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'''コマンドガンダム'''は『[[SDガンダムシリーズ|SDコマンド戦記 G-ARMS]]』の[[主人公]]の一人。
 
'''コマンドガンダム'''は『[[SDガンダムシリーズ|SDコマンド戦記 G-ARMS]]』の[[主人公]]の一人。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
だらけきったガンダムチームに喝を入れるために現れた謎の存在。G-ARMSの総司令官としてガンダム達をまとめ上げ、鍛えていく。
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だらけきったマゼラン大陸のガンダムチームに喝を入れるために現れた謎の存在。G-ARMSの総司令官としてガンダム達をまとめ上げ、鍛えていく。
 
実は猫が大の苦手。
 
実は猫が大の苦手。
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=== Vコマンドガンダム ===
 
=== Vコマンドガンダム ===
 
フューラーザタリオン復活が近い事を知った際に、戦艦ジェネラルの封印を解くと共に明かした本来の姿。また階級も実は大佐ではなく、'''連邦宇宙軍大将'''である。
 
フューラーザタリオン復活が近い事を知った際に、戦艦ジェネラルの封印を解くと共に明かした本来の姿。また階級も実は大佐ではなく、'''連邦宇宙軍大将'''である。
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装備を合体させると飛行メカ・Vフォース1になる。
    
=== コマンドフォーミュラー90 ===
 
=== コマンドフォーミュラー90 ===
『SUPER G-ARMS』で明かされる真の姿。「'''戦神'''」と呼ばれる。
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『SUPER G-ARMS』で明かされる真の姿。「'''戦神'''」と呼ばれる。宇宙の意思に選ばれた戦神たちと負の意識体「カイザー」の間で繰り広げられた太古の銀河大戦で、戦神たちはカイザーを倒したがコマンド以外全滅してしまった。
    
=== 蛮騎士コナンガンダム ===
 
=== 蛮騎士コナンガンダム ===
フューラーザタリオンとの戦いで[[SDガンダム外伝|スタ・ドアカワールド]]に飛ばされた際に名乗った名前で、キングガンダムI世が治めるブリティス王国の円卓の騎士の一員として活動していた。
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マゼラン大陸に降り立つ前のフューラーザタリオンとの戦いで[[SDガンダム外伝|スタ・ドアカワールド]]に飛ばされた際に名乗った名前で、キングガンダムI世が治めるブリティス王国の円卓の騎士の一員として活動していた。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
=== G-ARMS ===
 
=== G-ARMS ===
;[[ガンダム|キャプテンガンダム]]
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;[[ガンダム|キャプテンガンダム]] / キャプテンガンダムFF(フリーダムファイター) / キャプテンフォーミュラーF91
:当初は軟弱者だったが、彼のスパルタ訓練の結果、強い意志を持つようになり、G-ARMS副指令として就任する。
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:当初は軟弱者だったが、彼のスパルタ訓練の結果、強い意志を持つようになり、G-ARMS副指令として就任する。そしてコマンドフォーミュラー90によって「91番目の戦士」に選ばれた。
 
;ガンダイバー、[[Ζガンダム|ガンセイヴァーΖ]]、[[ΖΖガンダム|ガンパンツァーΖΖ]]、[[νガンダム|ガンイーグルν]]、[[サイコガンダム|ガンクルーザーMk-I]]、[[サイコガンダムMk-II|ガンイージスMk-II]]
 
;ガンダイバー、[[Ζガンダム|ガンセイヴァーΖ]]、[[ΖΖガンダム|ガンパンツァーΖΖ]]、[[νガンダム|ガンイーグルν]]、[[サイコガンダム|ガンクルーザーMk-I]]、[[サイコガンダムMk-II|ガンイージスMk-II]]
 
:キャプテンガンダム同様、スパルタ訓練の結果、一線級に成長する。
 
:キャプテンガンダム同様、スパルタ訓練の結果、一線級に成長する。
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=== ザタリオン帝国 ===
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=== ザタリオン帝国 / コスモザタリオン帝国 ===
 
