差分

編集の要約なし
44行目: 44行目:  
[[SDガンダムシリーズ]]のプラモデル『BB戦士三国伝』のバックストーリーを原作としたアニメ作品。『SDガンダムフォース』(SRW未参戦)から約5年振りのテレビ放映されたSDガンダム作品でもある。『フォース』と同様にSDキャラクターたちは3D-CGで描かれている。
 
[[SDガンダムシリーズ]]のプラモデル『BB戦士三国伝』のバックストーリーを原作としたアニメ作品。『SDガンダムフォース』(SRW未参戦)から約5年振りのテレビ放映されたSDガンダム作品でもある。『フォース』と同様にSDキャラクターたちは3D-CGで描かれている。
   −
中国歴史書『三国志』と中国古典小説『三国志演義』をモチーフとしており、キャラクター名や用語、劇中の出来事なども『三国志』・『三国志演義』に倣っている。原作であるプラモデルシリーズは『風雲豪傑編』『英雄激突編』『戦神決闘編』の三部構成で、アニメは『英雄激突編』(歴史上で言う赤壁の戦い)までが描かれた。SDガンダムとしては珍しくガンダム以外をモチーフとしたキャラクターのプラモデルも非常に多く、馬や船が含まれた高額商品も大ヒットした。
+
中国歴史書『三国志』と中国古典小説『三国志演義』をモチーフとしており、キャラクター名や用語、劇中の出来事なども『三国志』・『三国志演義』に倣っている。
 +
 
 +
原作であるプラモデルシリーズは展開期間は2007年~2011年。「風雲豪傑編」「英雄激突編」「戦神決闘編」の三部構成になっており、一部は三国志演義で言うところの董卓討伐まで、二部は赤壁の戦いまでを描いている。三部は司馬家による魏の簒奪を元ネタにしているがオリジナル色が強い展開になり、最終的には三璃紗を闇に陥れようとする魔神「蚩尤」との戦いが描かれる。アニメは二部までが描かれた。
 +
 
 +
SDガンダムとしては珍しくガンダム以外をモチーフとしたキャラクターのプラモデルも非常に多く、馬や船が含まれた高額商品も大ヒットした。アジア市場も視野に入れて展開され、華字文化圏での玩具の展開は日本よりも充実していた。
 +
 
 +
舞台は「[[三璃紗]](ミリシャ)」と呼ばれる古代中国風のファンタジー世界で、三国志演義ほぼそのままの世界観を持つ。出てくるSDキャラクターたちは「三国志の武将名+モビルスーツ名」となっている(例・孔明リ・ガズィ)。裏設定として、SD戦国伝の影舞乱夢の未来の姿とされているが、戦国伝との表面的なつながりは描写されない。
    
== ストーリー ==
 
== ストーリー ==