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:初登場作品。物語中盤より行動を開始。[[ヴェーダ]]のプロテクトを突破し、[[ホワイトファング]]の宣戦布告を全国中継させる、[[アロウズ]]の隠蔽していた虐殺行為を暴露し「ワイズマン・ショック」を引き起こす、地球のネットワークを混乱させる等、原作と比べると大々的に活動している。彼もまた[[黒の英知]]に触れた一人であり、これらの混乱を引き起こしたのも、いずれ訪れる「絶望」に備え、「神」である自らが戦争をコントロールすることで地球全体の発展を促すためであった。その思想はある意味では[[ヴィンデル・マウザー]]に近い。最期は原作通りキリコに欺かれ、消滅したと思われるが…。NPCではあるが、「修羅」の後半ステージで無人の[[ブラッドサッカー]]を操作しているため、戦闘すると喋る([[邪真ドラゴン]]の早乙女博士と同じ)。ちなみに原形質保存中枢のシステムは[[アーカーシャの剣]]と同様の産物らしい。
 
:初登場作品。物語中盤より行動を開始。[[ヴェーダ]]のプロテクトを突破し、[[ホワイトファング]]の宣戦布告を全国中継させる、[[アロウズ]]の隠蔽していた虐殺行為を暴露し「ワイズマン・ショック」を引き起こす、地球のネットワークを混乱させる等、原作と比べると大々的に活動している。彼もまた[[黒の英知]]に触れた一人であり、これらの混乱を引き起こしたのも、いずれ訪れる「絶望」に備え、「神」である自らが戦争をコントロールすることで地球全体の発展を促すためであった。その思想はある意味では[[ヴィンデル・マウザー]]に近い。最期は原作通りキリコに欺かれ、消滅したと思われるが…。NPCではあるが、「修羅」の後半ステージで無人の[[ブラッドサッカー]]を操作しているため、戦闘すると喋る([[邪真ドラゴン]]の早乙女博士と同じ)。ちなみに原形質保存中枢のシステムは[[アーカーシャの剣]]と同様の産物らしい。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
:未登場だが、C.C.やシャッコから「神」という名で語られている。また、モンテウェルズに対して「神託」を与えた際の効果音が再世篇で尖兵と会話した際のSEと同じであり、存在が示唆されている。そして天獄篇予告では、マーティアル教団にてキリコと対面したと思しき場面が……。
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:未登場だが、[[C.C.]]や[[ル・シャッコ|シャッコ]]から「神」という名で語られている。
:原作を知っていれば予想するのはたやすい展開であるが、「黒の英知」に触れたクエントの神は、「触れ得ざる者」に何を語るのだろうか?
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:また、モンテウェルズに対して「神託」を与えた際の効果音が再世篇で尖兵と会話した際のSEと同じであり、存在が示唆されている。
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<!--:そして天獄篇予告では、マーティアル教団にてキリコと対面したと思しき場面が……。原作を知っていれば予想するのはたやすい展開であるが、「黒の英知」に触れたクエントの神は、「触れ得ざる者」に何を語るのだろうか?-->
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
:中盤にて再登場、自らの力を以って[[アストラギウス銀河]]の人間を[[地球]]へ転移させた事をその目的とともに告白。
 
:中盤にて再登場、自らの力を以って[[アストラギウス銀河]]の人間を[[地球]]へ転移させた事をその目的とともに告白。
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
:『ボトムズ』の原作再現が『[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー|ザ・ラストレッドショルダー]]』までであるため直接登場はしないが、[[惑星モナド]]での戦いにおいて[[アムロ・レイ|アムロ]]や[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]、[[ヴァサージ]]らが何かを感じ取っており、短距離転移させられた[[ノル・バーコフ|バーコフ]]が「あれは何だ」と何かを見て怯えていた事から、干渉していた事が伺える。
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:『ボトムズ』の原作再現が『[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー|ザ・ラストレッドショルダー]]』までであるため直接登場はしないが、惑星モナドでの戦いにおいて[[アムロ・レイ|アムロ]]や[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]、[[ヴァサージ]]らが何かを感じ取っており、短距離転移させられた[[ノル・バーコフ|バーコフ]]が「あれは何だ」と何かを見て怯えていた事から、干渉していた事が伺える。
 
;[[スーパーロボット大戦T]]
 
