ハッキネン|裏社会の人間]]の手にかかってこの世を去った。召喚の半年前までは大学に通い続けていたが、ルビッカ捜索のために休学届を提出し、以後そのままである。第二の人生の主発点となった引金が愛する家族との死別であったことから、表面には出さないまでも「大事な人との喪失」に対して強い怯えや恐れの感情を持っている。
 
後に[[魔装機神]]操者に選ばれることになった地上人の若者達と違い、兄と両親の庇護に包まれた幸せな少女時代を過ごしていたことが間接的に明示されている。その家族は、本編開始の1年前(新暦にして4955年頃、新西暦にして184年頃)に[[ルビッカ・ハッキネン|裏社会の人間]]の手にかかってこの世を去った。召喚の半年前までは大学に通い続けていたが、ルビッカ捜索のために休学届を提出し、以後そのままである。第二の人生の主発点となった引金が愛する家族との死別であったことから、表面には出さないまでも「大事な人との喪失」に対して強い怯えや恐れの感情を持っている。
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彼女の愛した人間が死に直面、または生命を脅かされやすいことから、ゲームのシステム内の解説欄で「'''不幸を呼ぶ女'''」と紹介されたことがある。しかし……果たして本当に「不幸を呼ぶ女」といえるかは少々疑問が残るところ<ref>[[リカルド・シルベイラ]]は、僚友を犠牲にして生き延びた負い目を引きずるあまり生存欲求に乏しく死に逃避しがちという欠点があり、[[フェイルロード・グラン・ビルセイア|フェイルロード]]は己の夢(野望)と責任を果たすために過度の訓練を課して肉体的健康を損なってしまった人間である。単に自己犠牲の精神が強すぎる不幸な男にテュッティが魅かれやすいだけという見方も成り立つ。</ref>。そもそもの出発点を思えば、彼女に不幸を呼び込む種を植え付けた諸悪の根源はルビッカにあるのではないだろうか? テュッティを愛した家族を奪い、テュッティを愛した男を殺し、テュッティが憧れた王子の故国を侵略する側に積極的加担……数え役満どころではない<ref>テュッティが愛した6名の人間中4名をルビッカ一人が手にかけているのだ。これを疫病神といわず何と呼ぶのか?</ref>。逆方面で彼女にぞっこん惚れ込んだ男も死んでいるという説もあるが、こちらもこちらで単に彼らの星の巡り合せが悪かった(精神コマンドに「[[幸運]]」がない)に過ぎないのではないか。
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彼女の愛した人間が死に直面、または生命を脅かされやすいことから、ゲームのシステム内の解説欄で「'''不幸を呼ぶ女'''」と紹介されたことがある。しかし……果たして本当に「不幸を呼ぶ女」といえるかは少々疑問が残るところ<ref>[[リカルド・シルベイラ]]は、僚友を犠牲にして生き延びた負い目を引きずるあまり生存欲求に乏しく死に逃避しがちという欠点があり、[[フェイルロード・グラン・ビルセイア|フェイルロード]]は己の夢(野望)と責任を果たすために過度の訓練を課して肉体的健康を損なってしまった人間である。単に自己犠牲の精神が強すぎる不幸な男にテュッティが魅かれやすいだけという見方も成り立つ。</ref>。そもそもの出発点を思えば、彼女に不幸を呼び込む種を植え付けた諸悪の根源はルビッカにあるのではないだろうか? テュッティを愛した家族を奪い、テュッティを愛した男を殺し、テュッティが憧れた王子の故国を侵略する側に積極的加担……数え役満どころではない<ref>テュッティが愛した6名の人間中4名をルビッカ一人が手にかけているのだ。これを疫病神といわず何と呼ぶのか?</ref>。逆方面で彼女にぞっこん惚れ込んだ男も死んでいるという説もあるが、こちらもこちらで単に彼らの星の巡り合せが悪かった([[精神コマンド]]に「[[幸運]]」がない)に過ぎないのではないか。
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ちなみに、レオナと髪型や容姿がよく似ているため、ファンアート等でレオナとテュッティが間違えられることがあるらしい。
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ちなみに、[[レオナ・ガーシュタイン|レオナ]]と髪型や容姿がよく似ているため、ファンアート等でレオナとテュッティが間違えられることがあるらしい。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦EX]]
 