;ブラッディザク
 
;ブラッディザク
:[[ライバル|因縁をつけてきて何度も戦いを挑んでくる]]<ref>なお、「'''昔コマンドガンダムにいじめられたため'''」というのがその因縁の発端である。コマンドガンダムに非があるようにしか見えなかった、あるいはコマンドガンダムの前歴と噛み合わないと判断されたのか、メディアによっては「かつてコマンドガンダムに撃退されたの(あるいは決闘に敗れた)を根に持ったため」という無難な理由になっている。</ref>ザタリオン帝国の指揮官。
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:[[ライバル|因縁をつけてきて何度も戦いを挑んでくる]]<ref>なお、「'''昔コマンドガンダムにいじめられたため'''」というのがその因縁の発端である。コマンドガンダムに非があるようにしか見えなかった、あるいはコマンドガンダムの前歴と噛み合わないと判断されたのか、メディアによっては「かつてコマンドガンダムに撃退されたの(あるいは決闘に敗れた)を根に持ったため」という無難な理由になっている。やられた当時の名前はドズルザク。</ref>ザタリオン帝国の指揮官。
 
:幾度となく戦う内にコマンドガンダムとの間に友情が芽生え、ザタリオン帝国のやり口に嫌気が差したのもあり、コマンドガンダムがフューラーザタリオンと対決した際には「コマンドガンダムを倒すのはこの俺だ!」という名目で共闘。以後も「コマンドガンダムとの決着をつけるため」と理由を付けつつも、コマンドガンダムやその仲間達が巨悪と戦う際には度々共闘している。
 
:幾度となく戦う内にコマンドガンダムとの間に友情が芽生え、ザタリオン帝国のやり口に嫌気が差したのもあり、コマンドガンダムがフューラーザタリオンと対決した際には「コマンドガンダムを倒すのはこの俺だ!」という名目で共闘。以後も「コマンドガンダムとの決着をつけるため」と理由を付けつつも、コマンドガンダムやその仲間達が巨悪と戦う際には度々共闘している。
;[[ガンダムMk-II]] / マスクコマンダー
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;[[ガンダムMk-II]] / マスクコマンダー / フューラーコマンダー
 
:コマンドガンダムのスパルタ訓練に嫌気がさして脱走し、フューラーの配下となって逆恨み同然にG-ARMSに襲い掛かる。
 
:コマンドガンダムのスパルタ訓練に嫌気がさして脱走し、フューラーの配下となって逆恨み同然にG-ARMSに襲い掛かる。
 
;フューラーザタリオン
 
;フューラーザタリオン
 
:因縁の宿敵。
 
:因縁の宿敵。
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;カイザー
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:かつて戦神たちが戦った真の敵。
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=== その他 ===
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;にゃご神
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:猫なのでコマンドガンダムが泣いて怯えてしまうほど苦手。
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;ファイナルフォーミュラー
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:光と闇の力を持つ最強の戦士。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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:緊急出撃にて、騎士ガンダムNo.2に捕まったリプリンの救出に成功したことを確認し、一時後退する際に宇宙大魔王から「逃げるか!」と言われた際の返し。
 
:緊急出撃にて、騎士ガンダムNo.2に捕まったリプリンの救出に成功したことを確認し、一時後退する際に宇宙大魔王から「逃げるか!」と言われた際の返し。
 
:直後にスモーク弾を発射し視界を奪っている。
 
:直後にスモーク弾を発射し視界を奪っている。
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;「ちちんブイブイ」「だいじょーブイ」
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:Vコマンドガンダムとしての身分を明かした後の台詞。元ネタはアリナミンVのCMに登場していた魔人V(演:アーノルド・シュワルツェネッガー)。
 
<!-- == スパロボシリーズの名台詞 == -->
 
<!-- == スパロボシリーズの名台詞 == -->
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;ジェネラル / ジェネラルガンダム
 
