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:[[オーブ連合首長国|オーブ]]攻防戦において、まるで「乗れ」と言わんばかりに[[インフィニットジャスティスガンダム|インフィニットジャスティス]]をラクスに見せられた際の台詞。
 
:[[オーブ連合首長国|オーブ]]攻防戦において、まるで「乗れ」と言わんばかりに[[インフィニットジャスティスガンダム|インフィニットジャスティス]]をラクスに見せられた際の台詞。
 
:デュランダルに戦士という「駒」扱いされた経緯があるため自嘲じみた台詞になってしまっており、アスラン自身も自分は最早戦士でしかないのかと悟り始めている。
 
:デュランダルに戦士という「駒」扱いされた経緯があるため自嘲じみた台詞になってしまっており、アスラン自身も自分は最早戦士でしかないのかと悟り始めている。
:小説版ではさらに本人の心情として、地の文で「ここに自分の力があるのに何もしなかったら、誰が許しても自分が自分を認めない」と語られている。
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:小説版ではさらに本人の心情として、地の文で「ここに自分の力があるのに何もしなかったら、誰が許しても自分が自分を認めない」と語られている。カガリが危機に瀕した時もMSに乗っていない自らを悔やんでいた。
:だが、ラクスから例え戦士でも「アスラン・ザラ」という一人の人間であると告げられ、重傷の身体を押して出撃する。キラもカガリもラクス同様に戦士であっても自分を「アスラン・ザラ」として見てくれるが、デュランダルや彼の世界とそれを盲信する者達は「戦士ではないアスラン・ザラは存在価値がない。不幸。」と決めつけられるからこそ、三人の想いはアスランを再起させた。ラクスもメイリンも止めなかったあたり、止めても聞かないのを承知しているのだろう。そもそも、まともに歩けない身体でブリッジでCICに座るという無茶までしたのだから聞かないだろう。案の定、無理がたたってザフト撤退時に傷が開いて気を失う。
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:そして、ラクスからは「ジャスティスに乗るのも戦士である事も選ぶのは貴方自身」と答え、同時に例え戦士でも「アスラン・ザラ」という一人の人間であると告げられる。ジャスティスに乗るのはセイバーを見せたデュランダルが「君に出来る事と君が望む事は君自身ががよく分かっているのではないか?」という言葉を肯定する事にも繋がる。だが、MSパイロットとして優れた資質を持っていても自分が選んだ事で、シンを止めようという意志もまた自分の意志。だからこそ、アスランは重傷の身体を押して出撃する。
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:キラもカガリもラクス同様に戦士であっても自分を「アスラン・ザラ」として見てくれるが、デュランダルや彼の世界とそれを盲信する者達は「戦士ではないアスラン・ザラは存在価値がない。不幸。」と決めつけられる。それ故、三人の想いはアスランを再起させた。ラクスもメイリンも止めなかったあたり、その意志を理解すると同時に止めても聞かないのを承知しているのだろう。そもそも、まともに歩けない身体でブリッジでCICに座るという無茶までしたのだから聞かないだろう。案の定、無理がたたってザフト撤退時に傷が開いて気を失う。
 
:ちなみにこのシーン、アスラン視点で物語が進行する書籍「THE EDGE」では、TV版よりもラクスがインフィニットジャスティスを見せ付けるかのように描かれているのが印象的である。しかし、ラクスに上記の問いかけをせず、自らの意志でインフィニットジャスティスに乗ることを決断する。
 
:ちなみにこのシーン、アスラン視点で物語が進行する書籍「THE EDGE」では、TV版よりもラクスがインフィニットジャスティスを見せ付けるかのように描かれているのが印象的である。しかし、ラクスに上記の問いかけをせず、自らの意志でインフィニットジャスティスに乗ることを決断する。
 
;「お前が欲しかったのは、本当にそんな世界か! 力か!!」
 
;「お前が欲しかったのは、本当にそんな世界か! 力か!!」
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