;[[スーパーロボット大戦EX]]
:初出演作品。マサキの章における主力の一人で、会話中でも部隊の参謀的な役割を務める。SFC版の彼女の顔グラフィックはロングヘアであることが分かりにくい。余談だが、本作では彼女はオリハルコニウムのペンダントを所持している(ミオにオリハルコニウムの説明で見せている)。『LOE』で明かされた設定を考えると、誰かからの貰いものである可能性もあるが……。
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:初出演作品。[[マサキ・アンドー|マサキ]]の章における主力の一人で、会話中でも部隊の参謀的な役割を務める。SFC版の彼女の顔グラフィックはロングヘアであることが分かりにくい。余談だが、本作では彼女はオリハルコニウムのペンダントを所持している([[ミオ・サスガ|ミオ]]にオリハルコニウムの説明で見せている)。『[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL|LOE]]』で明かされた設定を考えると、誰かからの貰いものである可能性もあるが……。
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
:勝手に地上に出たマサキを追って地上に出るが、ヤンロンが地上への干渉を嫌ったためにロンド・ベルに合流するのは地上で出会ってから数シナリオ後になる。またシュウ一行が仲間に加わると、それを嫌い仲間から外れるリューネやヤンロンを追って彼女も仲間から外れてしまう。
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:勝手に地上に出たマサキを追って地上に出るが、[[ホワン・ヤンロン|ヤンロン]]が地上への干渉を嫌ったために[[ロンド・ベル]]に合流するのは地上で出会ってから数シナリオ後になる。また[[シュウ・シラカワ|シュウ]]一行が仲間に加わると、それを嫌い仲間から外れる[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]やヤンロンを追ってテュッティも仲間から外れてしまう。
 
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
 
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
::音声が付いたキャラクターの1人。SFC版『第4次』と異なり、ロンド・ベルと出会った際にそのまま合流するようになり、活躍させる機会が増えた。またシュウを仲間にしても仲間から外れないようになった。
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::音声が付いたキャラクターの1人。[[スーパーファミコン|SFC]]版『第4次』と異なり、ロンド・ベルと出会った際にそのまま合流するようになり、活躍させる機会が増えた。またシュウを仲間にしても仲間から外れないようになった。
 
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;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
:終盤に合流するが、乗機の宇宙適応がBなので戦闘での活躍は難しく、また出番にも乏しい。ただしSS版の場合、テーマ曲「水と沼の国から」が必聴の出来なので、SS版でプレイしているなら是非聴くべし(尤もこれは彼女の曲に限った話ではないが)。
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:終盤に合流するが出番は少ない。ガッデスの宇宙適応がBなので一軍入りは難しく、[[激励]]こそ使えるものの[[精神ポイント]]が低く2回分まで伸ばすのも現実的ではない為サポート役としても価値は薄い。ただし[[セガサターン|SS]]版の場合、テーマ曲「水と沼の国から」が必聴の出来なので、SS版でプレイしているなら是非聴くべし(尤もこれは彼女の曲に限った話ではないが)。
 
;[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]
 
;[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]
 
:『EX』シナリオに登場。
 
:『EX』シナリオに登場。
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=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
:セニアやミオと共に地上に出るが、そのまま未来世界に飛ばされてしまう。本作に限った話ではないが、地上に出た際の彼女の影は全体的に薄い。基本的にラ・ギアスでの彼女は部隊の参謀的な役割を担っているのだが、版権作品に優秀な指揮官の多い通常のスパロボではそのような仕事をする必要がないからかもしれない。さらには魔装機神操者の中でも唯一台詞の新規収録もないため、余計に影が薄い。
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:[[セニア・グラニア・ビルセイア|セニア]]やミオと共に地上に出るが、そのまま未来世界に飛ばされてしまう。本作に限った話ではないが、地上に出た際の彼女の影は全体的に薄い。基本的に[[ラ・ギアス]]での彼女は部隊の参謀的な役割を担っているのだが、版権作品に優秀な指揮官の多い通常のスパロボではそのような仕事をする必要がないからかもしれない。さらには魔装機神操者の中でも唯一台詞の新規収録もないため、余計に影が薄い。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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