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[[地球]]を[[大魔界]]へと変える為に[[魔王ゴクアーク|暗黒魔王ゴクアーク]]が送り込んだ自称「大魔界一の魔導士」。
 
[[地球]]を[[大魔界]]へと変える為に[[魔王ゴクアーク|暗黒魔王ゴクアーク]]が送り込んだ自称「大魔界一の魔導士」。
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強力な魔法使いの筈だが、ドジで間抜けな[[性格]]に足を引っ張られ気味な憎めない二枚目半。ゴクアークに授かった四種の[[魔界獣]]辞典で選んだ魔界獣を召喚・強化し、人間界を掌握する手始めとして[[青空町]]を恐怖と混乱に陥れようとする。前作の[[ベルゼブ]]と[[タイダー]]を足して割ったようなキャラクター。
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強力な魔法使いの筈だが、ドジで間抜けな[[性格]]に足を引っ張られる憎めない二枚目半。人間界掌握の手始めとして[[青空町]]を恐怖と混乱に陥れるため、ゴクアークに授かった四種の[[魔界獣]]辞典で魔界獣を召喚・強化するが、召喚した魔界獣に振り回されてよく被害者第1号にされている。前作の[[ベルゼブ]]と[[タイダー]]を足して割ったような人物。
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彼自身も魔界獣の一種。初回では幽霊のような姿で登場したが、2話以降[[青空小学校]]の理科準備室にある骨格標本を依代としており、活動時には理科室の備品や暗幕を取り込み実体化する。[[地球]]の清浄な空気が苦手な為、大魔界の成分を満たした三角フラスコを頭に被っている。人間の食べ物も苦手なようだが、酒(日本酒)は大好物。(ただし、[[流崎力哉|力哉]]の実家のラーメン屋では味噌ラーメンを食べる気満々だったので、人間界で最初に食べたカレーが人間の味覚でも不味い代物だった可能性も)。
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彼自身も魔界獣の一種であり、初回ではエネルギー体のような姿で登場したが、2話以降[[青空小学校]]の理科準備室にある骨格標本を依代とし、活動時には理科室の備品や暗幕を取り込み実体化する。[[地球]]の清浄な空気が苦手な為、大魔界の成分を満たした三角フラスコを頭に被っている。人間の食べ物も苦手なようだが、酒(日本酒)は大好物。(ただし、[[流崎力哉|力哉]]の実家のラーメン屋では味噌ラーメンを食べる気満々だったので、人間界で最初に食べたカレーが人間の味覚でも不味かった可能性も)。
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町に潜入する時は「レーナ・ニンゲンニ」の呪文でジャーナリストの青年『闇野響史』に変身するが、一度だけバスガイドの『闇野りう子』に[[女装|変装]]した。地球を大魔界化した暁には人間達を従えさせるつもりの為、人間達に危害は加えても'''「命を奪う」'''意思はなく何かしらのフォローを入れている(命を落としかねない状況に陥る事はあったが、青空町住民のタフさもあって人間側の犠牲者はゼロ)。
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町に潜入する時は「レーナ・ニンゲンニ」の呪文でジャーナリストの青年『闇野響史』に変身するが、一度だけバスガイドの『闇野りう子』に[[女装|変装]]した。地球を大魔界化した暁には人間達を従えさせるつもりの為、人間達に危害は加えても'''「命を奪う」'''意思はなく何かしらのフォローを入れている(命を落としかねない状況に陥る事はあったが、青空町民のタフさもあって人間側の犠牲者はゼロ)。
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大魔界のエリート一族出身だが、前述の性格故かゴクアーク曰く「落ちこぼれ」。魔界獣を連れて青空町を堂々と出歩いているので青空町住民からは'''「いつも町で騒ぎを起こす迷惑おじさん」'''と認識されている。自身が召喚した魔界獣からもバカにされており、いつも最初の被害者にされていた。次第に魔力の私用が目立つようになり、ホームシックで故郷の料理を食べたがったり、独身を寂しがりいちゃつくカップルに嫉妬心を剥き出しにしていた。妙に律儀な所があり、野球場を巡って対立する防衛隊と[[ガンバーチーム]]に野球勝負を提案した際、審判を頼まれて最後まで公平なジャッジを下していた。
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大魔界のエリート一族出身だが、前述の性格故かゴクアーク曰く「落ちこぼれ」。人間体にもならずに堂々と青空町内を魔界獣と出歩き、町民には'''「魔界獣で町に迷惑を掛ける変なおじさん」'''と認識されている。妙に律儀な所があり、野球場の使用権利で揉める防衛隊と[[ガンバーチーム]]に野球勝負を提案し(魔界獣を使う思惑はあったものの)、審判を頼まれて公平なジャッジを下していた。
