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小説版ではロゴスの関係が暴露された後も連合側に残っていたのは地球連合軍の膨大な物量の前に敵はいないとの基準で判断していた為であり、そもそも地球連合陣営に開戦当初から肩入れしていたのは地球連合とザフトの戦争が避けられない以上は物量面から見て、勝ち目が有りそうな陣営に乗っかっていたという状態だった事が語られている。ジブリールを匿ったのも、連合の軍部を支配する彼の権威に屈したのもある<ref>匿う事自体はかなり不本意だったらしく、ヘブンズベースが陥落して焦りを感じていた状態の時にジブリールが自分たちを頼ってきた事に関する困惑が語られている。</ref>が、地球連合への参入に猛反対していた代表のカガリをセイラン親子が強引に説き伏せて同盟条約まで漕ぎ着けた経緯があったため、ウナトやユウナにとって「'''地球連合軍が戦争に勝たなければ自分たちは失脚してしまう'''」という強迫観念があったためであった。
 
小説版ではロゴスの関係が暴露された後も連合側に残っていたのは地球連合軍の膨大な物量の前に敵はいないとの基準で判断していた為であり、そもそも地球連合陣営に開戦当初から肩入れしていたのは地球連合とザフトの戦争が避けられない以上は物量面から見て、勝ち目が有りそうな陣営に乗っかっていたという状態だった事が語られている。ジブリールを匿ったのも、連合の軍部を支配する彼の権威に屈したのもある<ref>匿う事自体はかなり不本意だったらしく、ヘブンズベースが陥落して焦りを感じていた状態の時にジブリールが自分たちを頼ってきた事に関する困惑が語られている。</ref>が、地球連合への参入に猛反対していた代表のカガリをセイラン親子が強引に説き伏せて同盟条約まで漕ぎ着けた経緯があったため、ウナトやユウナにとって「'''地球連合軍が戦争に勝たなければ自分たちは失脚してしまう'''」という強迫観念があったためであった。
結果的にザフトの侵攻が開始されると軍部への迎撃命令や国民への避難命令も後回しにして内閣府地下にあるシェルターに真っ先に逃げ込むという卑劣な一面も書かれており、全体的に'''自己保身を最優先している'''という側面が強調されている。結局、理念よりも国民を取り、情勢を見定めるようにカガリに言い聞かせながらもそれらが基本的に私利私欲や保身優先だったのが明るみに出てしまう。せめてヘブンズベース陥落後にジブリールを追い返している、または即座に国内のジブリールを抑えれば最悪の事態は回避できた上、匿った件を知ったカガリも同盟を理由にされても断ると思っていただけにこの件には激怒し、完全に見限られた。
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結果的にザフトの侵攻が開始されると軍部への迎撃命令や国民への避難命令も後回しにして内閣府地下にあるシェルターに真っ先に逃げ込むという卑劣な一面も書かれており、全体的に'''自己保身を最優先している'''という側面が強調されている。結局、理念よりも国民を取り、情勢を見定めるようにカガリに言い聞かせながらもそれらが基本的に私利私欲や保身優先だったのが明るみに出てしまう。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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