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=== SEED DESTINY ===
=== SEED DESTINY ===
;「全ての者は生まれ、やがて死んでいく。ただそれだけのことだ」
;「全ての者は生まれ、やがて死んでいく。ただそれだけのことだ」
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;デュランダル「だから何を望もうが、願おうが無意味だと?」
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;デュランダル「だから何を望もうが、願おうが、無意味だと?」
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;「いやいやそうではない。ただそれが我らの愛しきこの世界、そして人という生き物だということさ。どれだけどう生きようと、誰もが知っていることだが忘れていること。だが私だけは忘れない。決してそれを忘れない。こんな私の生に価値があるとしたら、知ったときから片時もそれを忘れたことがないということだけだろうがな」
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;「いやいやそうではない。ただそれが我らの愛しきこの世界、そして人という生き物だということさ。どれだけどう生きようと、誰もが知っていることだが忘れていること。だが私だけは忘れない。決してそれを忘れない。こんな私の生に価値があるとしたら、知ったときから片時もそれを忘れたことがないということだけだろうがね。ふっふふふ……ふっははははははは……」
;デュランダル「だが君とて望んで生きたのだ。まるで何かに抗うかのように。求めるかのように。願いは叶わぬものと知った時、我等はどうすればいい? それが定めと知った時に……」
;デュランダル「だが君とて望んで生きたのだ。まるで何かに抗うかのように。求めるかのように。願いは叶わぬものと知った時、我等はどうすればいい? それが定めと知った時に……」
;「そんなことは私は知らない。私は私のことしか知りはしない」
;「そんなことは私は知らない。私は私のことしか知りはしない」
;「迷路の中を行くようなものさ。道は常に幾つも前にあり、我らは選びただ辿る。君達はその先に願ったものがあると信じて。そして私は……やはりないのだとまた知るために」
;「迷路の中を行くようなものさ。道は常に幾つも前にあり、我らは選びただ辿る。君達はその先に願ったものがあると信じて。そして私は……やはりないのだとまた知るために」
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:「DESTINY」第29話「FATES」にて。
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:第29話「FATES」にて。
:デュランダルのクルーゼとの会話の回想。クルーゼの人生観・世界観が窺い知れる台詞。上記の「人は己の知る事しか~」と似た台詞がここでも出て来ている。
:デュランダルのクルーゼとの会話の回想。クルーゼの人生観・世界観が窺い知れる台詞。上記の「人は己の知る事しか~」と似た台詞がここでも出て来ている。
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;デュランダル「選び得なかった道の先にこそ本当に望んだものがあったのではないか?」
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;デュランダル「選び得なかった道の先にこそ、本当に望んだものがあったのではないか?」
;「そうして考えている間に時はなくなるぞ? 選ばなかった道などなかったと同じ」
;「そうして考えている間に時はなくなるぞ? 選ばなかった道などなかったと同じ」
;「もしもあの時……もしもあの時……いくら振り返ってみても、もう戻れはしない。何も変えることなど出来ない。我らは常に見えぬ未来へと進むしかないのだ」
;「もしもあの時……もしもあの時……いくら振り返ってみても、もう戻れはしない。何も変えることなど出来ない。我らは常に見えぬ未来へと進むしかないのだ」
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;「今ではないいつか、ここではないどこか、きっとそこにはあるもの。素晴らしいもの。それを求めて永劫に血の道を彷徨うのだろう? 君達は。不幸なことだな」
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;「今ではないいつか、ここではないどこか、きっとそこにはあるもの。素晴らしいもの。それを求めて永劫に、血の道を彷徨うのだろう? 君達は。不幸なことだな」
;デュランダル「救いはないと?」
;デュランダル「救いはないと?」
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;「救いとは何だ? 望むものが全て、願ったことが全て、叶うことか? こんな筈ではなかったと、だから時よ戻れと祈りが届くことか? なれば次は間違えぬと、確かに言えるのか、君は? 誰が決めたと言うのだ。何を?」
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;「救いとは何だ? 望むものが全て、願ったことが全て叶うことか? こんな筈ではなかったと、だから時よ戻れと祈りが届くことか? なれば次は間違えぬと、確かに言えるのか、君は? 誰が決めたと言うのだ。何を?」
:デュランダルに自らの生い立ちと本心を語った台詞。狂気に等しい憎悪の裏に隠された運命への諦念。
:デュランダルに自らの生い立ちと本心を語った台詞。狂気に等しい憎悪の裏に隠された運命への諦念。
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:「もしもあの時……もしもあの時……」「こんな筈ではなかったと、だから時よ戻れと~」の部分では、[[シン|シン・アスカ]]の家族が戦闘に巻き込まれて死亡するシーン、[[ウズミ・ナラ・アスハ|ウズミ]]が自爆するシーン、アスランがパトリックと対立するシーン、フレイが死亡するシーン、シンが地面に横たわるマユの腕を前に慟哭するシーンが描かれている。何れも後に深い後悔ややりきれない思いが残る場面である。
:人類に絶望し、世界を滅ぼそうとして死んだ男の言葉を思い出したデュランダルは一つの決意を固めた。[[デスティニープラン|戻れぬのなら、初めから正しい道を―――]]。
:人類に絶望し、世界を滅ぼそうとして死んだ男の言葉を思い出したデュランダルは一つの決意を固めた。[[デスティニープラン|戻れぬのなら、初めから正しい道を―――]]。