;[[スーパーロボット大戦T]]
 
:既に倒された筈だったが、地球の[[月]]にある原形質保存装置に転移して生き延びていた。元は地球人である[[ディーヴァ保安局高官]]の記憶を抹消する、[[UND]]を地球圏に招く等の暗躍をしている。
 
:既に倒された筈だったが、地球の[[月]]にある原形質保存装置に転移して生き延びていた。元は地球人である[[ディーヴァ保安局高官]]の記憶を抹消する、[[UND]]を地球圏に招く等の暗躍をしている。
:最後はキリコに破壊されるも、その寸前に別の銀河に存在するバックアップの原形質保存装置に転移して復活することをほのめかしている。過去作で言えばKの[[ダイモン]]のようなポジションであると言えよう。
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:最後はキリコに破壊されるも、その寸前に別の銀河に存在するバックアップの原形質保存装置に転移して復活することをほのめかしている。過去作で言えば『[[スーパーロボット大戦K|K]]』の[[ダイモン (バーチャロン)|ダイモン]]のようなポジションであると言えよう。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[キリコ・キュービィー]]
 
;[[キリコ・キュービィー]]
:彼に様々な形で「試練」を与え、自らの後継者に相応しいかどうか見定めていた。最終的に彼を後継者に指名、キリコもこれを受諾するがそれは演技であり、最終的には彼によって3000年の時間をすべて無に帰される。
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:彼に様々な形で「試練」を与え、自らの後継者に相応しいかどうか見定めていた。最終的に彼を後継者に指名、キリコもこれを受諾するがそれは演技であり、最終的には彼によって3000年の時間を全て無に帰される。
:しかし、後になって再び邂逅し、神の子を託す。
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:しかし後になって再び邂逅し、神の子を託す。
 
;[[フィアナ]]
 
;[[フィアナ]]
 
:彼女とキリコを遇わせた事が、ワイズマンの唯一にして最大の誤算であった。天獄篇ではキリコを従わせるために、死んでしまった彼女を自身の力で蘇生させたが、結局これも失敗に終わった。
 
:彼女とキリコを遇わせた事が、ワイズマンの唯一にして最大の誤算であった。天獄篇ではキリコを従わせるために、死んでしまった彼女を自身の力で蘇生させたが、結局これも失敗に終わった。
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=== 幻影篇 ===
 
=== 幻影篇 ===
 
;ワイズマン「キリコ、待っていたぞ。30年間、お前と再び会える時を待っていた」<br />キリコ「ワイズマンか。お前は死んだはずではなかったのか」<br />ワイズマン「完全な死ではない。爆発の最後の一瞬に、この星にシステムと我が民を転移させたのだ。私の跡を継ぐ者の誕生を予感したからだ」<br />「キリコよ、お前はここで我が後継者の養育をするのだ。そして、アストラギウス銀河の統治のシステムを復活させる」<br />「キリコよ、30年の歳月は復活にとっては十分過ぎるほどの時間だ。だが、それはシステムとしての復活に過ぎない」<br />「真の後継者の誕生は、やはり私を補完するにはお前が必要だ。私はこの子に、アストラギウス銀河の未来を託す」<br />「それまではキリコ、お前が銀河の秩序となるがよい」
 
;ワイズマン「キリコ、待っていたぞ。30年間、お前と再び会える時を待っていた」<br />キリコ「ワイズマンか。お前は死んだはずではなかったのか」<br />ワイズマン「完全な死ではない。爆発の最後の一瞬に、この星にシステムと我が民を転移させたのだ。私の跡を継ぐ者の誕生を予感したからだ」<br />「キリコよ、お前はここで我が後継者の養育をするのだ。そして、アストラギウス銀河の統治のシステムを復活させる」<br />「キリコよ、30年の歳月は復活にとっては十分過ぎるほどの時間だ。だが、それはシステムとしての復活に過ぎない」<br />「真の後継者の誕生は、やはり私を補完するにはお前が必要だ。私はこの子に、アストラギウス銀河の未来を託す」<br />「それまではキリコ、お前が銀河の秩序となるがよい」
:幻影篇の最終局面で再びキリコと対峙して。当然のごとくキリコはこの申し出を蹴り、ワイズマンは再び消える。しかし、「神の子」は紛れもない赤ん坊であったため、さすがのキリコも放っておくことは出来ず、引き取ることになる。キリコの選択如何に関わらず「神の子」を押し付けるというその在り様を、ロッチナは「神はサイコロを振らず。強かだ」と評した。
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:幻影篇の最終局面で再びキリコと対峙して。当然の如くキリコはこの申し出を蹴り、ワイズマンは再び消える。しかし、「神の子」は紛れもない赤ん坊であったため、流石のキリコも放っておくことは出来ず、引き取ることになる。キリコの選択如何に関わらず「神の子」を押し付けるというその在り様を、ロッチナは「神はサイコロを振らず。強かだ」と評した。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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;「我等の文明は時空さえも超える。お前もその力の一端を見たはずだ、惑星モナドで」<br />「あの星を消滅させたのは我等の文明の力…」<br />「あの時の次元境界線の歪曲がアストラギウス銀河の一部をこの世界に転移させる契機となったのだ」
 