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復活を果たした魔王ゴクアークと[[ガンバルガー]]が戦った際には、これまでの恨みを晴らそうとゴクアークに加勢する。しかし'''誤って二度もゴクアークを攻撃してしまい'''(しかも攻撃力が高いばかりに結構なダメージを与えている)、[[ガンバーチーム]]に勝機を与える結果となってしまった。その後、敗北した魔王の[[魂]]が電柱に引っかかっているのを発見し、自らの体内に取り込む事でゴクアーク再復活を目論む。ゴクアークを吸収してパワーアップすると、魔法のランプで人間界の物体に魔力を注ぎ込み『超魔界獣』を生み出せるようになった。また、マントと一体化している竜の尻尾にはゴクアークの意思が宿っている設定だが、彼の間抜けな性格が移ってしまっていた。
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復活を果たした魔王ゴクアークと[[ガンバルガー]]の決戦では張り切ってゴクアークに加勢するものの、'''誤って二度もゴクアークを攻撃してしまい'''(しかも攻撃力が高いばかりに結構なダメージを与えている)、[[ガンバーチーム]]に勝機を与える結果となってしまった。その後、敗北したゴクアークの[[魂]]が電柱に引っかかっているのを発見し、自らの体内に取り込む事でゴクアーク再復活を目論む。
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終盤ではとある事故で記憶喪失になってしまい、闇野響史に変身して[[立花亜衣子]]に助けを求めた事から彼女に想いを寄せられるようになる。この時は非常に真っ当で礼儀正しい好青年で、自分の不思議な能力に戸惑っていた。なお記憶喪失時は八重歯が無くなっており、喋り方も二枚目らしいものになっている。記憶が回復した際にこの時の事は忘れてしまったが、後に亜衣子先生の宝物である自分とのツーショット写真を見ておおよその事情を察し、闇野響史の姿を明かし写真を破り捨てて彼女を絶望に陥れた。……はずだったが、怒りに燃えるガンバーチームの姿に奮起した亜衣子先生に[[説得]]を宣言され、以来捨て台詞の途中で改心を迫る彼女から逃げ回る姿が恒例となってしまった。
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ゴクアークを取り込んだ後は魔法のランプから人間界の物体に魔力を注ぐことで自ら『超魔界獣』を作り出せるようになるが、故郷の魔界料理を食べたいという理由やいちゃつくカップルへの嫉妬といった魔界獣の私的利用も見られるようになった。また、ゴクアークを吸収した彼の体に現れた竜の首としっぽにはゴクアークの意思が宿っている設定だが、彼の抜けた性格が移ってしまっている。
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魔王サイアークと魔王レツアークの存在を知って封印から解放し、結果的に魔王ゴクアークの完全復活を成し遂げたが、直後に先述のゴクアーク敗北の責任で切り捨てられてしまう。やがて三大魔王の目的が『地球の大魔界化』でなく『地球の破壊』へと変わった事に反発。さらに自分を想う亜衣子先生の気持ちや勝算がなくても諦めないガンバーチームの勇気に心を打たれ、「自分はいい人ではない」としつつも遂に造反しガンバーチームに協力する。原作では藤兵衛と共に、鷹介と力哉が抜けたガンバルガーにサブパイロットとして搭乗した。ゴクアーク敗北後はガンバーチームの戦いぶりを称え、「もうお前たちの前にこの姿を現す事はないだろう」と言い残して青空町から姿を消すが、エピローグで人間「闇野響史」として亜衣子先生の前に再び姿を見せた。
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終盤ではとある事故で記憶喪失になってしまい、闇野響史に変身して[[立花亜衣子]]に助けを求めた事から彼女に想いを寄せられる。この時は非常に真っ当で礼儀正しい好青年で、自分の不思議な能力に戸惑っていた(記憶喪失時は八重歯が消え、喋り方も二枚目らしく爽やかになっている)。記憶が回復した際にこの時の事は忘れてしまったが、後に亜衣子先生の宝物である自分とのツーショット写真を見ておおよその事情を察し、闇野響史の姿を明かし写真を破り捨てて彼女を絶望に陥れた。……はずだったが、怒りに燃えるガンバーチームの姿に奮起した亜衣子に[[説得]]を宣言され、以来敗北後の捨て台詞の途中で彼女に改心を迫られて逃げ回る姿が恒例となってしまった。
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自身の夢に現れた魔王サイアークと魔王レツアークを封印から解放し、結果的に魔王ゴクアークの完全復活を成し遂げたが、直後に先述のゴクアーク敗北の責任を取らされ切り捨てられてしまう。復活した三大魔王が『地球の大魔界化』でなく『地球の破壊』に方針転換したことに反発を抱き、さらには自身の良心を信じる亜衣子の気持ちとガンバーチームの勝算がなくても諦めない勇気に心を打たれ、「私はいい人ではない」としつつも遂に造反する。原作では鷹介と力哉が抜けたガンバルガーのサブパイロットを藤兵衛と共に努めた。
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ゴクアーク敗北後はガンバーチームの戦いぶりを称え、「もうお前たちの前にこの姿を現す事はないだろう」と言い残して青空町から姿を消すが、エピローグで人間「闇野響史」として亜衣子先生の前に再び姿を見せた。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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