;ジェネラル / ジェネラルガンダム
 
:『G-ARMS』終盤に登場する[[戦艦]]で、変形する事で戦闘形態のジェネラルガンダムになる。
 
:『G-ARMS』終盤に登場する[[戦艦]]で、変形する事で戦闘形態のジェネラルガンダムになる。
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:来るべき戦いに備えて封印された戦神たち遺産である宇宙戦艦フォートレスエンペラーG(巨大戦神フォートレスエンペラーG)を模してVコマンドガンダムが建造した。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*モビルスーツとしてのモチーフは[[フルアーマーガンダム]]であるが、キャラクターとしてのモチーフは俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー氏である。特に映画「コマンドー」の影響が強い。
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*モビルスーツとしてのモチーフは[[フルアーマーガンダム]]であるが、キャラクターとしてのモチーフは俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー氏である。特に映画「コマンドー」のメイトリックス大佐の影響が強い。
 
**プラモシリーズ「元祖SDガンダム」の販促ビデオでは、シュワルツェネッガー氏の吹き替えを専属で務めている玄田哲章氏が声を当てており、ある意味元ネタ通りのキャスティングとなっている。
 
**プラモシリーズ「元祖SDガンダム」の販促ビデオでは、シュワルツェネッガー氏の吹き替えを専属で務めている玄田哲章氏が声を当てており、ある意味元ネタ通りのキャスティングとなっている。
 
***また、「ガンダムクロス」シリーズでのコマンドの中の人はこちらも玄田氏が(TV版で)声を当てていた[[スレッガー・ロウ|スレッガー]]になっていた。漫画版「元祖SDガンダム」ではクロス装備のスレッガーはコマンドの影武者となっている。なお、ブラッディザクのモチーフは[[ドズル・ザビ|ドズル専用ザク]]だったりする。
 
***また、「ガンダムクロス」シリーズでのコマンドの中の人はこちらも玄田氏が(TV版で)声を当てていた[[スレッガー・ロウ|スレッガー]]になっていた。漫画版「元祖SDガンダム」ではクロス装備のスレッガーはコマンドの影武者となっている。なお、ブラッディザクのモチーフは[[ドズル・ザビ|ドズル専用ザク]]だったりする。
 