;「我等の文明は時空さえも超える。お前もその力の一端を見たはずだ、惑星モナドで」<br />「あの星を消滅させたのは我等の文明の力…」<br />「あの時の次元境界線の歪曲がアストラギウス銀河の一部をこの世界に転移させる契機となったのだ」
 
:星団ルート第43話「修羅」にて、ワイズマンが語ったアストラギウス銀河の人間が第2次Zの世界に転移した真相。
 
:星団ルート第43話「修羅」にて、ワイズマンが語ったアストラギウス銀河の人間が第2次Zの世界に転移した真相。
;「その力を受け継ぐ事になるお前は世界を導く…。戦争という手段によって」<br />「それは人に絶え間ない緊張と欲望の渇きを与え、それによって人類は未来へと進む…。進化と言う名の道を通り」<br />「[[イノベイター|誤解なき相互理解]]、[[ゲッター線|進化の光]]、[[螺旋力|螺旋の力]]…。いずれは全てをねじ伏せ、[[次元力|原理の力]]すら使いこなす日が来る」<br />「その日が人類の夜明け。黒の英知に記された絶望を越える時なのだ」
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;「その力を受け継ぐ事になるお前は世界を導く…。戦争という手段によって」<br />「それは人に絶え間ない緊張と欲望の渇きを与え、それによって人類は未来へと進む…。進化と言う名の道を通り」<br />「[[イノベイター|誤解なき相互理解]]、[[ゲッター線|進化の光]]、[[螺旋力|螺旋の力]]…。いずれは全てをねじ伏せ、[[次元力|原理の力]]すら使いこなす日が来る」<br />「その日が人類の夜明け。[[黒の英知]]に記された絶望を越える時なのだ」
 
:黒の英知に記録された絶望を越える為に、アストラギウスの神は時空をも超える力をキリコに受け継ごうとした。だが…。
 
:黒の英知に記録された絶望を越える為に、アストラギウスの神は時空をも超える力をキリコに受け継ごうとした。だが…。
;「キリコ… お前は…私にとっての夢だった」<br />「わずか3000年前に始まったささやかな支配も遥かな時の彼方にいつしか人智を超えた人生を、絶対と永遠を獲得できるのではないかと思った…だが、悲しい事にそこへ到達するのは私ではない…」<br />「私は…不完全な神だった…。だから、お前に全てを託そうとした」<br />「黒の英知の語る絶望の未来を超えるために」<br />「終末の時を知り、[[バアル]]共ももうすぐ動き始める…」<br />「それを超えるためには人間は進化しなければならなかった」<br />「その萌芽を、私はこの世界で感じ…かねてからの計画…お前への全ての継承を実行に移そうとした」<br />「世界に私という影の支配者の存在を明かす事で人類は恐怖と不安に苛まれる。そして、それは戦争へとつながっていく」<br />「絶え間ない戦争は人類の進化を促す…。それが奴等の襲来とどちらが速いかは私にとっても賭けだった」<br />「たとえ間に合わなかったとしても私の知識と力はお前が受け継ぐ…」<br />「因果律を超えた不死の力を持つ異能生存体であるお前ならば…きっと…生き残ってくれる…」
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;「キリコ… お前は…私にとっての夢だった」<br />「わずか3000年前に始まったささやかな支配も遥かな時の彼方にいつしか人智を超えた人生を、絶対と永遠を獲得できるのではないかと思った…だが、悲しい事にそこへ到達するのは私ではない…」<br />「私は…不完全な神だった…。だから、お前に全てを託そうとした」<br />「黒の英知の語る絶望の未来を超えるために」<br />「終末の時を知り、[[バアル]]共ももうすぐ動き始める…」<br />「それを超えるためには人間は進化しなければならなかった」<br />「その萌芽を、私はこの世界で感じ…かねてからの計画…お前への全ての継承を実行に移そうとした」<br />「世界に私という影の支配者の存在を明かす事で人類は恐怖と不安に苛まれる。そして、それは戦争へとつながっていく」<br />「絶え間ない戦争は人類の進化を促す…。それが[[御使い|奴等]の襲来とどちらが速いかは私にとっても賭けだった」<br />「たとえ間に合わなかったとしても私の知識と力はお前が受け継ぐ…」<br />「因果律を超えた不死の力を持つ異能生存体であるお前ならば…きっと…生き残ってくれる…」
:「修羅」クリア時。バアル及び「根源の災厄」に対する対抗策として、戦争による人類の進化を促し、それでも間に合わなかった時のためにキリコを後継者としようとしたらしい。だが、その男にはそんなものよりもよほど大切なものがあったことを、アストラギウスの神は知らなかったのだ。
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:「修羅」クリア時。バアル及び「[[御使い|根源の災厄]]」に対する対抗策として、戦争による人類の進化を促し、それでも間に合わなかった時のためにキリコを後継者としようとしたらしい。だが、その男にはそんなものよりもよほど大切なものがあったことを、アストラギウスの神は知らなかったのだ。
 
