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[[アスラン・ザラ]]の実父で、[[プラント]]評議会国防委員長であり、後にプラント最高評議会議長を兼任。
 
[[アスラン・ザラ]]の実父で、[[プラント]]評議会国防委員長であり、後にプラント最高評議会議長を兼任。
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プラント評議会強硬派の筆頭であり、元々[[コーディネイター]]至上主義者だった上に、更に[[血のバレンタイン事件]]で妻のレノアを失った事もあって[[ナチュラル]]に対する憎悪が強い。最高評議会議長に就任してからは、ナチュラルを根絶させる形での戦争終結を目指すというほとんど狂気に取り付かれた独裁者に近い存在となった。
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プラント評議会における反[[ナチュラル]]強硬派の筆頭であり、専ら強硬派はザラ派とも呼称される。元々[[コーディネイター]]至上主義者だった上に、更に[[血のバレンタイン事件]]で妻のレノア・ザラを失った事もあってナチュラルに対する憎悪が先鋭化している。最高評議会議長に就任してからは、ナチュラルを根絶させる形での戦争終結を目指すというほとんど狂気に取り付かれた独裁者に近い存在となった。
    
出生率低下を始めとするコーディネイターの限界についても受け入れようとせず、盟友[[シーゲル・クライン]]のナチュラルへの回帰を無視し、コーディネイターの英知で対処できると考え、穏健派である彼との対立も深めていく事になった。
 
出生率低下を始めとするコーディネイターの限界についても受け入れようとせず、盟友[[シーゲル・クライン]]のナチュラルへの回帰を無視し、コーディネイターの英知で対処できると考え、穏健派である彼との対立も深めていく事になった。
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プラント最高評議会議長就任後は、評議会に無断で[[アラスカ基地]]攻略戦を強行するものの、[[ラウ・ル・クルーゼ]]の策略により情報が漏れ失敗に終わった上に、地上に残っていたザフト軍の戦力を大幅に失う。その後、[[フリーダムガンダム]]強奪事件を利用してシーゲルを[[暗殺]]する。
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プラント最高評議会議長就任後は、評議会に無断でオペレーション・スピットブレイクの内容を改竄<ref>クルーゼと「真のスピットブレイク」について密談しているため、評議会に作戦案を出した時点で、アラスカ強襲を目論んでいたと思われる。ただし、そのクルーゼによってアズラエル経由で地球連合本部に作戦内容をリークされてしまった。</ref>し、攻撃予定地を[[パナマ基地]]から[[地球連合軍]]最高司令部[[アラスカ基地]]攻略戦を強行するものの、[[ラウ・ル・クルーゼ]]の策略により情報が漏れ失敗に終わった上に、地上に残っていたザフト軍の戦力を大幅に失う。その後、[[フリーダムガンダム]]強奪事件を利用してシーゲルを[[暗殺]]する。
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その後はパナマ基地攻略戦を強行し、マスドライバーの破壊に成功。地球連合所有の全マスドライバー施設の破壊と制圧し、連合軍を地球に閉じ込める「オペレーション・ウロボロス」を達成したかに見えたが、僅か一ヵ月後に大量のモビルスーツを投入した地球連合軍の第三次ビクトリア攻防戦で、ビクトリア宇宙港が陥落。ザフトの戦略は大幅な修正を求められ、この際にジェネシスの建造を加速させたとみられる。
    
第二次[[ヤキン・ドゥーエ]]攻防戦ではクルーゼの暗躍もあり大量破壊兵器[[ジェネシス]]を発射するまでに至ったが、[[地球]]に向けて撃つことを諌めた部下のレイ・ユウキを撃って致命傷を負わせる。ついには味方を巻き添えにしてジェネシスを撃とうとした結果、瀕死のユウキに撃たれて死亡、堕ちるべき地獄へと逝くのであった。その最期はアスランに看取られたが、妻を殺したナチュラルへの憎しみの余りに最期まで[[地球]]を撃つことに拘った挙句、目の前にいるのがアスランであることにすら気付かなかったため、死と同時に当のアスランから詰られる体たらくであった。
 
第二次[[ヤキン・ドゥーエ]]攻防戦ではクルーゼの暗躍もあり大量破壊兵器[[ジェネシス]]を発射するまでに至ったが、[[地球]]に向けて撃つことを諌めた部下のレイ・ユウキを撃って致命傷を負わせる。ついには味方を巻き添えにしてジェネシスを撃とうとした結果、瀕死のユウキに撃たれて死亡、堕ちるべき地獄へと逝くのであった。その最期はアスランに看取られたが、妻を殺したナチュラルへの憎しみの余りに最期まで[[地球]]を撃つことに拘った挙句、目の前にいるのがアスランであることにすら気付かなかったため、死と同時に当のアスランから詰られる体たらくであった。
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==== [[ザフト]] ====
 
==== [[ザフト]] ====
 
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]
 
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]
:腹心の部下と思っているが、実際はクルーゼが利用しているだけであり、最期まで彼の暗躍と自分が怨敵である[[ブルーコスモス]]と一緒に掌で踊らされていた事実を知る事は無かった。
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:腹心の部下と思っているが、実際はクルーゼが利用しているだけであり、最期まで彼の暗躍と自分が怨敵である[[ブルーコスモス]]と一緒に掌で踊らされていた事実を知る事はなく、また彼が実はナチュラルだったことも最後まで気付くこともなかった。
 
;レイ・ユウキ
 
;レイ・ユウキ
 
:ザフトの黒服。最終回で彼に制止されるも逆に銃撃したが、事切れる寸前に彼によって射殺される事に。SRWでは現在においてもモブの一般兵が彼の役割を担っているため、未だに未登場。
 
:ザフトの黒服。最終回で彼に制止されるも逆に銃撃したが、事切れる寸前に彼によって射殺される事に。SRWでは現在においてもモブの一般兵が彼の役割を担っているため、未だに未登場。
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;「[[Zマスター|あんな化け物]]はどうとでもなる! 今はナチュラルどもを滅ぼすことが先決だ!」<br />「これは何のための戦争か! 連中を葬り去るまたとない機会だぞ!」
 
;「[[Zマスター|あんな化け物]]はどうとでもなる! 今はナチュラルどもを滅ぼすことが先決だ!」<br />「これは何のための戦争か! 連中を葬り去るまたとない機会だぞ!」
 
:『X-Ω』第3章第26話より。本作においても同胞のためだと豪語し、ジェネシスを[[Zマスター]]ではなく連邦艦隊へ撃つ暴挙を行おうとする。案の定、直後にザフト兵たちから'''「あなたにはもう同胞が見えていない」'''と見限られ射殺される結末を迎えてしまった。この回のサブタイトルが「理想の行く末」である事を考えるとパトリックの末路を皮肉っている様にも見えなくもない。
 
:『X-Ω』第3章第26話より。本作においても同胞のためだと豪語し、ジェネシスを[[Zマスター]]ではなく連邦艦隊へ撃つ暴挙を行おうとする。案の定、直後にザフト兵たちから'''「あなたにはもう同胞が見えていない」'''と見限られ射殺される結末を迎えてしまった。この回のサブタイトルが「理想の行く末」である事を考えるとパトリックの末路を皮肉っている様にも見えなくもない。
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== 脚注 ==
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<references />
    
== 資料リンク ==
 
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