**スタ・ドアカワールドに飛ばされていた際に名乗っていた蛮騎士コナンガンダムも、シュワルツェネッガー氏の出世作の映画「コナン・ザ・グレート」が元ネタになっている。
 
**スタ・ドアカワールドに飛ばされていた際に名乗っていた蛮騎士コナンガンダムも、シュワルツェネッガー氏の出世作の映画「コナン・ザ・グレート」が元ネタになっている。
*真の正体であるコマンドフォーミュラー90のモチーフはその名の通り[[ガンダムF90]]だが、コマンドガンダムもF90と同じく'''A~Zの26の姿を持つ'''。上記の蛮騎士コナンやジェネラルガンダムもその一つ。様々な姿で[[SDガンダムシリーズ]]の舞台となる各世界のほとんどに出没しており、現在のところ彼の姿が確認できないのは『[[SDガンダム三国伝_BraveBattleWarriors|三国伝]]』くらいである。
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**なお26の装備の中には「E('''演歌''')装備」「S('''サラリーマン''')装備」などのネタ枠も存在する。
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=== 26のバリエーション ===
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真の正体であるコマンドフォーミュラー90のモチーフはその名の通り[[ガンダムF90]]だが、コマンドガンダムもF90と同じく'''A~Zの26の姿を持つ'''。上記の蛮騎士コナンやジェネラルガンダムもその一つ。様々な姿で[[SDガンダムシリーズ]]の舞台となる各世界のほとんどに出没しており、現在のところ彼の姿が確認できないのは『[[SDガンダム三国伝_BraveBattleWarriors|三国伝]]』くらいである。
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現在16種類が登場済み。
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*A
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**登場済みとされているがどの姿がA装備に該当するのか不明。候補として考えられるのは負傷したコマンドガンダムの療養中装備。
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*B ガンバイカー
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**アニメ『SDガンダムフォース』でキャプテンガンダムが教官のAIを組み込んだメカ。
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*C コマンドガンダム
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*D 未登場
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*E 演歌歌手
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**ガンダムマガジンで26のバリエーションを持つという設定が追加された際に掲載された「E(演歌)装備」。
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*F コマンドフォーミュラー90
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**上記参照。
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*G ジェネラルガンダム
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**上記参照。
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*H ヘビーウェポンコマンドガンダム
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**上記参照。
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*I 未登場
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*J 未登場
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*K 蛮騎士コナンガンダム
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**上記参照。KishiではなくKnightのK。
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*L
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**登場済みとされているがどの姿がL装備に該当するのか不明。候補として考えられるのはコマンドガンダムの軽装状態装備(フレームガンダム)。
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*M 武者夷礼坐頑駄無
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**鋼動甲冑(パワーローダー)や『ムシャ戦記 光の変幻編』のカスタム武者の技術を用いて作った巨大な副腕を装備している。かつての部下ガンセイヴァーZがこの世界に迷い込んで結晶鳳凰の封印を解き新世大将軍を生み出していた活躍を歴史書を読んで知ることに。
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**公募の武者デザインにコマンドガンダム設定をあてはめているので名前の元ネタの映画『イレイザー』(主演:アーノルド・シュワルツェネッガー)との関連性は薄い。
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*N 未登場
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*O 未登場
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*P ガンパンツァー
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**アニメ『SDガンダムフォース』でガンバイカーを改造した姿。
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*Q 未登場
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*R 未登場
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*S サラリーマン
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**ガンダムマガジンで26のバリエーションを持つという設定が追加された際に掲載された「S(サラリーマン)装備」。
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*T ターボランダー
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**おそらくスダ・ドアカでの巨大総統フューラーザタリオンとの戦いからの続き。フューラーザタリオンを追って今度はガンドランドに降り立ってしまった彼は現地住民に名前を聞かれ「コナー・・・」(コナンガンダムと名乗ろうとしたと思われる)と言いかけたところを、伝説の勇者コナー(ガンドランダーの元ネタである『ハイランダー』の主人公の名前)と勘違いされて「ターボの鎧」を着ることになり爆竜ニトロドラゴンと契約して魔総統と戦った。
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**元ネタは作中作の特撮ヒーロー「ターボマン」の格好をした主人公がニトロ噴射ジェットッパックで空を飛んだりする映画『ジングル・オールウェイ・ザ・ウェイ』(主演:アーノルド・シュワルツェネッガー)。
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*U 未登場
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*V Vコマンドガンダム
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**上記参照。
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*W 未登場
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*X ライズXXガンダム
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**『Gチェンジャー』の惑星Gアースでの姿。Gアース連邦軍のトップである元帥に上り詰めており、ジェネラル・ノベンタ・ガンダム元帥と呼ばれていた。(モチーフは[[新機動戦記ガンダムW]]のノベンタ元帥。ノベンタは90の意味→F90)。彼が姿を消したことでGアース連邦軍のナンバー2であるジェネラル・マスター・ガンダムの専横が始まった。
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**この世界の住人を本来の兵器の姿に戻すプログレスウェーブの影響で戦闘機に変形できるライズXXガンダムに変異した。モチーフは[[ガンダムダブルエックス]]。プログレスウェーブを浴びたタイミングが次元の彼方に飛ばされる直前なのか、メビウス銀河の戦いを終えたキャプテンがこの世界に来てしまったあたりで彼もこの世界に再び来たのかは詳細不明。オメガ・セクターから来たなどと意味不明な供述をしている。元ネタは諜報機関オメガ・セクターに属する主人公がハリアーを操縦したりする映画『トゥルーライズ』(主演:アーノルド・シュワルツネッガー)。
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*Y 未登場
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*Z フレームガンダムAGE-1[Z]
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**コマンドガンダムの最初の姿。量産型戦士26番。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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