;「全ては黒の英知が示す絶望の未来から人間と我が意思を生き残らせるため…」<br />「[[イノベイド|神を気取る変革の導き手達]]がその過酷な未来を知らず、箱庭の世界に満足しつつある今…世界は焔に包まれる必要がある…」<br />「生き…残るために…生きる…。それが…黒の…英知の…継承者に…課せられた…使命…」<br />「キリコ…。愚か…で…小さな…生命よ…。お前は…取り返しの…つかない…罪を…」<br />「わた……し……は……こわ………い………こ……わ………い………」
 
;「全ては黒の英知が示す絶望の未来から人間と我が意思を生き残らせるため…」<br />「[[イノベイド|神を気取る変革の導き手達]]がその過酷な未来を知らず、箱庭の世界に満足しつつある今…世界は焔に包まれる必要がある…」<br />「生き…残るために…生きる…。それが…黒の…英知の…継承者に…課せられた…使命…」<br />「キリコ…。愚か…で…小さな…生命よ…。お前は…取り返しの…つかない…罪を…」<br />「わた……し……は……こわ………い………こ……わ………い………」
 
:「継承者」達について。「黒の英知」は時空を超えて存在する知恵であり、「[[御使い|根源の災厄]]」を示すもの。それを持つ、あるいは知る者達は生きなければならない……それは果たして何を意味するのか。全てを語ることなくワイズマンはキリコによって討たれたが、「その時」がやって来るのは、決して遠い未来の話ではなかった……。
 
:「継承者」達について。「黒の英知」は時空を超えて存在する知恵であり、「[[御使い|根源の災厄]]」を示すもの。それを持つ、あるいは知る者達は生きなければならない……それは果たして何を意味するのか。全てを語ることなくワイズマンはキリコによって討たれたが、「その時」がやって来るのは、決して遠い未来の話ではなかった……。
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:神と戦う使命に従わせるために蘇生されたフィアナに動揺したキリコに対して。
 
:神と戦う使命に従わせるために蘇生されたフィアナに動揺したキリコに対して。
 
:前半の台詞は天獄篇予告で先行公開されている。
 
:前半の台詞は天獄篇予告で先行公開されている。
;「何故だ!? 何故、お前も私に従わない!私にお前の力が加われば、真戦に勝利し、絶望の未来を越える事も夢ではないのだぞ!」
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;「何故だ!? 何故、お前も私に従わない!」<br/>「私にお前の力が加われば真戦に勝利し、絶望の未来を越える事も夢ではないのだぞ!」
 
:キリコに反抗されただけでなく、神の目として利用してきたロッチナからも自身の限界を指摘されて狼狽した時の台詞。
 
:キリコに反抗されただけでなく、神の目として利用してきたロッチナからも自身の限界を指摘されて狼狽した時の台詞。
  
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